29 / 72
婚約破棄(ヤスミン)
しおりを挟む
【 ヤスミンの視点 】
半年前。
バチン!
「お母様っ」
「よくもコーレル家に泥を塗ってくれたわね!
バリー子爵家から破棄の連絡がきたわ!」
私は4歳上の子爵家の嫡男と婚約をしていた。
バリー子爵令息は見目が悪かった。
子爵にそっくりで首が見当たらない。ウエストも見当たらない。手足が短くずんぐりとしている。
よく隣に座りたがり、腕を回しては腰や脇腹や肩、腕と撫でてくる。
時には後ろから抱きしめるように腕を回し、胸に触れ 態と指で頂を引っ掛ける。
それに反応すると、ニヤリと下品な笑みを浮かべる。あの目に虫唾が走る。
バリー子爵邸に両親と滞在したとき、婚約者の親友の伯爵令息も滞在していた。
婚約者と比べると物語の男主人公のように思えた。
夜、婚約者が私の部屋に来た。
まだ消灯前で、薄明かりがついていた。
彼の股間は膨らんでいた。
まずいと誰か叫ぼうとするも、すぐに口を塞がれてベッドに押し倒された。寝間着を破かれ、下着を剥ぎ取られ、指が差し込まれた。
「ん~!」
痛い!!
「濡れてないと駄目か」
そう言ってポケットから何かを取り出そうとした時に股間を蹴った。
「ぐあっ!!」
走って部屋から飛び出し、廊下の角で人にぶつかった。婚約者の親友だった。
連れ戻されたくなくて逃げようとした時、“匿ってあげる”と言われて彼の部屋に連れてこられた。
だが、この時、自分がどんな姿をしているのか気が付いていかなった。片方の乳房は丸見えだった。
「綺麗だ」
「え?」
「こんな綺麗なヤスミン嬢に優しくできないなんて」
「ん」
口付けをされたが嫌ではなかった。
「可愛いな」
ベッドに腰をかけさせられ また口付けをされた。今度は舌が絡んできた。
そしていつのまにか寝間着は腰まで脱がされて上半身は裸だった。
救い上げるように乳房を包み形をかえさせる。
そのうち頂を捏ねだした。
「んっ、んっ」
押し倒して両手で両乳房を包み、頂を摘んだ。クリクリと動かす。
腹を舐めながら脚を大きく開かせて、股間に顔を埋めた。
「それはっ、ああっ!」
入念に舐められ、その間に膣は2本の指ですっかりほぐれていた。
彼はゴソゴソしながら 愛芽を口に含み執拗に捏ね舐めた。
「あっ、ああ~っ!」
達して、ボーっとしている隙に股間に何かを押し当てられると衝撃が走った。
「うっ!」
太くてかたいものが押し入ってきた。
「一気に入っちゃったけど、痛かった?」
私が戸惑いつつも首を振ると彼は微笑んだ。
「本当に可愛いな。私の婚約者にしたいくらいだ」
そんな言葉を確定のように受け取ってしまった。
「出血は少しだけで良かった」
閨教育でこれがどんな行為なのか知っていた。
15歳になりたての私には年齢的には早いが、あり得なくはない。
じっと待つ彼に告げた。
「グラシアン様をもっと感じたいです」
「可愛いヤスミン。動くよ」
ゆっくり抜き差ししながら体を撫でる。
「すごく狭い…」
次第に腰の動きは早まった。
「あっ、」
段々と快楽を拾うようになってきた。
「よく濡れていて気持ちがいい」
覆い被さるように体勢を変えるとより奥深く侵入してきた。
「痛い?」
「いいえ」
