捕虜のはずなのに 敵国の将軍が溺愛してくる

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“お前のような出来損ないを
使ってやるのだから有難いと思え!”

“それでも男か!
男なら剣を持て!”

“女みたいに泣くな!気持ち悪い!”

兄王子達からずっと蔑まされて生きてきた。
父王は無関心、母は幼い娘に夢中。

雑用でもやっていろと
戦争に引っ張り出された。

戦乱にのまれて敵国の将軍に拾われた。

捕虜のはずなのに何故
僕を守ってくれるの?


* 作り話です
* 掲載更新は月・木・土曜日
* 短編予定のつもりです
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