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番外編
01-1.同性
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薄明かりの中で抱き合うことにはまだ慣れない。
「あ、あっ、ユウ……っ」
声が上擦ると、ユウの手の動きが早くなる。
促されるままに熱を放つと、マオはぐったり脱力した。
はぁ、と息を吐き出して、気怠く恋人を見上げる。
そんなマオの髪をユウはくしゃくしゃと撫で、ベッドを降りて行こうとする。
衣類が手足に引っかかっているだけのマオと違って、ユウは襟元を少し乱した程度だ。すぐに背けられて見えなかった下半身は反応しているはずなのに。
マオは咄嗟に、出ていこうとするユウの腕を捕まえた。
「ユウ、あの」
「どうした? 心配せずともすぐ戻る、ベッドに入って待っていてくれ」
「そうじゃなくて、その……この先は、しないんですか?」
マオはありったけの勇気を振り絞って訊いた。
正直とてつもなく恥ずかしい問いだ。
ふたり暮らしになってから、ふたりは毎晩同じベッドで寝ている。
当然そういう空気になることもある。
しかしユウはマオを愛撫し、射精させると、自分はさっさと部屋を出ていってしまう。そして何食わぬ顔で戻ってきて、マオを抱き込んで眠る。
恋人同士なのにマオだけ満足して、ユウは自己処理だなんて不公平すぎる。
と、さすがにそこまであけすけに言えなかったマオは、とりあえず「自分は覚悟ができている」という意味でさっきの問いを口にした────のだが。
「……あぁそうか。真央」
ユウはなぜか慈愛のあふれた双眸で……いやむしろ、幼子にするような態度で、マオの手を取りそっと撫でた。
「人間は、男同士ではできないんだ」
その瞬間、マオはふたりの間に深い断絶があったことを初めて認識した。
そんなことのあった週の休日。
ユウは車の用事があるとかで出かけ、マオはのんびりと買い物から帰ってきた。
「いや、やっぱりできるよな? 男同士でも」
行儀悪くソファに寝そべってページをめくる。
マオの趣味は読書であり、好きなジャンルは推理小説であるが、こと業務に関係ありそうな書物はありとあらゆるジャンルを嗜む。
「異世界ファンタジー」はその最たるもので、ライトノベルを中心にマンガも読むし、時には少女小説にも手を出す。
しかし唯一、一度も読んだことがなかったジャンルがあった。
ボーイズラブである。
「少女小説とあまり変わらないな……でも男性同士なぶん、仕事への姿勢とか男友達の付き合い方とかは、理解しやすい気がする」
ボーイズラブはほとんど女性作者だと言うが、男社会の描写などどうやって調べているのだろう。表紙の作者名を見たが、中性的な名前だった。男性が書いている可能性もあるのだろうか。
書店でボーイズラブ小説を買うのは少し勇気が必要だった。
一応異世界ラノベで挟んで持ち歩いたし、無人レジの店で買ったので誰にも見咎められなどしないのだが、心情の問題だ。
一冊読み終わり、よくある転移モノ異世界ファンタジーにテンプレ展開の恋愛模様で、紆余曲折あって恋人同士となったユウヤ(17)とマリオット(25)は終盤にがっつりセックスしていた。
だがそこはやはり女性向けというか、性描写はやけに詩的な表現でふんわりぼかされており、おそらくユウヤの尻穴にマリオットのマリオットが挿入されたということしかわからなかった。
「あぁ、前の世界だったら夢魔にでも聞けばわかりそうなのに。職場のPCでやりかたを検索するわけにいかないし……」
マオはソファに突っ伏した。
ここにきてスマホを持っていない不利益に気づいてしまう。まさかこんなことでつまづくとは。