その返事を聞くと、一心不乱に腰を振り下ろす。
腰を押し付けて止まると中で陰茎がビクンビクンと動いているのがわかるし、奥に圧迫感を感じた。
体勢を起こし、ゆっくり陰茎を抜き去ると、彼は仰向けになった。
「ヤスミン、跨って今度は君が動いてくれないか」
体を起こして膝をつくと秘部から何かが漏れ出た。
「ハハッ、漏れちゃったね」
これが精液だと分かった。
跨って、勃ち上がったままの陰茎を充てがい、ゆっくり腰を落とした。
これも深く入る。
「出来るだけ大きく出し入れしたり、奥でグリグリ先を撫で回したりしてくれないか」
未来の旦那様にお気に召してもらおうと頑張って動いた。
「処女だったとは思えないな」
「気持ちいいですか?」
「気持ちいいよ、ヤスミン。腹部に力を入れてごらん。陰茎を膣で掴むように」
「こうですか」
「ん~、四つん這いになって」
鞄から何かを取り出して尻の割れ目に垂らした。
「んん!」
掬い取って液体をお尻の穴に入れながら指で解し出したけど
「そこは違います!」
「違わないよ」
さらに液体を垂らされ、穴に充てがわれた大きさを感じ取って恐怖を感じだ。
「入りません!嫌っ」
「毎日出している穴だよ?力を抜けば入るに決まっているよ」
そう言って捩じ込んだ。
「あっ、嫌っ」
「ああっ…きっつい…ゆっくり挿れるよ」
「くうっ、」
グラシアン様のお腹が尻を押しているということは、やっと全部挿入したということだ。
「思ったより膣は馴染むのが早かったから、こっちを使わせてもらったよ。
いいね、痛いほど締め付けてくる」
少し落ち着いたところで腰を動かし始めた。
私はギュッと枕を抱きしめて耐えた。
暫くすると、
「この穴に出すと腹が痛くなる娘もいるんだ。
その時はトイレに駆け込むんだよ」
「え?、ああっ!」
激しく突き立て、グラシアン様は私を押し潰すように体重をかけたので、私は四つん這いではなく完全なうつ伏せになった。角度を変えてより深く挿さった陰茎は膨らんで腸壁を圧迫すると、またビクンビクンと動いた。
さっきので、この感覚は吐精だと分かったから、やっと終わると安心した。
腸に注がれる感覚は膣よりも鮮明だった。
半年前。
バチン!
「お母様っ」
「よくもコーレル家に泥を塗ってくれたわね!
バリー子爵家から破棄の連絡がきたわ!」
私は4歳上の子爵家の嫡男と婚約をしていた。
バリー子爵令息は見目が悪かった。
子爵にそっくりで首が見当たらない。ウエストも見当たらない。手足が短くずんぐりとしている。
よく隣に座りたがり、腕を回しては腰や脇腹や肩、腕と撫でてくる。
時には後ろから抱きしめるように腕を回し、胸に触れ 態と指で頂を引っ掛ける。
それに反応すると、ニヤリと下品な笑みを浮かべる。あの目に虫唾が走る。
バリー子爵邸に両親と滞在したとき、婚約者の親友の伯爵令息も滞在していた。
婚約者と比べると物語の男主人公のように思えた。
夜、婚約者が私の部屋に来た。
まだ消灯前で、薄明かりがついていた。
彼の股間は膨らんでいた。
まずいと誰か叫ぼうとするも、すぐに口を塞がれてベッドに押し倒された。寝間着を破かれ、下着を剥ぎ取られ、指が差し込まれた。
「ん~!」
痛い!!
