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間章 修業と交流
幼少期の修業・魔法編1-6
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「(ズズーッ。)ねぇ、爺ちゃん、父ちゃん。聞いても良い?」
俺は鼻水が垂れそうなのを堪え鼻を啜りながら質問する。
「ああ、俺は良いぞ。何でも聞いてくれ、リオ。」
「私もだよ。なんだい?」
祖父と父は俺の様子を見て何か昔を懐かしむ表情を浮かべる。
(祖父と父も子供の頃は俺と同じだったのだろうか?)
「俺が将来冒険者になった時に護衛とかで人に襲われた時に人を殺す必要があるのは…分かったよ。」
「そうだな。」
「それじゃあ、俺はその後も人を殺すのに慣れた方が良いの?それとも慣れない方が良いの?」
俺は正直とても気になった。別に現実逃避では無いが、前世の小説の多くは"慣れるな"と言う意見が多かった様な気がする。
「そうだなぁ。俺は慣れておいた方が良いと思っている。お義父さんがさっき、人に襲われて殺すと決めた時は躊躇うなと言っていただろう?躊躇わないと言うのは殺しに慣れると言うことなんだ。ほら、リオも俺の母ちゃんの店で手伝いをしているだろ?」
「う、うん?そうだけど、今は関係なく無い?」
父は突然話を切り替える為に俺は首を傾げ困惑した表情になった。
「そうでもねぇ。なら、相手が嫌がっているけど行なっている客引きとか見たことがあんだろ。仕事も殺しもやっていけば慣れるし、例え自分が嫌な思いをしても必死で必要だから割り切らなきゃいけない一面もあるんだ。そこで一々躊躇っていたら勝利する機会も商売の機会も失うだけだ。」
父は淡々と話す姿に俺は再び寒気を感じた。
「私もアモン君と同じく慣れる方が良いよ。むしろ慣れずに居ると迷いが生じてしまうからね。戦闘中にそれが決定的な隙になるからね。それに、躊躇ってしまうと相手に余計な苦しみを与えてしまうからね。」
俺は"余計な苦しみ"の部分に祖父のアランと行った森の狼と兎を思い出す。
「ああ、それと偶に居る奴等なんだがな。"人を殺すのに躊躇うな。しかし、人を殺す事には慣れるな"って言っている奴が居るんだ。俺はこう言うやつを見るとずっと"何言ってんだこいつは?"って思うんだ。」
父は突然何かを思い出した様に視線を少し上げて語り出した。
「確かに、私が新米冒険者時代にも一定数以上居たし、こう言う輩は今でも多い。」
「えっ?どう言う事?」
俺は祖父が父に続く様に言った事があまり理解は出来なかった。
「リオ、俺達は別に彼らを侮辱しているわけでは無いよ。彼等が本当に言いたいのは理解できる。"安易に人を殺したいと言う欲求に飲まれるな"って事なんだ。だがな、それは魔物や動物にも同じ事だろ。魔物や動物を殺すのには慣れている癖に人殺しは慣れるなって言うのは明らかに道理としてはおかしな話だ。」
父は茶化すわけでも馬鹿にしているわけでも無く続けて淡々と話す。
「うん、アモン君の言う通りさ。リオ君、人の営み脅かす獣や私達の命を奪いにくる魔物と人を襲う山賊や盗賊に違いなんて無いよ。この世界で同じく生きていて、血が通い、子孫を残す。むしろ、似た見た目で私達の言葉を話す癖に理不尽に命を奪おうとする奴等こそタチが悪い。」
祖父は父に続く様に顔を曇らせた少し不機嫌そうな表情を見せた。
「えーっと、確かに言われてみればその通りだね。」
俺は命の価値を理解している彼等冒険者を強いって思うのと同時に少し冷酷だと感じた。
「更にな、そう言う奴らの中には人を殺したら、なんか背負いこむ奴等も居てな。難しく考えすぎなんだよ。」
父は両目をつまり右手で自身の頭を掻き回す。
「難しく…?」
「そうだ。冒険者を長く続ければ魔物や獣も含めると100や1000は軽く殺す筈だ。じゃあソイツは殺した魔物や獣を1体1体を背負い込んで全てを覚えているのかって聞くと覚えているわけが無い。」
俺はいつも明るい父がこんなにイライラしている事にとても珍しいと思った。
「全くと言ってチグハグしているよ。正直、私は腹立たしくさえ思うさ。こう言う輩を一言で言うと"自分に酔っている"のさ。」
「自分に酔う…。」
「そうさ。例えばこんな風にな。"守るとは言え人を殺した自分は、ああ!なんて罪深き者何だろう"や"自分は守るためとは言え人を殺したんだ、だから自分みたいな穢れた存在は日陰にあるべきなんだ"ってね。まるで自分を悲劇の主人公の様に酔い込んでいるのさ。」
