188 / 205
第十二章 異世界探訪
12ー14 クアルタス その六
しおりを挟む
今、エルベアのハンターギルドのギルマスの執務室に居て、応接セットに座っている俺の前にはギルマスをしているディルク・ヴァンデンバーグとサブマスのキルヒ・レンーメンホフが居り、俺の隣にはヒルデ嬢が座っている。
で、その三人が俺を睨んでいるところだ。
別に怖くもないんだが、睨まれるのは好きじゃないぜ。
こうなった原因は、古のアーティファクトであろうギルドカードの所為である。
記録される可能性があることをド忘れていた俺に原因があるのは間違いないけれど、オヴァデロンを虚数空間に放り込んだことでカードのメモリーに討伐と認定されることを知らなかっただけの話だ。
で、どうごまかすかだが・・・・。
「さて、このカードに表示されているということは、ヒューベルト君がオヴァデロンを討伐したということになるんだが・・・。
間違いないかね?」
「あのぉ・・・・。
もしかしてシステムの間違いじゃないでしょうか?
日付を見てください。
この討伐は先々日になっていますよね。
俺は先々日には長城の外に出ましたけれど、それはこのエルベアの近くの南門からであって、オヴァデロンが出現したという噂のボネビア周辺には近づいてもいませんよ。
俺はその日の夕刻にはちゃんとエルベアに戻ってきましたから、ボネビア近辺の西門まで行くのは無理だと思いますけれど?」
俺は理路整然と間違いの可能性を示唆して、これで切り抜けられると考えていたた。
だが、ギルマスが言った。
「あぁ、普通なら無理だ。
ここからボネビアまでは850レルベほども離れているんでな。
馬や馬車を使ってでさえ少なくとも片道3日から4日ほどかかる距離だから、とても朝にエルベアを発って、西門付近の現場まで行き、そこからその日のうちに戻ってくるのは到底不可能だ。
だがな、そもそもオヴァデロンは、魔法攻撃も物理攻撃も全く効かない規格外の魔物だ。
仮にお前さんがそいつを倒した奴なら、普通ならできないことができても何らおかしいことではない。
それにこのハンターギルドの身分証明書代わりのカードは、アーティファクトでな。
これまで間違いがあった試しがないんだ。
まぁ、仮に間違いがあったにしても俺達にはその修正はできん。
昔からその筋の研究者に言われていることは、こいつがアカシック・レコードから情報を得ているんじゃないかということだ。
いずれにしろ、俺らにはこの記録を疑うことは許されていない。
こいつを疑ってしまえば、カードの記録をもとにハンターのクラス分けをしているハンターギルドの根幹が揺らぐことになる。
だから、俺らとしては、お前さんの説明では納得できん。」
ウーン、こいつは困ったぞ。
俺ならカードの記載を修正できるかも知れんが、仮にそれをやればますます俺の能力が疑われることになるだろう。
これまで誰もできなかったハンターギルドのクリスタルを誤魔化すことができる方がよほど脅威になるはずだ。
ましてこの情報システムは商業ギルドなどでも使われているらしい。
δ型ゴーレムの調査では、クリスタル自体が地球のパソコンのようなシステムでカードが端末を形成し、クリスタル同士でネットワークを構築しているらしい。
地球ならさしずめ電子回線を使ったネットワークなんだろうけれど、ここでは魔法陣によるネットワークのようだ。
従って表面上は見えないが、カードには小さな魔方陣が6個ほど描かれている。
因みにクリスタルについては、各ギルドの支部等の総数の二倍ほども在庫があるそうだ。
いずれも千年オーダーの昔に見いだされたアーティファクトらしく、クリスタルそのものにカード作成機能がついているらしい。
クリスタルは魔力を通すことで起動でき、維持には左程の面倒はいらないようだが、それにしてもよく利用方法が分かったものだと感心するぜ。
きっと何度も試行錯誤を繰り返して現在の形になったんだろうな。
おそらくは情報伝達装置としても使えるはずなんだが、そんな方向には研究しなかったんだろうな。
それはともかく屁理屈が通じないとすればどうするかだが・・・。
やむを得ないから奥の手を使おう。
「全く俺の知らないことではありますけれど、もしかして神様が地上人のためにオヴァデロンを退治し、それを知らしめるためにオヴァデロン討伐を俺のカードに記録したんじゃないでしょうか。
俺のカードが選ばれた理由は不明ですけれど、誰のカードでも良くって無作為に選んだ結果がたまたま俺だということでは?」
神様の所為としてしまえばだれも傷つかないし、そもそも不干渉の神様も文句は言わないだろう。
「ふむ、・・・。
確かにヒューベルト君はうちのギルドでも将来有望なハンターではあるが、オヴァデロンを討伐できるかというと間違いなく否定できるだろうな。
過去の記録でも一級の超ベテランや都市のお抱え魔法師などが侵入を食い止めるために総力を挙げて死力を尽くしたが敵わなかったと明確に記録されている。
それがハンターになってから1年も経っていない君がたった一人で討伐できたなど、正式には上げられない話だ。
本人の自覚も無い様だが、一応この話は統領の連絡会を通じて各都市に知らせることになるが、それで構わないかね。
仮にオヴァデロンの討伐が君の成したことなら、君はファレズに存在する全住民の英雄だ。
報償もとんでもない額になると思うが、それを放棄してもかまないかね?」
「報償・・・ですか?