「濡れてないと駄目か」
そう言ってポケットから何かを取り出そうとした時に股間を蹴った。
「ぐあっ!!」
走って部屋から飛び出し、廊下の角で人にぶつかった。婚約者の親友だった。
連れ戻されたくなくて逃げようとした時、“匿ってあげる”と言われて彼の部屋に連れてこられた。
だが、この時、自分がどんな姿をしているのか気が付いていかなった。片方の乳房は丸見えだった。
「綺麗だ」
「え?」
「こんな綺麗なヤスミン嬢に優しくできないなんて」
「ん」
口付けをされたが嫌ではなかった。
「可愛いな」
ベッドに腰をかけさせられ また口付けをされた。今度は舌が絡んできた。
そしていつのまにか寝間着は腰まで脱がされて上半身は裸だった。
救い上げるように乳房を包み形をかえさせる。
そのうち頂を捏ねだした。
「んっ、んっ」
押し倒して両手で両乳房を包み、頂を摘んだ。クリクリと動かす。
腹を舐めながら脚を大きく開かせて、股間に顔を埋めた。
「それはっ、ああっ!」
入念に舐められ、その間に膣は2本の指ですっかりほぐれていた。
彼はゴソゴソしながら 愛芽を口に含み執拗に捏ね舐めた。
「あっ、ああ~っ!」
達して、ボーっとしている隙に股間に何かを押し当てられると衝撃が走った。
「うっ!」
太くてかたいものが押し入ってきた。
「一気に入っちゃったけど、痛かった?」
私が戸惑いつつも首を振ると彼は微笑んだ。
「本当に可愛いな。私の婚約者にしたいくらいだ」
そんな言葉を確定のように受け取ってしまった。
「出血は少しだけで良かった」
閨教育でこれがどんな行為なのか知っていた。
15歳になりたての私には年齢的には早いが、あり得なくはない。
じっと待つ彼に告げた。
「グラシアン様をもっと感じたいです」
「可愛いヤスミン。動くよ」
ゆっくり抜き差ししながら体を撫でる。
「すごく狭い…」
次第に腰の動きは早まった。
「あっ、」
段々と快楽を拾うようになってきた。
「よく濡れていて気持ちがいい」
覆い被さるように体勢を変えるとより奥深く侵入してきた。
「痛い?」
「いいえ」
その返事を聞くと、一心不乱に腰を振り下ろす。
腰を押し付けて止まると中で陰茎がビクンビクンと動いているのがわかるし、奥に圧迫感を感じた。
体勢を起こし、ゆっくり陰茎を抜き去ると、彼は仰向けになった。
「ヤスミン、跨って今度は君が動いてくれないか」
体を起こして膝をつくと秘部から何かが漏れ出た。
「ハハッ、漏れちゃったね」
これが精液だと分かった。
跨って、勃ち上がったままの陰茎を充てがい、ゆっくり腰を落とした。
これも深く入る。
「出来るだけ大きく出し入れしたり、奥でグリグリ先を撫で回したりしてくれないか」
未来の旦那様にお気に召してもらおうと頑張って動いた。
「処女だったとは思えないな」
「気持ちいいですか?」
「気持ちいいよ、ヤスミン。腹部に力を入れてごらん。陰茎を膣で掴むように」
「こうですか」
「ん~、四つん這いになって」
鞄から何かを取り出して尻の割れ目に垂らした。
「んん!」
掬い取って液体をお尻の穴に入れながら指で解し出したけど
「そこは違います!」
「違わないよ」
さらに液体を垂らされ、穴に充てがわれた大きさを感じ取って恐怖を感じだ。
「入りません!嫌っ」
「毎日出している穴だよ?力を抜けば入るに決まっているよ」
そう言って捩じ込んだ。
「あっ、嫌っ」
「ああっ…きっつい…ゆっくり挿れるよ」
「くうっ、」
グラシアン様のお腹が尻を押しているということは、やっと全部挿入したということだ。
「思ったより膣は馴染むのが早かったから、こっちを使わせてもらったよ。
いいね、痛いほど締め付けてくる」
少し落ち着いたところで腰を動かし始めた。
私はギュッと枕を抱きしめて耐えた。
暫くすると、
「この穴に出すと腹が痛くなる娘もいるんだ。
その時はトイレに駆け込むんだよ」
「え?、ああっ!」
激しく突き立て、グラシアン様は私を押し潰すように体重をかけたので、私は四つん這いではなく完全なうつ伏せになった。角度を変えてより深く挿さった陰茎は膨らんで腸壁を圧迫すると、またビクンビクンと動いた。
さっきので、この感覚は吐精だと分かったから、やっと終わると安心した。
腸に注がれる感覚は膣よりも鮮明だった。
1,339
お気に入りに追加
2,668
あなたにおすすめの小説
【完結】ふしだらな母親の娘は、私なのでしょうか?
イチモンジ・ルル
恋愛
奪われ続けた少女に届いた未知の熱が、すべてを変える――
「ふしだら」と汚名を着せられた母。
その罪を背負わされ、虐げられてきた少女ノンナ。幼い頃から政略結婚に縛られ、美貌も才能も奪われ、父の愛すら失った彼女。だが、ある日奪われた魔法の力を取り戻し、信じられる仲間と共に立ち上がる。
歪められた世界で、隠された真実を暴き、奪われた人生を新たな未来に変えていく。
――これは、過去の呪縛に立ち向かい、愛と希望を掴み、自らの手で未来を切り開く少女の戦いと成長の物語――
旧タイトル ふしだらと言われた母親の娘は、実は私ではありません
他サイトにも投稿。
[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・
青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。
婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。
「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」
妹の言葉を肯定する家族達。
そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。
※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。
初耳なのですが…、本当ですか?
あおくん
恋愛
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た!
でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。
あなたには、この程度のこと、だったのかもしれませんが。
ふまさ
恋愛
楽しみにしていた、パーティー。けれどその場は、信じられないほどに凍り付いていた。
でも。
愉快そうに声を上げて笑う者が、一人、いた。
【完結】試される愛の果て
野村にれ
恋愛
一つの爵位の差も大きいとされるデュラート王国。
スノー・レリリス伯爵令嬢は、恵まれた家庭環境とは言えず、
8歳の頃から家族と離れて、祖父母と暮らしていた。
8年後、学園に入学しなくてはならず、生家に戻ることになった。
その後、思いがけない相手から婚約を申し込まれることになるが、
それは喜ぶべき縁談ではなかった。
断ることなったはずが、相手と関わることによって、
知りたくもない思惑が明らかになっていく。
【完結】私のことを愛さないと仰ったはずなのに 〜家族に虐げれ、妹のワガママで婚約破棄をされた令嬢は、新しい婚約者に溺愛される〜
ゆうき@初書籍化作品発売中
恋愛
とある子爵家の長女であるエルミーユは、家長の父と使用人の母から生まれたことと、常人離れした記憶力を持っているせいで、幼い頃から家族に嫌われ、酷い暴言を言われたり、酷い扱いをされる生活を送っていた。
エルミーユには、十歳の時に決められた婚約者がおり、十八歳になったら家を出て嫁ぐことが決められていた。
地獄のような家を出るために、なにをされても気丈に振舞う生活を送り続け、無事に十八歳を迎える。
しかし、まだ婚約者がおらず、エルミーユだけ結婚するのが面白くないと思った、ワガママな異母妹の策略で騙されてしまった婚約者に、婚約破棄を突き付けられてしまう。
突然結婚の話が無くなり、落胆するエルミーユは、とあるパーティーで伯爵家の若き家長、ブラハルトと出会う。
社交界では彼の恐ろしい噂が流れており、彼は孤立してしまっていたが、少し話をしたエルミーユは、彼が噂のような恐ろしい人ではないと気づき、一緒にいてとても居心地が良いと感じる。
そんなブラハルトと、互いの結婚事情について話した後、互いに利益があるから、婚約しようと持ち出される。
喜んで婚約を受けるエルミーユに、ブラハルトは思わぬことを口にした。それは、エルミーユのことは愛さないというものだった。
それでも全然構わないと思い、ブラハルトとの生活が始まったが、愛さないという話だったのに、なぜか溺愛されてしまい……?
⭐︎全56話、最終話まで予約投稿済みです。小説家になろう様にも投稿しております。2/16女性HOTランキング1位ありがとうございます!⭐︎
いつだって二番目。こんな自分とさよならします!
椿蛍
恋愛
小説『二番目の姫』の中に転生した私。
ヒロインは第二王女として生まれ、いつも脇役の二番目にされてしまう運命にある。
ヒロインは婚約者から嫌われ、両親からは差別され、周囲も冷たい。
嫉妬したヒロインは暴走し、ラストは『お姉様……。私を救ってくれてありがとう』ガクッ……で終わるお話だ。
そんなヒロインはちょっとね……って、私が転生したのは二番目の姫!?
小説どおり、私はいつも『二番目』扱い。
いつも第一王女の姉が優先される日々。
そして、待ち受ける死。
――この運命、私は変えられるの?
※表紙イラストは作成者様からお借りしてます。
[完結]婚約破棄してください。そして私にもう関わらないで
みちこ
恋愛
妹ばかり溺愛する両親、妹は思い通りにならないと泣いて私の事を責める
婚約者も妹の味方、そんな私の味方になってくれる人はお兄様と伯父さんと伯母さんとお祖父様とお祖母様
私を愛してくれる人の為にももう自由になります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる