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お兄ちゃんと

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私と荷物をお兄ちゃんに押し付けて、カレシはとぼとぼと去っていった。
…、、
「なんかアイツ、自信なさそーだな?
…ククッwあんなとぼとぼ歩いてメルセデス乗り込むの面白すぎだろwwwwww」
…。
「なんで私お兄ちゃんにお姫様抱っこされないといけないのよ!離してっ!うがーーー!」ぽかぽかぽか
「おー活きのいい妹だな~ これが嫌ならおんぶになるけどいいのか?」
っ…お、おんぶはもっと嫌…!
仕方なく、嫌々、致し方なく大人しくなった。
「お、お兄ちゃん…重いでしょ?」
「ん?そんな事ないぞ。ノアだってきっとお前のこと抱えられると思うぞ」
ええっ…ノアくんまだ高校生だよ?そんな若さで腰やっちゃったら目も当てられないよ!
「え、エレベーターの中くらい降ろして…!」
と言うと、さすがに降ろしてくれた。
「ノアくん、今日は何してるの?」
「模試だってさ~、毎月よくやるよな
…そーいやフォトンはやんないの?」
…。来週ある…。勉強しないとヤバい…、、
「来週あるんだけど…
私、将来やりたいことなんてまだ分からないよ…」
エレベーターが開く。お兄ちゃんが扉を押さえててくれてる間に、廊下に出た
「ん?モデルやるもんだと思ってた」
「うん…モデルのお仕事も楽しいんだけど、本当にこれでいいのかなって思うことがあって…」
…なんと言うか、お兄ちゃんレベルで活躍してる自分が想像出来ないんだよね~。
あと別にお兄ちゃんを目指してるわけじゃないことは分かったし…
「その靴もう履かない方がいいかもな」
「えーー!やだ!せっかくかわいいのに…」
それに、あの人が靴紐結んでくれたし…。
「そんなこと言って履き続けたら無限に靴擦れするぞ
また俺に抱っこされる羽目になるけどいーのか?」
うげ…もう二度とゴメンだわ…
私は黙って家の中に入り、パンプスをシューズボックスにしまった。
「似たような靴買ってやろうか?」
しつこいなぁ…靴くらい自分で買えるよ!
ぴろりん
…!
月代さんからラインがきた
「今日は楽しかったね、また遊ぼうね
次はフォトンちゃんに靴を買いたいんだけど、いいかな?」
「ふふっ…♡やさしい…♡」
月代さん、私にはずっと優しい。大好き…♡
「ん、何笑ってんだよ」
と、あろう事かお兄ちゃんが画面を覗き込んできた…!
「は?お前アイツとラインしてんの!?」
「付き合ってるんだから当たり前じゃん!」
てか勝手に見ないでよ!
「うぐぐ………」
、、
「お兄ちゃん…やっぱり年が離れてるからダメなの…?」
どうしようもない問題な気がする。私がもっと早く生まれてればよかったのかな。
…それとも私、子供っぽいのかなぁ…。
「!フォトン………
それもそうだが、アイツ見た目的にメンヘラっぽいじゃん。さっきもなんか落ち込んでそうだったし」
め、メンヘラ!?人を見た目で判断しちゃダメだよ!
「でも確かに落ち込んでそうだったなぁ…」
ガチャ
「ただいま」
あ、ノアくんだ!
お兄ちゃんより早く走って、弟に抱きついた
「わっ!?ね、姉さん?」
お兄ちゃんは私ごとノアくんに抱きついた
なにこれ…←
やっぱり弟がかわいい。小さい頃はノアくんと結婚するとか言っていたけど、まさかこうなるとは…

お風呂上がって、ベッドでゴロゴロする
はー…筋トレめんどいけどやるかー…くびれ太くなっちゃうし。
と、腹筋しようとする
ぴろりん ぴろりん
!友達のユリだ
『フォトン~!電話しよ!』
やった!筋トレ暇だから嬉しい~♡
…………。。
『フォトン聞いてよ~♡こないだニトロに…ちゅーされちゃった~♡キャー♡♡』
ニトロ君は、ユリのカレシである。一ヶ月前に付き合ったらしい
「へー!今日ユリデートだったんでしょ?どうだった?」
と聞くと、電話の向こうの空気が途端に重くなるのを感じた
『それが…ニトロといい感じになったんだけど…生理で………テキトーに理由つけて切り上げてきちゃった……』
あらら…
『ニトロへこんでるだろうな…これなら生理って言った方が良かったかも………』
「そうだよ~!それか次ユリが誘っちゃえばw」
『も、もうっ!フォトン結構攻めるよね~!そういうフォトンはカレシとどうなの?』
うっ……
「あのね…誘いまくってるんだけど、全然手出してこなくて…ヘコむ…」
『何それ~今日のニトロ状態じゃんw
てかフォトンから誘って手出さない男とかいるの!?』
見た限り結構ギリギリそうだったけどね…
「カレシ年上だからロリコン罪で捕まらないか心配なんだってー」
『何それ…自分のことしか考えてないじゃんっ!
フォトンが誘ってるなら乗ってあげればいいのにっ』
まあまあ…
『あ!じゃあ大人っぽい格好してみれば?
そしたらほかの男に狙われそうなフォトンを見て慌てたカレシが…♡キャー♡』
「キャー♡
いいねーユリ!やる!!!!」
ふふーん♪次会う時どんな服着てこっかなー

