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番外 七 マルチバース 不仲世界編
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人外の青年テオドールは、異空間旧校舎から転移するにあたって、元の駅に戻るか、ダリオがよければ自宅のアパートに直接転移できると選択肢を提示してきた。ダリオとしてはいくつか懸念事項はあったが、アパートの方へと運んでもらうよう頼んだ。
その前にひとまず、ラップトップに刺さりっぱなしのUSBメモリを回収させてもらいたいと伝える。
男が涙を流して恥ずかしいとは欠片も思わないが、こうして人前で泣くのは久しぶり過ぎて、ダリオは自分でもびっくりしていた。調子が出ないなと思いながら、操作していたパソコンの前に戻る。
外にいたクソデカ怪異は既に、テオドールが現れた途端、塩をかけられたナメクジのように外の窓からログアウトしていったので心配はない。
前々から察していたが、テオドールは他の怪異同士でも、こいつヤバい関わらんとこ認識されているらしい。見るからに常軌を逸した状態の怪異からも避けられるってどんだけだよ……とダリオは思ったりもする。
急に安全地帯になった職員室で、ダリオはUSBメモリを安全に取り外すために、正規手順に従い、デバイスを選択しようとした。しかし、ガリガリとおかしな挙動でアイコンが表示されない。
仕方なく、コマンドプロンプトを呼び出した。これは、通常マウスを使用して行う操作を、コマンド(命令)と呼ばれる命令文を直接入力して実行するためのインターフェースツールである。
視覚的には真っ黒な画面に、命令文入力待ちで、白の太いアンダーバーのようなカーソルが点滅している。
Macrosoft Doors [Version 10.0.19035.4609]
(c) Macrosoft Corporation. All rights reserved.
C:UsersHunt >□
「……?」
ダリオは不意に、違和感に手を止めた。
C:UsersHunt >Hello□
目の前で、打ち込んでもいない文字が入力された。あ? と思うダリオの前で、ハローワールド、ハローダリオ、と勝手に打ち込まれていく。
唖然としたが、テキストは簡素な白文字でこう告げた。
『ハイ、あーしはアディラ。USBメモリに引っ付いていた意識。よく分からないけど、ここからクソチャットルームの顧客リストと利用履歴、カード情報をぶっこ抜いてやったぜ。添付ファイルをつけ足した。既に放送通信社などへ匿名『ワイルドハント』にて送信済み。メモリには送付先もファイル追加しておく』
「アディラさん……?」
『イエス。ダリオくん、無関係な君を危険な目に合わせてごめんね』
驚くダリオの前で、白文字が更に打ち込まれていく。
『既に目を通したと思うけれど、デジタル性犯罪グループは、実行部隊もあって、現実に脅迫や暴行も行っている。雑な脅しで、ダリオくんをピンポイント狙ったかは分からないけれど、本当に危ないところだった。ごめんなさい。しばらく周辺に気をつけてほしい。世論が大騒ぎになれば、警察も動き、政治的介入も入ると思う。USBメモリは一応持っておいて。取り外しのショートカットをデスクトップに作ったから、これを使って』
「つくも神化していますね」
背後からデスクに片手をつき、真顔に覗き込んだ青年——テオドールが言う。
「……あ? なんて?」
「そのUSBメモリに非常に強い怨念が込められて、つくも神化しています。ベースとなったオリジナルの情報もかなり素体に吸収しているので、本人といっても差支えないかもしれません」
怨念と言われたが、執念のことか。ダリオは無言になるも、とりあえず受け入れた。ダリオにはこういうところがある。
「分かった。ひとまずメモリは回収する。……これで大丈夫だ」
こうした想定外ハプニングはあったものの、撤退準備は終わった。
たてつけの悪いボロアパートのワンルームに、ダリオを抱えてテオドールは転移する。ありがたいことに、今回は帰還しても怪我ひとつなかった。
青年の美しさは夜に燐光をふりまくように妖艶で涼やかだ。
俺のクソボロアパートもなんか味があるように見えるな……とダリオは思った。重ねて、ダリオにはこういうところがある。
ちなみに今回のは、少し現実逃避が入っていた。
「……あの」
ダリオにしては歯切れの悪い出だしだった。テオドールは切れ長の白目部分も青く透き通るような両眼でダリオを無言に見下ろし、言葉を待つようすだ。
「色々、助かった……」
これまでのいきさつもあって、どう伝えたらいいか分からず、まずは今回の謝辞をと口にする。
「あんなところまで、助けに来てくれて、あ、ありがとう……」
本当にダリオにしては珍しい、おずおずとした口調だった。腹を括り、青年との関係を改善しようと決めて、お礼を言ったり、謝ったり、加害の意識の擦り合わせをしたり。それでうまくいくのかもわからないが、頭の中でこね回しても事態は進展しない。どうにか進もうとして、しかし相手は初手に拉致監禁をやってきた怪異当人だから、緊張したのだ。
それはテオドールに対する恐ろしさというより、関係を改善したいという執着から来た、失敗したくないという緊張だった。
相手から反応がないので、ダリオは少し困ったのだが、すぐに事態は急転直下した。
めぎょり。
と、普通に生活していて、まず聞くことのない音が聞こえた。
(あ?)