きっと大金なのでしょうね。
正直なところ惜しいですよね。
でも自分の身の丈にあった金があればそれで十分です。
下手に大金を持つと身を崩しそうですし、後々そのことで皆さんから過分の期待をかけられても困りますから・・・。」
この抗弁に対してギルマスが反応した。
「ふむ、そうだな・・・・、
オヴァデロンを討伐した勇者と認定されれば、当然に1級に昇格するだろうし、相応の期待もかけられるのは当然だ。
よし、君の言い分は分かった。
統領の連絡会を通じて君の話を正式に伝えておこう。
統領の連絡会で何らかの御下問でもあれば、また聞くことになるかもしれんが、当座はこのままにしておこう。
それと、いろいろと問題が生じるかもしれないから、ギルド内には箝口令を発しておこう。」
うん、ヒルダ嬢が大声で叫んだからね。
知っている奴は相当数いるはずだが、それでも何もしないよりはマシだろうね。
取り敢えずの急場は凌げたんだが、生憎と人の噂ってやつは、制御が難しい。
少なくとも、俺はエルベアのハンターギルド内で注目の人物になっていたよ。
おかげで2級3級のベテランハンターにねちねちと絡まれることが多くなったな。
まぁ、適当に避けたり、撃退したりしているんで、実害はないけれどな。
総じてこのクアルタス世界は比較的に住みやすい世界ではある。
今回オヴァデロンの侵入が無かったのでファレズ内での開発はより一層進むことになり、長城内での安全はより確保されることになるだろう。
オヴァデロンの死骸もこのクアルタスにはないから、オヴァデロンの死滅に伴う新たな魔物の発生も防げたはずだ。
そんなこんなで、俺は、クアルタス世界の足掛かりにするために、エルベアの北側の街道沿いの土地を12万坪ほど入手して、そこに屋敷を立て、自立型アンドロイド4体を置いて管理させることにした。
これまでもエルベアなどの城塞都市以外に住むことは別に禁止はされていないんだ。
但し、ファレズ内で魔物が結構残存していることから、安全は自己責任でということになり、基本的に町からの援助は当てにできないのでこれまで屋敷を建てる者はいなかっただけの話だ。
都市の城壁の直近には耕作地があって、場内では作れない作物などが適宜栽培されているが、動物に荒らされることも多いみたいだ。
一応クアルタスの立法上も特段の問題は無いように確認はしている。
そしてこのクアルタスについては、俺の子供たちが遊びに来ても良い場所の一つに選定することにした。
そのことを子供たちに知らせるのは、彼らが12歳になってからにしようとは思っている。
いまだ数年はあるからその間に他の候補地も見つけておくことにしよう。
ふむ、嫁sを連れてくるのも一興かもしれんな。
ただ、お付きの者達をごまかすのがある意味で面倒なんだ。
まぁ、魔法で勘違いをさせたり記憶をぼやかしたりすることはできるんだが、なるべく闇魔法は使わないに越したことはない。
クアルタスに来るにしても、ホブランド不在中の時間は極力微小にしているから、あまり目立たないはずなんだが、嫁s達の固有時間は容赦なく過ぎて行き、その分彼女たちは年を取ることになる。
エルフのフレデリカを除いて、嫁s達は短命種だからな。
俺自身はヒト族を超えてもう別な存在になっているから、嫁s達のために錬金術で年を取りにくくする方法を何か考えておく必要があるかもな。
=========================
5月18日、一部の字句修正を行いました。
By サクラ近衛将監
で、その三人が俺を睨んでいるところだ。
別に怖くもないんだが、睨まれるのは好きじゃないぜ。
こうなった原因は、古のアーティファクトであろうギルドカードの所為である。
記録される可能性があることをド忘れていた俺に原因があるのは間違いないけれど、オヴァデロンを虚数空間に放り込んだことでカードのメモリーに討伐と認定されることを知らなかっただけの話だ。
で、どうごまかすかだが・・・・。
「さて、このカードに表示されているということは、ヒューベルト君がオヴァデロンを討伐したということになるんだが・・・。
間違いないかね?」
「あのぉ・・・・。
もしかしてシステムの間違いじゃないでしょうか?
