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あとがき。

ありがとうございました。

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 まずここまでお読み頂いた方、並びにここだけ読みに来てくれた方、ありがとうございました。

 あとがきは蛇足になりがちになるので書くか迷ったのですが、感謝の弁を伝える為に書かせて頂きます。

 本当にありがとうございました。
 拙い文章でお見苦しい点も多いと思いますが、楽しんで頂けたら幸いです。

 あんまり変な感じで語りすぎるのも、いわゆるくぅ疲みたいなコピペを生み出してしまうかもしれないのですが感謝の弁だけだと『ありがとうございました』に尽きてしまうので、各話のことを覚えている限りで書き連ねてみようと思います。

 ここからは完全に蛇足となりますので、興味がなかったり作者の語りとかがあまり好きでない方はここでお別れとなります。

 ここまでお読み頂いて本当にありがとうございました。
 またこれからも新作や、この話の世界観を共通させた長編作品を更新して参りますのでよろしければ是非に。



 ではここからは蛇足です。

 元々この話は以前にショートショートで一つずつ発表したものを再編成してオムニバス形式としたものになります。

 全て同一世界観で書いていたので、せっかくなのでちゃんと繋がりを意識してひとつに纏めました。

【婚約破棄された上に冤罪裁判が始まり段々腹が立ってきたので、ぶちギレてみました。】

 恋愛カテゴリで一番最初に書いた話です。アルファポリスだと比較的目につきやすいカテゴリだと思って挑戦してみたものですね。
 よくある糾弾されて追放されるみたいな始まりのシーンの段階で、みんな鉄山靠でぶっ飛ばしたらどうなるかなぁ、みたいなとこから書いたものです。八極拳は僕の好きな格闘漫画から影響されて、人を素手で吹き飛ばすのなら八極拳だろうって感じで選びました。

【平民の私が聖女に選ばれたと思ったら、早速追放の危機なんて……。】

 一作目が思ったより閲覧され味をしめて恋愛カテゴリで書いたやつですね。
 二作目にして実験的なもので、タイトル詐欺でもちゃんと書いたら許されるかどうかって感じで書いたと思います。内容としては破綻した殺し屋の女の一つの仕事をあっけらかんと書いてみようってやつですね。ちなみにここから登場人物の名前は救急医療がテーマの超有名海外ドラマの役名やキャストから組み合わせてつけています。

【聖女の私が婚約破棄で追放? そんなこともあろうかと、爆弾を仕掛けておきましたわ。】

 タイトル詐欺は良くないと思い直しちゃんとタイトル通りに書こうと思って書いたやつですね。
 貴族令嬢と同じくらいベタな聖女モノに手を出そうと思ったんですが、信仰とかってわりとセンシティブなところをどうポップにするかってところで、もう信仰とか以前に爆弾っていう大問題をぶち込んでみたんだと思います。

【国から追放されそうな魔女は、どうせ追い出されるならと、恋人と駆け落ちしちゃいました。】

 聖女がありなら魔女もありだろうってことで書いたんですが、あまり需要がなかったものですね。
 大体の話に共通しますが駆け抜け感を重視しつつ、同じくだりを繰り返してちょっと怖い感じを出したかったやつですがあんまり怖くはなりませんでした。でも何だかんだお気に入りの話だったりします。

【馬鹿令嬢は婚約破棄も没落も国外追放もいたしません、脅威の排除を徹底いたします!】

 魔女に需要があまりないことに気づいて貴族令嬢に戻そうと思って書いたやつですね。
 でもただ令嬢を書くのもあれかと思って執事、男視点の話で書いて見たやつです。バトル描写ありで男視点ってこともありかなり書きやすかった記憶があります。

【神に祈るのも飽きたので、聖女が脱走計画を企てました。】

 ここにきて超ポピュラー設定である異世界転生を書いてみたやつですね。
 でもただ異世界転生を書くのもあれなので、異世界転生による現代倫理観行動に振り回されるみたいな話にしました。わりと駆け抜け感も出せて気に入ってます。

