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第三章 魔晶石ギルドの研修
3-5 魔法の実技訓練がありました
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一応の座学の後、早速魔法の実技訓練に入りました。
候補生全員が、一応我流ながらも鍛錬はしてきたみたいで発動はできているみたいです。
私もその点では恥をかかずに済みました。
ただし、ちょっとレベルが違い過ぎですね。
彼らが初級だとすれば、私のは明らかに中級を超えて上級に半分入るんじゃないかと思われます。
うーん、手加減しなければと思いましたね。
あまり目立っちゃうと妬まれたりしそうなんで・・・。
私の前が、魔族のカイエン君でしたので彼の魔法の程度を参考にしました。
私以外では三つ以上の属性を持っているのは彼だけだったので、多分魔族というぐらいなので魔力も多いのかなっと思って・・・。
彼の火属性魔法は結構な威力でしたね。
でも中級にかかるかどうかって程度なんです。
実際のところ、私の中でグレードがわからないですからね。
しょうがないのでカイエン君と同じぐらいのレベルの火魔法ファイヤーボールでごまかしたのですけれど、ちょっと加減が足りなくって、威力が大きかったかも。
標的になった金属板が熱で溶けちゃったのと、つい忘れて無詠唱で出しちゃいました。
目ざとく、エリオット指導員に見つかっちゃいました。
「お前、・・・。
今のは、一体何だ?
ファイヤーボールにしては強すぎるし、それに詠唱しなかっただろう?」
やっちゃったのはもう仕方がないですよね。
「え・・・、と、火属性のファイヤーボールです。詠唱の方はつい忘れてしまいました。」
「忘れたって・・・。
お前なぁ、忘れてできるもんじゃぁ無いぞぉ。
因みに、他の属性魔法も見せてみろ、できるんなら詠唱無しで。」
うーん、無理をおっしゃるエリオット指導員です。
目立ちたくないんですよ。私・・・。
でも仕方がないんで、絞りに絞った魔法を無詠唱でやりました。
水、土、雷、氷、闇、光に空間です。
水、土、氷は、小さなバレットにし、雷は勿論稲妻の電撃ですね。
闇、光、空間はいずれもシールドにしました。
勿論それなりに手加減したんですが・・・。
そしたら、またまた指導員が文句をつけて来るんです。
「まてまて、お前、土属性も持っているのか?
それに何で、土で攻撃ができるんだ?
おかしいだろう。」
あ、そういえば、さっき申告した中に土属性入れてなかったかな?
でも、敢えて誤魔化しちゃいますね。
「おかしいって言われても、石礫を飛ばしただけですけれど・・。
変ですか?」
「変って・・・。
土魔法ってのは、土の性質を変えるんじゃないのか?
だから魔晶石加工には欠かせないが・・・。
うん?
そう言えばお前は加工師の職も適性があったな。
なら、土属性もあって不思議はないか・・・。
それにしたって、石を飛ばすなんて俺は初めて見たぞ。」
「すみません。
我流でやっていたらできちゃったので・・・。
攻撃できるかできないかで言うなら、もっと威力を増せば攻撃は可能だと思います。
「あぁ・・・。
まぁ、確かにその通りかな?
