バビロニア・オブ・リビルド『産業革命以降も、神と科学が併存する帝国への彼女達の再構築計画』【完結】

Intermezzo-間章０２-

間章-登場人物・用語集part２-

 【登場人物】
・冥界の関連人物
【エレシュキガル】…帝国の地上の統括長ドミニウム同様、半神格を持ち、冥界を治める統括長ドミニウムの女性であり、帝国西圏側の統括長であるイシュタルの姉。

地上とは異なり、冥界は資材が少ない為に、仕方なく簡素な冥界がっこうを管理する生徒会長ドミニウム。
紅茶派？珈琲派？…冥界では、そんな贅沢品は滅多に飲めないから白湯派。

【ドゥムジ】…冥界と地上を行き来することを許された冥界の執事の一人。
エレシュキガル曰く、口数は少ないものの仕事は出来る女性。

・アヌの使徒
【アトラ・ハーシス】…バビロニア帝国よりも、東の地にある楽園、祇園精舎に住みながら…世界を旅する時計職人。
１０年前にバビロニア帝国を訪れた際、帝国の国民に自作の懐中時計を複数個与えた。

【エンキドゥ】…統括長ドミニウム達にメソポタミアの地を治める様に命じた創造主アヌによって、粘土を素材にして創造された存在。
事実上、帝国のトップであるギルガメッシュとの親交が特に深かったが…

・首都機関の関連人物
【ペコ・フラワリー】…首都機関直轄の部隊、首都機関兵に最年少で配属された女性。
１９歳、身長１６５cm、体重５１kg、髪型はカシスの様な色合いのツインテール、四神格の持ち主。
元第四騎士団の騎士であり、使用人だった南花との面識があるらしいが…

・？？？
【モルガーナ】…エンキとエレシュキガルに、黒魔女と呼ばれる人物。
珈琲派でなければ、紅茶派でもなく、見た目に反して抹茶派らしい…

・用語集
【アヌの使徒】…創造主アヌによって生み出された、メソポタミアの地の行く末を静観し、時には裁定を下す不老不死の存在。

【冥界の執事】…冥界と地上を行き来することを許された存在。冥界の統括長ドミニウムエレシュキガルの側近である【ドゥムジ】以外にも、２人いるらしい。

【権利ノブレスと責務オブリージュ】…アトラ・ハーシスが、帝国にもたらした懐中時計に刻まれた文字。