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第五章 黒杜の一族
5ー18 薬師の真似事
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ハーイ、シルヴィです。
目下色々な薬草を集めてヒラトップでお薬製造中です。
前世では左程知識の無かった分野なんですけれど、職業「錬金術師」、「治癒師」、「薬師」を舐めていました。
また、技能系スキルの「創薬・調剤」及び「錬金術」も同様です。
薬草を採取して鑑定を掛けるとあら不思議、薬にするための処方やら効能が次々と頭の中に浮かぶんです。
これって、多分、鑑定と薬師の能力が合わさってできたモノだと思います。
おまけに助っ人ができちゃいました。
精霊召喚で薬師如来を念じたら、何かとっても綺麗なお姉さんが顕現しました。
でも明らかに薬師如来じゃないですねぇ。
小さなツボを左手に持って、右手には杖を持っているのだけれど、杖と右手に真っ白な蛇が巻き付いています。
髪はエメラルド色、肌は大理石のような白、整った顔の美人さんで、衣装は薄い青色のキトン(?)を身に着けているみたい。
杖と蛇を除けば或いは西洋風の薬師如来になるのかな?
お名前を聞いたら、サルスというのだそうです。
「お薬作れますか?」と聞いたら、「はい、それが私のお仕事です。」と微笑んでくれました。
それからは暇があると、サルスと一緒にお薬作りに励んでいます。
でも取り敢えずはお試しなので、大量には作りません。
容量200ml程度のガラス瓶に入るぐらいの分量しか作らないのです。
出来上がったら、ラベルを付けて、効能と薬の名を記載して保冷庫に保管です。
薬師ギルドからコピーさせていただいた書簡に結構多くの薬品が載っていて、説明も色々ありますけれど、中には私の鑑定と違うことが記載されているのもありました。
私は自分の鑑定結果を信じます。
その中にも載っていないお薬は仕方がないので私が名付けます。
面倒ですので、シルヴィの後に〈日付〉ー〈ナンバー〉、それに〈効能種類(例えば傷薬、ワクチン、栄養剤等々)〉で整理します。
一月程度の間に、500種類ほどの薬を造りました。
その中に、過食症に効きそうなお薬がありましたけれど、肝臓に巣くう例のアメーバー状寄生体との兼ね合いで実際の人体投与(治験というのかな?)は様子見です。
アル中のおっさんたちに飲ませたら、下手をすると肝硬変まっしぐらかもしれないので、仮に実験するとしても酒を飲まない人にした方がいいかもしれません。
造ったお薬に肝臓に良い薬もありましたけれど、多分これでは肝硬変は防げません。
手持ちの薬草が無くなったので、サルスと一緒に魔晶石ギルドが設定している鉱区外にまで足を延ばして薬草探しをしていますが、サルスが居ると色々と教えてくれますし、薬草に関する索敵能力を持っているようで、私が一々鑑定を掛けるまでもなく、珍しい薬草を手に入れることができました。
その中に面白い薬草がありました。
フラブラン草とホープランド・ナイトリリーという薬草なのですが、両方とも毒草に分類されるもので、特にホープランド・ナイトリリーの球根に含まれる毒素は一滴で数千人を殺せるほど毒性の高い代物です。
そうしてこの二つの薬草と白魔晶石を合成して生まれる薬は、周辺の特定魔素を凝集させる力を持っているようです。
私は、特にこれをシルヴィ・デモニシスA〈SB13〉-〈01〉(略称:デモニシスA)と名付けました。
