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第三章 魔晶石ギルドの研修
3-11 騎竜と仲良くなれました
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今日はギルドに来てから七日目、研修r六日日目の橙曜日です。
午前中は騎乗術の座学と訓練、午後から魔法の座学又は訓練ですが、今日で5回目の魔法の研修では、ほぼ座学が省略されるようです。
只管実践なんでしょうか?
取り敢えず魔法を放ってみて、その上で教官が指導で色々微調整をするという感じなのでしょうか?
何となくこのギルドでは魔法理論が確立していなくって、魔法が上手く教えられていないような気もしますね。
或いは魔法師ギルドなんかと対立していることと関係があるかもしれません。
当然のように魔力を増やすために魔力を操作し、練る時間は、特段の研修時間には取っていません。
自分の時間でやりなさいと言うことのようです。
騎乗術、前にも一度説明したかもしれませんが、乗るのは馬ではありません。
小型恐竜に鞍をつけて乗る感じなのです。
ジェラシックワールドに出てくるラプトルによく似ている小型の恐竜は、パデルという騎竜だそうですが、ここホープランド以外ではほとんど使われていないそうです。
講師の教官たちはいとも簡単に「気合で乗れ」というのですが、一応「竜」というぐらいのモンスターですから結構気性の荒い魔物なんです
本物の馬を使うのは、ギルド入口にある桟橋から本部までの間だけで、採掘に出かける時は、魔物や魔獣が居るために馬が使えず、パデルを使うそうなんです。
そう言えば、図書館にあった魔物図鑑にパデルが載っていました。
パデル、雑食の魔獣であり、成獣では頸部を前に倒し、尾を後方に伸ばした状態の体長で、概ね2尋、二本脚で立った状態の騎乗する背までの体高が1.2尋程度とありました。
稀に体長3尋、体高で1.5尋程度のモノも出現するようですので、ジェラシック・パークで出ていたラプトルよりも少し大きめ、私の身長より大きいですもの。。
あ、「尋」って、アスレオール世界の長さの単位で、概ね両手を目一杯拡げて両手の掌で支えられる木の棒の長さぐらいですね。
多分、1.5mぐらいなんでしょうけれど、地球のメートル法と比較するモノが無いのでよくわかりません。
竜舎で初めてパデルの実物を見ましたが、何だろうね?
デフォルメした龍の頭部を持った少し細めの恐竜でやっぱりラプトルに似ているような気がします。
でも、その瞳というか目が凄く可愛いんです。
エリオット指導員が、竜舎につながれている騎竜を前に、研修生一人一人がそれぞれ鞍をつけろと無茶ブリを言いました。
一応、研修生二人に一人の割合で補助講師がついてくれるんですけれど、座学で鞍の付け方を一度見せただけで、すぐに実践なのです。
なにか、随分とハードルが高い様な気がしますよね。
せめて模型とかを使って鞍をつける練習をしてからでも遅く無い様な気がしますけれど・・・。
これって、甘えすぎなんでしょうか?
私の相方となるバデルは、竜舎の17番に入っている子でした。
最初が肝心かなと思い、一生懸命「私は友達」という思念を送って、バデルの頸部に触れました。
すると結構上にあった頭部が降りて来て、私を眺め、それから不意に意識の中にスルッと何かが入り込んだ気がしました。
その瞬間に目の前のバデルと判り合えたような気がしました。
その証拠に、バデルの頭部が私にすりすりしてくるんです。
私も撫でてあげるとバデルが喜んでいる様な気がしました。
それから、「鞍をつけさせてね。」と声を掛けてから作業に入りましたが、バデルは凄く大人しく、されるがままになっていました。
で、ようやく鞍をつけ終わったんですが、他の同級生たちは結構四苦八苦しているみたいです。
バデルが嫌がっているのか、よく動くので中々鞍をかけにくいようです。
そもそも体高が高いですからね、鞍を頭の上ぐらいまで抱え上げないと背には乗りませんが、その間にバデルが動いて鞍を載せる定位置が動いてしまうとうまく載せられなくなるんです。
私の作業中は、バデルがじっとしていてくれたので簡単にできたのですが、これはほぼ例外のようです。
それでも補助の講師役の手を借りて、何とか研修生全員が鞍をつけ終わりました。
それからさらにエリオットさんの無茶ブリです。
騎竜に乗って竜舎の周りを一回りして来いと言うのです。
エーッ、みんな初心者ですよ。
流石にそれは無理なんじゃないでしょうか?
