97 / 276
3部 永久の歌姫編
預言者と対面3
しおりを挟む
少しばかり悩んだアクアは、素直にわからないと告げた。こればかりは、彼女にもわからないことだ。
「シオン君はなにか知ってるかもしれないけど、あたし達は知らない。わかってるのは、女神ファラーレ様が味方だということだけ」
それと、外に今でもこの世界を壊したいと思う誰かがいること。それだけは間違いないと思っていた。
今回シオンが外へ行ったのも、その辺りが関係している。だから戻ってこないのだと、少なくとも三人が思っていることだ。
「味方である女神様を助けるため、太陽神は出かけられたわけか。で、その隙にここを壊そうとか言うのかな。嫌な奴らだ」
もはや隠すことをやめたのか、どうせすべて知っているのだからいいかと思っているのか、胡坐で頬杖つくシルベルト。
注意するべきかと思いつつ、ルアナもすべて知っているのだからいいかと思う。
「セネシオ、例の予言を教えてやれ」
新しく下った予言、それはこの事態を表すのかもしれない。シルベルトは表情を引き締めて言った。
「今月の頭に、予言が下りました。太陽が翳り、闇が訪れるとき、月の輝きが戻るだろう。星は輝き、森への入り口開かれる」
セネシオの紡ぐ言葉は、わかるけどわからないというのが本音。
(太陽はシオン君、月はリオン君。星って誰だろ。森への入り口…)
森の意味はおそらくそうだろう、と思うことがある。けれど道が開くという意味がわからない。
(やっぱグレン君の方が詳しいよなぁ)
考えたりするのは苦手だと思うと、すぐさま放棄する辺りがアクアらしいとも言えるだろう。
情報は情報として頭に入れておいて、あとで考えるのが得意な人達に丸投げしようという考えだ。
「これで月神の転生と覚醒は確定したと思っていいんだろ、姉さん」
「うん、そうだね」
姉さんという言葉に、女王とルアナが鋭い視線を向けたものの、なにか言われる前にとアクアが答える。
自分としてはこの方がいいため、シルベルトの変わらない態度は気に入っていた。むしろ、女王やルアナもこうであってほしいほどだ。
大人になると態度が変わってしまうのは、少し悲しいなと思いつつも思考を戻す。
「お聞きしたいのですが、これでアクア様がわかることはどれほどでしょうか」
予言者とはいえ、すべてを知っているわけではない。月神の転生を予言したことで、ある程度のことは知らされている。
それでも他の者よりは詳しいといったレベルだ。
「太陽はシオン君だよね。翳るの意味はわからないけど」
誰よりも彼の強さを知っているからこそ、簡単にどうこうすることはできない。
この世界では絶対的な力を持つ太陽神が、やられることなどないと信じているのだ。
「では、それは留守にすることと捉えておきましょう。もしくは、外へ行ったことで太陽がないという意味かもしれません」
「おぉー」
考えてくれる人とわかれば、セネシオにすべて丸投げしようと考えを改める。
結果を仲間達に報告すればいい。仲間達も、今は他で異変がないか調べているのだから、なるべくなら負担をかけたくはなかっただけに、助かったと思った。
次というようにセネシオが問いかければ、それにたいしてアクアがわかることを教える。
「闇は外から来たものを表すのか。星視でも闇がどうのって言われて、さっぱりだったんだよな」
納得したようにシルベルトが言えば、女王も頷く。星視の結果として、定期的に闇という言葉が出てくるようになったのは、つい最近のこと。
さすがに意味がわからなかった。闇がなにを示すのか、見当もつかなかったのだ。
ようやくわかったと二人は言う。
「太陽神がいない間に、外から闇がやってくる。攻撃をしてくるということですね。そして、月神が覚醒する」
月神が転生していることは、アクア達だけが把握していること。それが誰なのか、そのことも当然ながら知っていた。
シオンが一度だけ見に行ったからだ。
「星の意味は、ちょっとわからない。星の女神を表すのかもしれないけど」
月神の転生と同時に、星の輝きはなかった。アクアが知っている星の女神を表すわけではない。それだけは言い切れたのだ。
(エリルちゃんではない……星を表す誰かがいる)
けれど、今の段階では誰なのかわからない。
誰なのか気になるところではあるのだが、そのときがくればわかるだろうとも思う。
「星は置いておくとしましょう。問題なのは外からの攻撃ですから」
太陽神がいないと知ってしまった以上、今の問題は彼が戻るまでどうやって外と戦うか、ということになる。
