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第八章 研修と色々
8ー5 日常の過ごし方
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ハ~イ、シルヴィです。
研修開始日からの日常の日課(手順?)をお知らせしておきましょうね。
【赤曜日】
研修第一日目の午前中に開所式がありました。
研修生(ヘルパーさんも含みます)には開所式の後で教科書を配布しています。
午前中に救急輸送機が出発、午後には患者さんを格納庫前の離発着場へ運んで来ます。
当該患者さんを診療所まで運ぶのは、救急輸送機に搭乗して患者さんを迎えに行ったヘルパーさんたちのお仕事なんです。
一人目の患者さんが運ばれて来るのは予定通りならば、9の時の四半時前(地球時間の13時頃)であり、一人目の診療が始まり、同時に研修生と手のすいているヘルパーさんが診療を見学し、若しくは実習に参加します。
二人目の患者さんが運ばれて来るのは、10の時(地球時間の15時)を予定しており、診療と研修が同時進行します。
三人目の患者さんが運ばれて来るのは、11の時の四半時後(地球時間の17時)頃で、同じく診療と研修が行われるわけです。
この間に時間があれば座学めいたこともしますけれど、渡した教科書・参考書の類は自習用なんです。
自習でわからない部分は実習の最中に質問と言う形で補ってもらいます。
【緑曜日】
講師である私が居ないので、研修は自習と言う形になります。
皆さん寮若しくは研修資料室等で自習をしてもらいます。
共同で勉強してもらうのも良いですし、互いにライバル意識で切磋琢磨するのも良いと思います。
私は、基本的に朝から採掘師の仕事ですが、午前中には仕事を終えて戻ってきています。
但し、研修生たちと触れ合い、色々と教えているような時間はありません。
魔晶石ギルドの商売のために、種々魔道具の開発や魔晶石の使途などについて研究しているんです。
【金曜日】
赤曜日と同じ時間割で午後に診療と研修があります。(午前中は魔晶石ギルドのお仕事で、私が採掘した魔晶石の使途等についての会議に出席しています。)
研修生達にもできるだけ患者との接点を増やしてセンシング能力を高めようとしていますが、現状ではどの程度まで技量が上げられるかは未知数のところがあります。
最低限度、体内の血液の流れがわかるように、欲を言えば、患部が魔力感知でわかるようなレベルには育ってもらいたいですね。
そうなれば点滴も可能になるでしょうし、治癒にも役立つかもしれません。
尤も、点滴用のリンゲル液を製造するのに一苦労することになるでしょうが、こちらの方は治癒師と言うよりも薬師ギルド若しくは錬金術ギルド辺りの出番になるかもしれません。
症状に見合う医薬品を点滴に挿入するのは、その開発を含めてかなり遠い目標のような気がします。
【茶曜日】
緑曜日と同じく、講師である私が居ないので、研修は自習と言う形になります。
皆さん寮若しくは研修資料室等で自習をしてもらいます。
【橙曜日】
赤曜日、金曜日と同じく午後に診療と研修があります。
【青曜日】
茶曜日、緑曜日と同じく、講師である私が居ないので、研修は自習と言う形になります。
研修生の皆さんは、寮若しくは研修資料室等で自習をしてもらいます。
【銀曜日】
この日は研修生もヘルパーさんも全員休養日なんです。
自習も原則しないように推奨していますけれど、寮に閉じこもって頑張っている者もいますが、まぁ、敢えて注意はせずにずに黙認しています。
私は、この日はカル・ヴァン・タラ・ヴァンセヤへ行っているか、ヒラトップに籠って研究三昧ですね。
カル・ヴァン・タラ・ヴァンセヤは基本的に月の第二銀曜日に訪ねるようにしています。
【白曜日】
私のお仕事の日ですね。
茶曜日、緑曜日、青曜日と同じく、講師である私が居ないので、原則的に研修は自習と言う形になります。
但し、研修の予備日としても取ってあり、必要に応じて座学をする場合があることを研修生やヘルパーさんには伝えているんです。
そんなこんなで一週八日の日程は上記の通りで、余りスケジュールに余裕がありません。
でもディホーク族の生活安定のため、治癒師ギルドの教育と技量向上のため、更には魔晶石ギルドの収益拡大のために色々と頑張らねばならないんです。
もっとサボることもできるのではないかとは思うのですけれど、前世からの習性なんでしょうかね。
困っている人が居るのを黙って見過ごせないお節介焼きなんです。
カル・ヴァン・タラ・ヴァンセヤについてもどうしましょうかねぇ。
