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6・ギース視点
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かーしゃまが、おしぇわになってましゅ。
ぼくは、4歳でしゅ。おにーちゃんでしゅ!
しゃ、し、しゅ、しぇ、しょ……は、まだむじゅかしいでしゅ。
あ、ね~しゃまだ!
「ねぇしゃま!ぼくはおにーちゃんでしゅ!」
「えぇ?知ってるわ。優しいお兄ちゃんじゃないの。」
「はい!」
「でも、お勉強を今日、ズル休みしたでしょう。不真面目なお兄ちゃんは、ランに慕われるのかしら?」
ふまじめとか、したたれる?とか、よくわかりましぇん。でも、きりゃわりぇちゃくない!
「ぼくは、おべんきょーしましゅ!ねぇしゃまもいっしょにしましゅか?」
「え?う~ん…。」
ねぇしゃまもいっしょがいーなぁ!だめかな~?
「ねぇしゃま?」
「ゔ!か、かわいい!いいわ。一緒にしましょうか。」
「あーい!」
ねぇしゃまはやしゃしいのでしゅ!
「あら?ふふ。仲良しねぇ?母様も混ぜてほしいわ~。」
「だめでしゅ!いまかりゃおべんきょーでしゅ!」
「まぁ?どういう心変わり?遊ばないなんて…。」
「ぼくは、おにーちゃんでしゅから!」
「そう。そうね。ランのお兄ちゃんね。じゃ、そんなギースにいいこと教えてあげる。」
「なんでしゅか?」
「ランはギースとボールで遊ぶのが好きよ。」
「!おべんきょーのあとにあしょびましゅ。」
「そうしてあげて。喜ぶわ。」
「あーい!」
ランとあしょぶために、がんばっておべんきょーをおわらせましゅ!
-----勉強後-----
「ちゅ………ちゅかれまちた。」
「ギース、勉強か?」
「とーしゃま!あい!ぼくはおにーちゃんでしゅから!」
「そうか。ランが、ギースと遊びたいみたいだぞ?一緒にランの元に行くか?」
「う?とーしゃまは、りゃんにょことばが、わかりゅのでしゅか?」
「ギー、ギーって言ってたらさすがにわかるな。ギースに会いたいんだって。」
「とーしゃま、はやくいきましゅよ!」
「はいはい。そう急かすな。」
むぅ~。とーしゃまおしょいでしゅ。
「りゃん!きた~!」
「ぎぃ!」
「りゃ~ん。いいこにちてたか?」
「う~!」
「いーこいーこ!」
「あう?」
りゃんごは、やっぱりむじゅかしいでしゅ。
ぼくのかじょくはみーんなやしゃしくって、おもちろいのでしゅ。
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