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第3章 Iランク冒険者
Iランク上層の設定
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◯ Iランク迷宮の出入口
・城塞都市:リントラトビューア
・迷宮門(ラビリンスゲート):迷宮世界の出入口の正式名称。一般的冒険者の間では、省略されて「門」と呼ばれている。なんなら、正式名称を知らない人も普通にいる。ギルド職員も滅多に呼ばないので、忘れている人もいる。
・青い転移陣(メタスタシスゲート):上層→中層、中層→上層に転移する為の魔法陣の事。魔法陣に乗った対象を強制的に上昇又は下降させて転移する。
転移の際に身体にまとわりつく魔力は、物質をすり抜けさせる効果があり、転移中に岩山に突っ込んでもダメージは無い。転移陣周辺の魔力濃度は濃く、それを求めて周囲に魔物が集まり、魔物自身を狂わせる効果がある。
◯食人花(インティバスプラント)
全長(蔓含めて)2~3m。
全高(本体のみ)3m。
全幅(本体のみ)80~100cm
・雑食性の魔物。
・花弁の色は、赤と黄色の毒々しい色をしている。
・人間は食べなくても最低限生きていける。
・食べた方が、本能的に強くなると感じている為に積極的に食べている。
・しかし、実際には口がある花で敵を殺している為、勘違いしたまま進化(たいか)してしまった悲しき魔物。
・腕や足に値する触手部分は平均1m前後。
・素材は触手蔓。1m当たり10ロブで換金される。
・触手蔓は、非常に軽く丈夫でしなやかなために、乗馬用のムチや護身用のムチとして使われる事が多い。しかし、割と簡単に討伐される事から値崩れが起きている。
◯橙針犬(オレンジャッカル)
全長60~90cm
全高(頭や背中の針含まず)50~70cm
全幅50~60cm
背中の針の長さ40~50cm
背中の針の太さ直径1~3cm
背中の針の平均本数40~50本
背中の針の射程距離20m
・橙色で群生の四足歩行のカボチャの犬科獣型の魔物。
・頭や背中に鋭い針の様な人参が生えており、それで体当たりや鋭い歯で噛み付きをする事で、敵を穴だらけにする凶暴性を持つ。
・目や耳は見えておらず、魔力感知と地面の振動で敵の位置を割り出す。
・背中の人参は、自由に射出可能。
・威力は丈夫な大木を貫通する威力が有る。
・しかし、直ぐには生えず、全て射出すると死んでしまうため、切り札的な扱いだ。
・育てた癒し草を好んで食すが、嗜好品的な扱いで育てており、殺した魔物や人を土に埋める事でより良い土壌を作っている。
・商人が取引する市場価格は1kgあたり平均300~400ロブで、冒険者ギルドが納品依頼が250ロブ、換金額200ロブとなっている。
・ただし、商人は基本的に冒険者ギルドとしか取引しない。(平均よりも安くなるなら別の話で、その場合は半値以下で値切られることも普通にある)
・納品依頼は常時あるわけでは無く、10日に1回くらいのペースで発行される。
・一般的には少し高い価格だが、1kg1,000ロブ前後で売られており、甘く食べやすいのが特徴で、女性や子供に人気の野菜として認識されている。
◯爆発蕃茄(ボムトルト)
全長(体内に格納している舌含む)5.0~7.0m
全高1.5~2.0m
全幅1.0~1.5m
爆発の射程距離:半径20~30m
爆発までのチャージ時間:3~4秒
チャージ中の移動は可能
・腕や足などなどが無く、見た目が巨大な赤いトマトの魔物。
・目や鼻、耳などは無いが、真ん中から口が生えており、5~7m伸びる舌を格納している。
・舌は、岩や地面を削る威力が有る。
・移動手段は、転がって移動する為、スピードに乗るまで少し時間がかかり初動が遅い。
・しかし、トップスピードは上層の魔物で1番速く、その時の体当たりは、中層の魔物と同等クラスを誇る。その場合、その衝撃で魔物の身体が爆散して自滅する。ブレーキは持ち合わせていない。
・魔力感知で敵の位置を索敵している。
・オレンジャッカルと比べて、温厚な性格。胡椒を奪う、攻撃する、一定時間一定距離に居る事で攻撃対象になるが、それ以外は特に攻撃はしない。
・爆発は、一定以上のダメージまたは、衝撃を受けるとチャージし始め、爆炎と共に肉片を無差別に撒き散らす。
・胡椒は、嗜好品的な扱い。
・基本的な価格は、オレンジャッカルと同じな為に省略。
・甘く、少しピリッとした辛さが特徴で、簡単なお酒のつまみレシピに重宝されている。
◯発光花(ルミナスフラワー)
全長(蔓含めて)4~5m
全高(本体のみ)5m
全幅(本体のみ)80~100cm
・元はインティバスプラントだった魔物が、魔力濃度が濃過ぎる転移陣周辺で、突然変異の如く進化した魔物。
・その為に見た目が類似している。
・濃い魔力を浴び続けた結果、見た目が大きく、花弁の色が真っ白なり、移動速度が向上している。
・目眩しの発光の瞬間、真っ白な花弁が透明になり、ほのかに辛い匂いを発してから、強烈な光を周囲に放つ。
・しかし、その発光には、特殊な条件があり、日中に光合成で作ったエネルギーと自身の魔力の混合エネルギーでしか使えない。回数制限もあり、個体差次第だが日に1~2回。
・蔓は丈夫で長い為、武器としても使われる事がある。しかし、それでも換金額は、150~180ロブと低い。