デモニシスAは、透明なクリスタル状の固形物なのですけれど、これを錬金術で聖水と錬成するとシルヴィ・デモニシスB〈SB13〉-〈02〉(略称:デモニシスB)に変わります。
デモニシスBは、淡青色の液状物質で、これを霧吹きでメデュセニアが造った巣に吹きかけると、土砂と一体化していたはずの変性メデュセニアが蠢き始め、暴れ出します。
どうやらメデュセニアに対してデモニシスBは非常に強い毒になるようです。
メデュセニアの体内に含まれていた魔素が吸収され、日干しになったクラゲのごとくみるみるうちに縮み、やがて黒い灰になりました。
初めて知りましたけれど、ホープランド・ミニの巣になっているメデュセニアはやっぱり仮死状態で生きているみたいですね。
巣の中にいるホープランド・ミニの体内に影響を与えるために深く静かに潜航しているだけの様です。
デモニシスAとBは、人体に対しては毒性を持ちません。
ついでに猿人にも試してみましたが、彼らにも何ら毒性は無いようです。
そうして、デモニシスBを体内に注入することでホープランド・ミニに刺されても石化しないようになりました。
猿人の5割は、ホープランド・ミニに刺されるとすぐに石化を始め数十分で死に至りますが、残り五割も概ね二週間ほどで心臓が石化して死亡することは分かっています。
にもかかわらず、デモニシスBを体内に注入された猿人はホープランド・ミニに刺されても何の変化も生じないのです。
但し、その効果は概ね一月で終わるみたいです。
おそらく新陳代謝によってデモニシスBが体外に排出されるのでしょう。
一方でデモニシスAの方は、それが周辺に在るだけでホープランド・ミニが近づきません。
魔素が吸われるので生命力の左程強くないホープランド・ミニが本能的に避けるのだと思います。
その証拠に、ホープランド・ミニの巣の周囲に16個のデモニシスAを配置するとそれだけで巣から出て来ずに、やがて巣の中で衰弱死していました。
一方で、メデュセニアの方は小さな痙攣を起こしてはいますが、こちらも動こうとはしません。
メデュセニアの方はその後三週間かけて崩壊したようです。
間近で取り扱っている私やサルスは影響を受けないのかですって?
理由は不明ですが、今のところ私には何の被害もありませんし、サルスも特段影響を受けないようです。
猿人の周囲にデモニシスAを多数配置しましたけれど、同じく猿人には影響を与えないようですので問題はなさそうです。
問題は心臓の傍に巣くっているであろうメデュセニアですね。
ややこしいので人体若しくは猿人の体内に巣くっているメデュセニアをαと、死亡後体外に出て来たメデュセニアをβと、更に土壌と一体化して変性したメデュセニアをγと名付けました。
猿人で試す限り、予防効果はありますけれど、メデュセニアαの状態で投薬を受けるとどうなるのかを実験してみました。
猿人でアミノ基βBブリンを持たない奴を実験体にして、先ずホープランド・ミニに吸血させます。
当然に猿人の体内にメデュセニアが侵入し、活動を始めます。
数秒もかからないうちにメデュセニアは心臓の脇の空洞に自分の居場所を確保するようです。
多分この時点でデモニシスBを注入すれば、問題なくメデュセニアを排除できるはずです。
猿人の場合、この状態から約二週間で死に至りますが、ヒトの場合は、かなり長期にわたって留まることが予想されます。
実際に色々密かに調べたところでは、ギルド会員では約半数の人がメデュセニアを体内に飼っており、そのうちの9割は採掘師です。
これらの人たちは、観察を始めてから既に二か月以上が経つのに、未だにぴんぴんとしていますので少なくとも猿人のように2週間で石化を始めるようには思えません。
