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プリンvs私
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ある日の夜。私はとある小説を読んでいた。そこにはとても美味しそうなプリンの描写があった。
「あーーーー、プリン食べたい。」
思い立ったが吉日。
「お父さん、プリン食べたい。」
私は運転できないので父にプリンを食べたいと言う。
徒歩で行けと言うものがいるだろう。
1番近いコンビニは徒歩で30分かかるのだ。そう、田舎だ。街灯もコンビニまで片手で足りる数しかない。
「そんなもん、俺も食べたいわ。」
「コンビニ行こ~!」
「いやじょ。もう着替えたくないわ。」
そう、私も父もパジャマ姿なので着替えないと外に行けないのであった。
そして、私は父に奢ってもらう算段だったが、父はお金を出したくないようだ。
プリンが遠い…!
そうすると父がこう言った。
「だったら作ったらええやん。」
…めんどくさい。
そう思い、父に作ってと頼んでみたがさすが私の父だ。
「はぁ?いやじょ。めんどい。」
もう一度言おう。プリンが遠い!
こうしてとってもとっても面倒くさがりな私は
『レンジ プリン レシピ』で検索した。
そう、作ることを選んだのである!!!!!
さて準備するものは…卵、牛乳、砂糖
ある。家にあるぞ。仕方ない。作るか…。
まずカラメルをレンジで加熱して作った。まあ、いい出来である。カラメルをレンジでチンしている間に、牛乳と卵を混ぜていたのでそれを投入!またレンジでチンをして蒸していた時である。
父が言った。
「あれ、砂糖入れたんか?」
………………今言うか。
そう、私は砂糖なんてもの、入れていない!
これではプリンか茶碗蒸しか分からない物体である。確実に不味い事は確定しているので、父にあげた。
不味いとか、要らないとか言う言葉は無視だ。プリン擬きに砂糖をかけて食べていたが分離して不味いと言われた。だろうな。
さて気を取り直して2回目!次こそはと意気込み、カラメルを作ってその間にプリンの材料を混ぜる。もちろん砂糖も入れた。
チンという音がして覗いてみると半分砂糖が溶けていないのでレンジの中で混ぜているとカチャッという音でお皿が割れた。もう一度言おう。お皿が綺麗に、真っ二つに割れたのである。
使用していたお皿は耐熱皿ではない。普通のお皿。
まぁ、割れたものは仕方ない。新聞紙に包んで、ビニール袋に入れておいた。
さて、もう面倒だしカラメルはいいか。
と思っていると、父がプリン擬きを完食していて、その時のカラメルがあった。
食べ残しだが、基本ズボラで面倒くさがりな私はそのカラメルの容器にプリンの材料を入れた。
あたり前だが、固まっていないカラメルに材料を入れると混ざるのだ。
…あ、やらかした。
と思っても遅いのでとりあえずレンジに入れて、蒸してみたが、微妙に固まらない。
固まった部分を食べたが微妙。
こうして私はプリン作りに負け、料理嫌いが加速するのであった。
「あーーーー、プリン食べたい。」
思い立ったが吉日。
「お父さん、プリン食べたい。」
私は運転できないので父にプリンを食べたいと言う。
徒歩で行けと言うものがいるだろう。
1番近いコンビニは徒歩で30分かかるのだ。そう、田舎だ。街灯もコンビニまで片手で足りる数しかない。
「そんなもん、俺も食べたいわ。」
「コンビニ行こ~!」
「いやじょ。もう着替えたくないわ。」
そう、私も父もパジャマ姿なので着替えないと外に行けないのであった。
そして、私は父に奢ってもらう算段だったが、父はお金を出したくないようだ。
プリンが遠い…!
そうすると父がこう言った。
「だったら作ったらええやん。」
…めんどくさい。
そう思い、父に作ってと頼んでみたがさすが私の父だ。
「はぁ?いやじょ。めんどい。」
もう一度言おう。プリンが遠い!
こうしてとってもとっても面倒くさがりな私は
『レンジ プリン レシピ』で検索した。
そう、作ることを選んだのである!!!!!
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ある。家にあるぞ。仕方ない。作るか…。
まずカラメルをレンジで加熱して作った。まあ、いい出来である。カラメルをレンジでチンしている間に、牛乳と卵を混ぜていたのでそれを投入!またレンジでチンをして蒸していた時である。
父が言った。
「あれ、砂糖入れたんか?」
………………今言うか。
そう、私は砂糖なんてもの、入れていない!
これではプリンか茶碗蒸しか分からない物体である。確実に不味い事は確定しているので、父にあげた。
不味いとか、要らないとか言う言葉は無視だ。プリン擬きに砂糖をかけて食べていたが分離して不味いと言われた。だろうな。
さて気を取り直して2回目!次こそはと意気込み、カラメルを作ってその間にプリンの材料を混ぜる。もちろん砂糖も入れた。
チンという音がして覗いてみると半分砂糖が溶けていないのでレンジの中で混ぜているとカチャッという音でお皿が割れた。もう一度言おう。お皿が綺麗に、真っ二つに割れたのである。
使用していたお皿は耐熱皿ではない。普通のお皿。
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さて、もう面倒だしカラメルはいいか。
と思っていると、父がプリン擬きを完食していて、その時のカラメルがあった。
食べ残しだが、基本ズボラで面倒くさがりな私はそのカラメルの容器にプリンの材料を入れた。
あたり前だが、固まっていないカラメルに材料を入れると混ざるのだ。
…あ、やらかした。
と思っても遅いのでとりあえずレンジに入れて、蒸してみたが、微妙に固まらない。
固まった部分を食べたが微妙。
こうして私はプリン作りに負け、料理嫌いが加速するのであった。
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