祖父は演劇を行う役者がする様な突然膝立ちになり両手を祈る様に手を組んだり、右手を胸に当てて視線を下に向けたりした。
「でも、それって…そう思うのって無理がないんじゃ無いの?」
「いいかい、リオ君。そんなに後悔するのが嫌なら最初っから守らなきゃ良かったんだよ。別にそれについて悩むのはそいつ等の勝手だけど、その後悔って命を奪った相手にも自分が守った相手にも馬鹿にしている行為なんだよ。」
祖父は演劇の姿勢を直し立ち上がり少し怖い表情俺に語り出す。
「何で爺ちゃんはそう思うの?」
俺は優しい祖父が怒っている事に理由があると思い祖父の真意が気になり質問した。
「こう言う奴等は自分が相手の命を奪ってでも守りたい大切な人を守った事実を自分自身で間違いだと言っているからだ。分かるかい?」
「うん…。」
「確かに人殺しは倫理的に正しくないかもしれない。だけど、自分が奪った命から何に変えてでも失いたく無い命を守ったのなら、"守ることが出来た"と先ずは誇るべきた。では無ければ奪った命に意味が無くなってしまうだろ。」
俺は恐らくどんな命にも意味があるべきだと言うのが祖父の冒険者としての吟味なのだと思った。そして言葉の最後の方は特に掠れている様にすら聞こえた。
「お義父さん、少し落ち着いて下さい。」
「っ!?ああ、すまない。ありがとう、アモン君。はははっ。私としたことが年甲斐なく熱くなってしまった様だ。リオ君もすまないな。」
祖父は父に指摘されると顔を上げる。そして俺に誤魔化す様に少し恥ずかしがりながら笑い謝罪する。
「なぁ、リオ。俺は、リオやアーシャが人に襲われて危険に晒されていたのなら躊躇いなく殺す。それは有象無象の他人の命よりもお前らの命の方が大事だからだ。命の価値は平等で天秤には掛けられないと言うが、自分自身が感じる命の価値は別だ。」
「父ちゃん…。」
俺は多分こう言うのを"覚悟"って言うんだと思い、同時に俺に覚悟が足らな過ぎて言葉を失った。
「リオ、例え冒険者にならなくても、父ちゃん達を嫌いになっても良い。だけどこれだけは覚えておいてくれ。それでも俺達はリオが大事だ。」
俺は少しだけ父と祖父は悲しい笑みを浮かべら様に見えた。恐らく俺に嫌われたかもしれないと思ったのだろう。
「うん、ありがとう、父ちゃん、爺ちゃん。答えづらい質問を答えてくれて。俺、冒険者になるまで考えながら生きてみるよ。」
だからこそ俺は2人に笑いかけ感謝を伝えた。俺はこの意見を受け止めて、多分辛いだろうが考え続ける事を心に決めた。
俺は鼻水が垂れそうなのを堪え鼻を啜りながら質問する。
「ああ、俺は良いぞ。何でも聞いてくれ、リオ。」
「私もだよ。なんだい?」
祖父と父は俺の様子を見て何か昔を懐かしむ表情を浮かべる。
(祖父と父も子供の頃は俺と同じだったのだろうか?)
「俺が将来冒険者になった時に護衛とかで人に襲われた時に人を殺す必要があるのは…分かったよ。」
「そうだな。」
「それじゃあ、俺はその後も人を殺すのに慣れた方が良いの?それとも慣れない方が良いの?」
俺は正直とても気になった。別に現実逃避では無いが、前世の小説の多くは"慣れるな"と言う意見が多かった様な気がする。
「そうだなぁ。俺は慣れておいた方が良いと思っている。お義父さんがさっき、人に襲われて殺すと決めた時は躊躇うなと言っていただろう?躊躇わないと言うのは殺しに慣れると言うことなんだ。ほら、リオも俺の母ちゃんの店で手伝いをしているだろ?」
「う、うん?そうだけど、今は関係なく無い?」
父は突然話を切り替える為に俺は首を傾げ困惑した表情になった。
「そうでもねぇ。なら、相手が嫌がっているけど行なっている客引きとか見たことがあんだろ。仕事も殺しもやっていけば慣れるし、例え自分が嫌な思いをしても必死で必要だから割り切らなきゃいけない一面もあるんだ。そこで一々躊躇っていたら勝利する機会も商売の機会も失うだけだ。」
父は淡々と話す姿に俺は再び寒気を感じた。
「私もアモン君と同じく慣れる方が良いよ。むしろ慣れずに居ると迷いが生じてしまうからね。戦闘中にそれが決定的な隙になるからね。それに、躊躇ってしまうと相手に余計な苦しみを与えてしまうからね。」
俺は"余計な苦しみ"の部分に祖父のアランと行った森の狼と兎を思い出す。
「ああ、それと偶に居る奴等なんだがな。"人を殺すのに躊躇うな。しかし、人を殺す事には慣れるな"って言っている奴が居るんだ。俺はこう言うやつを見るとずっと"何言ってんだこいつは?"って思うんだ。」
父は突然何かを思い出した様に視線を少し上げて語り出した。
「確かに、私が新米冒険者時代にも一定数以上居たし、こう言う輩は今でも多い。」
