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第二章 色々準備です
2-4 魔法・武術の訓練と、智の神アシャ様の助言
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今悩んでいるのは、武術の鍛錬と魔法の訓練をどのようにすればいいかです。
人目についちゃいけないという制限があると、ものすごく動きにくいんです。
色々考えた挙句、先ずは空間魔法で短距離転移を覚えることにしました。
転移で場所を変え、その距離を徐々に伸ばして人里離れた場所で武術の鍛錬と魔法の訓練をするのです。
学校の資料室で調べて、バンデル北方の湖に無人の島があることを知りました。
結構大きな湖で水深もあるのですが、近くの温泉の有毒成分が流れ込んでいるために魚の棲めない湖なんだそうで、飲用としても、農業用の水としても不適なので周辺に人家はありません。
資料によれば無人島にも動物は居ないそうです。
まぁ、飲み水がだめなら動物も寄り付かないですよね。
当然魔物や魔獣の情報も皆無です。
ここが訓練場所としてはベストですが、そこまで転移で行くのが大変でしょう。
昼間の間は移動が難しいので、他人が寝静まってからですね。
そのため、夜目も一生懸命に訓練しました。
概ね10日かけて訓練した結果、家の私の部屋から二回に分けて転移すれば湖の島まで到達できるようになりました。
その距離も日を追って増大中ですから、そのうちに一度の転移で到達可能になるでしょう。
訓練時間は、夜15の時から1時間ほど。
深夜0の時ころには自室に戻るようにしています。
最初の頃は、火力や大きな音の出るような魔法は遠慮していたのですが、空間魔法の結界を覚えてからは周囲と隔絶した結界内で結構大きな魔法を訓練できるようになりました。
結界で音を遮断できるようになったのです。
空間魔法のレベルが上がるにつれて、ラノベで読んだことのある亜空間魔法を行使して、その中で訓練をすることを思いつきました。
更には錬金術でロボットならぬ人型ゴーレムを作り、これを相手に武術の訓練を始めました。
自律的に動くゴーレムが少し難しかったのですが、陰陽術に確か式神なるものがあると記憶の中にありましたので、自己流ながら式神と魔法陣とを組み合わせ、自律型のゴーレムを作り上げました。
最初はぎこちない動きのゴーレムでしたが、魔法陣にAI技術の学習機能プログラムを取り入れたことで、回を追うごとに動きがスムーズになり、今では私の練習相手として十分な能力を持つに至っています。
この様にして練度を上げて行ったおかげで、初秋の学園卒業式を迎える頃には、ステータスが軒並み上がっていました。
但し、未だに使えない魔法もあります。
呪術、憑依術、奴隷術は対象が無いので使えません。
魔物相手ならばできる可能性もあるのですが、面倒を起こしたくないので今のところは見合わせています。
魔物調教は、同じく対象が居ないので目下は見送りです。
創薬・調剤はできないわけではないのですが薬草集めに行くのは現状では難しいのです。
夜目が効くとは言え、やっぱり夜中に魔物が出る場所で薬草探しは無いですよね。
狩猟も見送りですね。そのうち機会があれば魔物でも魔獣でも狩ってみたいと思います。
種苗に開墾は、農地でも貰えばやってみるのかな?
亜空間に農地を作ってそこでゴーレムを使って作物を栽培と言うのもありかもしれません。
飛行は今のところ見送っています。
飛行の訓練は亜空間の中ですればよいのですが、何となく前世の理性が人は空を飛ぶものではないと主張するのです。(本音を言えば、高いところが若干苦手なんです。)
役小角は空を飛んだとの伝説もありますので、陰陽術では普通の法力なのかもしれませんが・・・。
ただ、陰陽術もその内容をよく知らないので使い方がよくわからないのです。
私が陰陽術で知っているのは古い映画で「陰陽師」の中で何やら主人公が呪文を唱えて色々な法術?を使っていたという半端な記憶があるだけです。
そういう意味では魔法なんかもラノベで読んだり、TV、映画のファンタジーで見たぐらいなのですが、意外と思ったことが簡単にできてしまうので少々驚いています。
まぁ、未だ使えないとは言いつつも、いずれ何かの機会で使えるようになるかもしれません。
今の段階では、そのうちにできれば試してみようかと思う程度です。
いずれにしろ、学園卒業時点でのステータスは以下の通りです。
名前: シルヴィ・デルトン
年齢:11歳
主たる職業:
魔晶石採掘師、魔晶石加工師、
従たる職業:
魔法師、錬金術師、鍛冶師、工芸師、声楽師、調理師、治癒師、薬師、鑑定師、真贋鑑定師、調律師、騎士、剣士、斥候
レベル:LV32
HP(生命力) :112
MP(魔力) :3287
STR/Strength(筋力) :54
DEX/Dexterity(器用さ) :49
VIT/Vitality(丈夫さ、持久力):61
INT/Intelligence(知性) :58
MND/Mind(精神力) :73
LUK(運) :25
AGI/Agility(敏捷性) :62
CHA/Charisma(魅力) :8
言語理解 :5(MAX)
スキル:
= 武術系 =
<剣術 LV5>
<槍術 LV5>
<棒術 LV5>
<盾術 LV5>
<弓術 LV5>
<棍術 LV5>
<格闘術 LV5>
<暗殺術 LV5>
<斧術 LV3>
<投擲術 LV4>
<暗器術 LV5>
<騎乗戦闘 LV1>
= 魔法系 =
<火魔法 LV8>
<水魔法 LV7>
<風魔法 LV8>
<土魔法 LV8>
<雷魔法 LV8>
<氷魔法 LV8>
<闇魔法 LV10>
<回復魔法 LV2>
<空間魔法 LV10>
<無詠唱 LV5>
<竜魔法 LV1>
<光魔法 LV8>
<生活魔法 LV10>
<呪術 LV1>
<憑依術 LV1>
<忍術 LV2>
<奴隷術 LV1>
= 技能系 =
<魔物調教 LV1>
<創薬・調剤 LV1>
<料理 LV3>
<家事 LV3>
<狩猟 LV1>
<裁縫 LV3>
<採掘 LV1>
<鑑定 LV5>
<鍛冶 LV2>
<作法 LV2>
<工芸 LV2>
<種苗 LV1>
<開墾 LV1>
<錬金術 LV3>
= 身体系 =
<身体強化 LV5>
<跳躍 LV5>
<夜目 LV7>
<闘気 LV3>
<索敵 LV7>
<飛行 LV1>
<心眼 LV2>
<強靭 LV5>
<不動 LV5>
異能:
<魔晶石採掘師 LV1>
<魔晶石加工師 LV1>
<HP自動回復 LV2>
<MP自動回復 LV2>
<無限収納インベントリLV3>
<陰陽師 LV2>
<言霊 LV1>
<絶対音感>
装備:
なし
加護:
異世界神アマテラスの加護
絶対神ゼファーの加護
智の女神アシャの恩寵 :LV3
戦の神クライスの恩寵 :LV3
工の神パイテスの恩寵 :LV3
商の女神ミュテナイの恩寵 :LV3
鍛冶の神ルーデスの恩寵 :LV3
芸術の女神ミゾンの恩寵 :LV3
農業の神アトルの恩寵 :LV3
治癒の女神ケルティの恩寵 :LV3
称号:
神々に愛されし者
異世界神が頭を下げし者
