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第3章 Iランク冒険者
3-16 文句
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「なんでだよ!!」
「ーーッ!?」
隣から大きな怒鳴り声が聞こえ、俺達とポールさんは勢いよく振り向いた。
怒鳴っているのは、さっき俺達を見下し馬鹿にした表情で笑う、若い男女の3人組の青年。
隣にいる女性2人も、顔を真っ赤にして睨み付けている。
そんな、3人の視線の先には、彼らとそう大差ない年頃のギルド受付をしている女性。女性は、突然の怒鳴り声に驚いたのか体を縮こませ、震えていた。
目に涙は無かったが、青ざめた肌に目が潤んでいた為、客観的に見ても3人組に怯えているのが分かる。
「君達、少し彼女の手助けに入るから、すまないけど待っていて貰えるかな?」
これは不味いと思ったポールは、焦り、怯える女性職員の元へ向かおうとする。
「オイラ達は大丈夫にゃ。あの人を助けに行ってくるにゃ」
「ありがとうございます。それでは、失礼します」
ポールは立ち上がり、お礼を述べて隣の窓口へ、ヘルプしに行った。
「サディさん、大丈夫かい?」
「……はい、だ、大丈夫……です……」
サディと名乗る女性職員の表情は、青ざめていた。唇は、まるで突然極寒の中に放り出された様に震えて、声は小さく、呼吸が乱れていた。
「冒険者さん、彼女がこの様な状態なので、一時的に彼女の指導員である僕、ポールが担当します。よろしいですね?」
「ええっ!! なんだって良いわよ、そんなの!」
白髪で短髪の娘は、サディ受付嬢と正反対の様に顔を真っ赤にして怒鳴る。
「それで、一体、何がありましたか? 彼女があなた方に何か失礼な事でも行いましたか?」
「失礼なんてものじゃ無いわ!! これは侮辱よ!」
「そうでしたか……これは、大変申し訳ございませんでした。僕の指導不足です。彼女に非は有りません。
それで、具体的に彼女は、あなた方にどの様な侮辱行為をしたのか、経緯も兼ねてお聞きしても良いですか?」
「ああ! 言ってやるよ! この女は、俺らの報酬額を意図的に下げやがったんだ! ふざけんじゃねぇよ!」
童顔の様に少し幼さを残した青年男性は、サディ受付嬢を指差しながら、怒りを表す。
「サディさん、それはどう言う経緯でそうなったんですか?」
「ポールさん……彼等の依頼は、"初心者の森"に生息する癒し草10枚を納品する事でした。しかし、納品されたどれもが、薬師ギルドが定めた規定を無視した物でした」
初心者の森とは、王都から直ぐに出た所にある魔物が出る森林だ。具体的には、俺達がグレイウルフと激戦を繰り返した場所でもある。
『初心者の森』と言う名前自体は、この世界ではそれほど珍しい名称ではない。大国でも1つの国に対して平均して数十箇所の森が存在する。
この森の定義は、街2つ分以上の広い土地がある事、Iランク魔物が繁殖し、生息している事の2つである。
「ああ、なるほど……段々、事情が飲み込めてきました。またですか……」
頭が痛いと嘆く様に天を見上げたポールは、大きく溜息をこぼす。
「おい! アンタ! 今、溜息ついたよな! 溜息つきたいのは、コッチなんだよ! ふざけてんのか!? あ"あ!?」
「そうよ! ふざけないで欲しいわ!」
「こっちが迷惑を被っているのに、その態度は一体何様のつもりよ!」
「では、あなた方は、一体何処のどなた様なのですか?」
「その耳の穴をかっぽじって、よく聞け! 俺達はIランク『炎の天馬』! そして、俺はそれを率いているペリオンだ!