「えっ?どう言う事?」
俺は祖父が父に続く様に言った事があまり理解は出来なかった。
「リオ、俺達は別に彼らを侮辱しているわけでは無いよ。彼等が本当に言いたいのは理解できる。"安易に人を殺したいと言う欲求に飲まれるな"って事なんだ。だがな、それは魔物や動物にも同じ事だろ。魔物や動物を殺すのには慣れている癖に人殺しは慣れるなって言うのは明らかに道理としてはおかしな話だ。」
父は茶化すわけでも馬鹿にしているわけでも無く続けて淡々と話す。
「うん、アモン君の言う通りさ。リオ君、人の営み脅かす獣や私達の命を奪いにくる魔物と人を襲う山賊や盗賊に違いなんて無いよ。この世界で同じく生きていて、血が通い、子孫を残す。むしろ、似た見た目で私達の言葉を話す癖に理不尽に命を奪おうとする奴等こそタチが悪い。」
祖父は父に続く様に顔を曇らせた少し不機嫌そうな表情を見せた。
「えーっと、確かに言われてみればその通りだね。」
俺は命の価値を理解している彼等冒険者を強いって思うのと同時に少し冷酷だと感じた。
「更にな、そう言う奴らの中には人を殺したら、なんか背負いこむ奴等も居てな。難しく考えすぎなんだよ。」
父は両目をつまり右手で自身の頭を掻き回す。
「難しく…?」
「そうだ。冒険者を長く続ければ魔物や獣も含めると100や1000は軽く殺す筈だ。じゃあソイツは殺した魔物や獣を1体1体を背負い込んで全てを覚えているのかって聞くと覚えているわけが無い。」
俺はいつも明るい父がこんなにイライラしている事にとても珍しいと思った。
「全くと言ってチグハグしているよ。正直、私は腹立たしくさえ思うさ。こう言う輩を一言で言うと"自分に酔っている"のさ。」
「自分に酔う…。」
「そうさ。例えばこんな風にな。"守るとは言え人を殺した自分は、ああ!なんて罪深き者何だろう"や"自分は守るためとは言え人を殺したんだ、だから自分みたいな穢れた存在は日陰にあるべきなんだ"ってね。まるで自分を悲劇の主人公の様に酔い込んでいるのさ。」
祖父は演劇を行う役者がする様な突然膝立ちになり両手を祈る様に手を組んだり、右手を胸に当てて視線を下に向けたりした。
「でも、それって…そう思うのって無理がないんじゃ無いの?」
「いいかい、リオ君。そんなに後悔するのが嫌なら最初っから守らなきゃ良かったんだよ。別にそれについて悩むのはそいつ等の勝手だけど、その後悔って命を奪った相手にも自分が守った相手にも馬鹿にしている行為なんだよ。」
祖父は演劇の姿勢を直し立ち上がり少し怖い表情俺に語り出す。
「何で爺ちゃんはそう思うの?」
俺は優しい祖父が怒っている事に理由があると思い祖父の真意が気になり質問した。
「こう言う奴等は自分が相手の命を奪ってでも守りたい大切な人を守った事実を自分自身で間違いだと言っているからだ。分かるかい?」
「うん…。」
「確かに人殺しは倫理的に正しくないかもしれない。だけど、自分が奪った命から何に変えてでも失いたく無い命を守ったのなら、"守ることが出来た"と先ずは誇るべきた。では無ければ奪った命に意味が無くなってしまうだろ。」
俺は恐らくどんな命にも意味があるべきだと言うのが祖父の冒険者としての吟味なのだと思った。そして言葉の最後の方は特に掠れている様にすら聞こえた。
「お義父さん、少し落ち着いて下さい。」
「っ!?ああ、すまない。ありがとう、アモン君。はははっ。私としたことが年甲斐なく熱くなってしまった様だ。リオ君もすまないな。」
祖父は父に指摘されると顔を上げる。そして俺に誤魔化す様に少し恥ずかしがりながら笑い謝罪する。
「なぁ、リオ。俺は、リオやアーシャが人に襲われて危険に晒されていたのなら躊躇いなく殺す。それは有象無象の他人の命よりもお前らの命の方が大事だからだ。命の価値は平等で天秤には掛けられないと言うが、自分自身が感じる命の価値は別だ。」
「父ちゃん…。」
俺は多分こう言うのを"覚悟"って言うんだと思い、同時に俺に覚悟が足らな過ぎて言葉を失った。
「リオ、例え冒険者にならなくても、父ちゃん達を嫌いになっても良い。だけどこれだけは覚えておいてくれ。それでも俺達はリオが大事だ。」
俺は少しだけ父と祖父は悲しい笑みを浮かべら様に見えた。恐らく俺に嫌われたかもしれないと思ったのだろう。
「うん、ありがとう、父ちゃん、爺ちゃん。答えづらい質問を答えてくれて。俺、冒険者になるまで考えながら生きてみるよ。」
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