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里帰り

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プリュム王国に向かう馬車の中には、グリフ王国に向かったときとは違いイザーク様が同乗している。
馬車は3台。荷物を積む馬車と、カリマ達の乗った馬車だ。カリマ達の馬車はカリマの夫が御者をしている。新婚旅行に無料で外国といった感じで大喜びだ。

護衛の中には私とカリマ達の関係を知らず、まだ将軍の愛人達という認識でいた兵士は、“妻と愛人3人を仲良く旅に連れて行くなんて、私生活も将軍なんっすね”なんて言って、将軍であるイザーク様からゲンコツをもらっていた。
更に、将軍を差し置いて私が彼女達を侍らせているものだから、“私生活の将軍はお妃様の方っすね”と言ってまたゲンコツをもらっていた。

だけど私にはこの兵士が和みになった。


プリュム側に入ると昔より活気がある気がする。
馬車も通りやすい。

宿泊する町に寄ると町兵がイザーク様に挨拶に来て、最近の報告を上げていた。
それは別の街でも同じだった。

この人は本当にプリュム王国のために尽くしてくれている。

「ク、クリステル!?」

横からイザーク様に抱き付いた。

「具合が悪いのか?どこか痛いのか?」

「抱きしめ返して欲しいだけです」

イザーク様は嬉しそうに抱きしめ返してくれた。


そしてその夜の宿は大きな町の高級宿だった。
共同風呂にカリマ達と入り部屋に戻ると、既に湯を浴びて戻っていたイザーク様がお酒を飲んでいた。

「大丈夫だったか?」

「はい。4人でのぼせるところでした」

服を脱ぎ薄いナイトガウンを羽織った。

イザーク様の膝の上に座り、彼にキスをした。
イザーク様は私の後頭部を掴み 深いキスを始めた。
私の下でアレが膨らんで大きく硬くなっていく。

膝の上から降りると彼の脚の間で膝を付き、太腿や付け根を撫でながら勃ち上がったアレに下着越しではあるが唇をつけた。

「クリステル!?」

「下手でもガッカリしないでくださいね」

彼の目は期待でいっぱいだった。

ナイトガウンの紐を解き、肩から滑らせると上半身が露わになった。彼の膝から太腿へと触れ、付け根は強めに押すとアレがビクンと下着の中で跳ねた。そのまま両手で会陰を撫でふぐりを優しく包みながら撫で、また会陰を刺激して太腿へ。
アレは早く触れてくれと下着の中で暴れている。

「クリステル」

「私の好きにしていいですよね?」

「い…もちろんだ」

「もっと浅く座ってください」

言われるがまま浅く座るイザークの股間に顔を近付けてふぐりや陽茎に頬擦りをしながら太腿や腹に手を這わせる。

下着の上から陽茎を唇で挟むとイザーク様は声を漏らした。

「うっ」

ゆっくり下着の中から陽茎を解放すると、唇で挟みながら 根元からゆっくり先端に向けて刺激する。

本とカリマを通して習ったけど抵抗のあった口淫をしてあげたくなったのだ。

今度は根元から舌で舐め上げた。飴でも舐めるかのように少し強めに舌を押し付けて何度も舐め上げた。より硬くなった気がする。

いよいよぷっくりとした先端を口の中に収めた。

「あったかい…」

吐息混じりにイザーク様が嬉しそうに言った。

そのまま口の中で裏側を舌で刺激した。

「ああ…クリステル…」

口の中で唾が充分出ると、先端から口に収まる限界まで、唇と舌で刺激する。音を立てながら頭を動かして時には吸った。

音を立てるのはとても恥ずかしいけど、カリマがは男にとっては興奮する要素だから音を立て続けるようにと言っていた。小説も音が文字として載っていた。

更に陽茎が少し膨らむと、イザーク様が頭に触れた。

「クリステル。出るから、後は手で」

口から出して根元から数回舐め上げ、また陽茎を咥えると吸いながら頭を動かしチュポチュポと音を立てた。

「クリステルっ…クリステルっ!」

もう少しだけ深く咥えた。

「あっ!出るぞっ!」

口の端から唾液を垂らし吸いながら頭を動かした。

「離せっ!出る!!…うあっ!!」

ちょうど深めに咥え吸ったところで吐精が始まり、慌てて抜こうとするも、既にイザーク様は私の髪と頭を両手で力強く掴んでいた。彼の腰がビクンと動くと 少し陽茎が奥に進み 同時に勢い良く奥へ飛ぶ。何度も勢いよく吐精され、飲み込む他になく嚥下するが量があり、何度も苦しみながらゴクゴクと喉を動かした。



【 イザークの視点 】

ただでさえ狭い口内なのに、嚥下する動きがモノを締めることになり より一層の快楽を得ていた。しかも射精の間中、苦しそうに咥え嚥下しながら宝石のように輝く瞳がずっとイザークを見つめているのだから、なんとも言えない極上の満足感と真っ白になるような快楽に包まれていた。

吐精が終わっても この口の中から出たくないと自然と手に力が入っていた。

口淫に抵抗があるだろうことは知っていた。だからクリステル自らしてくれるとは思っていなかった。
小さな顔で頬擦りされると視覚でも興奮した。
クリステルの口の中は柔らかくて熱く溶けそうに気持ちが良かった。習ったことを一生懸命やっていて ますます愛おしかった。
離せと言ったのにそのまま刺激され、ついクリステルの頭を押さえて吐精していた。
飲んでいるのが分かる。嚥下するたびに喉と舌がモノを締め付けるからだ。

このまま犯したい。未使用の証を破り 奥を押し上げて白濁で穢し、かき混ぜ馴染ませ俺のものだと刻みたい。

「んんー!!」

クリステルの苦しそうな呻きにパッと手が離れ、クリステルは口からモノを出すと咳き込んだ。

「ゲホッ ゲホッ」

グラスを取り酒を口に含み、口移しでクリステルに飲ませた。

落ち着いたクリステルを膝の上に乗せた。

「まずかったか?」

「まずかったです。せめて美味しくできないんですか?」

そう返ってくるとは思わなかった。すごく可愛い。

「そうだな。愛する妻が飲みやすくなるよう 蜂蜜みたいに甘くならないか医師に相談しよう。蜂蜜味ならまた飲んでくれるか?」

「…飲みます…イザーク様のなら毎日飲みます」 

その言葉に理性を失いかけたがノックで正気に戻った。

身なりを整えてドアを開けるとエマがジュースを運んできた。

「あの、宿の方からいただきました。搾りたてだそうです。クリステル様は飲むでしょうか。毒味は済ませてあります」

「ありがとう、おやすみ」

受け取ってドアを閉めた。

クリステルはコップ一杯飲むとベッドに入り目を閉じた。

クリステルと繋がるのはまだ先になりそうだ。


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