それにしても、お前が規格外というのはよくわかった。
お前が訓練その他で魔法を使う際には、できるだけその場にいる指導員にあらかじめ伝えるようにしておけ。
下手すると事故る恐れもあるからな。」
なんか釘を刺された感じなんですが、私そんなにおかしなことしたのかなぁ。
その日の訓練というのは、魔法の初級程度の実技で終わりましたけれど、攻撃魔法のできない加工師候補は、空間属性魔法と無属性魔法による、物の造形のための掘削、切断及び圧縮の基本的操作を習いました。
無属性魔法というのは魔道具に魔力を流して、硬いものを削ったり、切ったりするときに使うものです。
因みに私のステータスには、無属性の項目はないのですけれど、魔力を流したら簡単に魔道具が動きましたので、あるいは無属性というのは他の属性のように発現しない魔力を使用することを言うのかもしれません。
魔道具というのはチェーンソーに似た道具で、まぁ、カッターのように使えるもの、ドリルのように使えるもの、の二種類に大別できますかね。
魔晶石を加工するには、この道具を使った上で、なおかつ自らの音声を使ってコントロールしながら加工をしなければならないようです。
因みに採掘師が魔晶石の鉱床から切り出す際にも、同じような魔道具を使うのです。
従って、採掘師も加工師と同様に魔道具を扱えなければ魔晶石を採掘できません。
ただし、採掘師の場合、加工師ほどの精度を要求されないらしく、その点で採掘師と加工師では技量レベルが違うようです。
ハンス指導員曰く、採掘師も加工師並みの技量があればより良質の魔晶石を切り出すことができるそうなので、採掘師も加工師の授業だからと言っておろそかにはするなと言われました。
尤も、加工師には音楽的な才能が要求されるそうで採掘師だけの候補生にはそうした音感に欠ける嫌いがあるそうです。
私の場合は。スキルに絶対音感がありますので、多分大丈夫じゃないかなと思います。
魔晶石ではない魔石が、練習材料として提供され、この素材をEマイナーの音叉で共鳴するように切れという命題を出されました。
ハンス指導員が実際にEマイナーの音声を出しながら、魔道具で切りそろえてゆくのを見学し、それを真似て候補生もやってみるのですがなかなか難しいようです。
ハンス指導員曰く、慣れると魔石もしくは魔晶石の切れ目がわかるそうで、そこに適切にカッターを入れてやると自然とEマイナーを含めたそれぞれの音階ごとに切り分けられるのだそうです。
ハンス指導員の説明ではよく分かりませんでしたが、慣れるより慣れろで、鑑定をかけつつやってみると、私のEマイナーの音声に反応して薄い線が魔石の表面に見えました。
あるいはこれかと思い、その通りやってみたら、非常にきれいにカットできたのです。
全部で24か所のカットを行って、両端が16面体になるよう八角柱状の形に造り上げたのですが、非常にきれいに仕上がった所為か、ハンス指導員にやたら褒められました。
仕上がり具合が初任者のものではなく二級加工師の域に達しているかもしれないと言ってくれたのです。
但し、これは比較的に柔らかい普通の魔石なので、魔晶石になるとまた様相が変わると教えてくれました。
研修中は、只管、魔石で練習して、ある程度上達したなら、屑に近い魔晶石で一定の形状に造り上げる試験を行い、合格できたなら三級加工師として認められるのだそうです。
誉められたのは私一人だけで、またまた目立ってしまったかもしれませんが、いまだひよこが登竜門の入り口に立っただけなのですから、今後とも精進しなければなりませんよね。
少なくとも魔晶石を実際に切るような作業ができなければ、採掘師としても加工師としても一人前には程遠いということです。
その日、一週間の予定表が渡されました。
「智の女神アシャス様」の白曜日は、午前中に支援班による座学及び実技ですが、既に終わりましたので来週までありません。
「戦の神クライス様」の赤曜日は、午前中に武術(体術)の座学及び訓練があり、午後に魔法及び実技の訓練です。
「工の神パイテス様」の緑曜日は、午前中に武術(格闘術)の座学及び実技の訓練、午後に魔法座学及び実技の訓練です。
「商の女神ミュテナイ様」の金曜日は、午前中に武術(剣術)の座学及び実技訓練、午後には魔法座学及び実技の訓練です。
「鍛冶の神ルーデス様」の茶曜日は、午前中に武術(槍術)の座学及び実技の訓練、午後に魔法座学及び実技の訓練
「芸術の女神ミゾン様」の橙曜日は、午前中に武術(弓術)の座学及び実技の訓練、午後に魔道具の座学及び実技の訓練です
「農業の神アトル様」の青曜日は、午前中に武術(騎乗術)の座学及び実技の訓練、午後に一般知識の座学です。
「治癒の女神ケルティ様」の銀曜日は、午前・午後とも休業日なのです。
一週間は地球と異なり8日間になります。
各曜日は八神様がそれぞれ充てられているのですが、絶対神のゼファー様の曜日はありません。
その代わりに、年末年始に当たる16月の27日から1月3日までの七日間は、ゼファー様の光曜日とされ、商売以外の仕事は原則的にお休みになる日になります。
毎日の課業は、
4時 (地球の0600) :起床
4時半 (地球の0635) :朝食
5時半 (地球の0815) :午前の課業開始
8時 (地球の1200) :昼食
8時半 (地球の1245) :午後の課業開始
11時 (地球の1630) :課業終了
12時 (地球の1800) :夕食
12時半(地球の1845) :自由時間
15時 (地球の2230) :就寝
となっており、シルヴィは12時半から13時半までは図書館で読書、13時半から14時半まで魔法若しくは武道の訓練を実施することにしているのです。
候補生全員が、一応我流ながらも鍛錬はしてきたみたいで発動はできているみたいです。
私もその点では恥をかかずに済みました。
ただし、ちょっとレベルが違い過ぎですね。
彼らが初級だとすれば、私のは明らかに中級を超えて上級に半分入るんじゃないかと思われます。
うーん、手加減しなければと思いましたね。
あまり目立っちゃうと妬まれたりしそうなんで・・・。
私の前が、魔族のカイエン君でしたので彼の魔法の程度を参考にしました。
私以外では三つ以上の属性を持っているのは彼だけだったので、多分魔族というぐらいなので魔力も多いのかなっと思って・・・。
彼の火属性魔法は結構な威力でしたね。
でも中級にかかるかどうかって程度なんです。
実際のところ、私の中でグレードがわからないですからね。
しょうがないのでカイエン君と同じぐらいのレベルの火魔法ファイヤーボールでごまかしたのですけれど、ちょっと加減が足りなくって、威力が大きかったかも。
標的になった金属板が熱で溶けちゃったのと、つい忘れて無詠唱で出しちゃいました。
目ざとく、エリオット指導員に見つかっちゃいました。
「お前、・・・。
今のは、一体何だ?