【聖女を殺せと送り込まれた暗殺者だけど、改心させられそうです。】

 前作がわりとポップな感じだったのでハードめな話を書きたいと思ったやつですね。
 これでやりたかったのはオチのくだりがテンプレート化してきたのをフリとして突然文章が途切れるところにつきます。わりと満足していてかなり気に入っているのですがこれもまた需要がなかったみたいですね。

【冤罪裁判で婚約破棄され学園追放され辺境に追いやられても、乗り越えます、根性で。】

 前作のような感じの話に需要がなかったのでちゃんとハッピーエンドなものを書こうと思ったやつですね。
 炭坑節の踊りの覚え方みたいなのを入れられて良かったと思った気がします。

【女神から聖女を育てるように言われたけど、なんか癪なので魔女として育てます。】

 魔女に需要はなかったけれども聖女絡めれば行けるだろうと、以前の魔女モノから設定を引っ張り出して書いたやつですね。
 作中に出てくるガラスの動きのくだりは、僕が好きな魔女のアニメで言っていたものに多大な影響を受けて使ったものですね。今はガラスはゆっくり動いているって扱いではなくてアモルファスだとか結晶状態だとか表現するみたいです。

【冤罪裁判で学園追放と婚約破棄の危機に、歌って誤魔化したらなんとかなりました!】

 コメディチックな話を書こうと思ってノリと勢いで書いたやつですね。
 異世界令嬢モノでベタな糾弾される状況で歌い出したらどうなるかなって感じで、結果全部上手くいくみたいなわりと好きな展開だったんですが文字媒体でやることじゃなかったです。

【冤罪裁判で婚約破棄された不幸のどん底の私は、祈りで民を幸せに導く聖女に文句を言いに行きました。】

 以前に書いた爆弾聖女が淡々と質問に答えていくみたいな会話劇で舞台がひとつの部屋で完結する話を書こうと思ったやつですね。
 なんとなく前に書いた爆弾聖女に少しだけ人間味というか、友達を作ってあげたくなったんだと思います。

【この王国を裏から操りたい王妃だけど、聖女も貴族令嬢も全然思い通りになりません。】

 とりあえず今まで起こった出来事の理由付けとして黒幕を作ってみたかったやつですね。
 まあこういう国単位での政治みたいなとこになってくると善悪とかでは行動できないみたいな、そんな感じのことをやりたかったんだと思います。

【貴族の学園でついに平民の私が標的にされたので、全力で相手してみました。】

 会話劇や裏工作みたいな話が続いて、バトル描写を書きたい病いが発作を起こしたやつですね。
 ルチャリブレも僕の好きな格闘漫画から多大な影響を受けて使いました。いやーバトル展開書くの楽しいです、全然ウケないですけど。

【クズ王子を救済するべく、聖女パンチでぶん殴ったら求婚されました。】

 バトル描写を書きたい病いが治まらなかったので書いたやつですね。
 これは正直同じ言葉を繰り返してちょっと怖い感じにしたかったパターンのリベンジだったんですが、まあ全く結果は奮わなかった気がします。しかも結構その求婚に関してのところがやや書ききれずにかなり加筆修正をしました。

【悪役どころか邪悪な貴族令嬢は、国外追放後も悪行を貫きます。】

 冤罪や勘違いでもなんでもなく実際めちゃくちゃ悪人を書きたくなったやつですね。
 まあ結局なんとなく理由や正義のようなものがあるような感じになりましたが、やってることはめちゃくちゃ悪いことですからね。こういう生き方しか出来ないみたいな話は個人的には好きなので書いてて楽しかった気がします。

【え、婚約破棄? その言葉を待っていました!】

 暴力的なものとか悪人とかが続いていたので平和な話を書きたくなったやつですね。
 当たり前すぎて気づかないみたいな、なんかそういうベタなの書いた珍しく過激な方向に逃げずに恋愛カテゴリなものを書いてましたね。

【冤罪裁判で婚約破棄され学園を追放されたので、この世界を滅ぼします。】

 大風呂敷を広げる第一話みたいなのを書きたくなったやつですね。
 異世界だし魔女とか出したし魔王とかも有りだろうって感じで、壮大なスケールの片鱗だけちら見せして投げっぱなしてやろうと思ったんですがこの設定が後に自分の首を締めることになるとは思ってませんでした。