家族を含めて、知り合いには私の本当の能力を隠し通せたと思っています。
それでも出発の前日には幼馴染のシェラに会って、私が魔晶石採掘師と加工師のお告げを貰ったこと、明日にはファンダレル王国を離れてワイオブール公国に赴き、そこに在る魔晶石ギルドに所属して暫く研修を受けることになるとお話ししました。
シェラが寂しそうな顔を見せながら私に尋ねました。
「その研修が終わればバンデルに戻れるの?」
「ううん、魔晶石ギルドの仕事は、本部のあるホープランドしかないからね。
原則的に私の居場所はそこが中心になる。
滅多に会えなくなるから、せめて、シェラにはお別れだけは言っておこうと思って・・・。」
「うん、さよならも言われずに去られたら悲しいよね。
シルヴィ、貴女のお仕事の中身はよくわからないけれど、頑張って。
そうして偶には、幼馴染の私に元気な姿を見せて頂戴。
私は母の後を継いで、この街にずっといるから。」
「うん、ありがとう。
家に帰ることが有ったなら、必ずシェラに声を掛ける。」
私は守れるかどうかわからない約束をシェラに告げてお別かれしたのです。
それから、私はメダリオン協会に行き、お祈りを捧げて、これまでの経緯を八神様に報告した。
この日私の前に現れたのは、智の女神アシャ様でした。
私の報告を笑顔で聴かれ、頷いておられました。
私は、アシャ様にお尋ねしました。
「先般、ゼファー様がわからないことが有れば遠慮なく尋ねよと申されていた様なのでお尋ねいたします。
私はゼファー様の加護をいただいておりますが、このことを人に知らしめてもよろしいのでしょうか。
特に、魔晶石ギルドの本部では加護を与えた神を教えなければならぬそうです。
その際に正直に申し上げて宜しいのかどうか判断に迷っております。
どうか哀れな子羊に進むべき道をお示しください。」
「ゼファー様の加護を与えられたは、そなた一人しか居らぬでな。
ありのまま申せば、後々災いの元になるやもしれぬ。
普通であれば魔晶石採掘師と魔晶石加工師の加護は、工の神パイテスが与えるのが常。
稀に芸術の神ミゾンが与えたり、戦の神クライスが与えたりする場合もある。
従って、単に告げるだけならば工の神パイテスの加護と申せばよかろう。
更に恩寵は加護を与えしパイテス以外の七神全てが与えるが常故、敢えて聞かれたなればその旨申せばよい。
但し、恩寵のレベル3は目立つ故、普通に恩寵LV1として、芸術の女神ミゾンの恩寵LVのみを2としておけば左程の違和感はなかろう。
後は、其方には闇魔法と陰陽術の双方に隠蔽(いんぺい)の術が有ろうから、他人にステータスを見せねばならぬ事態があった場合に備えて、偽装のステータスを作っておくがよい。
真のステータスは余程のことがない限り見せぬがよいであろう。
因みに偽装する際の値に注意をしなされ。
其方のステータスは少々高すぎる。
通常の人なれば、レベルは10未満じゃが、採掘師なれば熟練者で50程までに達する者も居るが、お告げを貰って間もない新人は多少訓練を成しても20までは届かぬ。
じゃから全体のレベルは18か19程度にしておくがよかろう。
生命力以下の数値は少なくとも半分の数値になすがよい。
特に魔力は本来150程度で十分なのじゃが、そなたは支部で320と申告していたらしいから、その数値にしておきなさい。
スキルのLVの値も軒並み半分以下でよいし、いくら高くともLV4にしなさい。
言語能力はそなたが異世界からの転生者であったがゆえに付いている。
その表示は隠蔽しておくがよい。
同じく、呪術、憑依術、忍術、奴隷術については、陰陽術の系列なので隠蔽するように。
異能については、魔水晶採掘師LV1、魔水晶加工師LV1それに絶対音感以外は全て隠蔽すべきじゃの。
加護と恩寵については先ほど申した通りじゃ。
其方は研修中にもレベルが上がるやもしれぬが、他の研修生の数値を見ながら調整するがよい。
