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3部 永久の歌姫編
預言者と対面2
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予言者、それは代々力を引き継ぎながら受け継いでいく。素質は神官長が見抜くのでもなければ、女王でもない。
自分の後を継ぐ予言者は、己で探し出さなければいけないのだ。
「こればかりは、わたくしでもわからないのです。予言者の素質は、言葉で表せるものではないそうです」
そのため、女王であっても予言者となるために必要なものがなにかまで知らない。なぜ予言者などという存在が出来たのかもだ。
ただ、突然現れた存在であることだけは間違いない。
「予言者としての素質。その欠片とでも言うべきものを感じ取るのです。その方が次の予言者となり、自分の力を引き継がせることで、新たな予言者とする」
とは言っても、まだ自分は次を見つけ出せていないからわからない感覚だ、とセネシオは笑いながら言う。
「神官としての任期など、私達には関係ないんですよね。だから、まだ契約するのかって感じで見られます」
それだけが困るのだと言うから、彼は何年予言者をしているのだろうかと思わずにはいられない。次が見つからなければ、何回でも契約を更新するのだろう。
ある意味で、自分と同じに見えた。永遠の時を生きる自分と。
「辛くない?」
神官という決まりに縛られ、さらに予言者としての規則にも縛られる日々。苦ではないのか。
思わず問いかけていた。アクア自身は、なりたくて神官になったわけではなかっただけに、苦ではないのかと思ってしまったのだ。
「辛くなどないですよ。幸いにも、今の神官長は少しばかり変わっていますので」
ニッコリと笑えば、間違いないとアクアも笑った。シルベルトといるのは飽きないだろう。
彼女ですら、ここまで酷くなかったと言える。神官としてある程度は猫かぶりしていたからだ。
「予言者は三百年ほどの任期となる、とも言われております。それほど、珍しい能力なのでしょうね」
どの能力かわかりませんが、などと言うから声を上げて笑う。
「結局、予言がどこから降りてくるものなのか、それすらわかりませんからね」
こればかりは、アクアでもわからないことだったりする。一度だけシオンに問いかけてみたが、答えはわからないの一言。
それ以降は考えることをやめたのだ。考えるだけ無駄だと思い。
どこから降りてくるかわからなくても、その予言が当たるなら信じるだけ。それだけなのだとセネシオは言う。
(一種の未来を読み解く能力じゃないかって、シオン君は言ってたっけ。この世界で自然に発生した力)
そうなのかもしれない。予言という形にしているだけで、降りてくるのではなく視ているのかもしれないと思う。
思えたのは、彼女自身が星視を行うからだ。星というハッキリとしたものがあるからこそ、アクアは気にしたこともないのだが。
(星視だって、よくわからないもんなぁ)
深く考えてみれば、星視だってよくわからないもの。なぜ星ですべてを見抜けるのか、当たり前すぎて考えたこともなかったという方が正しい。
「例の予言、あれも私が受け取ったものです」
予言者としての在位は、すでに百年を越える。継いですぐ、彼が受けた予言が月神の転生を知らせるもの。世界の危機を知らせるものだったのだ。
さすがに、あまりの出来事に狼狽えたのは懐かしい思い出だったりする。あの頃は若かったな、と思うほどに。
新しい予言が下った。そのため、アクアが来るだろうとセネシオは城へ招かれたのだ。
「本来なら、ソル神殿から出ることはないのですが」
「今回ばかりは、世界の危機となりますからね。わたくしが許可を出しました」
直接会って話をするべきだと判断された。間接的なやり取りよりも、その方がいいだろうと。
彼女が一人で来るかもわからなかった、という考えもあってのことだ。
「そうだね、シオン君がいたら来てたかも」
月神の絡む問題なだけに、情報を求めて自ら動いた可能性は否定できない。
だが、すべてはいればの話。現在、太陽神であるシオン・アルヴァースはいない。だからこそ、自分達だけでどうにかしなくてはいけないのだ。
「いたら、ということは」
いないのかと女王の視線が問いかけてくる。そのようなことがあるのかと言うように。