外というものも詳しくない上に、一番情報を持っているであろう人物が太陽神のみとなれば、その都度対処していくしかない。
「ちなみに、森の意味はわかりますか?」
この世界で森を表すような人物がいるのか。その辺りは心当たりがなかった。
「たぶん、女神ファラーレ様かなって」
大地の女神であることから、示す言葉が森になったのかもしれない。
だが、それでなぜ彼女への道が開くのかがわからないのだ。
「……つまり、月神が覚醒し、星と例えられた人物になにかがあったとき、外への道が開くということでしょうか。外への出入りはどうなっているのでしょう」
「えっと、えー……」
外へ行けるとは考えもしなかった。彼女の中では、シオンにしかできないことだと思っていたから。
どうなのかと考えたところで、やはりアクアではわからない。外に関しての知識がないのだ。
「月神なら、外へ行けるってことかもしれませんね」
女王の言葉に、それはあり得るかもしれないとアクアは頷く。
外へ行くことができるのはシオンだけ。もしかしたら、グレンも行けるのかもしれないと思っているのだが、それを確認することはできない。
今現在、道は閉じてしまっているからだ。
「だとしたら、やっぱ星って星の女神じゃねぇの。月神が新しくなるんだから、エリル様じゃなくなったんだろ」
「んー、そうなのかな。どうやって選ばれるんだろ」
もしそうなら、どうやって選ばれるのだろうか。選ばれる基準が気になるところ。
「調べてみましょう。月神の周辺にそれらしい人がいないのかどうか」
「そうだね。あたしも視てみようかな」
星が教えてくれるかもしれない。彼女にとって、星は真実だけを教えてくれる存在。
今までも、一度だって外れたことはない。なによりも信用できるものなのだ。
「では、それぞれが情報を集めて話をしましょう」
女王の一言で、その場はお開きとなった。
・
「シオン君はなにか知ってるかもしれないけど、あたし達は知らない。わかってるのは、女神ファラーレ様が味方だということだけ」
それと、外に今でもこの世界を壊したいと思う誰かがいること。それだけは間違いないと思っていた。
今回シオンが外へ行ったのも、その辺りが関係している。だから戻ってこないのだと、少なくとも三人が思っていることだ。
「味方である女神様を助けるため、太陽神は出かけられたわけか。で、その隙にここを壊そうとか言うのかな。嫌な奴らだ」
もはや隠すことをやめたのか、どうせすべて知っているのだからいいかと思っているのか、胡坐で頬杖つくシルベルト。
注意するべきかと思いつつ、ルアナもすべて知っているのだからいいかと思う。
「セネシオ、例の予言を教えてやれ」
新しく下った予言、それはこの事態を表すのかもしれない。シルベルトは表情を引き締めて言った。
「今月の頭に、予言が下りました。太陽が翳り、闇が訪れるとき、月の輝きが戻るだろう。星は輝き、森への入り口開かれる」
セネシオの紡ぐ言葉は、わかるけどわからないというのが本音。
(太陽はシオン君、月はリオン君。星って誰だろ。森への入り口…)
森の意味はおそらくそうだろう、と思うことがある。けれど道が開くという意味がわからない。
(やっぱグレン君の方が詳しいよなぁ)
考えたりするのは苦手だと思うと、すぐさま放棄する辺りがアクアらしいとも言えるだろう。
情報は情報として頭に入れておいて、あとで考えるのが得意な人達に丸投げしようという考えだ。
「これで月神の転生と覚醒は確定したと思っていいんだろ、姉さん」
「うん、そうだね」
姉さんという言葉に、女王とルアナが鋭い視線を向けたものの、なにか言われる前にとアクアが答える。
自分としてはこの方がいいため、シルベルトの変わらない態度は気に入っていた。むしろ、女王やルアナもこうであってほしいほどだ。
大人になると態度が変わってしまうのは、少し悲しいなと思いつつも思考を戻す。
「お聞きしたいのですが、これでアクア様がわかることはどれほどでしょうか」
予言者とはいえ、すべてを知っているわけではない。月神の転生を予言したことで、ある程度のことは知らされている。
それでも他の者よりは詳しいといったレベルだ。
「太陽はシオン君だよね。翳るの意味はわからないけど」
誰よりも彼の強さを知っているからこそ、簡単にどうこうすることはできない。
この世界では絶対的な力を持つ太陽神が、やられることなどないと信じているのだ。
「では、それは留守にすることと捉えておきましょう。もしくは、外へ行ったことで太陽がないという意味かもしれません」
「おぉー」
考えてくれる人とわかれば、セネシオにすべて丸投げしようと考えを改める。
結果を仲間達に報告すればいい。仲間達も、今は他で異変がないか調べているのだから、なるべくなら負担をかけたくはなかっただけに、助かったと思った。
次というようにセネシオが問いかければ、それにたいしてアクアがわかることを教える。
「闇は外から来たものを表すのか。星視でも闇がどうのって言われて、さっぱりだったんだよな」
納得したようにシルベルトが言えば、女王も頷く。星視の結果として、定期的に闇という言葉が出てくるようになったのは、つい最近のこと。
さすがに意味がわからなかった。闇がなにを示すのか、見当もつかなかったのだ。
ようやくわかったと二人は言う。
「太陽神がいない間に、外から闇がやってくる。攻撃をしてくるということですね。そして、月神が覚醒する」
月神が転生していることは、アクア達だけが把握していること。それが誰なのか、そのことも当然ながら知っていた。
シオンが一度だけ見に行ったからだ。
「星の意味は、ちょっとわからない。星の女神を表すのかもしれないけど」
月神の転生と同時に、星の輝きはなかった。アクアが知っている星の女神を表すわけではない。それだけは言い切れたのだ。
(エリルちゃんではない……星を表す誰かがいる)
けれど、今の段階では誰なのかわからない。
誰なのか気になるところではあるのだが、そのときがくればわかるだろうとも思う。
「星は置いておくとしましょう。問題なのは外からの攻撃ですから」
太陽神がいないと知ってしまった以上、今の問題は彼が戻るまでどうやって外と戦うか、ということになる。
外というものも詳しくない上に、一番情報を持っているであろう人物が太陽神のみとなれば、その都度対処していくしかない。
「ちなみに、森の意味はわかりますか?」
この世界で森を表すような人物がいるのか。その辺りは心当たりがなかった。
「たぶん、女神ファラーレ様かなって」
大地の女神であることから、示す言葉が森になったのかもしれない。
だが、それでなぜ彼女への道が開くのかがわからないのだ。
「……つまり、月神が覚醒し、星と例えられた人物になにかがあったとき、外への道が開くということでしょうか。外への出入りはどうなっているのでしょう」
「えっと、えー……」
外へ行けるとは考えもしなかった。彼女の中では、シオンにしかできないことだと思っていたから。
どうなのかと考えたところで、やはりアクアではわからない。外に関しての知識がないのだ。
「月神なら、外へ行けるってことかもしれませんね」
女王の言葉に、それはあり得るかもしれないとアクアは頷く。
外へ行くことができるのはシオンだけ。もしかしたら、グレンも行けるのかもしれないと思っているのだが、それを確認することはできない。
今現在、道は閉じてしまっているからだ。
「だとしたら、やっぱ星って星の女神じゃねぇの。月神が新しくなるんだから、エリル様じゃなくなったんだろ」
「んー、そうなのかな。どうやって選ばれるんだろ」
もしそうなら、どうやって選ばれるのだろうか。選ばれる基準が気になるところ。
「調べてみましょう。月神の周辺にそれらしい人がいないのかどうか」
「そうだね。あたしも視てみようかな」
星が教えてくれるかもしれない。彼女にとって、星は真実だけを教えてくれる存在。
今までも、一度だって外れたことはない。なによりも信用できるものなのだ。
「では、それぞれが情報を集めて話をしましょう」
女王の一言で、その場はお開きとなった。
・
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
【完結】転生したら侯爵令嬢だった~メイベル・ラッシュはかたじけない~
おてんば松尾
恋愛
侯爵令嬢のメイベル・ラッシュは、跡継ぎとして幼少期から厳しい教育を受けて育てられた。
婚約者のレイン・ウィスパーは伯爵家の次男騎士科にいる同級生だ。見目麗しく、学業の成績も良いことから、メイベルの婚約者となる。
しかし、妹のサーシャとレインは互いに愛し合っているようだった。
二人が会っているところを何度もメイベルは見かけていた。
彼は婚約者として自分を大切にしてくれているが、それ以上に妹との仲が良い。
恋人同士のように振舞う彼らとの関係にメイベルは悩まされていた。
