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副作用!?
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暖かい
いい匂い
触り心地がいいな
ん?
不思議…平なようでボコボコしてる
何これ…
「リヴィア…くすぐったい。
まだしたりないの?」
パチっ
聞きなれた声がものすごく近くから聞こえてきた。
このベッドにいないはずの人…
「おはよう、愛しい人」
顔を上に向けると満面の笑みのオードリック様だった。
彼の上半身は裸で、私は彼の腹筋を撫で回していたようだ。
腕枕から頭を浮かせて周囲を見渡したけど、就寝した寝室で間違いない。
身体を起こそうとすると違和感を感じた。
「え!?」
髪が胸や腹に触れて自分が全裸だと気が付いた。
「っ!!」
何故か膣からドロっと漏れ出た感覚があった。
まさか月のモノが!? 予定より少し早いけどあり得なくはない…どうしよう…オードリック様がいるのに醜態を晒してしまう!
「リヴィア」
「んんっ!」
オードリック様は身体を横向きにしてキスしながら私の背中や腰や臀部や太腿を撫でている。
唇を離すとじっと私を見た。
「もう一度 いい?」
「何がですか?それよりどうしてオードリック様がここにいるのですか?」
「寝室だからだよ」
「だから、ここは客室ですよね?」
「いや、夫婦の寝室だ」
「え?……ええ!?」
「向こうのドアから入ってきただろう?私はあっちのドアから入ってきた……まさか昨夜のこと 覚えてない!?」
「メイドにおやすみと言って起きたらオードリック様が居ました。混乱しています」
「まさか、昨夜の誓いも!?」
「何のことですか」
待って…月のモノじゃない。裸でこの感じ…
思い出した。巻き戻り前に何度も何度もこんな風になったわ!
「本当に覚えていない?」
「もしかして、私達…」
「初夜を迎えたよ?」
「なっ!何で!」
「リヴィアが誘ったから」
「あり得ません!」
「傷付くなぁ」
「そうではなくて、覚えがありませんし私達は友人だったのではありませんか」
「リヴィアが熱いって脱ぎ出して、私に抱き付いて…握ったんだ」
「手を握ったらお誘いになるのですか?」
「違う…コレだよ」
そう言って私のお腹に硬いモノを押し付けた。
「だから手…」
「んっ」
違う…右腕は私の頭の下だし、左手は未だに背中を撫でている…ということは、今 私が握ってしまったのは手首じゃなくて!!!!!
「ご、ごめんなさいっ!」
「今みたいに握ったり撫で回したんだ。お誘い以外無いと思わないか?」
「記憶にありません!」
「でも、リヴィアのナカには愛し合ったときの贈り物を注いだし、抵抗した覚えある?」
「無いです。何の記憶も無いです」
「私は婚姻してから初夜を迎えたいと言ったけど、先に初夜を迎えるってきかなかったんだ。
私は初めてだったから心の準備が必要だったけど、リヴィアに恥をかかすわけにはいかないし、我慢の限界だったから応じた。初夜と婚約が同時だなんて私達の子供には話せないから作り話を用意しておかないとね」
「どうして記憶が…」
サイドテーブルを見ると空のグラス、水が入ったグラス、微量にお酒のようなものが残ったグラスがあった。
「まさか!」
呼び鈴でメイドを呼んだ。
入室したメイドに昨夜の飲み物は何かと聞いた。
「初夜を滞りなく済ますためのものでございます」
「つまり?」
「緊張を取り除き、破瓜の痛みを隠します」
「隠す?…つまり?」
「媚薬が入っていて、円滑にするのと同時に敏感にして快楽を得やすくいたします」
「全く記憶が無いんだけど」
「あ~」
「何」
「ごく稀に、副作用で記憶が飛ぶそうです。説明書に記載がございます」
「…何故このようなものを!?」
「リヴィア様はご経験が無いかと…。これらのものを夫婦の部屋にご用意するのは通常のことです。
避妊薬をお持ちいたしました」
「はぁ…分かったわ」
「ちょっと今からまたリヴィアと話があるから1時間後に朝食を頼む。その後湯浴みをするから準備をしてくれ」
「かしこまりました。失礼いたします」
メイドが退室するとキスをして、私の脚を広げて秘部に陰茎の先を擦り付け ゆっくりナカに入ってきた。
「っ!!」
「痛くないよね」
駄目だ…気持ち良過ぎる!
「オードリック様っ!」
ナカを押し分け擦りながら行き止まりを押し上げられ、達してしまった。
自分の腕を噛み、オードリック様の腰にブルブルと震える脚を巻き付けた。
「リヴィア、噛むなら私を噛みなさい」
そう言って私の腕をどかし 肩を近付けた。
まだ絶頂の余韻が残っているにも関わらず、オードリック様はゆっくり大きく抽送を始めた。
「まだっ オードリック様っ!」
「好きなだけ噛んで 好きなだけ気持ちよくなって」
「待って!」
散々快楽を刻み付け ようやく私のナカで吐精した。
立てなくなった私の体を拭いてガウンを着せて、抱き上げて椅子の上に降ろした。
直ぐに朝食が運ばれて 食事を済ませると、オードリック様はメイドに片付けさせて退室させた。
自分のガウンを脱ぎ 私のガウンを脱がせ、また抱き上げて一緒にバスタブの中に入って腰をおろした。
手で優しく洗われて 注がれたものを掻き出された。
バスローブを着て、ソファまで運ばれた後はメイドを呼んで髪を乾かしてもらったり肌を整えてもらった。彼は自分で髪を乾かしながら ずっと私を見ていた。
いい匂い
触り心地がいいな
ん?