やりようを考えなければならない……と決意に燃えつつ、マオは先ほどポストから回収した郵便物に気になる封筒があったことを思い出した。
「同期会……」
それはマオが唯一、人間の友を作る機会があった大学時代の同期会の通知だった。
差出人を見れば顔を思い出す程度の知人で、知らない者ばかりの会ではなさそうだ。
「そういえば……」
マオはその知らせに一筋の光明を見出した。
その日、帰ってきたユウにさっそく同期会へ参加することを伝えたが、彼の返事は妙に上の空だった。
「ユウ?」
「……ん、どうした」
「いえ、どうしたと聞きたいのはこちらですが」
「俺はどうもしない」
明らかになにか考え込んでいるユウに、マオは不安になった。
しかしどうしていいかわからず、そうこうしているうちにベッドで触れ合う回数が減って、マオの不安はいや増すのにどうにもできず。
ついに同期会の日を迎えた。
「今日は夕食は結構ですので。いってきます」
「あぁ。……真央」
「はい?」
「帰ってきたら……話がある」
どう考えても別れ話である。
マオが男同士のやりかたを知らないばっかりに手をこまぬいていたから、ユウはすっかりマオに呆れてしまったのだろう。
もしくは飽きたか。幻滅したか。想像と違ったか。
帰ったら別れ話が待っていると思うと、友人と呼ぶには遠いが知人と言うには他人行儀すぎるかつての仲間の馬鹿話など、耳を素通りするだけである。
周囲に混ざれないマオは余計に考え込んでしまい、もういっそ帰宅を早めてさっさとなんの話か訊いたほうがいい気がしてきた。
来たばかりだが帰ろう。
そう決意して立ち上がりかけたマオに、声をかける者がいた。
「よ、マオ。久しぶりじゃん」
「あ……」
「おいおい、ちょっと会ってない間に親友の顔を忘れたか?」
にやりと笑う色黒の男は、派手な赤髪を奇抜に結っていた。
ややきつい印象の三白眼も、悪役くさい笑みも、グラスの中身がウーロン茶なことも、彼はちっとも変わっていない。
「テツ。忘れるわけないだろ」
マオがグラスを掲げると、テツは嬉しそうに笑ってグラスを合わせた。
本郷 徹は大学時代、マオが一番仲良くしていた友人だ。
正真正銘人間で、前世も持っていない。
度々人間の作法がわからず奇行に及ぶマオを、呆れはしても見放しはせず付き合ってくれたお人好し。数年ぶりに会っても性質は変わっていないらしい。
まさしく親友と呼んで良いほどの存在だ。
そして彼こそが、マオが肩身の狭い同期会になど来た理由。
「なぁテツ。頼みがあるんだが」
当たり障りのない近況など報告し合ってから、マオは声を潜めた。
テツもマオの様子に合わせて身をかがめてくれる。
「男同士のセックスのやりかたを教えてくれ」
マオが言うなり、テツは額を居酒屋のテーブルにゴンと打ち付けた。
まさかの奇行にマオは呆気に取られる。
「テツ、大丈夫か? ウーロン茶で酔ったのか」
「酔ってるのはおまえだろマオ! なにを、こんなところでなにを言ってんだ」
「いやだから、男同士の」
「待て待て聞こえてる。んん、わかった。場所変えるぞ」
テツはさっさと幹事に会費を払って席を立ってしまった。マオも慌てて後を追う。
マオの秘策は彼だった。
なにを隠そう(本人は隠しているかもしれないが)テツは同性愛者で、大学時代から男性としか付き合えないと言っていた。実際交際相手もいたようだし、よしんば経験がないとしてもやり方くらいは知っているはずだ。
テツから聞き出せなければ後がない。
男同士のセックスを求めて職場PCで猥語を検索することも、一度も入ったことがないレンタルビデオ店の18禁コーナーを訪れるのもできれば避けたい。
だが、たしかに唐突すぎる話だった。
テツは呆れてしまっただろうかと、前を行く友人を伺うが、彼はさっさと歩く割にマオを置いていくつもりはないようだった。
きっと彼ならマオの力になってくれる。
ふと見た彼の背中は、少し恋人に似ている気がした。
「あ、あっ、ユウ……っ」
声が上擦ると、ユウの手の動きが早くなる。
促されるままに熱を放つと、マオはぐったり脱力した。
はぁ、と息を吐き出して、気怠く恋人を見上げる。
そんなマオの髪をユウはくしゃくしゃと撫で、ベッドを降りて行こうとする。
衣類が手足に引っかかっているだけのマオと違って、ユウは襟元を少し乱した程度だ。すぐに背けられて見えなかった下半身は反応しているはずなのに。
マオは咄嗟に、出ていこうとするユウの腕を捕まえた。
「ユウ、あの」
「どうした? 心配せずともすぐ戻る、ベッドに入って待っていてくれ」
「そうじゃなくて、その……この先は、しないんですか?」
マオはありったけの勇気を振り絞って訊いた。
正直とてつもなく恥ずかしい問いだ。
ふたり暮らしになってから、ふたりは毎晩同じベッドで寝ている。
当然そういう空気になることもある。
しかしユウはマオを愛撫し、射精させると、自分はさっさと部屋を出ていってしまう。そして何食わぬ顔で戻ってきて、マオを抱き込んで眠る。
恋人同士なのにマオだけ満足して、ユウは自己処理だなんて不公平すぎる。
と、さすがにそこまであけすけに言えなかったマオは、とりあえず「自分は覚悟ができている」という意味でさっきの問いを口にした────のだが。
「……あぁそうか。真央」
ユウはなぜか慈愛のあふれた双眸で……いやむしろ、幼子にするような態度で、マオの手を取りそっと撫でた。
「人間は、男同士ではできないんだ」
その瞬間、マオはふたりの間に深い断絶があったことを初めて認識した。
そんなことのあった週の休日。
ユウは車の用事があるとかで出かけ、マオはのんびりと買い物から帰ってきた。
「いや、やっぱりできるよな? 男同士でも」
行儀悪くソファに寝そべってページをめくる。
マオの趣味は読書であり、好きなジャンルは推理小説であるが、こと業務に関係ありそうな書物はありとあらゆるジャンルを嗜む。
「異世界ファンタジー」はその最たるもので、ライトノベルを中心にマンガも読むし、時には少女小説にも手を出す。
しかし唯一、一度も読んだことがなかったジャンルがあった。
ボーイズラブである。
「少女小説とあまり変わらないな……でも男性同士なぶん、仕事への姿勢とか男友達の付き合い方とかは、理解しやすい気がする」
ボーイズラブはほとんど女性作者だと言うが、男社会の描写などどうやって調べているのだろう。表紙の作者名を見たが、中性的な名前だった。男性が書いている可能性もあるのだろうか。
書店でボーイズラブ小説を買うのは少し勇気が必要だった。
一応異世界ラノベで挟んで持ち歩いたし、無人レジの店で買ったので誰にも見咎められなどしないのだが、心情の問題だ。
一冊読み終わり、よくある転移モノ異世界ファンタジーにテンプレ展開の恋愛模様で、紆余曲折あって恋人同士となったユウヤ(17)とマリオット(25)は終盤にがっつりセックスしていた。
だがそこはやはり女性向けというか、性描写はやけに詩的な表現でふんわりぼかされており、おそらくユウヤの尻穴にマリオットのマリオットが挿入されたということしかわからなかった。
「あぁ、前の世界だったら夢魔にでも聞けばわかりそうなのに。職場のPCでやりかたを検索するわけにいかないし……」
マオはソファに突っ伏した。
ここにきてスマホを持っていない不利益に気づいてしまう。まさかこんなことでつまづくとは。
やりようを考えなければならない……と決意に燃えつつ、マオは先ほどポストから回収した郵便物に気になる封筒があったことを思い出した。
「同期会……」
それはマオが唯一、人間の友を作る機会があった大学時代の同期会の通知だった。
差出人を見れば顔を思い出す程度の知人で、知らない者ばかりの会ではなさそうだ。
「そういえば……」
マオはその知らせに一筋の光明を見出した。
その日、帰ってきたユウにさっそく同期会へ参加することを伝えたが、彼の返事は妙に上の空だった。
「ユウ?」
「……ん、どうした」
「いえ、どうしたと聞きたいのはこちらですが」
「俺はどうもしない」
明らかになにか考え込んでいるユウに、マオは不安になった。
しかしどうしていいかわからず、そうこうしているうちにベッドで触れ合う回数が減って、マオの不安はいや増すのにどうにもできず。
ついに同期会の日を迎えた。
「今日は夕食は結構ですので。いってきます」
「あぁ。……真央」
「はい?」
「帰ってきたら……話がある」
どう考えても別れ話である。
マオが男同士のやりかたを知らないばっかりに手をこまぬいていたから、ユウはすっかりマオに呆れてしまったのだろう。
もしくは飽きたか。幻滅したか。想像と違ったか。
帰ったら別れ話が待っていると思うと、友人と呼ぶには遠いが知人と言うには他人行儀すぎるかつての仲間の馬鹿話など、耳を素通りするだけである。
周囲に混ざれないマオは余計に考え込んでしまい、もういっそ帰宅を早めてさっさとなんの話か訊いたほうがいい気がしてきた。
来たばかりだが帰ろう。
そう決意して立ち上がりかけたマオに、声をかける者がいた。
「よ、マオ。久しぶりじゃん」
「あ……」
「おいおい、ちょっと会ってない間に親友の顔を忘れたか?」
にやりと笑う色黒の男は、派手な赤髪を奇抜に結っていた。
ややきつい印象の三白眼も、悪役くさい笑みも、グラスの中身がウーロン茶なことも、彼はちっとも変わっていない。
「テツ。忘れるわけないだろ」
マオがグラスを掲げると、テツは嬉しそうに笑ってグラスを合わせた。
本郷 徹は大学時代、マオが一番仲良くしていた友人だ。
正真正銘人間で、前世も持っていない。
度々人間の作法がわからず奇行に及ぶマオを、呆れはしても見放しはせず付き合ってくれたお人好し。数年ぶりに会っても性質は変わっていないらしい。
まさしく親友と呼んで良いほどの存在だ。
そして彼こそが、マオが肩身の狭い同期会になど来た理由。
「なぁテツ。頼みがあるんだが」
当たり障りのない近況など報告し合ってから、マオは声を潜めた。
テツもマオの様子に合わせて身をかがめてくれる。
「男同士のセックスのやりかたを教えてくれ」
マオが言うなり、テツは額を居酒屋のテーブルにゴンと打ち付けた。
まさかの奇行にマオは呆気に取られる。
「テツ、大丈夫か? ウーロン茶で酔ったのか」
「酔ってるのはおまえだろマオ! なにを、こんなところでなにを言ってんだ」
「いやだから、男同士の」
「待て待て聞こえてる。んん、わかった。場所変えるぞ」
テツはさっさと幹事に会費を払って席を立ってしまった。マオも慌てて後を追う。
マオの秘策は彼だった。
なにを隠そう(本人は隠しているかもしれないが)テツは同性愛者で、大学時代から男性としか付き合えないと言っていた。実際交際相手もいたようだし、よしんば経験がないとしてもやり方くらいは知っているはずだ。
テツから聞き出せなければ後がない。
男同士のセックスを求めて職場PCで猥語を検索することも、一度も入ったことがないレンタルビデオ店の18禁コーナーを訪れるのもできれば避けたい。
だが、たしかに唐突すぎる話だった。
テツは呆れてしまっただろうかと、前を行く友人を伺うが、彼はさっさと歩く割にマオを置いていくつもりはないようだった。
きっと彼ならマオの力になってくれる。
ふと見た彼の背中は、少し恋人に似ている気がした。
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