でも、そんなことを言わせない雰囲気で、エリオットさんも補助の講師も腕を組んでふんぞり返っています。
仕方がないのでバデルにハミと手綱をつけて、鐙に足をかけて鞍にまたがりました。
私が乗ったことのあるゴーレムの馬よりも少し視線が高い様な気がします。
それに鞍が背中のやや斜めの位置についていますので、最初は何となく落ち着きにくいんですが、二足歩行で歩き始めると鞍が水平になり安定するんです。
バデルに「アルス」という名をつけてあげました。
アルスは、名をつけたことでとても喜んでいたような気がします。
竜舎の周りにある柵に沿ってゆっくりと一周しましたが、他の同級生は未だに動いていませんね。
で、私は、すいてるうちにと思い、どれだけ騎竜が早く動けるのか試してみました。
アルスにできるだけ早くお願いと頼むと、凄い速さで走り出しました。
鞍から落ちないように魔法で身体を支えていましたが、びっくりするほどスムーズな動きで左程に振動は感じられませんでした。
で、一周して戻ってきたら、エリオットさん達にすっかり呆れられてしまいました。
全力疾走は時として落馬(落竜?)の危険もあるから研修生にはさせないようにしているのだとか・・・。
そんな話は、事前の座学できちんと言ってください。
どうもこのギルドは教え方に問題があるような気がしてなりませんが、気の所為でしょうか。
その後、私は要注意人物に認定されたのか、騎竜に乗るのは禁止されて、アルスの世話係をやらされていました。
尤も、そのお陰でアルスとは随分と仲良くなれたと思います。
特にアルスにクリーンをかけて綺麗にしてやり、ついでに健康診断をするとお腹の中に結構大きな寄生虫が居ることに気付きました。
一応、図鑑の知識では当該寄生虫は騎竜の命をも脅かす危険な存在らしいので、除去することにしました。
周囲には誰も居なかったので、この時使ったのがアポートですね。
ヒトを転移させるのではなくって、物を空間移動させる魔法です。
手元に引き寄せるのがアポートで、逆に遠くへ送るのがアスポートと云うようです。
寄生虫をお腹から目の前に転移させ、そのまま小さな空間に押し込めて高熱処理で焼却しました。
僅かに灰は残りましたけれど無害になったはずです。
◇◇◇◇
午後からは魔法の実技訓練ですが、昨日に引き続き指導員や補助の講師が無茶ブリです。
お前ならできるだろうと言って、各魔法の威力を倍化させた魔法を撃つように命じられたのです。
今日もやっぱり千発かと思いましたが、今日はファイアーアローが百発を超えたあたりで止められました。
標的になった岩は数十発ぐらいで溶けて無くなってしまいましたし、その奥の岩山にもかなり大きな穴が開いていますから、流石に防御結界と対魔法障壁の構造物にも軋みが出たようです。
エリオットさんから尋ねられました。
「お前、このレベルで後どのぐらい撃てる?」
「わかりませんが、この調子なら千発は行けるかと思います。」
で、またまた呆れられてしまいました。
気の所為かも知れませんが、エリオット教官の瞳に僅かながら脅えを感じました。
その後は、ライトアロー(レザービームの感覚?標的に小さい穴が空きます。)、エアーカッター強化版、ウォーターアロー強化版、サンダーランス強化版、アイスランス強化版の魔法を十発ずつ撃って私の訓練は終了しました。
うん、この調子だと、より威力の高い魔法を連続して放つと練習場が壊れることになるかもしれないと本気で感じています。
或いは単発でも本当に大きな魔力を込めると練習場を吹き飛ばす可能性もあります。
やっぱり手加減が必要ですね。
その日寝る前になって気が付いたのですが、私の従魔にアルスがなっていました。
どうやらテイムしちゃったみたいですね。
その日の夜の指導員同士の打ち合わせで、シルヴィの評価は最高難度の要注意人物としてマークされ、これ以上のスパルタ教育をしなくても良いとなったようですが、シルヴィ本人には勿論知らされませんでした。
但し研修させる側として、シルヴィに何を為すべきかについては、実際のところ指導員達が戸惑っているような状況なのです。
午前中は騎乗術の座学と訓練、午後から魔法の座学又は訓練ですが、今日で5回目の魔法の研修では、ほぼ座学が省略されるようです。
只管実践なんでしょうか?
