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第58話 尾行をする者 その一

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 私は、内閣官房の職員で湯山ゆやま茂樹しげき、25歳だ。
 内閣官房副長官補の矢野正平さんの直属の部下の一人であり、矢野さんの指示により、同僚の小田、唐戸、荒木と一緒に、何故か渋谷の探偵を尾行し、その動きを監視している。

 何で私がこんな仕事をというやるせなさは半端はんぱないのだが、今の私が出向元の総務省に戻っても精々係長止まりなのに比べて、副長官は局長若しくは次官クラス、副長官補の矢野さんは部長若しくは部次長相当職なのだ。
 そんな人の指示にあらがえば下手をすれば、失職だってあり得る。

 折角、国家公務員総合職試験に合格して官僚となった私が、此処で公務員を辞めては中途半端になるからそれはできない。
 仮にいずれ公務員職を辞めるにしても相応の職以上についてからでなければ、下野げやしても箔が付かないだろう。

 私としてはいずれ政治家になるという秘めた望みもあるのだ。
 その時期は、私の見込みでは最低でもあと15年、今は雌伏しふくの時であって、時期を待つしかないだろうな。

 内閣官房副長官補の仕事は国家の安全に関与する部分が非常に多いのだが、今回の矢野さんの指示はとにかく要領を得ない。
 渋谷駅近くで探偵業を営む『明石大吾』なる人物、若しくはその周囲に、国の基幹となる適切な政策若しくは方針を見極め、予知できる者が存在しないかどうか、24時間見張れと言う曖昧なものだった。

 適切な政策や方針を見極め、予知できるって・・・?
 まず、そこからが私の理解の範疇はんちゅうを超えている。

 事前のブリーフィングでは、『鳴海恭子』という占星術師が病死したことで、これまで得られていた国の進むべき道筋が容易には得られなくなったらしい。
 そもそも、国家の政策や基本方針が一人の占星術師の御託宣に左右されていたことの方が驚きなのだが、重要政策の決定や方針変更に際しては、必ず鳴海恭子さんなる女性に相談していたことは確かな事らしい。

 無論全てが鳴海恭子さんの御託宣で決まっているわけでは無く、当の彼女自身もことが多かったらしい。
 但し、相談した案件の概ね四分の一程度について、何らかの意見と言うか予知と言うか、ご託宣が有った場合は、その的中率は7割以上という高確率で有ったようだ。

 このため政治家や高級官僚、それに大企業のトップは、困った場合にはこの鳴海恭子さんのところにもうでていたようだ。
 因みに相談に行くだけで、最低百万円ほどの金をとられていたそうだ。

 無論、有益な道筋を与えられ、その後に良い結果が得られた場合には、相談料の数倍の礼金が秘密裏に支払われているようだが詳細は知らない。
 だが、国運や社運を左右するような事案については、金の出し惜しみもしていられないのだろう。

 従って、政治家や大企業のトップなどが色々な相談で毎日彼女の下へ訪問していたらしい。
 仮に一日一人の客でも、一年で三億を超す金額になる。

 正直なところ、占星術のうらない如きがそんなに当たるのかと、私は疑問に思うのだが、内閣官房の歴代長官がそもそも信者に近いそうで、そんな疑いを挟む余地もないらしい。
 少なくともこれまでは、その人物の御託宣で政界、財界、官界はある程度回っていたというのだから、ここで今のところただの小役人に過ぎない私が疑っても詮無いせんないことなのだ。

 で、その鳴海恭子さんが今際の際いまわのきわに身内に伝えた言葉が、「困った時は渋谷の明石探偵事務所を訪ねてみなさい。」と言う言葉だったらしい。
 この身内と言うのは鳴海恭子さんの親戚の人らしく、別に鳴海恭子さんが、国や大企業に対して残した言葉じゃないとは思うのだが、ある意味で切り札を無くした官房長官の拠り所がその言葉にあったようだ。

 従って、官房長官から副長官、副長官から副長官補を通じて、私達四人への指示となって顕現したわけで有り、その指示に従って私達が動いている。
 因みに、この指示が出る前には、別の案件もあって、外務省の補佐官を帯同して、矢野さん自身が明石大吾なる人物に会ったという。

 矢野さん自身も、彼が占星術師のような占いをするような人物には見えなかったそうだし、偶々、外務省の案件で依頼を申し入れ、その時点では当該依頼を断られたのだが、数日後に何故か案件自体が解決したのである。
 外務省の案件と言うのは、私も多少は知っているが、例のイエメンにおける日本船舶の拿捕事件である。

 日本人である船長、機関長、それに日本国籍以外の外国人船員更には超大型タンカーを人質にして金をゆすり取ろうとする国際テロ事件だった。
 しかしながら、主犯と見なされていたフーシー派の報道官が突然に声明を出して、拿捕した船ごと人質を解放したのだった。

 曰く、「彼らの信ずる律法違反があると見做して、日本籍タンカーの〇AKURA〇GAWAを拿捕したが、その容疑が晴れたので、アッラーの啓示に依り開放する。」と宣言し、同時に迷惑をかけたと言って謝罪までしたのである。
 これは外務省に言わせるとものすごく異例のことらしい。

 特に外務省では『アッラーの啓示』と言う言葉に注目している。
 本当に神からの啓示が有ったとは思えないが、それに類する何らかの働きかけが有って、彼らは人質を解放したのである。

 外務省はその外部圧力が何かを探っているようではあるが、今のところは成果が無い。
 一方で、矢野副長官補は、明石探偵事務所に相談に行った数日後に解決したことについて、若干疑念を持っており、もしかして明石なる探偵が何事かを為した所為ではないのかと疑っているのだそうだ。

 確かにこれまでにない動きをしたフーシー派の動向は、主要各国の外交筋が注目しているところなのだ。
 仮に彼らを動かした力、?が、明石探偵若しくはその近辺にあるのなら、これはすごいことであり、その力を活用できれば中東問題の色々な案件が片付くかもしれないのだ。

 私としては、そんな話を聞いても懐疑的だけどね。
 それでも、明確な反証が上がらない限りは上司の指示には従わねばならない。

 明石探偵事務所を張り込み始めて四日目、明石探偵事務所に客が現れ、それから一時間後には明石大吾なる人物に動きが有った。
 車で、客を連れて事務所を出たのである。

 すぐに我々も追尾を開始する。
 二日前に彼が車で都内を移動した際に、電波発信装置を取り付けておいたから、彼の車の位置はすぐにわかる。

 彼の動きは「良くわからない」の一言に尽きるだろう。
 二日前に来客があり、その人物が帰ってから動き出した彼は、事務所の地下駐車場から軽乗用車を出して都内某所に向かった。

 この際は見失っては困ると随分と焦ったモノだが、近い距離の移動だったので幸いにして見失わずに済んだ。
 有料パーキングに停めて、歩き出した彼を付かず離れず尾行するのだが、何をしているのかが正直なところよくわからないのだ。

 かなり長時間歩き回っているのだが、彼の行動を言い表す場合、散歩と言うのが最も近い表現だろう。
 行き合う人には目もくれず、誰とも会話を交わしてはいない。

 普通、探偵という者は、依頼されればその依頼の調査の為に色々と聞きまわるのじゃないのか?
 だが、彼の行動は少なくともそれじゃない。

 時折、立ち止まって建物や木立に手を当てたりしているが、それ以上のことはしていないのだ。
 そのおかげで、同僚の唐戸が駐車場に止めてある車に超小型発信機を取り付けることができたけれどね。

 私と同僚の小田は、二時間半も散歩に付き合わされたよ。
 そうした上で、彼は探偵事務所に戻り、何事かパソコンに向かって仕事をしていたが、それだけのようだ。

 一応来客についても写真にとり、警察等に照会をかけて、客が誰であったのかを調べた。
 三日後には、当該客の素性が知れた。

 鹿野しかの洋一よういち、43歳のサラリーマンで、失踪した妻を探しているらしい。
 地元の警察にも捜索願を出しているのですぐに事情が判明したのだが、妻が疾走して半月ほどになるらしく、手がかりが全く無いので明石探偵事務所に捜索を依頼したのだろう。

 そうして、彼が最初に向かった先は、まさに依頼人が住んでいたマンションだった。
 だが、彼自身はそこで聞き取り調査などするわけでもなくマンションの周囲を一回りしてから、よくわからない動きで歩き回っただけなのだ。

 彼が動いたのは、この依頼の時だけのような気がするんだがよくわからない。
 そうして今現在はと言えば、首都高から東北高速道路に乗り換えて、一般道路に降りて日光街道を北上、栃木県都賀群野木町の農家に来ている。

 ここで二台の黒塗セダンは目立ちすぎるので、一旦は遠くに離れて監視だ。
 どうやら依頼人の住居を訪れたようだ。

 すぐに調べたところ、農業をしている片桐何某という人物の家らしい。
 同居人は祖父母、妻、それに女子高生と男子中学生の子が二人の6人家族のようだ。

 本庁に連絡して警察に照会をかけたところ、片桐家からは女子高生である片桐かたぎりあおい、17歳の捜索願が提出されているらしい。
 それにしても、栃木県からわざわざ渋谷の探偵にまで頼みに来るとはどういうわけだと不思議に思ったな。

 余程有名な探偵ならばとにかく、さほどCMも出していない探偵事務所なのに・・・。
 いずれにしろ張り込むこと1時間余り、監視対象の明石大吾が片桐邸から出て来て、周辺を歩き始めたのだった。

 車は片桐邸の敷地に置いたままだから、いずれは戻るつもりなのだろう。
 止むを得ず、私と小田が徒歩で尾行を開始しているが、その後を荒木が運転する車で少し離れて尾行してもらうことにした。

 唐戸は、もう一台の車で片桐邸の近くで待機してもらっている。
 然しながら、我々の格好はこの田舎道では目立つことこの上ない。

 農道なのだろうが、車は余り通らないし、人通りも少ないのだ。
 そんな道を二人連れのスーツを着込んだ男二人が歩いていれば、目立つのは間違いないのだ。

 だが、着ているものがそれしかないのだから仕方がない。
 余り近づかないようにして追尾するしか我々の道は無かった。

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