家に着くなり鍋に水を入れて、卵をゆでた
はぁ…………………。。
俺もう、気にしない方がいいのかな?
エッチなことを断って彼女が悲しむのは嫌だ。
…でも………
俺、1度彼女の身体を知って、そこから冷静でいられるだろうか?
自分の快感だけ考えて、乱暴にしてしまうかもしれない
…そ、それに…やっぱり高校生相手に…こ、子作りの真似事なんて絶対にダメだ…
うぅっ…でもそしたら捨てられるかもしれない…!俺どうしたらいいんだ…!!
ゆで卵が吹きこぼれたので、慌てて火を弱くする
夜ご飯はゆで卵だけである。
別にひもじいわけじゃないけど、夜ご飯作るのめんどくさいし…
ひたすら卵をマヨネーズにつけて、ぼーっとしながら食べてた
…『彼女 捨てられたくない』でググる…
むむ…好きっていっぱい言うのがいいのか…今もたまに言うけど、もっと言うようにしよ…
ん…貢ぐ……さっきフォトンちゃんと靴買いにいく約束したから、そこでたくさん貢いでみるか。
俺実家はあんなんだが、基本的には自分の安月給で生活している。
とはいえほぼ無趣味なので貯金はあった
…もう彼女に会いたくなってきた
…てか俺、メンヘラっぽいな…重くね?これじゃ捨てられるのも時間の問題…!?
ううっ…そう考えると食欲もなくなってきた。余った卵を冷蔵庫に入れて、シャワー浴びる
今日あの子と凄いことしちゃったな…
っ…。思い出すとまたムラムラするから、やめとこ…
でも、これから短くても2年はあんなやり方をしないといけないなんて…無理な気がする。我慢出来る気がしない…

シャワー浴び終わって、ベッドでゴロゴロタイムとなった
ベッドにのぼったとき、明らかにいつもの俺の部屋とは違う匂いがした
華やかな甘い匂い…!
わ…やばいなコレ…穏やかに寝れる気がしない。
だ、だってフォトンちゃん、さっきまで俺のベッドの上で、あんなことを…………
っ……あっという間にちんこが立ってしまった
なんだか最近おかしい。俺ムラムラしても1回しこれば収まってたのに、今日なんか2回出して、さらに今出したいとちんこが元気になっている。
諦めて下を脱ぎ、えろ動画を…
…いや、この毛布の匂いを嗅いだらどうなるんだろ?
恐る恐る、うつ伏せになってみる
っ………!!!
甘く淫靡な香りが鼻を通り、脳を麻痺させた
「はぁっ…♡あ…、あぁ……♡フォトン、ちゃん…♡」しこしこしこしこ♡♡
フォトンちゃん…ここであんなに脚をひろげて、桜色の性器を見せつけて…っ
すっかり俺の事、信用しきって…!
…ふと、最低な考えが頭をよぎる
もしあの場で俺が彼女に手を出して、あの花弁を食い破って、嫌がる彼女を押さえつけて、キスマークまみれにして、子宮からあふれるくらい種付けしてたら…どうしてただろ…?
……そうしたらもう彼女は、紛れもなく俺のものだ。
「あ…あぁ♡フォトン♡ちゃ…っ♡ごめん、なさ…♡♡」びゅっ♡びゅくびゅく♡♡
はぁはぁはぁ………
…。さっき自分が想像したことを思い返して、ゾッとする
へ、ヘンタイすぎる………!
うぅ…もうヤダ…俺このままじゃ絶対彼女に通報されて人生終わる…
ティッシュで精液を拭き取りながら、賢者タイムを活かして対策を考える
俺がヘンタイなのは分かったから、それをどうにかして隠して彼女に接するしかない。。
でも、今日みたいなエッチなことをしたら…いつ冷静でいられるか分からないな…
あ、そうだ。日頃からオナニーをたくさんしておけば、健全な気持ちで彼女と過ごせるんじゃないか?
まあ今日は3回も出したし、いいだろう。
さっさと寝て明日に備え……
え?
毛布を捲ると、リボンとフリルがついた布が現れた
なんだこれ?もちろん俺はこんなの持ってない。
フォトンちゃん、ハンカチ忘れちゃったのかな?洗っておいて次会う時に返しておくか。
とハンカチを持ち上げたが。
……ん?これハンカチじゃない………!?
…………彼女がさっきまで履いていたパンツだった。
…!?こ、こんなの忘れることってさすがにないよね!?
じゃ、じゃあ帰る時履いてなかったってこと…!?そ、そんな状態で俺はフォトンちゃんをお姫様抱っこ……………!!!!!
…わざと忘れていったってこと…?
パンツに指をかけて、まじまじと見てみる
かわいい…。女の子のパンツってこんなかんじなんだ…
……………う、嘘……俺のちんこが、またむくむくと熱を帯びてきた
怖い………
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