偽装に関わらず、必要があれば真の力を発揮して構わぬぞ。
隠すために使わぬのではなく、隠して使うのが賢い使い方じゃ。
そもそもそなたに与えた加護や恩寵は使わぬでは意味がない。
遠慮の上で使えばよい。
仮にギルドの者に知れたところで、影響はたかが知れておる。
むしろ使わぬことで生ずる弊害の方が大きいと知りなさい。
これで其方の進むべき道はわかったかな?」
「はい、わかりました。
あともう一つお尋ねしてもよろしいでしょうか?」
「ふむ、遠慮せずとも、何なりと訊くがよい。」
「はい、実は、私のもとの世界の神様にいただいた陰陽師と言霊の力と言うのが良くわかりません。
多分、ゼファー様がこちらの世界の魔法その他に置き換えて下さっているのではないかと思っているのですが、そもそも私は陰陽師も言霊も詳しくは知らないのです。」
「ふむ、陰陽師と言霊のぉ・・・。
正直に言えば異世界のモノゆえ、私もその中身は知らぬ。
が、それに関しての記述がある。
私には意味をなさぬが其方には或いはわかるやもしれぬ。
よって、それを其方に与えよう。
暇がある折に読んでみなさい。
それでもわからぬ場合は、ゼファー様にお聞きするしかないな。
余り、ゼファー様にお手間は取らせたくはないが、その場合は改めて我ら八神に申しなさい。
申し立ててすぐに成るかどうかはわからぬが、いずれゼファー様が対応してくれるじゃろう。」
アシャ様が言い終わるとすぐに私の脳内に古書のようなものが知識として入ってきました。
これは、高校で習った古語ですね。
結構、難しい漢字が並んでいるのですが、不思議と内容も意味も分かりました。
これも或いは言語理解の能力故かもしれません。
何せLv5のMaxですから、多分古語だけじゃなくって漢文も英語も何でもイケちゃうのじゃないかと思うのです。
私は、すぐにお礼を申し上げました。
「いただきました書簡は、私が理解できるモノのようです。
内容をしっかりと読みまして、もしわからなければ再度お伺いするようにいたします。
本日は、アシャ様のお教え誠にありがとうございました。
皆様の加護と恩寵、大事に使ってまいります。」
智の女神アシャ様は、満足そうな笑顔を見せて消えていった。
私は、その夜、私のステータスの改竄を行い、真のステータスを闇魔法を使って隠蔽したのです。
お陰で、闇魔法のレベルがまた一つ上がりました。
改竄後のステータス
名前: シルヴィ・デルトン
年齢:11歳
主たる職業:
魔晶石採掘師、魔晶石加工師、
従たる職業:
魔法師、錬金術師、鍛冶師、工芸師、声楽師、調理師、治癒師、薬師、鑑定師、真贋鑑定師、調律師、騎士、剣士、斥候、陰陽師
レベル:LV18
HP(生命力) :56
MP(魔力) :321
STR/Strength(筋力) :27
DEX/Dexterity(器用さ) :24
VIT/Vitality(丈夫さ、持久力):30
INT/Intelligence(知性) :29
MND/Mind(精神力) :36
LUK(運) :12
AGI/Agility(敏捷性) :31
CHA/Charisma(魅力) :4
スキル:
= 武術系 =
<剣術 LV2>
<槍術 LV2>
<棒術 LV2>
<盾術 LV2>
<弓術 LV2>
<棍術 LV2>
<格闘術 LV2>
<暗殺術 LV2>
<斧術 LV1>
<投擲術 LV2>
<暗器術 LV2>
<騎乗戦闘 LV1>
= 魔法系 =
<火魔法 LV4>
<水魔法 LV3>
<風魔法 LV4>
<土魔法 LV4>
<雷魔法 LV4>
<氷魔法 LV4>
<闇魔法 LV4>
<回復魔法 LV1>
<空間魔法 LV4>
<無詠唱 LV2>
<竜魔法 LV1>
<光魔法 LV4>
<生活魔法 LV4>
= 技能系 =
<魔物調教 LV1>
<創薬・調剤 LV1>