俺達は、Hランク『疾走する火炎』の一党(クラン)に所属している期待の新人だ! 覚えておけ!」
「同じくナズール! 覚えておきなさい!」
「同じくヒューリア! 今日の事は、お兄ちゃんに言い付けてやるんだから!」
少年の様に幼い顔立ちの青年ペリオン。
短髪の勝気な娘ナズール。
ナズールと顔立ちが似ているが、何処か幼さを感じるヒューリア。
この3人全員は、白髪で特徴の無い見た目から、人間種パーソン族だと思われる。その見た目や言動からは、今までで見てきたどの冒険者よりも幼く見えた。
「そうですか。僕はポールと申します。それで、今回報酬額が減少した理由について、彼女から説明を受けましたか?」
「受けたけど、意味がわかんねぇよ! 俺達は依頼通り、癒し草を10枚納品した! それなのに、この女は、俺たちの仕事にケチをつけて、報酬を下げやがったんだ! 納得できるわけがねぇよ!」
「では、もう一度、ご確認致します。あなた方の依頼は、初心者の森に生息している癒し草を10枚納品する事でした。
そして、これがあなた方の納品した癒し草です。間違いありませんか?」
「えぇ、そうよ! 間違いないわ!」
「そうよ! 私達はしっかり納品しているわ!」
「ええ、確かに納品は、しています。しかし、確認する限り、納品された癒し草の状態は、とても悪いです」
俺達が換金物を入れた箱と同じ見た目の箱。ポールは、そこに入っていた癒し草を慎重に、丁寧に取り出すと表情を歪める。
「は? それがなんだよ。薬草は薬草だろ」
キョトンとするペリオンは、首を傾げる。
「そうですね……その為、本来であればあなた方の依頼は、失敗と判断する内容ですが、一応納品はされているので、報酬を減額しているのです」
「だから! それが、訳わかんねえって言ってんだよ!」
「では、次に減額されている癒し草について、ご説明させて頂きます。例えば、此方の癒し草は、根っこから引き抜かれていますね」
「それが何よ! ポーションを作る為の癒し草でしょ!? なら、全部取ってきて一体何が悪いって言うのよ!!」
床を力強く蹴る様に、一歩前に出すナズール。
隣にいるヒューリアも一言も話さないが、膨れっ面で睨んでいる。
「おや? あなた方は、冒険者ギルドで開かれている、薬草採取の講習は受けなかったのですか? 依頼を受ける前に、受付職員からご案内をされましたよね?」
「ああ"っ? あんなの受けるわけがねえだろ! なんでこっちがわざわさ、金(かね)払ってまで受けなきゃ何ねぇんだよ!」
「と言う事は、薬草採取の基礎知識が無く、此方の案内を無視して、この様な採取をして減額されている事に腹を立てている、と言う事でよろしいでしょうか?」
3人から聞きたい事を聞けたポールは、指を3本立てて、少しだけ満足そうな表情で確認をした。
「ーーッ!?」
隣から大きな怒鳴り声が聞こえ、俺達とポールさんは勢いよく振り向いた。
怒鳴っているのは、さっき俺達を見下し馬鹿にした表情で笑う、若い男女の3人組の青年。
隣にいる女性2人も、顔を真っ赤にして睨み付けている。
そんな、3人の視線の先には、彼らとそう大差ない年頃のギルド受付をしている女性。女性は、突然の怒鳴り声に驚いたのか体を縮こませ、震えていた。
目に涙は無かったが、青ざめた肌に目が潤んでいた為、客観的に見ても3人組に怯えているのが分かる。
「君達、少し彼女の手助けに入るから、すまないけど待っていて貰えるかな?」
これは不味いと思ったポールは、焦り、怯える女性職員の元へ向かおうとする。
「オイラ達は大丈夫にゃ。あの人を助けに行ってくるにゃ」
「ありがとうございます。それでは、失礼します」
ポールは立ち上がり、お礼を述べて隣の窓口へ、ヘルプしに行った。
「サディさん、大丈夫かい?」
「……はい、だ、大丈夫……です……」
サディと名乗る女性職員の表情は、青ざめていた。唇は、まるで突然極寒の中に放り出された様に震えて、声は小さく、呼吸が乱れていた。
「冒険者さん、彼女がこの様な状態なので、一時的に彼女の指導員である僕、ポールが担当します。よろしいですね?」
「ええっ!! なんだって良いわよ、そんなの!」
白髪で短髪の娘は、サディ受付嬢と正反対の様に顔を真っ赤にして怒鳴る。
「それで、一体、何がありましたか? 彼女があなた方に何か失礼な事でも行いましたか?」
「失礼なんてものじゃ無いわ!! これは侮辱よ!」
「そうでしたか……これは、大変申し訳ございませんでした。僕の指導不足です。彼女に非は有りません。