ある日、メイベルは窓から落ちる事故に遭い、自分の中の過去の記憶がよみがえった。
それは、この世界ではない別の世界に生きていた時の記憶だった。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
またね。次ね。今度ね。聞き飽きました。お断りです。
朝山みどり
ファンタジー
ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。
婚約者こそいるけど、相手も自分と同じ境遇の侯爵家の二男。だから、リリーは彼と家族を作りたいと願っていた。
だけど、彼は妹のアナベルとの結婚を望み、婚約は解消された。
リリーは失望に負けずに自身の才能を武器に道を切り開いて行った。
「なろう」「カクヨム」に投稿しています。
こじらせ中年の深夜の異世界転生飯テロ探訪記
陰陽@2作品コミカライズと書籍化準備中
ファンタジー
※コミカライズ進行中。
なんか気が付いたら目の前に神様がいた。
異世界に転生させる相手を間違えたらしい。
元の世界に戻れないと謝罪を受けたが、
代わりにどんなものでも手に入るスキルと、
どんな食材かを理解するスキルと、
まだ見ぬレシピを知るスキルの、
3つの力を付与された。
うまい飯さえ食えればそれでいい。
なんか世界の危機らしいが、俺には関係ない。
今日も楽しくぼっち飯。
──の筈が、飯にありつこうとする奴らが集まってきて、なんだか騒がしい。
やかましい。
食わせてやるから、黙って俺の飯を食え。
貰った体が、どうやら勇者様に与える筈のものだったことが分かってきたが、俺には戦う能力なんてないし、そのつもりもない。
前世同様、野菜を育てて、たまに狩猟をして、釣りを楽しんでのんびり暮らす。
最近は精霊の子株を我が子として、親バカ育児奮闘中。
更新頻度……深夜に突然うまいものが食いたくなったら。
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【柴犬?】の無双から始まる、冒険者科女子高生の日常はかなりおかしいらしい。
加藤伊織
ファンタジー
累計150万PV突破。へっぽこ+もふもふ+腹黒学園ファンタジー。
毎日7時更新。サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公!
これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。
県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。
誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。
柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!?
ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。
見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。
アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む)
しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり!
過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル(♂)に個性の強すぎるクラスメイトや先輩たち。
ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。友達の配信にも駆り出されるし、何故かアイドル活動までやっちゃったり!? 悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね!
夏休みには合宿もあるし、体育祭も文化祭も大騒ぎ。青春は、爆発だー!
我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります!
この作品は、他サイトでも連載しております。
※イメージ画像にAI生成画像を使用しております。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる