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ついに兄弟喧嘩編
新たなBLを生み出そうとしている作者
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「…アークくんさぁ、最近飲みすぎじゃない?」
目の前で酔いつぶれて座り込んでる俳優に、呆れて声をかけた。
「そんなことないだろ~!ひっく」
「もういいや…今の君に説教しても無駄でしょ
帰るよ」
と肩を支える
…彼、また鬼度数の酒盛られたのか?
最近、気が緩んでいると思う…。もっと周りに気をつけて欲しいのに…!
…ただ、気づかなかった俺も俺だ…ちゃんと見とかないといけないのに…
「…んぁ、月代の車、クラウンだったっけ?」
「え…?何言ってんの?マセラティだよ」
や、やばい…!クラウンとマセラティのロゴ見間違えるとか末期じゃん…!
早く帰らせないと…
「アークくん、吐きそうになったらここに出してね。車にぶちまけたらさすがに殺すから」
助手席に座ってる彼に、てきとーに紙袋を渡した。
「ただいま~~~」
!兄さんがかえってきた
もう夜中の0時…!眠い目をこすって待ってたけど、やっと帰ってきた…
「ノアくんっ、アークくんのベッドどこ!?」
…え、月代さん…????
マネージャーに引っ張られた兄さんが玄関からやってきた。
ボクも引っ張るのを手伝った
「アークくん、また鬼度数の酒盛られたらしくて酔っ払ってるんだよ…!」
えぇ…!?
「に、兄さんっ…また酔ってるんですか…?」
うぅっ…お仕事の付き合いとはいえ、兄さんのこんな姿他の誰かに見せるなんてすごく嫌だ…
酔った兄さん、すごくえっちだから…、、
「んー…ノアの声がする…ノア~♡」
うぅっ…か、かわいい…!
「アークくん、明日は9時からファッションショーの打ち合わせと午後から稽古と読み合わせだから。事務所に来てね!寝坊しちゃダメだよ」
………。月代さん、兄さんに甲斐甲斐しく予定を伝えている
…ボク、この人にヤキモチ妬いてない…といえば嘘になる。
大好きな兄さんと昼間も一緒にいられるなんて羨ましい…。
「ノア~~♡ただいま~♡」
と、兄はマネージャーに抱きつい……え?
「あ、アークくんっ!ノアくん向こうだから!離してっ…!」
そして兄は、その指をマネージャーの顎に添え
唇を…………
「っ…!!!」ドゴォッ
間一髪で月代さんが膝蹴りを入れ、兄は倒れ込んだ
「………Zzz」
……。
「はぁはぁ…ノアくん、俺帰るね…って、え!?」
…ボクは知らない間に、涙を零していたようだった
「、、、あ、あの…アークくん、間違えただけだと思うから…言っとくけど彼とやましい事なんてしてないし…死んでも嫌だから安心して」
と、兄のマネージャーはボクに弁解している
「ううっ…兄さん、酒癖悪すぎ…ぐすっ
づぎしろさんっ、かえっていいですよ…」
「…ノアくん、ほんとに1人で大丈夫なの…?フォトンちゃんはもう寝てるの…?」
「貴方がいたらまた兄さんがめんどくさい事起こすんで帰ってくださいっ!
もう夜中だし貴方も自分の生活があるでしょうっ」
目の前で心配そうにボクを見つめる26歳男性に向かって、涙で顔をぐしょぐしょにしながら帰るよう伝える
ガチャ
「ふぁぁ…ノアくん、まだ起きてたの…?」
!!
「ね、姉さん…!ごめんなさい起こして…」
「!!フォトンちゃん…!パジャマ姿もかわいい……」
ロリコンの人がなんか言ってる…てかはやく帰って欲しいんだけど…
「!?つ、月代さん!?な、なんでいるの…?まだ夢の中…!?」
…。なんでもいいから早く帰ってくれないかな…
「んー…むにゃむにゃ…ノアぁ…」
!!兄さんが起き始めた!途端にボクたちはあわてる
「っ…ノアくん、俺ほんとに帰るから…あ、その前にフォトンちゃん…」
と彼は勝手にリビングに入り込み、姉さんの前髪を上げておでこにキスした
「…はぇ!?夢の中で月代さんにキスされちゃった~♡」
はぁ…
「じゃあねノアくん、お邪魔しました」
「…早く帰ってください…」
はぁ、邪魔な人も帰ったことだし(失礼)、あとはこの酔っぱらいをどうにかしないと…
次の日
あーーー……あたま痛、、くない??
昨日飲み会の時にめちゃくちゃ酔っばらって朦朧とした事は覚えてんだけど……いつの間に帰ってきたのか。誰かが送ってくれたのかな?
って、わざわざそんな事すんの月代くらいか…。
・・・。俺不用心すぎだろ、前もこんなことあった気がする…
…それに誰かが介抱してくれたのか、まったく二日酔いがない。
ノアかな…?
「ノア~っ♡おは…」
あれ、部屋に居ない?
リビングにも…どこにも居ない
「おはよーお兄ちゃん…」
あ、フォトンだ
「フォトン!おはよ
ノア知らないか?」
「ん~?なんかさっき、早めに学校行って勉強するとか言ってた気がする~」
そ、そうか…エラいなぁ
て、フォトンには言って俺には言ってこなかったな。そんだけ俺が爆睡してたって事か?
「あっ!夢といえば~♡夢に月代さんが出てきたの♡」
…!?ふ、フォトン…!アイツの夢に出て淫魔ったってことか…!?
「お、おい…!手出されたんじゃないだろうな!」
「は!?何言ってんのよ!なんか~お兄ちゃんがリビングに倒れてて~、ノアくんがそれ介抱しててー、月代さんは私のおでこにちゅーして帰ってったよ!変な夢だったな~」
…それ、現実じゃね?この妹どんだけ寝ぼけてんだよ…
つーか!
「アイツ…!人の妹のおでこにキスだと…!?
馴れ馴れしく触りやがって…」
「付き合ってるんだから馴れ馴れしく触るに決まってるでしょ!」
目の前で酔いつぶれて座り込んでる俳優に、呆れて声をかけた。
「そんなことないだろ~!ひっく」
「もういいや…今の君に説教しても無駄でしょ
帰るよ」
と肩を支える
…彼、また鬼度数の酒盛られたのか?
最近、気が緩んでいると思う…。もっと周りに気をつけて欲しいのに…!
…ただ、気づかなかった俺も俺だ…ちゃんと見とかないといけないのに…
「…んぁ、月代の車、クラウンだったっけ?」
「え…?何言ってんの?マセラティだよ」
や、やばい…!クラウンとマセラティのロゴ見間違えるとか末期じゃん…!
早く帰らせないと…
「アークくん、吐きそうになったらここに出してね。車にぶちまけたらさすがに殺すから」
助手席に座ってる彼に、てきとーに紙袋を渡した。
「ただいま~~~」
!兄さんがかえってきた
もう夜中の0時…!眠い目をこすって待ってたけど、やっと帰ってきた…
「ノアくんっ、アークくんのベッドどこ!?」
…え、月代さん…????
マネージャーに引っ張られた兄さんが玄関からやってきた。
ボクも引っ張るのを手伝った
「アークくん、また鬼度数の酒盛られたらしくて酔っ払ってるんだよ…!」
えぇ…!?
「に、兄さんっ…また酔ってるんですか…?」
うぅっ…お仕事の付き合いとはいえ、兄さんのこんな姿他の誰かに見せるなんてすごく嫌だ…
酔った兄さん、すごくえっちだから…、、
「んー…ノアの声がする…ノア~♡」
うぅっ…か、かわいい…!
「アークくん、明日は9時からファッションショーの打ち合わせと午後から稽古と読み合わせだから。事務所に来てね!寝坊しちゃダメだよ」
………。月代さん、兄さんに甲斐甲斐しく予定を伝えている
…ボク、この人にヤキモチ妬いてない…といえば嘘になる。
大好きな兄さんと昼間も一緒にいられるなんて羨ましい…。
「ノア~~♡ただいま~♡」
と、兄はマネージャーに抱きつい……え?
「あ、アークくんっ!ノアくん向こうだから!離してっ…!」
そして兄は、その指をマネージャーの顎に添え
唇を…………
「っ…!!!」ドゴォッ
間一髪で月代さんが膝蹴りを入れ、兄は倒れ込んだ
「………Zzz」
……。
「はぁはぁ…ノアくん、俺帰るね…って、え!?」
…ボクは知らない間に、涙を零していたようだった
「、、、あ、あの…アークくん、間違えただけだと思うから…言っとくけど彼とやましい事なんてしてないし…死んでも嫌だから安心して」
と、兄のマネージャーはボクに弁解している
「ううっ…兄さん、酒癖悪すぎ…ぐすっ
づぎしろさんっ、かえっていいですよ…」
「…ノアくん、ほんとに1人で大丈夫なの…?フォトンちゃんはもう寝てるの…?」
「貴方がいたらまた兄さんがめんどくさい事起こすんで帰ってくださいっ!
もう夜中だし貴方も自分の生活があるでしょうっ」
目の前で心配そうにボクを見つめる26歳男性に向かって、涙で顔をぐしょぐしょにしながら帰るよう伝える
ガチャ
「ふぁぁ…ノアくん、まだ起きてたの…?」
!!
「ね、姉さん…!ごめんなさい起こして…」
「!!フォトンちゃん…!パジャマ姿もかわいい……」
ロリコンの人がなんか言ってる…てかはやく帰って欲しいんだけど…
「!?つ、月代さん!?な、なんでいるの…?まだ夢の中…!?」
…。なんでもいいから早く帰ってくれないかな…
「んー…むにゃむにゃ…ノアぁ…」
!!兄さんが起き始めた!途端にボクたちはあわてる
「っ…ノアくん、俺ほんとに帰るから…あ、その前にフォトンちゃん…」
と彼は勝手にリビングに入り込み、姉さんの前髪を上げておでこにキスした
「…はぇ!?夢の中で月代さんにキスされちゃった~♡」
はぁ…
「じゃあねノアくん、お邪魔しました」
「…早く帰ってください…」
はぁ、邪魔な人も帰ったことだし(失礼)、あとはこの酔っぱらいをどうにかしないと…
次の日
あーーー……あたま痛、、くない??
昨日飲み会の時にめちゃくちゃ酔っばらって朦朧とした事は覚えてんだけど……いつの間に帰ってきたのか。誰かが送ってくれたのかな?
って、わざわざそんな事すんの月代くらいか…。
・・・。俺不用心すぎだろ、前もこんなことあった気がする…
…それに誰かが介抱してくれたのか、まったく二日酔いがない。
ノアかな…?
「ノア~っ♡おは…」
あれ、部屋に居ない?
リビングにも…どこにも居ない
「おはよーお兄ちゃん…」
あ、フォトンだ
「フォトン!おはよ
ノア知らないか?」
「ん~?なんかさっき、早めに学校行って勉強するとか言ってた気がする~」
そ、そうか…エラいなぁ
て、フォトンには言って俺には言ってこなかったな。そんだけ俺が爆睡してたって事か?
「あっ!夢といえば~♡夢に月代さんが出てきたの♡」
…!?ふ、フォトン…!アイツの夢に出て淫魔ったってことか…!?
「お、おい…!手出されたんじゃないだろうな!」
「は!?何言ってんのよ!なんか~お兄ちゃんがリビングに倒れてて~、ノアくんがそれ介抱しててー、月代さんは私のおでこにちゅーして帰ってったよ!変な夢だったな~」
…それ、現実じゃね?この妹どんだけ寝ぼけてんだよ…
つーか!
「アイツ…!人の妹のおでこにキスだと…!?
馴れ馴れしく触りやがって…」
「付き合ってるんだから馴れ馴れしく触るに決まってるでしょ!」
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