それで、具体的に彼女は、あなた方にどの様な侮辱行為をしたのか、経緯も兼ねてお聞きしても良いですか?」
「ああ! 言ってやるよ! この女は、俺らの報酬額を意図的に下げやがったんだ! ふざけんじゃねぇよ!」
童顔の様に少し幼さを残した青年男性は、サディ受付嬢を指差しながら、怒りを表す。
「サディさん、それはどう言う経緯でそうなったんですか?」
「ポールさん……彼等の依頼は、"初心者の森"に生息する癒し草10枚を納品する事でした。しかし、納品されたどれもが、薬師ギルドが定めた規定を無視した物でした」
初心者の森とは、王都から直ぐに出た所にある魔物が出る森林だ。具体的には、俺達がグレイウルフと激戦を繰り返した場所でもある。
『初心者の森』と言う名前自体は、この世界ではそれほど珍しい名称ではない。大国でも1つの国に対して平均して数十箇所の森が存在する。
この森の定義は、街2つ分以上の広い土地がある事、Iランク魔物が繁殖し、生息している事の2つである。
「ああ、なるほど……段々、事情が飲み込めてきました。またですか……」
頭が痛いと嘆く様に天を見上げたポールは、大きく溜息をこぼす。
「おい! アンタ! 今、溜息ついたよな! 溜息つきたいのは、コッチなんだよ! ふざけてんのか!? あ"あ!?」
「そうよ! ふざけないで欲しいわ!」
「こっちが迷惑を被っているのに、その態度は一体何様のつもりよ!」
「では、あなた方は、一体何処のどなた様なのですか?」
「その耳の穴をかっぽじって、よく聞け! 俺達はIランク『炎の天馬』! そして、俺はそれを率いているペリオンだ!
俺達は、Hランク『疾走する火炎』の一党(クラン)に所属している期待の新人だ! 覚えておけ!」
「同じくナズール! 覚えておきなさい!」
「同じくヒューリア! 今日の事は、お兄ちゃんに言い付けてやるんだから!」
少年の様に幼い顔立ちの青年ペリオン。
短髪の勝気な娘ナズール。
ナズールと顔立ちが似ているが、何処か幼さを感じるヒューリア。
この3人全員は、白髪で特徴の無い見た目から、人間種パーソン族だと思われる。その見た目や言動からは、今までで見てきたどの冒険者よりも幼く見えた。
「そうですか。僕はポールと申します。それで、今回報酬額が減少した理由について、彼女から説明を受けましたか?」
「受けたけど、意味がわかんねぇよ! 俺達は依頼通り、癒し草を10枚納品した! それなのに、この女は、俺たちの仕事にケチをつけて、報酬を下げやがったんだ! 納得できるわけがねぇよ!」
「では、もう一度、ご確認致します。あなた方の依頼は、初心者の森に生息している癒し草を10枚納品する事でした。
そして、これがあなた方の納品した癒し草です。間違いありませんか?」
「えぇ、そうよ! 間違いないわ!」
「そうよ! 私達はしっかり納品しているわ!」
「ええ、確かに納品は、しています。しかし、確認する限り、納品された癒し草の状態は、とても悪いです」
俺達が換金物を入れた箱と同じ見た目の箱。ポールは、そこに入っていた癒し草を慎重に、丁寧に取り出すと表情を歪める。
「は? それがなんだよ。薬草は薬草だろ」
キョトンとするペリオンは、首を傾げる。
「そうですね……その為、本来であればあなた方の依頼は、失敗と判断する内容ですが、一応納品はされているので、報酬を減額しているのです」
「だから! それが、訳わかんねえって言ってんだよ!」
「では、次に減額されている癒し草について、ご説明させて頂きます。例えば、此方の癒し草は、根っこから引き抜かれていますね」
「それが何よ! ポーションを作る為の癒し草でしょ!? なら、全部取ってきて一体何が悪いって言うのよ!!」
床を力強く蹴る様に、一歩前に出すナズール。
隣にいるヒューリアも一言も話さないが、膨れっ面で睨んでいる。
「おや? あなた方は、冒険者ギルドで開かれている、薬草採取の講習は受けなかったのですか? 依頼を受ける前に、受付職員からご案内をされましたよね?」
「ああ"っ? あんなの受けるわけがねえだろ! なんでこっちがわざわさ、金(かね)払ってまで受けなきゃ何ねぇんだよ!」
「と言う事は、薬草採取の基礎知識が無く、此方の案内を無視して、この様な採取をして減額されている事に腹を立てている、と言う事でよろしいでしょうか?」
3人から聞きたい事を聞けたポールは、指を3本立てて、少しだけ満足そうな表情で確認をした。
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