【冤罪裁判で婚約破棄されましたが、残念ながら私は幸せです。】

 タイトル詐欺だと思わせておいて実はタイトル通りみたいなのを書きたかったやつですね。
 以前に書いた殺し屋女の話とは逆をいく話にしようとした気がします。

【冤罪裁判にも疲れたので、いよいよ結婚に踏み切りたいけど上手く行きません。】

 複数視点混ざり合いみたいなのを書きたかったやつですね。
 比較的書きなれていたキャラクターを使ってやってみましたがコンパクトにはまとまらなかったので、ショートショートでやるならせいぜい二視点でしたね。反省です。

【妹は本物の聖女じゃありません、早く気づかないとこの国滅びますよ?】

 姉妹格差モノに手出してみるかって感じで書いたやつですね。
 狂信的っぽい雰囲気の聖女を書くことが多い中で、今回もそういう雰囲気っぽいけど信仰より姉妹を選んでしまうみたいな。わりと気に入ってます。

【婚約破棄して別の人と生きる? どうぞ、後悔してください。】

 そろそろ男視点で動かしやすいキャラ書きたくなったやつですね。
 ややマヌケで童貞性の高いキャラって一昔前の少年漫画的なキャラクター性は動かしやすくていいですね、個人的にはわりと好きなキャラを書けたと思います。

【時間遡行で、冤罪裁判と婚約破棄と学園追放を回避いたします!】

 タイムリープとかループモノが書きたくなったやつですね。
 僕はわりとタイムリープモノというかループモノが好きなんですが、これは正直全然書ききれませんでしたね。反省です。もっと伏線をばらまいてループ展開でぶん回しながらクライマックスに怒涛に全回収みたいなのがタイムリープモノの醍醐味なんですが、ショートショートじゃ無理がありますね。そのうちちゃんとリベンジしたいです。

【学園を追放され僻地に追いやられたので、この世界を滅ぼします。】

 大風呂敷広げる第二話書きたいと思ったやつですね。
 魔王がありなら竜もありだろうって感じでファンタジーノリで出していきました。最初に出したモブ的なキャラのその後にフォーカスして、後悔とか反省とか色々加味して間違った再起をしてしまう展開を書けたのは良かったです。

【人を模されただけの自動人形が、愛している、と叫ぶまで。】

 機械に心が宿る系のSFっぽいの書きたかったやつですね。
 あと自動人形にオートマータってルビを入れるか迷ったんですけど、流石に影響された傑作漫画が透けすぎるので踏みとどまりました。僕は人工知能とかに心が宿る系のSFが好きで、今思うともうちょい色々書けたかなとも思いますがわりとお気に入りです。需要はまるでありませんでしたが。

【婚約者が平民と結託して婚約破棄と学園追放の為に冤罪裁判仕掛けてきたので、発砲しちゃいました。】

 前作が奮わずに原点回帰で大暴れする系を書こうと思ったやつですね。
 鉄砲はあんまり好きじゃないんですが、任侠物みたいな拳銃を突きつける描写をたっぷり書けたのは満足でした。

【婚約破棄とか冤罪裁判とかにはもう飽きたので、普通に恋しようと思います。】

 こういう話で暗躍する陥れる側の話書きたいと思ったやつですね。
 まあ悪いことして自分だけが幸せになろうとするのは難しいよ的な、テーマとしてはよくあるざまぁ的な感じですがそれを主人公視点から書いてみました。

【過去から時空を超えた勇者、追放令嬢に恋をする。】

 魔女とか魔王とか竜がありなら勇者もありだろって感じで書いたやつですね。
 しかしかなり需要はなかったみたいで暗殺者と自動人形と聖女パンチに並ぶ不人気さでした。勇者に需要がないと思い知らされた話でしたね。

【可愛いだけの妹が、ついに追放されるみたいですよ。】

 勇者の大ゴケで一回人気コンテンツの姉妹モノ行こうって書いたやつですね。
 大体姉妹のどっちかが冷遇されてて冷遇されてる側がなんかしらいい事が起こりだして幸せになるみたいな流れだと思うんですが、優遇されている側もまたその待遇に納得していないみたいな感じで壊れる話はわりと嫌いじゃなかったです。

【大嫌いな婚約者がなかなか婚約破棄をしないので、困らせてやることにしました。】

 ツンデレ書くかー! って勢いで書いたやつですね。
 前作がわりとハードめな感じだったのでちゃんと恋愛っぽいの書こうとしたやつです。結構ちゃんとツンデレっぽくなったのでわりと気に入ってます。

【聖女は教会に入った泥棒に、盗まれてみることにしました。】

 シンプルに泥棒って逆にありじゃね? って感じで書いたやつですね。
 個人的には好きな話ですがそれほど需要はなかったみたいでした。若者のアイデンティティを問う問題は十人十色で煙に巻けるってのが個人的に書いてて楽しかったです。

【妹が婚約破棄されたので、大笑いしてやりました。】

 泥棒ウケなかったしもういっちょ姉妹モノ書いとくかって感じで書いたやつですね。
 前回やった姉妹モノは確執強めだったので今回はわりと普通の姉妹の関係性にしました。まあ僕は女兄弟はいないし男なので姉妹間の関係性の普通を体験したことはないので従姉妹のお姉ちゃんたちをイメージして、そんな普段仲良くないのに共通の敵が現れると信じられんくらい結託するみたいな。そんなイメージです。

【恋人に棄てられたお嬢様は、凍える聖夜に暖かさを求める。】

 前作からかなり間が空いてクリスマス時期に合わせてショートショート書くか! ってノリで書いたやつですね。
 クリスマスモノってことで異世界にクリスマス文化があるのは流石に意味わからんので現代劇にしました。どちらかというとこれは同一世界観で書いてる『虐げられ続けてきたお嬢様、全てを踏み台に幸せになることにしました。』からの流れを汲んだ話ですね。タイトル詐欺的なことはせずにストレートに現代劇っぽくして良かったかなって今でも悩んでます。

【女神さまは、ただ誰かに愛されたいだけ。】

 これは今回同一世界観ショートショートを一本化するにあたって書き下ろしたやつですね。
 なぜこの世界観がこんなにめちゃくちゃで無茶な論理が通るのかとか短絡的な考えが横行しているのかとか、ファンタジー的な部分の理由付けとか文化形態の違う異世界なのに時間や距離や重さの概念が現実と共通するのかとか、その辺を最低限語りたかった感じです。個人的にご都合主義をファンタジーだからって理由で片付けるのは好きではなくて、なんでそういう世界観が成り立つのかって設定を書きたくなってしまうんです。この辺りは語り出すと長くなるのでまああれですが、ミノ〇スキー粒子があるから有視界戦闘が主軸になってモビ〇スーツが活躍するみたいな。そういうのがあるのが好きなんですよね。この話におけるミノ〇スキー粒子が女神って感じに書けたらいいなと思って、書き下ろしました。

 こんな感じです。
 やはり言い訳がましい感じになってしまったので、この辺は蛇足でしたね。
 オムニバス形式なので、何か一つでも好きな話やキャラを見つけてくださったら幸いです。

 再三の弁となりますが、ここまでお読み頂いて本当にありがとうございました。

 ちなみにこれらの話の世界観やキャラクターを継承して。

 長編『虐げられ続けてきたお嬢様、全てを踏み台に幸せになることにしました。』

 というのも書いております。
 ここでの話の続き? と言いますか解決編になるような感じで作っております。
 せっかく出来た世界観なので、ちゃんと作ってみようと思ったものです。もしこちらの世界観やキャラクターや話で気に入ったものがございましたら是非とも登録コンテンツよりお読みいただければと思います。

 最後に、僕の拙い文章に御付き合い頂きまして本当にありがとうございました。
 お気に入り登録や感想コメントは凄まじいほどに励みになりました。
 また何か書いた際には、どこかでお読みいただければ幸いです。

 では、また。
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みんなの感想(2件)

某蜻蛉
2022.01.29 某蜻蛉

楽しみに読ませてもらってます。
続きが気になって夜しか眠れませんww

ラディ
2022.01.29 ラディ

ありがとうございます!
是非昼間も寝てください!

解除
猫坂ねむる
2022.01.29 猫坂ねむる

良かったです。

ラディ
2022.01.29 ラディ

ご感想ありがとうございます!
励みになります!

解除

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