<料理 LV3>
<家事 LV3>
<狩猟 LV1>
<裁縫 LV3>
<採掘 LV1>
<鑑定 LV2>
<鍛冶 LV2>
<作法 LV2>
<工芸 LV2>
<種苗 LV1>
<開墾 LV1>
= 身体系 =
<身体強化 LV2>
<跳躍 LV2>
<夜目 LV3>
<闘気 LV1>
<索敵 LV3>
<飛行 LV1>
<心眼 LV1>
<強靭 LV2>
<不動 LV2>
異能:
<魔晶石採掘師 LV1>
<魔晶石加工師 LV1>
<絶対音感>
装備:
なし
加護:
工の神パイテスの加護
智の女神アシャの恩寵 :LV1
戦の神クライスの恩寵 :LV1
商の女神ミュテナイの恩寵 :LV1
鍛冶の神ルーデスの恩寵 :LV1
芸術の女神ミゾンの恩寵 :LV2
農業の神アトルの恩寵 :LV1
治癒の女神ケルティの恩寵 :LV1
称号:
なし
人目についちゃいけないという制限があると、ものすごく動きにくいんです。
色々考えた挙句、先ずは空間魔法で短距離転移を覚えることにしました。
転移で場所を変え、その距離を徐々に伸ばして人里離れた場所で武術の鍛錬と魔法の訓練をするのです。
学校の資料室で調べて、バンデル北方の湖に無人の島があることを知りました。
結構大きな湖で水深もあるのですが、近くの温泉の有毒成分が流れ込んでいるために魚の棲めない湖なんだそうで、飲用としても、農業用の水としても不適なので周辺に人家はありません。
資料によれば無人島にも動物は居ないそうです。
まぁ、飲み水がだめなら動物も寄り付かないですよね。
当然魔物や魔獣の情報も皆無です。
ここが訓練場所としてはベストですが、そこまで転移で行くのが大変でしょう。
昼間の間は移動が難しいので、他人が寝静まってからですね。
そのため、夜目も一生懸命に訓練しました。
概ね10日かけて訓練した結果、家の私の部屋から二回に分けて転移すれば湖の島まで到達できるようになりました。
その距離も日を追って増大中ですから、そのうちに一度の転移で到達可能になるでしょう。
訓練時間は、夜15の時から1時間ほど。
深夜0の時ころには自室に戻るようにしています。
最初の頃は、火力や大きな音の出るような魔法は遠慮していたのですが、空間魔法の結界を覚えてからは周囲と隔絶した結界内で結構大きな魔法を訓練できるようになりました。
結界で音を遮断できるようになったのです。
空間魔法のレベルが上がるにつれて、ラノベで読んだことのある亜空間魔法を行使して、その中で訓練をすることを思いつきました。
更には錬金術でロボットならぬ人型ゴーレムを作り、これを相手に武術の訓練を始めました。
自律的に動くゴーレムが少し難しかったのですが、陰陽術に確か式神なるものがあると記憶の中にありましたので、自己流ながら式神と魔法陣とを組み合わせ、自律型のゴーレムを作り上げました。
最初はぎこちない動きのゴーレムでしたが、魔法陣にAI技術の学習機能プログラムを取り入れたことで、回を追うごとに動きがスムーズになり、今では私の練習相手として十分な能力を持つに至っています。
この様にして練度を上げて行ったおかげで、初秋の学園卒業式を迎える頃には、ステータスが軒並み上がっていました。
但し、未だに使えない魔法もあります。
呪術、憑依術、奴隷術は対象が無いので使えません。
魔物相手ならばできる可能性もあるのですが、面倒を起こしたくないので今のところは見合わせています。
魔物調教は、同じく対象が居ないので目下は見送りです。
創薬・調剤はできないわけではないのですが薬草集めに行くのは現状では難しいのです。
夜目が効くとは言え、やっぱり夜中に魔物が出る場所で薬草探しは無いですよね。
狩猟も見送りですね。そのうち機会があれば魔物でも魔獣でも狩ってみたいと思います。
種苗に開墾は、農地でも貰えばやってみるのかな?
亜空間に農地を作ってそこでゴーレムを使って作物を栽培と言うのもありかもしれません。
飛行は今のところ見送っています。
飛行の訓練は亜空間の中ですればよいのですが、何となく前世の理性が人は空を飛ぶものではないと主張するのです。(本音を言えば、高いところが若干苦手なんです。)
役小角は空を飛んだとの伝説もありますので、陰陽術では普通の法力なのかもしれませんが・・・。
ただ、陰陽術もその内容をよく知らないので使い方がよくわからないのです。
私が陰陽術で知っているのは古い映画で「陰陽師」の中で何やら主人公が呪文を唱えて色々な法術?を使っていたという半端な記憶があるだけです。
そういう意味では魔法なんかもラノベで読んだり、TV、映画のファンタジーで見たぐらいなのですが、意外と思ったことが簡単にできてしまうので少々驚いています。
まぁ、未だ使えないとは言いつつも、いずれ何かの機会で使えるようになるかもしれません。
今の段階では、そのうちにできれば試してみようかと思う程度です。
いずれにしろ、学園卒業時点でのステータスは以下の通りです。
名前: シルヴィ・デルトン
年齢:11歳
主たる職業:
魔晶石採掘師、魔晶石加工師、
従たる職業:
魔法師、錬金術師、鍛冶師、工芸師、声楽師、調理師、治癒師、薬師、鑑定師、真贋鑑定師、調律師、騎士、剣士、斥候
レベル:LV32
HP(生命力) :112
MP(魔力) :3287
STR/Strength(筋力) :54
DEX/Dexterity(器用さ) :49
VIT/Vitality(丈夫さ、持久力):61
INT/Intelligence(知性) :58
MND/Mind(精神力) :73
LUK(運) :25
AGI/Agility(敏捷性) :62
CHA/Charisma(魅力) :8
言語理解 :5(MAX)
スキル:
= 武術系 =
<剣術 LV5>
<槍術 LV5>
<棒術 LV5>
<盾術 LV5>
<弓術 LV5>
<棍術 LV5>
<格闘術 LV5>
<暗殺術 LV5>
<斧術 LV3>
<投擲術 LV4>
<暗器術 LV5>
<騎乗戦闘 LV1>
= 魔法系 =
<火魔法 LV8>
<水魔法 LV7>
<風魔法 LV8>
<土魔法 LV8>
<雷魔法 LV8>
<氷魔法 LV8>
<闇魔法 LV10>
<回復魔法 LV2>
<空間魔法 LV10>
<無詠唱 LV5>
<竜魔法 LV1>
<光魔法 LV8>
<生活魔法 LV10>
<呪術 LV1>
<憑依術 LV1>
<忍術 LV2>
<奴隷術 LV1>
= 技能系 =
<魔物調教 LV1>
<創薬・調剤 LV1>
<料理 LV3>
<家事 LV3>
<狩猟 LV1>
<裁縫 LV3>
<採掘 LV1>
<鑑定 LV5>
<鍛冶 LV2>
<作法 LV2>
<工芸 LV2>
<種苗 LV1>
<開墾 LV1>
<錬金術 LV3>
= 身体系 =
<身体強化 LV5>
<跳躍 LV5>
<夜目 LV7>
<闘気 LV3>
<索敵 LV7>
<飛行 LV1>
<心眼 LV2>
<強靭 LV5>
<不動 LV5>
異能:
<魔晶石採掘師 LV1>
<魔晶石加工師 LV1>
<HP自動回復 LV2>
<MP自動回復 LV2>
<無限収納インベントリLV3>
<陰陽師 LV2>
<言霊 LV1>
<絶対音感>
装備:
なし
加護:
異世界神アマテラスの加護
絶対神ゼファーの加護
智の女神アシャの恩寵 :LV3
戦の神クライスの恩寵 :LV3
工の神パイテスの恩寵 :LV3
商の女神ミュテナイの恩寵 :LV3
鍛冶の神ルーデスの恩寵 :LV3
芸術の女神ミゾンの恩寵 :LV3
農業の神アトルの恩寵 :LV3
治癒の女神ケルティの恩寵 :LV3
称号:
神々に愛されし者
異世界神が頭を下げし者
家族を含めて、知り合いには私の本当の能力を隠し通せたと思っています。
それでも出発の前日には幼馴染のシェラに会って、私が魔晶石採掘師と加工師のお告げを貰ったこと、明日にはファンダレル王国を離れてワイオブール公国に赴き、そこに在る魔晶石ギルドに所属して暫く研修を受けることになるとお話ししました。