日付を見てください。
この討伐は先々日になっていますよね。
俺は先々日には長城の外に出ましたけれど、それはこのエルベアの近くの南門からであって、オヴァデロンが出現したという噂のボネビア周辺には近づいてもいませんよ。
俺はその日の夕刻にはちゃんとエルベアに戻ってきましたから、ボネビア近辺の西門まで行くのは無理だと思いますけれど?」
俺は理路整然と間違いの可能性を示唆して、これで切り抜けられると考えていたた。
だが、ギルマスが言った。
「あぁ、普通なら無理だ。
ここからボネビアまでは850レルベほども離れているんでな。
馬や馬車を使ってでさえ少なくとも片道3日から4日ほどかかる距離だから、とても朝にエルベアを発って、西門付近の現場まで行き、そこからその日のうちに戻ってくるのは到底不可能だ。
だがな、そもそもオヴァデロンは、魔法攻撃も物理攻撃も全く効かない規格外の魔物だ。
仮にお前さんがそいつを倒した奴なら、普通ならできないことができても何らおかしいことではない。
それにこのハンターギルドの身分証明書代わりのカードは、アーティファクトでな。
これまで間違いがあった試しがないんだ。
まぁ、仮に間違いがあったにしても俺達にはその修正はできん。
昔からその筋の研究者に言われていることは、こいつがアカシック・レコードから情報を得ているんじゃないかということだ。
いずれにしろ、俺らにはこの記録を疑うことは許されていない。
こいつを疑ってしまえば、カードの記録をもとにハンターのクラス分けをしているハンターギルドの根幹が揺らぐことになる。
だから、俺らとしては、お前さんの説明では納得できん。」
ウーン、こいつは困ったぞ。
俺ならカードの記載を修正できるかも知れんが、仮にそれをやればますます俺の能力が疑われることになるだろう。
これまで誰もできなかったハンターギルドのクリスタルを誤魔化すことができる方がよほど脅威になるはずだ。
ましてこの情報システムは商業ギルドなどでも使われているらしい。
δ型ゴーレムの調査では、クリスタル自体が地球のパソコンのようなシステムでカードが端末を形成し、クリスタル同士でネットワークを構築しているらしい。
地球ならさしずめ電子回線を使ったネットワークなんだろうけれど、ここでは魔法陣によるネットワークのようだ。
従って表面上は見えないが、カードには小さな魔方陣が6個ほど描かれている。
因みにクリスタルについては、各ギルドの支部等の総数の二倍ほども在庫があるそうだ。
いずれも千年オーダーの昔に見いだされたアーティファクトらしく、クリスタルそのものにカード作成機能がついているらしい。
クリスタルは魔力を通すことで起動でき、維持には左程の面倒はいらないようだが、それにしてもよく利用方法が分かったものだと感心するぜ。
きっと何度も試行錯誤を繰り返して現在の形になったんだろうな。
おそらくは情報伝達装置としても使えるはずなんだが、そんな方向には研究しなかったんだろうな。
それはともかく屁理屈が通じないとすればどうするかだが・・・。
やむを得ないから奥の手を使おう。
「全く俺の知らないことではありますけれど、もしかして神様が地上人のためにオヴァデロンを退治し、それを知らしめるためにオヴァデロン討伐を俺のカードに記録したんじゃないでしょうか。
俺のカードが選ばれた理由は不明ですけれど、誰のカードでも良くって無作為に選んだ結果がたまたま俺だということでは?」
神様の所為としてしまえばだれも傷つかないし、そもそも不干渉の神様も文句は言わないだろう。
「ふむ、・・・。
確かにヒューベルト君はうちのギルドでも将来有望なハンターではあるが、オヴァデロンを討伐できるかというと間違いなく否定できるだろうな。
過去の記録でも一級の超ベテランや都市のお抱え魔法師などが侵入を食い止めるために総力を挙げて死力を尽くしたが敵わなかったと明確に記録されている。
それがハンターになってから1年も経っていない君がたった一人で討伐できたなど、正式には上げられない話だ。
本人の自覚も無い様だが、一応この話は統領の連絡会を通じて各都市に知らせることになるが、それで構わないかね。
仮にオヴァデロンの討伐が君の成したことなら、君はファレズに存在する全住民の英雄だ。
報償もとんでもない額になると思うが、それを放棄してもかまないかね?」
「報償・・・ですか?