一応、私が医者の真似事をしている所為で、病気で亡くなる人も少なくなりましたし、一時期間違った言い伝えにより出生率が下っていたのですけれど、キチンと性教育(?)をしたためにベビーブーム到来で今は子供育成をどうするかが大問題になっているようです。
但し、未だにカルバン氏族の人嫌いは治っていませんので、最寄の人里と交流と言うのは難しそうです。
まぁ、自給自足の生活はできていますので、これから多少の人口が増えても大丈夫のような気がしますけれど、人口が一定数を超えると近隣との摩擦は無視できなくなるでしょうね。
出来れば文明圏と接して融合できればいいのですけれど、一族全員が意固地で、数百年も孤立しているわけなので、私一人が少々頑張っても意識を変えるのは何となく難しいような気がしています。
新しい世代をじわじわと教育して行くしか方法が無いのかもと思っています。
研修初日の三人目の患者さんに関連して、押収物の分析依頼契約が成立しましたのでディルコル共和国にはこちらで分析した結果を知らせておきました。
それから半月ほどして、ディルコル共和国と、周辺国との間で大々的な捜査が行われ、闇組織とそれに連なる錬金術師二人と薬師三人が掴まりました。
錬金術師と薬師はいずれも元それぞれのギルドに所属していた正規の会員でしたが、犯罪に手を染めたことでギルド会員の資格をはく奪されていたはぐれ者のようです。
服用すると凶暴化する事実を知りながら麻薬を製造し、販売した罪、並びに凶暴化した被害者が周辺の人物を殺害していた事件もあって、被疑者たちは全員が死刑にされたと聞いています。
この世界は生きるのに厳しくて、往々にして人の命はとても安いのです。
特にギルドから追い出された者については、ほとんど基本的人権も認めてもらえないのが普通なんですよ。
=============================
昨日、某ワクチンの接種に行ってまいりました。
特に注射した腕及びその周囲が痛く、節々が痛いのと倦怠感が凄いです。
おまけに39度超えの熱まで出てしまいました。
今回は字数が少ないのですがこれで勘弁してツカァサイ。
まだ、午前中ですけれど、身体と頭が保たないのでこれから寝ます。
2023年1月12日 By サクラ近衛将監
足掛け三日間ぐらいでワクチンの副作用(?)から何とか復帰できました。
一部の字句修正を行いました。
2023年1月18日 By サクラ近衛将監
研修開始日からの日常の日課(手順?)をお知らせしておきましょうね。
【赤曜日】
研修第一日目の午前中に開所式がありました。
研修生(ヘルパーさんも含みます)には開所式の後で教科書を配布しています。
午前中に救急輸送機が出発、午後には患者さんを格納庫前の離発着場へ運んで来ます。
当該患者さんを診療所まで運ぶのは、救急輸送機に搭乗して患者さんを迎えに行ったヘルパーさんたちのお仕事なんです。
一人目の患者さんが運ばれて来るのは予定通りならば、9の時の四半時前(地球時間の13時頃)であり、一人目の診療が始まり、同時に研修生と手のすいているヘルパーさんが診療を見学し、若しくは実習に参加します。
二人目の患者さんが運ばれて来るのは、10の時(地球時間の15時)を予定しており、診療と研修が同時進行します。
三人目の患者さんが運ばれて来るのは、11の時の四半時後(地球時間の17時)頃で、同じく診療と研修が行われるわけです。
この間に時間があれば座学めいたこともしますけれど、渡した教科書・参考書の類は自習用なんです。
自習でわからない部分は実習の最中に質問と言う形で補ってもらいます。
【緑曜日】
講師である私が居ないので、研修は自習と言う形になります。
皆さん寮若しくは研修資料室等で自習をしてもらいます。
共同で勉強してもらうのも良いですし、互いにライバル意識で切磋琢磨するのも良いと思います。
私は、基本的に朝から採掘師の仕事ですが、午前中には仕事を終えて戻ってきています。
但し、研修生たちと触れ合い、色々と教えているような時間はありません。
魔晶石ギルドの商売のために、種々魔道具の開発や魔晶石の使途などについて研究しているんです。
【金曜日】
赤曜日と同じ時間割で午後に診療と研修があります。(午前中は魔晶石ギルドのお仕事で、私が採掘した魔晶石の使途等についての会議に出席しています。)
研修生達にもできるだけ患者との接点を増やしてセンシング能力を高めようとしていますが、現状ではどの程度まで技量が上げられるかは未知数のところがあります。
最低限度、体内の血液の流れがわかるように、欲を言えば、患部が魔力感知でわかるようなレベルには育ってもらいたいですね。