「あー、ねっ。ちょっと留守にしてるんだよ。外へ行ったまま帰ってこなくて」
メリシル国では三千年前の女王がすべてを伝えているだけで、アクアからの情報は多くない。伝えるのが苦手なためだ。
外という世界があること。それはメリシル国でも王家にのみ伝えられている。
だから、女王も外の世界があることだけは知っていた。さすがに行けることまでは知らなかったのだが。
「シオン君だけが出入りしてる感じかな。えっと、三千年前に手助けしてくれた女神様のとこなんだけど」
それは伝わっているのだろうか、と一瞬不安になる。どれだけのことを伝えているのかも、アクアは把握していなかったのだ。
「女神メルレール様の妹ですね。太陽神からしたら親戚ですから、行っていてもおかしくはないのでしょうが」
けれど、わざわざ外へ行く理由がわからないと言う。世話になっていたとしても、親戚だったとしても行く必要などないはずだ。
「えっと、そこからだね。あたし、説明とか苦手なんだけどなぁ……」
ちゃんとできるかな、などとぼやくように言うが、この場にいる誰もがアクアのことを理解している。
多少言葉が足らなくても、なんとなく把握できればいいと思っていた。
神の箱庭と呼ばれるこの世界。神と呼ばれる存在は、世界を創り見守るのが役目。
三千年前に知ったことではあったが、つまり女神メルレールの妹にも創った世界があるということ。そう思っていたが、実際にはなかったことを知るのは最初の接触があってから。
「女神様にも力の優劣があるらしくてね、メルレール様より弱いんだって」
この世界を創った女神よりは弱い妹女神。そのため、今までは世界を創っていなかった。
ならばなぜ創ったのか。
「大地の女神であるファラーレ様は、この世界を守ると約束してくれた。そのために、隣接する形で世界を創ったんだって」
こうすることで、外からの干渉をやりづらくする。そんな意味が込められているのだ。
「その辺りのことをしっかりと把握しておきたいのですが、この世界は外に敵が多いと思うべきですか」
外にどれだけの神々がいるのかわからない。わからないが、味方が多いとも思えないのが女王の気持ち。
なぜなら、この世界を創ったメルレールが罪深いと言われているから。禁忌を犯した女神となれば、神々は簡単に許さないだろう。
・
自分の後を継ぐ予言者は、己で探し出さなければいけないのだ。
「こればかりは、わたくしでもわからないのです。予言者の素質は、言葉で表せるものではないそうです」
そのため、女王であっても予言者となるために必要なものがなにかまで知らない。なぜ予言者などという存在が出来たのかもだ。
ただ、突然現れた存在であることだけは間違いない。
「予言者としての素質。その欠片とでも言うべきものを感じ取るのです。その方が次の予言者となり、自分の力を引き継がせることで、新たな予言者とする」
とは言っても、まだ自分は次を見つけ出せていないからわからない感覚だ、とセネシオは笑いながら言う。
「神官としての任期など、私達には関係ないんですよね。だから、まだ契約するのかって感じで見られます」
それだけが困るのだと言うから、彼は何年予言者をしているのだろうかと思わずにはいられない。次が見つからなければ、何回でも契約を更新するのだろう。
ある意味で、自分と同じに見えた。永遠の時を生きる自分と。
「辛くない?」
神官という決まりに縛られ、さらに予言者としての規則にも縛られる日々。苦ではないのか。
思わず問いかけていた。アクア自身は、なりたくて神官になったわけではなかっただけに、苦ではないのかと思ってしまったのだ。
「辛くなどないですよ。幸いにも、今の神官長は少しばかり変わっていますので」
ニッコリと笑えば、間違いないとアクアも笑った。シルベルトといるのは飽きないだろう。
彼女ですら、ここまで酷くなかったと言える。神官としてある程度は猫かぶりしていたからだ。
「予言者は三百年ほどの任期となる、とも言われております。それほど、珍しい能力なのでしょうね」
どの能力かわかりませんが、などと言うから声を上げて笑う。
「結局、予言がどこから降りてくるものなのか、それすらわかりませんからね」
こればかりは、アクアでもわからないことだったりする。一度だけシオンに問いかけてみたが、答えはわからないの一言。
それ以降は考えることをやめたのだ。考えるだけ無駄だと思い。
どこから降りてくるかわからなくても、その予言が当たるなら信じるだけ。それだけなのだとセネシオは言う。
(一種の未来を読み解く能力じゃないかって、シオン君は言ってたっけ。この世界で自然に発生した力)
そうなのかもしれない。予言という形にしているだけで、降りてくるのではなく視ているのかもしれないと思う。
思えたのは、彼女自身が星視を行うからだ。星というハッキリとしたものがあるからこそ、アクアは気にしたこともないのだが。
(星視だって、よくわからないもんなぁ)
深く考えてみれば、星視だってよくわからないもの。なぜ星ですべてを見抜けるのか、当たり前すぎて考えたこともなかったという方が正しい。
「例の予言、あれも私が受け取ったものです」
予言者としての在位は、すでに百年を越える。継いですぐ、彼が受けた予言が月神の転生を知らせるもの。世界の危機を知らせるものだったのだ。
さすがに、あまりの出来事に狼狽えたのは懐かしい思い出だったりする。あの頃は若かったな、と思うほどに。
新しい予言が下った。そのため、アクアが来るだろうとセネシオは城へ招かれたのだ。
「本来なら、ソル神殿から出ることはないのですが」
「今回ばかりは、世界の危機となりますからね。わたくしが許可を出しました」
直接会って話をするべきだと判断された。間接的なやり取りよりも、その方がいいだろうと。
彼女が一人で来るかもわからなかった、という考えもあってのことだ。
「そうだね、シオン君がいたら来てたかも」
月神の絡む問題なだけに、情報を求めて自ら動いた可能性は否定できない。
だが、すべてはいればの話。現在、太陽神であるシオン・アルヴァースはいない。だからこそ、自分達だけでどうにかしなくてはいけないのだ。
「いたら、ということは」
いないのかと女王の視線が問いかけてくる。そのようなことがあるのかと言うように。
「あー、ねっ。ちょっと留守にしてるんだよ。外へ行ったまま帰ってこなくて」
メリシル国では三千年前の女王がすべてを伝えているだけで、アクアからの情報は多くない。伝えるのが苦手なためだ。
外という世界があること。それはメリシル国でも王家にのみ伝えられている。
だから、女王も外の世界があることだけは知っていた。さすがに行けることまでは知らなかったのだが。
「シオン君だけが出入りしてる感じかな。えっと、三千年前に手助けしてくれた女神様のとこなんだけど」
それは伝わっているのだろうか、と一瞬不安になる。どれだけのことを伝えているのかも、アクアは把握していなかったのだ。
「女神メルレール様の妹ですね。太陽神からしたら親戚ですから、行っていてもおかしくはないのでしょうが」
けれど、わざわざ外へ行く理由がわからないと言う。世話になっていたとしても、親戚だったとしても行く必要などないはずだ。
「えっと、そこからだね。あたし、説明とか苦手なんだけどなぁ……」
ちゃんとできるかな、などとぼやくように言うが、この場にいる誰もがアクアのことを理解している。
多少言葉が足らなくても、なんとなく把握できればいいと思っていた。
神の箱庭と呼ばれるこの世界。神と呼ばれる存在は、世界を創り見守るのが役目。
三千年前に知ったことではあったが、つまり女神メルレールの妹にも創った世界があるということ。そう思っていたが、実際にはなかったことを知るのは最初の接触があってから。
「女神様にも力の優劣があるらしくてね、メルレール様より弱いんだって」
この世界を創った女神よりは弱い妹女神。そのため、今までは世界を創っていなかった。
ならばなぜ創ったのか。
「大地の女神であるファラーレ様は、この世界を守ると約束してくれた。そのために、隣接する形で世界を創ったんだって」
こうすることで、外からの干渉をやりづらくする。そんな意味が込められているのだ。
「その辺りのことをしっかりと把握しておきたいのですが、この世界は外に敵が多いと思うべきですか」
外にどれだけの神々がいるのかわからない。わからないが、味方が多いとも思えないのが女王の気持ち。
なぜなら、この世界を創ったメルレールが罪深いと言われているから。禁忌を犯した女神となれば、神々は簡単に許さないだろう。
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