その直後、ズアッ、とワンルーム中に、影が爆発する。つまり、青年の足元から、四方八方に影が壁を塗り尽くすよう伸びて、一気に空間という空間を埋めたのだ。
ひ、とダリオが言ったか言わないか。
一瞬にして影は、逆戻しするようテオドールの足元に収まった。
「な、何だ今の、なに……」
聞いちゃいけないやつか、これ、とダリオは青年を見上げた。もしかすると、目に恐怖のたぐいが浮かんで見えたかもしれないが、これまでと実際は性質が違う。今までは恐怖が前面にあったかもしれないが、今回は単なるドン引きだった。
青年は恐ろしいほどの無表情だ。
さっき一瞬何かもろもろはみ出していなかったかと思うが、何もないかのように無感動な顔で佇んでいる。
「今……」
一応確認した方がいいかと、やはり口を開きかけたダリオに、青年はかぶせてきた。
「何かありましたら」
「あ、ああ」
「呼んでいただければ」
有無を言わせぬ圧のようなものを感じた。本人はそのつもりはなさそうなのだが、何か切羽つまっているような。
「では」
そっけなく言って、青年はあっさり姿を消してしまった。
ダリオはしばらく突っ立って、ようやくぽかんとする。
消えた。
いなくなってしまった。
いや、まあ、呼べば来ると言っていたし、と自分に言い聞かせる。
ダリオの方は勝手に関係改善を決めたが、相手にはそれこそ無関係なことだ。ダリオの気持ちを優先して相手は行動してくれるわけでも、そうする義務もない。
要望する方があれこれ考えて実行していくしかないだろう。
「焦っても駄目だな……」
焦ったのは、ダリオが青年に――テオドールに近づきたいと思ったからだ。本当に相手には関係なさすぎる。
まずはやるべきことをやるか、とダリオは気持ちを切り替えた。
それからしばらくして、アディラの言ったとおり、潜入捜査資料は公共の電波で報道され、世間は大騒ぎとなった。
匿名『ワイルドハント』の名で、つくも神化したらしいアディラの追加資料や取材橋渡しなどは、ダリオが情報提供を手伝った。『ワイルドハント』は、ある種の匿名集団として機能した。
また、警察庁がデジタルタスクフォースを発足し、捜査に着手。現政権大統領も事態を重く見て、抜本解決並びにデジタル性犯罪へ言及し、政局への大きな影響を及ぼした。
犯人グループは一斉検挙され、利用者へも厳しい対応となった(ちなみに、ダリオが関わった女装男も、暴行した未成年を脅して、映像を撮らせる脅迫・調達グループの犯罪に関与していたようだ)。
春の連邦政府上院選挙では、ダリオも投票に赴き、大差をつけて黒人弁護士女性が当選。彼女は本件にかかわる児童性被害や搾取、その他への取り組みならず、関連法案の成立にも選挙公約し、意欲的だ。
様々なものが変わりつつある。
そんな中、怪異の青年、テオドールだけが姿を現さなくなった。
呼べば来ると言ったのに、応答もない。
ダリオは日を置いてもう一度呼んでみたが、なんの応えもなかった。もう少し更に日を経過してもう一度。更に日を数えてもう一度。
どうして、と思った。
相手が現れないことよりも、どうしてもっとちゃんと話しておかなかったのかと。
旧校舎の件より前に、もうダリオはあの青年は違うとわかっていたのに。
怠慢だったのだ。
話そうと思って、いつでも話せるわけではない。
時期を、機会を逸してしまったのだと。
ダリオは思って、呆然とした。
その前にひとまず、ラップトップに刺さりっぱなしのUSBメモリを回収させてもらいたいと伝える。
男が涙を流して恥ずかしいとは欠片も思わないが、こうして人前で泣くのは久しぶり過ぎて、ダリオは自分でもびっくりしていた。調子が出ないなと思いながら、操作していたパソコンの前に戻る。
外にいたクソデカ怪異は既に、テオドールが現れた途端、塩をかけられたナメクジのように外の窓からログアウトしていったので心配はない。
前々から察していたが、テオドールは他の怪異同士でも、こいつヤバい関わらんとこ認識されているらしい。見るからに常軌を逸した状態の怪異からも避けられるってどんだけだよ……とダリオは思ったりもする。
急に安全地帯になった職員室で、ダリオはUSBメモリを安全に取り外すために、正規手順に従い、デバイスを選択しようとした。しかし、ガリガリとおかしな挙動でアイコンが表示されない。
仕方なく、コマンドプロンプトを呼び出した。これは、通常マウスを使用して行う操作を、コマンド(命令)と呼ばれる命令文を直接入力して実行するためのインターフェースツールである。
視覚的には真っ黒な画面に、命令文入力待ちで、白の太いアンダーバーのようなカーソルが点滅している。
Macrosoft Doors [Version 10.0.19035.4609]
(c) Macrosoft Corporation. All rights reserved.
C:UsersHunt >□
「……?」
ダリオは不意に、違和感に手を止めた。
C:UsersHunt >Hello□
目の前で、打ち込んでもいない文字が入力された。あ? と思うダリオの前で、ハローワールド、ハローダリオ、と勝手に打ち込まれていく。
唖然としたが、テキストは簡素な白文字でこう告げた。
『ハイ、あーしはアディラ。USBメモリに引っ付いていた意識。よく分からないけど、ここからクソチャットルームの顧客リストと利用履歴、カード情報をぶっこ抜いてやったぜ。添付ファイルをつけ足した。既に放送通信社などへ匿名『ワイルドハント』にて送信済み。メモリには送付先もファイル追加しておく』
「アディラさん……?」
『イエス。ダリオくん、無関係な君を危険な目に合わせてごめんね』
驚くダリオの前で、白文字が更に打ち込まれていく。
『既に目を通したと思うけれど、デジタル性犯罪グループは、実行部隊もあって、現実に脅迫や暴行も行っている。雑な脅しで、ダリオくんをピンポイント狙ったかは分からないけれど、本当に危ないところだった。ごめんなさい。しばらく周辺に気をつけてほしい。世論が大騒ぎになれば、警察も動き、政治的介入も入ると思う。USBメモリは一応持っておいて。取り外しのショートカットをデスクトップに作ったから、これを使って』
「つくも神化していますね」
背後からデスクに片手をつき、真顔に覗き込んだ青年——テオドールが言う。
「……あ? なんて?」
「そのUSBメモリに非常に強い怨念が込められて、つくも神化しています。ベースとなったオリジナルの情報もかなり素体に吸収しているので、本人といっても差支えないかもしれません」
怨念と言われたが、執念のことか。ダリオは無言になるも、とりあえず受け入れた。ダリオにはこういうところがある。
「分かった。ひとまずメモリは回収する。……これで大丈夫だ」
こうした想定外ハプニングはあったものの、撤退準備は終わった。
たてつけの悪いボロアパートのワンルームに、ダリオを抱えてテオドールは転移する。ありがたいことに、今回は帰還しても怪我ひとつなかった。
青年の美しさは夜に燐光をふりまくように妖艶で涼やかだ。
俺のクソボロアパートもなんか味があるように見えるな……とダリオは思った。重ねて、ダリオにはこういうところがある。
ちなみに今回のは、少し現実逃避が入っていた。
「……あの」
ダリオにしては歯切れの悪い出だしだった。テオドールは切れ長の白目部分も青く透き通るような両眼でダリオを無言に見下ろし、言葉を待つようすだ。
「色々、助かった……」
これまでのいきさつもあって、どう伝えたらいいか分からず、まずは今回の謝辞をと口にする。
「あんなところまで、助けに来てくれて、あ、ありがとう……」
本当にダリオにしては珍しい、おずおずとした口調だった。腹を括り、青年との関係を改善しようと決めて、お礼を言ったり、謝ったり、加害の意識の擦り合わせをしたり。それでうまくいくのかもわからないが、頭の中でこね回しても事態は進展しない。どうにか進もうとして、しかし相手は初手に拉致監禁をやってきた怪異当人だから、緊張したのだ。
それはテオドールに対する恐ろしさというより、関係を改善したいという執着から来た、失敗したくないという緊張だった。
相手から反応がないので、ダリオは少し困ったのだが、すぐに事態は急転直下した。
めぎょり。
と、普通に生活していて、まず聞くことのない音が聞こえた。
(あ?)