不思議…平なようでボコボコしてる
何これ…
「リヴィア…くすぐったい。
まだしたりないの?」
パチっ
聞きなれた声がものすごく近くから聞こえてきた。
このベッドにいないはずの人…
「おはよう、愛しい人」
顔を上に向けると満面の笑みのオードリック様だった。
彼の上半身は裸で、私は彼の腹筋を撫で回していたようだ。
腕枕から頭を浮かせて周囲を見渡したけど、就寝した寝室で間違いない。
身体を起こそうとすると違和感を感じた。
「え!?」
髪が胸や腹に触れて自分が全裸だと気が付いた。
「っ!!」
何故か膣からドロっと漏れ出た感覚があった。
まさか月のモノが!? 予定より少し早いけどあり得なくはない…どうしよう…オードリック様がいるのに醜態を晒してしまう!
「リヴィア」
「んんっ!」
オードリック様は身体を横向きにしてキスしながら私の背中や腰や臀部や太腿を撫でている。
唇を離すとじっと私を見た。
「もう一度 いい?」
「何がですか?それよりどうしてオードリック様がここにいるのですか?」
「寝室だからだよ」
「だから、ここは客室ですよね?」
「いや、夫婦の寝室だ」
「え?……ええ!?」
「向こうのドアから入ってきただろう?私はあっちのドアから入ってきた……まさか昨夜のこと 覚えてない!?」
「メイドにおやすみと言って起きたらオードリック様が居ました。混乱しています」
「まさか、昨夜の誓いも!?」
「何のことですか」
待って…月のモノじゃない。裸でこの感じ…
思い出した。巻き戻り前に何度も何度もこんな風になったわ!
「本当に覚えていない?」
「もしかして、私達…」
「初夜を迎えたよ?」
「なっ!何で!」
「リヴィアが誘ったから」
「あり得ません!」
「傷付くなぁ」
「そうではなくて、覚えがありませんし私達は友人だったのではありませんか」
「リヴィアが熱いって脱ぎ出して、私に抱き付いて…握ったんだ」
「手を握ったらお誘いになるのですか?」
「違う…コレだよ」
そう言って私のお腹に硬いモノを押し付けた。
「だから手…」
「んっ」
違う…右腕は私の頭の下だし、左手は未だに背中を撫でている…ということは、今 私が握ってしまったのは手首じゃなくて!!!!!
「ご、ごめんなさいっ!」
「今みたいに握ったり撫で回したんだ。お誘い以外無いと思わないか?」
「記憶にありません!」
「でも、リヴィアのナカには愛し合ったときの贈り物を注いだし、抵抗した覚えある?」
「無いです。何の記憶も無いです」
「私は婚姻してから初夜を迎えたいと言ったけど、先に初夜を迎えるってきかなかったんだ。
私は初めてだったから心の準備が必要だったけど、リヴィアに恥をかかすわけにはいかないし、我慢の限界だったから応じた。初夜と婚約が同時だなんて私達の子供には話せないから作り話を用意しておかないとね」
「どうして記憶が…」
サイドテーブルを見ると空のグラス、水が入ったグラス、微量にお酒のようなものが残ったグラスがあった。
「まさか!」
呼び鈴でメイドを呼んだ。
入室したメイドに昨夜の飲み物は何かと聞いた。
「初夜を滞りなく済ますためのものでございます」
「つまり?」
「緊張を取り除き、破瓜の痛みを隠します」
「隠す?…つまり?」
「媚薬が入っていて、円滑にするのと同時に敏感にして快楽を得やすくいたします」
「全く記憶が無いんだけど」
「あ~」
「何」
「ごく稀に、副作用で記憶が飛ぶそうです。説明書に記載がございます」
「…何故このようなものを!?」
「リヴィア様はご経験が無いかと…。これらのものを夫婦の部屋にご用意するのは通常のことです。
避妊薬をお持ちいたしました」
「はぁ…分かったわ」
「ちょっと今からまたリヴィアと話があるから1時間後に朝食を頼む。その後湯浴みをするから準備をしてくれ」
「かしこまりました。失礼いたします」
メイドが退室するとキスをして、私の脚を広げて秘部に陰茎の先を擦り付け ゆっくりナカに入ってきた。
「っ!!」
「痛くないよね」
駄目だ…気持ち良過ぎる!
「オードリック様っ!」
ナカを押し分け擦りながら行き止まりを押し上げられ、達してしまった。
自分の腕を噛み、オードリック様の腰にブルブルと震える脚を巻き付けた。
「リヴィア、噛むなら私を噛みなさい」
そう言って私の腕をどかし 肩を近付けた。
まだ絶頂の余韻が残っているにも関わらず、オードリック様はゆっくり大きく抽送を始めた。
「まだっ オードリック様っ!」
「好きなだけ噛んで 好きなだけ気持ちよくなって」
「待って!」
散々快楽を刻み付け ようやく私のナカで吐精した。
立てなくなった私の体を拭いてガウンを着せて、抱き上げて椅子の上に降ろした。
直ぐに朝食が運ばれて 食事を済ませると、オードリック様はメイドに片付けさせて退室させた。
自分のガウンを脱ぎ 私のガウンを脱がせ、また抱き上げて一緒にバスタブの中に入って腰をおろした。
手で優しく洗われて 注がれたものを掻き出された。
バスローブを着て、ソファまで運ばれた後はメイドを呼んで髪を乾かしてもらったり肌を整えてもらった。彼は自分で髪を乾かしながら ずっと私を見ていた。
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