シェラが寂しそうな顔を見せながら私に尋ねました。
「その研修が終わればバンデルに戻れるの?」
「ううん、魔晶石ギルドの仕事は、本部のあるホープランドしかないからね。
原則的に私の居場所はそこが中心になる。
滅多に会えなくなるから、せめて、シェラにはお別れだけは言っておこうと思って・・・。」
「うん、さよならも言われずに去られたら悲しいよね。
シルヴィ、貴女のお仕事の中身はよくわからないけれど、頑張って。
そうして偶には、幼馴染の私に元気な姿を見せて頂戴。
私は母の後を継いで、この街にずっといるから。」
「うん、ありがとう。
家に帰ることが有ったなら、必ずシェラに声を掛ける。」
私は守れるかどうかわからない約束をシェラに告げてお別かれしたのです。
それから、私はメダリオン協会に行き、お祈りを捧げて、これまでの経緯を八神様に報告した。
この日私の前に現れたのは、智の女神アシャ様でした。
私の報告を笑顔で聴かれ、頷いておられました。
私は、アシャ様にお尋ねしました。
「先般、ゼファー様がわからないことが有れば遠慮なく尋ねよと申されていた様なのでお尋ねいたします。
私はゼファー様の加護をいただいておりますが、このことを人に知らしめてもよろしいのでしょうか。
特に、魔晶石ギルドの本部では加護を与えた神を教えなければならぬそうです。
その際に正直に申し上げて宜しいのかどうか判断に迷っております。
どうか哀れな子羊に進むべき道をお示しください。」
「ゼファー様の加護を与えられたは、そなた一人しか居らぬでな。
ありのまま申せば、後々災いの元になるやもしれぬ。
普通であれば魔晶石採掘師と魔晶石加工師の加護は、工の神パイテスが与えるのが常。
稀に芸術の神ミゾンが与えたり、戦の神クライスが与えたりする場合もある。
従って、単に告げるだけならば工の神パイテスの加護と申せばよかろう。
更に恩寵は加護を与えしパイテス以外の七神全てが与えるが常故、敢えて聞かれたなればその旨申せばよい。
但し、恩寵のレベル3は目立つ故、普通に恩寵LV1として、芸術の女神ミゾンの恩寵LVのみを2としておけば左程の違和感はなかろう。
後は、其方には闇魔法と陰陽術の双方に隠蔽(いんぺい)の術が有ろうから、他人にステータスを見せねばならぬ事態があった場合に備えて、偽装のステータスを作っておくがよい。
真のステータスは余程のことがない限り見せぬがよいであろう。
因みに偽装する際の値に注意をしなされ。
其方のステータスは少々高すぎる。
通常の人なれば、レベルは10未満じゃが、採掘師なれば熟練者で50程までに達する者も居るが、お告げを貰って間もない新人は多少訓練を成しても20までは届かぬ。
じゃから全体のレベルは18か19程度にしておくがよかろう。
生命力以下の数値は少なくとも半分の数値になすがよい。
特に魔力は本来150程度で十分なのじゃが、そなたは支部で320と申告していたらしいから、その数値にしておきなさい。
スキルのLVの値も軒並み半分以下でよいし、いくら高くともLV4にしなさい。
言語能力はそなたが異世界からの転生者であったがゆえに付いている。
その表示は隠蔽しておくがよい。
同じく、呪術、憑依術、忍術、奴隷術については、陰陽術の系列なので隠蔽するように。
異能については、魔水晶採掘師LV1、魔水晶加工師LV1それに絶対音感以外は全て隠蔽すべきじゃの。
加護と恩寵については先ほど申した通りじゃ。
其方は研修中にもレベルが上がるやもしれぬが、他の研修生の数値を見ながら調整するがよい。
偽装に関わらず、必要があれば真の力を発揮して構わぬぞ。
隠すために使わぬのではなく、隠して使うのが賢い使い方じゃ。
そもそもそなたに与えた加護や恩寵は使わぬでは意味がない。
遠慮の上で使えばよい。
仮にギルドの者に知れたところで、影響はたかが知れておる。
むしろ使わぬことで生ずる弊害の方が大きいと知りなさい。
これで其方の進むべき道はわかったかな?」
「はい、わかりました。
あともう一つお尋ねしてもよろしいでしょうか?」
「ふむ、遠慮せずとも、何なりと訊くがよい。」
「はい、実は、私のもとの世界の神様にいただいた陰陽師と言霊の力と言うのが良くわかりません。