・初見殺しの性能もあってかなり嫌われている。
・城塞都市:リントラトビューア
・迷宮門(ラビリンスゲート):迷宮世界の出入口の正式名称。一般的冒険者の間では、省略されて「門」と呼ばれている。なんなら、正式名称を知らない人も普通にいる。ギルド職員も滅多に呼ばないので、忘れている人もいる。
・青い転移陣(メタスタシスゲート):上層→中層、中層→上層に転移する為の魔法陣の事。魔法陣に乗った対象を強制的に上昇又は下降させて転移する。
転移の際に身体にまとわりつく魔力は、物質をすり抜けさせる効果があり、転移中に岩山に突っ込んでもダメージは無い。転移陣周辺の魔力濃度は濃く、それを求めて周囲に魔物が集まり、魔物自身を狂わせる効果がある。
◯食人花(インティバスプラント)
全長(蔓含めて)2~3m。
全高(本体のみ)3m。
全幅(本体のみ)80~100cm
・雑食性の魔物。
・花弁の色は、赤と黄色の毒々しい色をしている。
・人間は食べなくても最低限生きていける。
・食べた方が、本能的に強くなると感じている為に積極的に食べている。
・しかし、実際には口がある花で敵を殺している為、勘違いしたまま進化(たいか)してしまった悲しき魔物。
・腕や足に値する触手部分は平均1m前後。
・素材は触手蔓。1m当たり10ロブで換金される。
・触手蔓は、非常に軽く丈夫でしなやかなために、乗馬用のムチや護身用のムチとして使われる事が多い。しかし、割と簡単に討伐される事から値崩れが起きている。
◯橙針犬(オレンジャッカル)
全長60~90cm
全高(頭や背中の針含まず)50~70cm
全幅50~60cm
背中の針の長さ40~50cm
背中の針の太さ直径1~3cm
背中の針の平均本数40~50本
背中の針の射程距離20m
・橙色で群生の四足歩行のカボチャの犬科獣型の魔物。
・頭や背中に鋭い針の様な人参が生えており、それで体当たりや鋭い歯で噛み付きをする事で、敵を穴だらけにする凶暴性を持つ。
・目や耳は見えておらず、魔力感知と地面の振動で敵の位置を割り出す。
・背中の人参は、自由に射出可能。
・威力は丈夫な大木を貫通する威力が有る。
・しかし、直ぐには生えず、全て射出すると死んでしまうため、切り札的な扱いだ。
・育てた癒し草を好んで食すが、嗜好品的な扱いで育てており、殺した魔物や人を土に埋める事でより良い土壌を作っている。
・商人が取引する市場価格は1kgあたり平均300~400ロブで、冒険者ギルドが納品依頼が250ロブ、換金額200ロブとなっている。
・ただし、商人は基本的に冒険者ギルドとしか取引しない。(平均よりも安くなるなら別の話で、その場合は半値以下で値切られることも普通にある)
・納品依頼は常時あるわけでは無く、10日に1回くらいのペースで発行される。
・一般的には少し高い価格だが、1kg1,000ロブ前後で売られており、甘く食べやすいのが特徴で、女性や子供に人気の野菜として認識されている。
◯爆発蕃茄(ボムトルト)
全長(体内に格納している舌含む)5.0~7.0m
全高1.5~2.0m
全幅1.0~1.5m
爆発の射程距離:半径20~30m
爆発までのチャージ時間:3~4秒
チャージ中の移動は可能
・腕や足などなどが無く、見た目が巨大な赤いトマトの魔物。
・目や鼻、耳などは無いが、真ん中から口が生えており、5~7m伸びる舌を格納している。
・舌は、岩や地面を削る威力が有る。
・移動手段は、転がって移動する為、スピードに乗るまで少し時間がかかり初動が遅い。
・しかし、トップスピードは上層の魔物で1番速く、その時の体当たりは、中層の魔物と同等クラスを誇る。その場合、その衝撃で魔物の身体が爆散して自滅する。ブレーキは持ち合わせていない。
・魔力感知で敵の位置を索敵している。
・オレンジャッカルと比べて、温厚な性格。胡椒を奪う、攻撃する、一定時間一定距離に居る事で攻撃対象になるが、それ以外は特に攻撃はしない。
・爆発は、一定以上のダメージまたは、衝撃を受けるとチャージし始め、爆炎と共に肉片を無差別に撒き散らす。
・胡椒は、嗜好品的な扱い。
・基本的な価格は、オレンジャッカルと同じな為に省略。
・甘く、少しピリッとした辛さが特徴で、簡単なお酒のつまみレシピに重宝されている。
◯発光花(ルミナスフラワー)
全長(蔓含めて)4~5m
全高(本体のみ)5m
全幅(本体のみ)80~100cm
・元はインティバスプラントだった魔物が、魔力濃度が濃過ぎる転移陣周辺で、突然変異の如く進化した魔物。
・その為に見た目が類似している。
・濃い魔力を浴び続けた結果、見た目が大きく、花弁の色が真っ白なり、移動速度が向上している。
・目眩しの発光の瞬間、真っ白な花弁が透明になり、ほのかに辛い匂いを発してから、強烈な光を周囲に放つ。
・しかし、その発光には、特殊な条件があり、日中に光合成で作ったエネルギーと自身の魔力の混合エネルギーでしか使えない。回数制限もあり、個体差次第だが日に1~2回。
・蔓は丈夫で長い為、武器としても使われる事がある。しかし、それでも換金額は、150~180ロブと低い。
・初見殺しの性能もあってかなり嫌われている。
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