ファイヤーボールにしては強すぎるし、それに詠唱しなかっただろう?」
やっちゃったのはもう仕方がないですよね。
「え・・・、と、火属性のファイヤーボールです。詠唱の方はつい忘れてしまいました。」
「忘れたって・・・。
お前なぁ、忘れてできるもんじゃぁ無いぞぉ。
因みに、他の属性魔法も見せてみろ、できるんなら詠唱無しで。」
うーん、無理をおっしゃるエリオット指導員です。
目立ちたくないんですよ。私・・・。
でも仕方がないんで、絞りに絞った魔法を無詠唱でやりました。
水、土、雷、氷、闇、光に空間です。
水、土、氷は、小さなバレットにし、雷は勿論稲妻の電撃ですね。
闇、光、空間はいずれもシールドにしました。
勿論それなりに手加減したんですが・・・。
そしたら、またまた指導員が文句をつけて来るんです。
「まてまて、お前、土属性も持っているのか?
それに何で、土で攻撃ができるんだ?
おかしいだろう。」
あ、そういえば、さっき申告した中に土属性入れてなかったかな?
でも、敢えて誤魔化しちゃいますね。
「おかしいって言われても、石礫を飛ばしただけですけれど・・。
変ですか?」
「変って・・・。
土魔法ってのは、土の性質を変えるんじゃないのか?
だから魔晶石加工には欠かせないが・・・。
うん?
そう言えばお前は加工師の職も適性があったな。
なら、土属性もあって不思議はないか・・・。
それにしたって、石を飛ばすなんて俺は初めて見たぞ。」
「すみません。
我流でやっていたらできちゃったので・・・。
攻撃できるかできないかで言うなら、もっと威力を増せば攻撃は可能だと思います。
「あぁ・・・。
まぁ、確かにその通りかな?