多分、ゼファー様がこちらの世界の魔法その他に置き換えて下さっているのではないかと思っているのですが、そもそも私は陰陽師も言霊も詳しくは知らないのです。」
「ふむ、陰陽師と言霊のぉ・・・。
正直に言えば異世界のモノゆえ、私もその中身は知らぬ。
が、それに関しての記述がある。
私には意味をなさぬが其方には或いはわかるやもしれぬ。
よって、それを其方に与えよう。
暇がある折に読んでみなさい。
それでもわからぬ場合は、ゼファー様にお聞きするしかないな。
余り、ゼファー様にお手間は取らせたくはないが、その場合は改めて我ら八神に申しなさい。
申し立ててすぐに成るかどうかはわからぬが、いずれゼファー様が対応してくれるじゃろう。」
アシャ様が言い終わるとすぐに私の脳内に古書のようなものが知識として入ってきました。
これは、高校で習った古語ですね。
結構、難しい漢字が並んでいるのですが、不思議と内容も意味も分かりました。
これも或いは言語理解の能力故かもしれません。
何せLv5のMaxですから、多分古語だけじゃなくって漢文も英語も何でもイケちゃうのじゃないかと思うのです。
私は、すぐにお礼を申し上げました。
「いただきました書簡は、私が理解できるモノのようです。
内容をしっかりと読みまして、もしわからなければ再度お伺いするようにいたします。
本日は、アシャ様のお教え誠にありがとうございました。
皆様の加護と恩寵、大事に使ってまいります。」
智の女神アシャ様は、満足そうな笑顔を見せて消えていった。
私は、その夜、私のステータスの改竄を行い、真のステータスを闇魔法を使って隠蔽したのです。
お陰で、闇魔法のレベルがまた一つ上がりました。
改竄後のステータス
名前: シルヴィ・デルトン
年齢:11歳
主たる職業:
魔晶石採掘師、魔晶石加工師、
従たる職業:
魔法師、錬金術師、鍛冶師、工芸師、声楽師、調理師、治癒師、薬師、鑑定師、真贋鑑定師、調律師、騎士、剣士、斥候、陰陽師
レベル:LV18
HP(生命力) :56
MP(魔力) :321
STR/Strength(筋力) :27
DEX/Dexterity(器用さ) :24
VIT/Vitality(丈夫さ、持久力):30
INT/Intelligence(知性) :29
MND/Mind(精神力) :36
LUK(運) :12
AGI/Agility(敏捷性) :31
CHA/Charisma(魅力) :4
スキル:
= 武術系 =
<剣術 LV2>
<槍術 LV2>
<棒術 LV2>
<盾術 LV2>
<弓術 LV2>
<棍術 LV2>
<格闘術 LV2>
<暗殺術 LV2>
<斧術 LV1>
<投擲術 LV2>
<暗器術 LV2>
<騎乗戦闘 LV1>
= 魔法系 =
<火魔法 LV4>
<水魔法 LV3>
<風魔法 LV4>
<土魔法 LV4>
<雷魔法 LV4>
<氷魔法 LV4>
<闇魔法 LV4>
<回復魔法 LV1>
<空間魔法 LV4>
<無詠唱 LV2>
<竜魔法 LV1>
<光魔法 LV4>
<生活魔法 LV4>
= 技能系 =
<魔物調教 LV1>
<創薬・調剤 LV1>
<料理 LV3>
<家事 LV3>
<狩猟 LV1>
<裁縫 LV3>
<採掘 LV1>
<鑑定 LV2>
<鍛冶 LV2>
<作法 LV2>
<工芸 LV2>
<種苗 LV1>
<開墾 LV1>
= 身体系 =
<身体強化 LV2>
<跳躍 LV2>
<夜目 LV3>
<闘気 LV1>
<索敵 LV3>
<飛行 LV1>
<心眼 LV1>
<強靭 LV2>
<不動 LV2>
異能:
<魔晶石採掘師 LV1>
<魔晶石加工師 LV1>
<絶対音感>
装備:
なし
加護:
工の神パイテスの加護
智の女神アシャの恩寵 :LV1
戦の神クライスの恩寵 :LV1
商の女神ミュテナイの恩寵 :LV1
鍛冶の神ルーデスの恩寵 :LV1
芸術の女神ミゾンの恩寵 :LV2
農業の神アトルの恩寵 :LV1
治癒の女神ケルティの恩寵 :LV1
称号:
なし
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