そうなれば点滴も可能になるでしょうし、治癒にも役立つかもしれません。
尤も、点滴用のリンゲル液を製造するのに一苦労することになるでしょうが、こちらの方は治癒師と言うよりも薬師ギルド若しくは錬金術ギルド辺りの出番になるかもしれません。
症状に見合う医薬品を点滴に挿入するのは、その開発を含めてかなり遠い目標のような気がします。
【茶曜日】
緑曜日と同じく、講師である私が居ないので、研修は自習と言う形になります。
皆さん寮若しくは研修資料室等で自習をしてもらいます。
【橙曜日】
赤曜日、金曜日と同じく午後に診療と研修があります。
【青曜日】
茶曜日、緑曜日と同じく、講師である私が居ないので、研修は自習と言う形になります。
研修生の皆さんは、寮若しくは研修資料室等で自習をしてもらいます。
【銀曜日】
この日は研修生もヘルパーさんも全員休養日なんです。
自習も原則しないように推奨していますけれど、寮に閉じこもって頑張っている者もいますが、まぁ、敢えて注意はせずにずに黙認しています。
私は、この日はカル・ヴァン・タラ・ヴァンセヤへ行っているか、ヒラトップに籠って研究三昧ですね。
カル・ヴァン・タラ・ヴァンセヤは基本的に月の第二銀曜日に訪ねるようにしています。
【白曜日】
私のお仕事の日ですね。
茶曜日、緑曜日、青曜日と同じく、講師である私が居ないので、原則的に研修は自習と言う形になります。
但し、研修の予備日としても取ってあり、必要に応じて座学をする場合があることを研修生やヘルパーさんには伝えているんです。
そんなこんなで一週八日の日程は上記の通りで、余りスケジュールに余裕がありません。
でもディホーク族の生活安定のため、治癒師ギルドの教育と技量向上のため、更には魔晶石ギルドの収益拡大のために色々と頑張らねばならないんです。
もっとサボることもできるのではないかとは思うのですけれど、前世からの習性なんでしょうかね。
困っている人が居るのを黙って見過ごせないお節介焼きなんです。
カル・ヴァン・タラ・ヴァンセヤについてもどうしましょうかねぇ。
一応、私が医者の真似事をしている所為で、病気で亡くなる人も少なくなりましたし、一時期間違った言い伝えにより出生率が下っていたのですけれど、キチンと性教育(?)をしたためにベビーブーム到来で今は子供育成をどうするかが大問題になっているようです。
但し、未だにカルバン氏族の人嫌いは治っていませんので、最寄の人里と交流と言うのは難しそうです。
まぁ、自給自足の生活はできていますので、これから多少の人口が増えても大丈夫のような気がしますけれど、人口が一定数を超えると近隣との摩擦は無視できなくなるでしょうね。
出来れば文明圏と接して融合できればいいのですけれど、一族全員が意固地で、数百年も孤立しているわけなので、私一人が少々頑張っても意識を変えるのは何となく難しいような気がしています。
新しい世代をじわじわと教育して行くしか方法が無いのかもと思っています。
研修初日の三人目の患者さんに関連して、押収物の分析依頼契約が成立しましたのでディルコル共和国にはこちらで分析した結果を知らせておきました。
それから半月ほどして、ディルコル共和国と、周辺国との間で大々的な捜査が行われ、闇組織とそれに連なる錬金術師二人と薬師三人が掴まりました。
錬金術師と薬師はいずれも元それぞれのギルドに所属していた正規の会員でしたが、犯罪に手を染めたことでギルド会員の資格をはく奪されていたはぐれ者のようです。
服用すると凶暴化する事実を知りながら麻薬を製造し、販売した罪、並びに凶暴化した被害者が周辺の人物を殺害していた事件もあって、被疑者たちは全員が死刑にされたと聞いています。
この世界は生きるのに厳しくて、往々にして人の命はとても安いのです。
特にギルドから追い出された者については、ほとんど基本的人権も認めてもらえないのが普通なんですよ。
=============================
昨日、某ワクチンの接種に行ってまいりました。
特に注射した腕及びその周囲が痛く、節々が痛いのと倦怠感が凄いです。
おまけに39度超えの熱まで出てしまいました。
今回は字数が少ないのですがこれで勘弁してツカァサイ。
まだ、午前中ですけれど、身体と頭が保たないのでこれから寝ます。
2023年1月12日 By サクラ近衛将監
足掛け三日間ぐらいでワクチンの副作用(?)から何とか復帰できました。
一部の字句修正を行いました。
2023年1月18日 By サクラ近衛将監
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