それにしても、お前が規格外というのはよくわかった。
お前が訓練その他で魔法を使う際には、できるだけその場にいる指導員にあらかじめ伝えるようにしておけ。
下手すると事故る恐れもあるからな。」
なんか釘を刺された感じなんですが、私そんなにおかしなことしたのかなぁ。
その日の訓練というのは、魔法の初級程度の実技で終わりましたけれど、攻撃魔法のできない加工師候補は、空間属性魔法と無属性魔法による、物の造形のための掘削、切断及び圧縮の基本的操作を習いました。
無属性魔法というのは魔道具に魔力を流して、硬いものを削ったり、切ったりするときに使うものです。
因みに私のステータスには、無属性の項目はないのですけれど、魔力を流したら簡単に魔道具が動きましたので、あるいは無属性というのは他の属性のように発現しない魔力を使用することを言うのかもしれません。
魔道具というのはチェーンソーに似た道具で、まぁ、カッターのように使えるもの、ドリルのように使えるもの、の二種類に大別できますかね。
魔晶石を加工するには、この道具を使った上で、なおかつ自らの音声を使ってコントロールしながら加工をしなければならないようです。
因みに採掘師が魔晶石の鉱床から切り出す際にも、同じような魔道具を使うのです。
従って、採掘師も加工師と同様に魔道具を扱えなければ魔晶石を採掘できません。
ただし、採掘師の場合、加工師ほどの精度を要求されないらしく、その点で採掘師と加工師では技量レベルが違うようです。
ハンス指導員曰く、採掘師も加工師並みの技量があればより良質の魔晶石を切り出すことができるそうなので、採掘師も加工師の授業だからと言っておろそかにはするなと言われました。
尤も、加工師には音楽的な才能が要求されるそうで採掘師だけの候補生にはそうした音感に欠ける嫌いがあるそうです。
私の場合は。スキルに絶対音感がありますので、多分大丈夫じゃないかなと思います。
魔晶石ではない魔石が、練習材料として提供され、この素材をEマイナーの音叉で共鳴するように切れという命題を出されました。
ハンス指導員が実際にEマイナーの音声を出しながら、魔道具で切りそろえてゆくのを見学し、それを真似て候補生もやってみるのですがなかなか難しいようです。
ハンス指導員曰く、慣れると魔石もしくは魔晶石の切れ目がわかるそうで、そこに適切にカッターを入れてやると自然とEマイナーを含めたそれぞれの音階ごとに切り分けられるのだそうです。
ハンス指導員の説明ではよく分かりませんでしたが、慣れるより慣れろで、鑑定をかけつつやってみると、私のEマイナーの音声に反応して薄い線が魔石の表面に見えました。
あるいはこれかと思い、その通りやってみたら、非常にきれいにカットできたのです。
全部で24か所のカットを行って、両端が16面体になるよう八角柱状の形に造り上げたのですが、非常にきれいに仕上がった所為か、ハンス指導員にやたら褒められました。
仕上がり具合が初任者のものではなく二級加工師の域に達しているかもしれないと言ってくれたのです。
但し、これは比較的に柔らかい普通の魔石なので、魔晶石になるとまた様相が変わると教えてくれました。
研修中は、只管、魔石で練習して、ある程度上達したなら、屑に近い魔晶石で一定の形状に造り上げる試験を行い、合格できたなら三級加工師として認められるのだそうです。
誉められたのは私一人だけで、またまた目立ってしまったかもしれませんが、いまだひよこが登竜門の入り口に立っただけなのですから、今後とも精進しなければなりませんよね。
少なくとも魔晶石を実際に切るような作業ができなければ、採掘師としても加工師としても一人前には程遠いということです。
その日、一週間の予定表が渡されました。
「智の女神アシャス様」の白曜日は、午前中に支援班による座学及び実技ですが、既に終わりましたので来週までありません。
「戦の神クライス様」の赤曜日は、午前中に武術(体術)の座学及び訓練があり、午後に魔法及び実技の訓練です。
「工の神パイテス様」の緑曜日は、午前中に武術(格闘術)の座学及び実技の訓練、午後に魔法座学及び実技の訓練です。
「商の女神ミュテナイ様」の金曜日は、午前中に武術(剣術)の座学及び実技訓練、午後には魔法座学及び実技の訓練です。
「鍛冶の神ルーデス様」の茶曜日は、午前中に武術(槍術)の座学及び実技の訓練、午後に魔法座学及び実技の訓練
「芸術の女神ミゾン様」の橙曜日は、午前中に武術(弓術)の座学及び実技の訓練、午後に魔道具の座学及び実技の訓練です
「農業の神アトル様」の青曜日は、午前中に武術(騎乗術)の座学及び実技の訓練、午後に一般知識の座学です。
「治癒の女神ケルティ様」の銀曜日は、午前・午後とも休業日なのです。
一週間は地球と異なり8日間になります。
各曜日は八神様がそれぞれ充てられているのですが、絶対神のゼファー様の曜日はありません。
その代わりに、年末年始に当たる16月の27日から1月3日までの七日間は、ゼファー様の光曜日とされ、商売以外の仕事は原則的にお休みになる日になります。
毎日の課業は、
4時 (地球の0600) :起床
4時半 (地球の0635) :朝食
5時半 (地球の0815) :午前の課業開始
8時 (地球の1200) :昼食
8時半 (地球の1245) :午後の課業開始
11時 (地球の1630) :課業終了
12時 (地球の1800) :夕食
12時半(地球の1845) :自由時間
15時 (地球の2230) :就寝
となっており、シルヴィは12時半から13時半までは図書館で読書、13時半から14時半まで魔法若しくは武道の訓練を実施することにしているのです。
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