きっと大金なのでしょうね。
正直なところ惜しいですよね。
でも自分の身の丈にあった金があればそれで十分です。
下手に大金を持つと身を崩しそうですし、後々そのことで皆さんから過分の期待をかけられても困りますから・・・。」
この抗弁に対してギルマスが反応した。
「ふむ、そうだな・・・・、
オヴァデロンを討伐した勇者と認定されれば、当然に1級に昇格するだろうし、相応の期待もかけられるのは当然だ。
よし、君の言い分は分かった。
統領の連絡会を通じて君の話を正式に伝えておこう。
統領の連絡会で何らかの御下問でもあれば、また聞くことになるかもしれんが、当座はこのままにしておこう。
それと、いろいろと問題が生じるかもしれないから、ギルド内には箝口令を発しておこう。」
うん、ヒルダ嬢が大声で叫んだからね。
知っている奴は相当数いるはずだが、それでも何もしないよりはマシだろうね。
取り敢えずの急場は凌げたんだが、生憎と人の噂ってやつは、制御が難しい。
少なくとも、俺はエルベアのハンターギルド内で注目の人物になっていたよ。
おかげで2級3級のベテランハンターにねちねちと絡まれることが多くなったな。
まぁ、適当に避けたり、撃退したりしているんで、実害はないけれどな。
総じてこのクアルタス世界は比較的に住みやすい世界ではある。
今回オヴァデロンの侵入が無かったのでファレズ内での開発はより一層進むことになり、長城内での安全はより確保されることになるだろう。
オヴァデロンの死骸もこのクアルタスにはないから、オヴァデロンの死滅に伴う新たな魔物の発生も防げたはずだ。
そんなこんなで、俺は、クアルタス世界の足掛かりにするために、エルベアの北側の街道沿いの土地を12万坪ほど入手して、そこに屋敷を立て、自立型アンドロイド4体を置いて管理させることにした。
これまでもエルベアなどの城塞都市以外に住むことは別に禁止はされていないんだ。
但し、ファレズ内で魔物が結構残存していることから、安全は自己責任でということになり、基本的に町からの援助は当てにできないのでこれまで屋敷を建てる者はいなかっただけの話だ。
都市の城壁の直近には耕作地があって、場内では作れない作物などが適宜栽培されているが、動物に荒らされることも多いみたいだ。
一応クアルタスの立法上も特段の問題は無いように確認はしている。
そしてこのクアルタスについては、俺の子供たちが遊びに来ても良い場所の一つに選定することにした。
そのことを子供たちに知らせるのは、彼らが12歳になってからにしようとは思っている。
いまだ数年はあるからその間に他の候補地も見つけておくことにしよう。
ふむ、嫁sを連れてくるのも一興かもしれんな。
ただ、お付きの者達をごまかすのがある意味で面倒なんだ。
まぁ、魔法で勘違いをさせたり記憶をぼやかしたりすることはできるんだが、なるべく闇魔法は使わないに越したことはない。
クアルタスに来るにしても、ホブランド不在中の時間は極力微小にしているから、あまり目立たないはずなんだが、嫁s達の固有時間は容赦なく過ぎて行き、その分彼女たちは年を取ることになる。
エルフのフレデリカを除いて、嫁s達は短命種だからな。
俺自身はヒト族を超えてもう別な存在になっているから、嫁s達のために錬金術で年を取りにくくする方法を何か考えておく必要があるかもな。
=========================
5月18日、一部の字句修正を行いました。
By サクラ近衛将監
6
お気に入りに追加
820
あなたにおすすめの小説
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
美少女に転生して料理して生きてくことになりました。
ゆーぞー
ファンタジー
田中真理子32歳、独身、失業中。
飲めないお酒を飲んでぶったおれた。
気がついたらマリアンヌという12歳の美少女になっていた。
その世界は加護を受けた人間しか料理をすることができない世界だった
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる