【完結】同性恋愛をしていたのに 異性との婚姻を命じられましたが溺愛されています

死ぬっ Ｓ

咄嗟に身を捩ってしまった。

「嫌か？」

「胸が小さくはないと思っていましたけど、やっぱり小さいのかなと」

「さあ。母と乳母と胸を触れただろうが赤子のときだからな。全く記憶がない。
罪人や被害者達の胸を見ることもあるが小さくはないと思うぞ。
凄く柔らかい」

「！！」

「それにいい匂いがする」

触れるだけでなく舐め始めた。
なんとなくくすぐったい。

「シャルロット」

「ひゃっ」

脚の間に顔を近付けて秘部をゆっくり舐め始めた。

「そんなとこっ」

舌で転がしたり吸ったり、指で入り口をいじられたりしているうちに ジンジンとした痺れから 急にふわっとしたと思ったら経験のない快楽が襲ってきた。エリアスの頭を挟んでビクビクとしていると私の手を握った。

快楽が引き力が抜けると指が侵入してきた。

「エリアス様っ」

「大丈夫、まだ一本だ」

こんなに違和感があって一本だなんて。

慣れると２本目を挿入し浅いところを押してくる。

「エ、エリアス様っ、も、漏れそうですっ」

「そうなっても大丈夫だと書いてあった」

「んあっ」

グイグイと指で上を押し擦りながら、陰核を口に含み舌で執拗に舐め上げ続けられると、さっきとは違う強さの快楽が全身を襲い 意思と反した痙攣が始まった。

「気持ちいい？」

「いっ…い…」

内腿や腹にキスをされるも、それも刺激に思えた。


波が引くと秘部に大きな何かが当たった。

「俺のシャルロット」

グッと押されるように少しずつ侵入してきたけど裂けるように痛い。

「ム、ムリっ！裂ける！」

「もう少しだけ頑張って」

私の腰をガッシリと掴む手を外そうとしても全く外れない。

「痛いっ」

「力を抜かないと痛みは増すだけだ…と書いてあった」

「こんなに大っきいなんて聞いてない！」

「馬鹿っ、余計なことを言うな」

何故か少し挿入されたアレは膨らんだ。

「痛いって言ってるのに更に大きくしてどうするの！」

「俺のせいじゃない」

「もうお終いでしょ」

「全然まだまだだ。４分の１しか入っていない」

「死んじゃうじゃない！」

「死なないよ」

「痛い～」

「シャルロット」

「痛い～」

「シャルロット」

何で話しかけるの！

「ずっと側にいてくれないか」

「え？」

「ずっと俺の側にいてくれ」

「何言って、」

「シャルロット…好きだ」

「ああっ！！」

一気に押し込まれた。
ナカがジンジンするのと圧迫感で涙が出てきた。

死ぬっ

「ううっ…」

「シャルロット…嫌か？」

「痛いっ」

「しばらくこのままでいよう」


動かないでいてくれているつもりでも、ちょっとの動きでも入っているモノが動くし、じっとしていても生き物の様にビクッと動く。

「動かさないで」

「じっとしてるだろう」

「動いてるの！」

「一度抜くか？」

「また入れるときに痛いんでしょう？」

「でも少しくらい動かさないと出ない」

「出ない？」

「刺激をしないと子種は出ないんだ」

「…じゃあ、アレを飲めばいいじゃないですか」

「シャルロット？」

「女だからか私だからか分かりませんけど、よくないんでしょ」

「基本的に男の体はそういうものなんだ！習っただろう！」

「あの時はマティアス殿下がいたから」

「は？」

「教科書を見てサラッと教わりましたけど、殿下が先生を廊下に出して、またすぐ戻って再開して…でも大急ぎで説明して帰って行きました。
よく分からないと言うと、“大きくなったら僕が教えるからいいよ”って。
婚姻前は引き篭もってしまって中止にしてしまいましたし」

「ここでまたあいつが出てくるのか」

「殿下をあいつだなんて言ってはいけません！私にとっては優しくて大好きなお友達でもあるのですよ！」

「夫との閨事の最中に他の男を褒めるとは怖いもの知らずだな」

「いっ」

エリアス様は手首をベッドに押さえ付けて少しずつ腰を動かし始めた。

「ああ…狭いな」

「いやっ」

「気持ちいい」

「……」

私は痛いけどエリアス様は気持ちいいらしい。
噛み締めて耐えていると段々と痛みだけではなくなってきた。

「んっ」

「馴染んできたのか」

手首を離すと胸の頂を指で摘み、口に含んで吸い付きながら優しく奥を撫で始めた。

「あっ」

「潤いが増してきたな…気持ちいいか？」

「あっ！」

また抽送と奥を撫でる動きを交互に繰り返し、恥ずかしくなるほど結合部分からの音とベッドの軋む音が部屋を支配する。

「シャルロット、キスをしてくれ」

エリアスが顔を近付けて鼻が触れた。

彼の唇にキスをすると私の頭を抑えて舌を侵入させて舌を追い回した。

「んんっ、」

舌を絡めながら浅い場所を早く擦り出したと思ったら、奥に突き立てて止まった。

「くっ！」

唇を離したエリアスからは苦しそうな声が聞こえ、ナカのモノは更に膨らみビクンビクンと跳ねている。

抱き竦められ耳元でエリアスの声と息遣いが聞こえる。３０秒ほどだろうか。数回ナカで動いた後にキスをした。

「次はもっと、その次はさらに気持ち良くなる。

…抜きたくない」

「 ？ 」

ゆっくり腰を引いて私のナカから抜いた後、秘部をじっと見つめていた。
閉じようとすると膝に手を置き、大きく開かせた。

「恥ずかしいです」

「いいから」

なにがいいのかと思うが やはりびくともしないので気が済むのを待つしかない。

「あっ」

ゆっくりと何かが垂れてきたのが分かった。

「やっぱりけっこう出たな」

「え！？ 血！？」

「血は少しだけだ」

つまり精液ってこと？

「もうお終いですか」

エリアス様は瞳を輝かせてまた挿入しようとした。
さっきより少し小さくて柔らかい。なかなか入らず入り口をグチュグチュと擦り付けていた。

「え？なんで、」

「２回目のお強請りに応えるのが夫だろう」

「あっ！」

直ぐに硬さと大きさを取り戻し、ナカへ戻って来た。

「そういう意味で言ったんじゃ…」

「もう遅い」


長い２回目が始まった。