その直後、ズアッ、とワンルーム中に、影が爆発する。つまり、青年の足元から、四方八方に影が壁を塗り尽くすよう伸びて、一気に空間という空間を埋めたのだ。
ひ、とダリオが言ったか言わないか。
一瞬にして影は、逆戻しするようテオドールの足元に収まった。
「な、何だ今の、なに……」
聞いちゃいけないやつか、これ、とダリオは青年を見上げた。もしかすると、目に恐怖のたぐいが浮かんで見えたかもしれないが、これまでと実際は性質が違う。今までは恐怖が前面にあったかもしれないが、今回は単なるドン引きだった。
青年は恐ろしいほどの無表情だ。
さっき一瞬何かもろもろはみ出していなかったかと思うが、何もないかのように無感動な顔で佇んでいる。
「今……」
一応確認した方がいいかと、やはり口を開きかけたダリオに、青年はかぶせてきた。
「何かありましたら」
「あ、ああ」
「呼んでいただければ」
有無を言わせぬ圧のようなものを感じた。本人はそのつもりはなさそうなのだが、何か切羽つまっているような。
「では」
そっけなく言って、青年はあっさり姿を消してしまった。
ダリオはしばらく突っ立って、ようやくぽかんとする。
消えた。
いなくなってしまった。
いや、まあ、呼べば来ると言っていたし、と自分に言い聞かせる。
ダリオの方は勝手に関係改善を決めたが、相手にはそれこそ無関係なことだ。ダリオの気持ちを優先して相手は行動してくれるわけでも、そうする義務もない。
要望する方があれこれ考えて実行していくしかないだろう。
「焦っても駄目だな……」
焦ったのは、ダリオが青年に――テオドールに近づきたいと思ったからだ。本当に相手には関係なさすぎる。
まずはやるべきことをやるか、とダリオは気持ちを切り替えた。
それからしばらくして、アディラの言ったとおり、潜入捜査資料は公共の電波で報道され、世間は大騒ぎとなった。
匿名『ワイルドハント』の名で、つくも神化したらしいアディラの追加資料や取材橋渡しなどは、ダリオが情報提供を手伝った。『ワイルドハント』は、ある種の匿名集団として機能した。
また、警察庁がデジタルタスクフォースを発足し、捜査に着手。現政権大統領も事態を重く見て、抜本解決並びにデジタル性犯罪へ言及し、政局への大きな影響を及ぼした。
犯人グループは一斉検挙され、利用者へも厳しい対応となった(ちなみに、ダリオが関わった女装男も、暴行した未成年を脅して、映像を撮らせる脅迫・調達グループの犯罪に関与していたようだ)。
春の連邦政府上院選挙では、ダリオも投票に赴き、大差をつけて黒人弁護士女性が当選。彼女は本件にかかわる児童性被害や搾取、その他への取り組みならず、関連法案の成立にも選挙公約し、意欲的だ。
様々なものが変わりつつある。
そんな中、怪異の青年、テオドールだけが姿を現さなくなった。
呼べば来ると言ったのに、応答もない。
ダリオは日を置いてもう一度呼んでみたが、なんの応えもなかった。もう少し更に日を経過してもう一度。更に日を数えてもう一度。
どうして、と思った。
相手が現れないことよりも、どうしてもっとちゃんと話しておかなかったのかと。
旧校舎の件より前に、もうダリオはあの青年は違うとわかっていたのに。
怠慢だったのだ。
話そうと思って、いつでも話せるわけではない。
時期を、機会を逸してしまったのだと。
ダリオは思って、呆然とした。
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