取り敢えず魔法を放ってみて、その上で教官が指導で色々微調整をするという感じなのでしょうか?
何となくこのギルドでは魔法理論が確立していなくって、魔法が上手く教えられていないような気もしますね。
或いは魔法師ギルドなんかと対立していることと関係があるかもしれません。
当然のように魔力を増やすために魔力を操作し、練る時間は、特段の研修時間には取っていません。
自分の時間でやりなさいと言うことのようです。
騎乗術、前にも一度説明したかもしれませんが、乗るのは馬ではありません。
小型恐竜に鞍をつけて乗る感じなのです。
ジェラシックワールドに出てくるラプトルによく似ている小型の恐竜は、パデルという騎竜だそうですが、ここホープランド以外ではほとんど使われていないそうです。
講師の教官たちはいとも簡単に「気合で乗れ」というのですが、一応「竜」というぐらいのモンスターですから結構気性の荒い魔物なんです
本物の馬を使うのは、ギルド入口にある桟橋から本部までの間だけで、採掘に出かける時は、魔物や魔獣が居るために馬が使えず、パデルを使うそうなんです。
そう言えば、図書館にあった魔物図鑑にパデルが載っていました。
パデル、雑食の魔獣であり、成獣では頸部を前に倒し、尾を後方に伸ばした状態の体長で、概ね2尋、二本脚で立った状態の騎乗する背までの体高が1.2尋程度とありました。
稀に体長3尋、体高で1.5尋程度のモノも出現するようですので、ジェラシック・パークで出ていたラプトルよりも少し大きめ、私の身長より大きいですもの。。
あ、「尋」って、アスレオール世界の長さの単位で、概ね両手を目一杯拡げて両手の掌で支えられる木の棒の長さぐらいですね。
多分、1.5mぐらいなんでしょうけれど、地球のメートル法と比較するモノが無いのでよくわかりません。
竜舎で初めてパデルの実物を見ましたが、何だろうね?
デフォルメした龍の頭部を持った少し細めの恐竜でやっぱりラプトルに似ているような気がします。
でも、その瞳というか目が凄く可愛いんです。
エリオット指導員が、竜舎につながれている騎竜を前に、研修生一人一人がそれぞれ鞍をつけろと無茶ブリを言いました。
一応、研修生二人に一人の割合で補助講師がついてくれるんですけれど、座学で鞍の付け方を一度見せただけで、すぐに実践なのです。
なにか、随分とハードルが高い様な気がしますよね。
せめて模型とかを使って鞍をつける練習をしてからでも遅く無い様な気がしますけれど・・・。
これって、甘えすぎなんでしょうか?
私の相方となるバデルは、竜舎の17番に入っている子でした。
最初が肝心かなと思い、一生懸命「私は友達」という思念を送って、バデルの頸部に触れました。
すると結構上にあった頭部が降りて来て、私を眺め、それから不意に意識の中にスルッと何かが入り込んだ気がしました。
その瞬間に目の前のバデルと判り合えたような気がしました。
その証拠に、バデルの頭部が私にすりすりしてくるんです。
私も撫でてあげるとバデルが喜んでいる様な気がしました。
それから、「鞍をつけさせてね。」と声を掛けてから作業に入りましたが、バデルは凄く大人しく、されるがままになっていました。
で、ようやく鞍をつけ終わったんですが、他の同級生たちは結構四苦八苦しているみたいです。
バデルが嫌がっているのか、よく動くので中々鞍をかけにくいようです。
そもそも体高が高いですからね、鞍を頭の上ぐらいまで抱え上げないと背には乗りませんが、その間にバデルが動いて鞍を載せる定位置が動いてしまうとうまく載せられなくなるんです。
私の作業中は、バデルがじっとしていてくれたので簡単にできたのですが、これはほぼ例外のようです。
それでも補助の講師役の手を借りて、何とか研修生全員が鞍をつけ終わりました。
それからさらにエリオットさんの無茶ブリです。
騎竜に乗って竜舎の周りを一回りして来いと言うのです。
エーッ、みんな初心者ですよ。
流石にそれは無理なんじゃないでしょうか?
でも、そんなことを言わせない雰囲気で、エリオットさんも補助の講師も腕を組んでふんぞり返っています。
仕方がないのでバデルにハミと手綱をつけて、鐙に足をかけて鞍にまたがりました。
私が乗ったことのあるゴーレムの馬よりも少し視線が高い様な気がします。
それに鞍が背中のやや斜めの位置についていますので、最初は何となく落ち着きにくいんですが、二足歩行で歩き始めると鞍が水平になり安定するんです。
バデルに「アルス」という名をつけてあげました。
アルスは、名をつけたことでとても喜んでいたような気がします。
竜舎の周りにある柵に沿ってゆっくりと一周しましたが、他の同級生は未だに動いていませんね。
で、私は、すいてるうちにと思い、どれだけ騎竜が早く動けるのか試してみました。
アルスにできるだけ早くお願いと頼むと、凄い速さで走り出しました。
鞍から落ちないように魔法で身体を支えていましたが、びっくりするほどスムーズな動きで左程に振動は感じられませんでした。
で、一周して戻ってきたら、エリオットさん達にすっかり呆れられてしまいました。
全力疾走は時として落馬(落竜?)の危険もあるから研修生にはさせないようにしているのだとか・・・。
そんな話は、事前の座学できちんと言ってください。
どうもこのギルドは教え方に問題があるような気がしてなりませんが、気の所為でしょうか。
その後、私は要注意人物に認定されたのか、騎竜に乗るのは禁止されて、アルスの世話係をやらされていました。
尤も、そのお陰でアルスとは随分と仲良くなれたと思います。
特にアルスにクリーンをかけて綺麗にしてやり、ついでに健康診断をするとお腹の中に結構大きな寄生虫が居ることに気付きました。
一応、図鑑の知識では当該寄生虫は騎竜の命をも脅かす危険な存在らしいので、除去することにしました。
周囲には誰も居なかったので、この時使ったのがアポートですね。
ヒトを転移させるのではなくって、物を空間移動させる魔法です。
手元に引き寄せるのがアポートで、逆に遠くへ送るのがアスポートと云うようです。
寄生虫をお腹から目の前に転移させ、そのまま小さな空間に押し込めて高熱処理で焼却しました。
僅かに灰は残りましたけれど無害になったはずです。
◇◇◇◇
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お前ならできるだろうと言って、各魔法の威力を倍化させた魔法を撃つように命じられたのです。
今日もやっぱり千発かと思いましたが、今日はファイアーアローが百発を超えたあたりで止められました。
標的になった岩は数十発ぐらいで溶けて無くなってしまいましたし、その奥の岩山にもかなり大きな穴が開いていますから、流石に防御結界と対魔法障壁の構造物にも軋みが出たようです。
エリオットさんから尋ねられました。
「お前、このレベルで後どのぐらい撃てる?」
「わかりませんが、この調子なら千発は行けるかと思います。」
で、またまた呆れられてしまいました。
気の所為かも知れませんが、エリオット教官の瞳に僅かながら脅えを感じました。
その後は、ライトアロー(レザービームの感覚?標的に小さい穴が空きます。)、エアーカッター強化版、ウォーターアロー強化版、サンダーランス強化版、アイスランス強化版の魔法を十発ずつ撃って私の訓練は終了しました。
うん、この調子だと、より威力の高い魔法を連続して放つと練習場が壊れることになるかもしれないと本気で感じています。
或いは単発でも本当に大きな魔力を込めると練習場を吹き飛ばす可能性もあります。
やっぱり手加減が必要ですね。
その日寝る前になって気が付いたのですが、私の従魔にアルスがなっていました。
どうやらテイムしちゃったみたいですね。
その日の夜の指導員同士の打ち合わせで、シルヴィの評価は最高難度の要注意人物としてマークされ、これ以上のスパルタ教育をしなくても良いとなったようですが、シルヴィ本人には勿論知らされませんでした。
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