これが血液中のアミノ基であるγBブリンの所為なのか、あるいは通常人と異なり、魔力の多い人がギルドに所属していることに関係あるのか、その辺のところは現時点では全く不明です。
いずれにしろ、刺されて死亡するまでの期間が相当に長いために因果関係が不明だったことが、ホープランド・ミニが放置されていた主な理由ですしね。
実験では10日置いてから、①体内にデモニシスBを注入する方法、②デモニシスAを周辺に多数配置する方法の二つを試しました。
①は劇的でした。
薬液を体内に注入した途端、猿人が暴れ出しました。
拘束帯を引きちぎるほど暴れるとは思ってもいませんでしたけれど、どうやらメデュセニアαが心臓の近くで暴れているために猿人も強烈な痛みを感じているようで、自由になった腕で胸を掻きむしっています。
凡そ15分でメデュセニアαが活動を停止しましたけれど、猿人も心臓を停止してました。
おそらくスライム状のメデュセニアαが、心臓そのものを締め付けたせいで、心臓が止まったものと思います。
ウン、心臓を直にわしづかみされたなら、そりゃぁ苦しいよね。
これはもう人間には絶対に使えません。
次いで、固形物のデモニシスAの方ですが、こっちの方は配置する際に若干メデュセニアαが暴れますが、デモニシスBと比べるとおとなしいのです。
少なくとも四方に配置し終わると完璧にメデュセニアの動きが停止します。
何だか、余りの恐怖に痺れて動けない小動物のような振る舞いですが、そのまま2時間放置するとメデュセニアは死滅しました。
フム、この方法なら使えるかも。
広い講堂みたいなところに患者を置いて、四方から、いや、むしろ効果を高めるために八方からデモニシスAを徐々に近づけるか若しくはアスポートで一瞬で配置するのがいいかも知れません。
で、もう一度、試しました。
患者の心臓を中心に半径2mで八方向にデモニシスAを一瞬で配置すると、概ね1時間でメデュセニアαは死滅しました。
メデュセニアαは最初にピクンと小さな痙攣を起こしただけで、その後は全く動かずに縮小し、やがて死滅したのです。
体内のメデュセニアαは変性オドですので、アポートしてもすぐに元の位置に戻りますから、肝臓に巣くうアメーバー状寄生体と同様に、魔法や超能力では体内から除去できませんでしたけれど、デモニシスAを使えば何とか体内からの駆除は出来そうです。
アレ、そう言えば、アメーバー状寄生体はデモニシスAにどのような反応を示すのだろう?
肝臓で暴れ出してもらっても困るし、死滅すると肝硬変が怖いよね。
目下色々な薬草を集めてヒラトップでお薬製造中です。
前世では左程知識の無かった分野なんですけれど、職業「錬金術師」、「治癒師」、「薬師」を舐めていました。
また、技能系スキルの「創薬・調剤」及び「錬金術」も同様です。
薬草を採取して鑑定を掛けるとあら不思議、薬にするための処方やら効能が次々と頭の中に浮かぶんです。
これって、多分、鑑定と薬師の能力が合わさってできたモノだと思います。
おまけに助っ人ができちゃいました。
精霊召喚で薬師如来を念じたら、何かとっても綺麗なお姉さんが顕現しました。
でも明らかに薬師如来じゃないですねぇ。
小さなツボを左手に持って、右手には杖を持っているのだけれど、杖と右手に真っ白な蛇が巻き付いています。
髪はエメラルド色、肌は大理石のような白、整った顔の美人さんで、衣装は薄い青色のキトン(?)を身に着けているみたい。
杖と蛇を除けば或いは西洋風の薬師如来になるのかな?
お名前を聞いたら、サルスというのだそうです。
「お薬作れますか?」と聞いたら、「はい、それが私のお仕事です。」と微笑んでくれました。
それからは暇があると、サルスと一緒にお薬作りに励んでいます。
でも取り敢えずはお試しなので、大量には作りません。
容量200ml程度のガラス瓶に入るぐらいの分量しか作らないのです。
出来上がったら、ラベルを付けて、効能と薬の名を記載して保冷庫に保管です。
薬師ギルドからコピーさせていただいた書簡に結構多くの薬品が載っていて、説明も色々ありますけれど、中には私の鑑定と違うことが記載されているのもありました。
私は自分の鑑定結果を信じます。
その中にも載っていないお薬は仕方がないので私が名付けます。
面倒ですので、シルヴィの後に〈日付〉ー〈ナンバー〉、それに〈効能種類(例えば傷薬、ワクチン、栄養剤等々)〉で整理します。
一月程度の間に、500種類ほどの薬を造りました。
その中に、過食症に効きそうなお薬がありましたけれど、肝臓に巣くう例のアメーバー状寄生体との兼ね合いで実際の人体投与(治験というのかな?)は様子見です。
アル中のおっさんたちに飲ませたら、下手をすると肝硬変まっしぐらかもしれないので、仮に実験するとしても酒を飲まない人にした方がいいかもしれません。
造ったお薬に肝臓に良い薬もありましたけれど、多分これでは肝硬変は防げません。
手持ちの薬草が無くなったので、サルスと一緒に魔晶石ギルドが設定している鉱区外にまで足を延ばして薬草探しをしていますが、サルスが居ると色々と教えてくれますし、薬草に関する索敵能力を持っているようで、私が一々鑑定を掛けるまでもなく、珍しい薬草を手に入れることができました。
その中に面白い薬草がありました。
フラブラン草とホープランド・ナイトリリーという薬草なのですが、両方とも毒草に分類されるもので、特にホープランド・ナイトリリーの球根に含まれる毒素は一滴で数千人を殺せるほど毒性の高い代物です。
そうしてこの二つの薬草と白魔晶石を合成して生まれる薬は、周辺の特定魔素を凝集させる力を持っているようです。
私は、特にこれをシルヴィ・デモニシスA〈SB13〉-〈01〉(略称:デモニシスA)と名付けました。
デモニシスAは、透明なクリスタル状の固形物なのですけれど、これを錬金術で聖水と錬成するとシルヴィ・デモニシスB〈SB13〉-〈02〉(略称:デモニシスB)に変わります。
デモニシスBは、淡青色の液状物質で、これを霧吹きでメデュセニアが造った巣に吹きかけると、土砂と一体化していたはずの変性メデュセニアが蠢き始め、暴れ出します。
どうやらメデュセニアに対してデモニシスBは非常に強い毒になるようです。
メデュセニアの体内に含まれていた魔素が吸収され、日干しになったクラゲのごとくみるみるうちに縮み、やがて黒い灰になりました。
初めて知りましたけれど、ホープランド・ミニの巣になっているメデュセニアはやっぱり仮死状態で生きているみたいですね。
巣の中にいるホープランド・ミニの体内に影響を与えるために深く静かに潜航しているだけの様です。
デモニシスAとBは、人体に対しては毒性を持ちません。
ついでに猿人にも試してみましたが、彼らにも何ら毒性は無いようです。
そうして、デモニシスBを体内に注入することでホープランド・ミニに刺されても石化しないようになりました。
猿人の5割は、ホープランド・ミニに刺されるとすぐに石化を始め数十分で死に至りますが、残り五割も概ね二週間ほどで心臓が石化して死亡することは分かっています。
にもかかわらず、デモニシスBを体内に注入された猿人はホープランド・ミニに刺されても何の変化も生じないのです。
但し、その効果は概ね一月で終わるみたいです。
おそらく新陳代謝によってデモニシスBが体外に排出されるのでしょう。
一方でデモニシスAの方は、それが周辺に在るだけでホープランド・ミニが近づきません。
魔素が吸われるので生命力の左程強くないホープランド・ミニが本能的に避けるのだと思います。
その証拠に、ホープランド・ミニの巣の周囲に16個のデモニシスAを配置するとそれだけで巣から出て来ずに、やがて巣の中で衰弱死していました。
一方で、メデュセニアの方は小さな痙攣を起こしてはいますが、こちらも動こうとはしません。
メデュセニアの方はその後三週間かけて崩壊したようです。
間近で取り扱っている私やサルスは影響を受けないのかですって?
理由は不明ですが、今のところ私には何の被害もありませんし、サルスも特段影響を受けないようです。
猿人の周囲にデモニシスAを多数配置しましたけれど、同じく猿人には影響を与えないようですので問題はなさそうです。
問題は心臓の傍に巣くっているであろうメデュセニアですね。
ややこしいので人体若しくは猿人の体内に巣くっているメデュセニアをαと、死亡後体外に出て来たメデュセニアをβと、更に土壌と一体化して変性したメデュセニアをγと名付けました。
猿人で試す限り、予防効果はありますけれど、メデュセニアαの状態で投薬を受けるとどうなるのかを実験してみました。
猿人でアミノ基βBブリンを持たない奴を実験体にして、先ずホープランド・ミニに吸血させます。
当然に猿人の体内にメデュセニアが侵入し、活動を始めます。
数秒もかからないうちにメデュセニアは心臓の脇の空洞に自分の居場所を確保するようです。
多分この時点でデモニシスBを注入すれば、問題なくメデュセニアを排除できるはずです。
猿人の場合、この状態から約二週間で死に至りますが、ヒトの場合は、かなり長期にわたって留まることが予想されます。
実際に色々密かに調べたところでは、ギルド会員では約半数の人がメデュセニアを体内に飼っており、そのうちの9割は採掘師です。
これらの人たちは、観察を始めてから既に二か月以上が経つのに、未だにぴんぴんとしていますので少なくとも猿人のように2週間で石化を始めるようには思えません。
これが血液中のアミノ基であるγBブリンの所為なのか、あるいは通常人と異なり、魔力の多い人がギルドに所属していることに関係あるのか、その辺のところは現時点では全く不明です。
いずれにしろ、刺されて死亡するまでの期間が相当に長いために因果関係が不明だったことが、ホープランド・ミニが放置されていた主な理由ですしね。
実験では10日置いてから、①体内にデモニシスBを注入する方法、②デモニシスAを周辺に多数配置する方法の二つを試しました。
①は劇的でした。
薬液を体内に注入した途端、猿人が暴れ出しました。
拘束帯を引きちぎるほど暴れるとは思ってもいませんでしたけれど、どうやらメデュセニアαが心臓の近くで暴れているために猿人も強烈な痛みを感じているようで、自由になった腕で胸を掻きむしっています。
凡そ15分でメデュセニアαが活動を停止しましたけれど、猿人も心臓を停止してました。
おそらくスライム状のメデュセニアαが、心臓そのものを締め付けたせいで、心臓が止まったものと思います。
ウン、心臓を直にわしづかみされたなら、そりゃぁ苦しいよね。
これはもう人間には絶対に使えません。
次いで、固形物のデモニシスAの方ですが、こっちの方は配置する際に若干メデュセニアαが暴れますが、デモニシスBと比べるとおとなしいのです。
少なくとも四方に配置し終わると完璧にメデュセニアの動きが停止します。
何だか、余りの恐怖に痺れて動けない小動物のような振る舞いですが、そのまま2時間放置するとメデュセニアは死滅しました。
フム、この方法なら使えるかも。
広い講堂みたいなところに患者を置いて、四方から、いや、むしろ効果を高めるために八方からデモニシスAを徐々に近づけるか若しくはアスポートで一瞬で配置するのがいいかも知れません。
で、もう一度、試しました。
患者の心臓を中心に半径2mで八方向にデモニシスAを一瞬で配置すると、概ね1時間でメデュセニアαは死滅しました。
メデュセニアαは最初にピクンと小さな痙攣を起こしただけで、その後は全く動かずに縮小し、やがて死滅したのです。
体内のメデュセニアαは変性オドですので、アポートしてもすぐに元の位置に戻りますから、肝臓に巣くうアメーバー状寄生体と同様に、魔法や超能力では体内から除去できませんでしたけれど、デモニシスAを使えば何とか体内からの駆除は出来そうです。
アレ、そう言えば、アメーバー状寄生体はデモニシスAにどのような反応を示すのだろう?
肝臓で暴れ出してもらっても困るし、死滅すると肝硬変が怖いよね。
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