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広い!
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多目的ルームとかいうところに通された。会議もできるし晩餐会もできるらしい。
「何この広さ」
「サラ。心の声が出てる」
ケイン様が苦笑いしていた。
「何かの大きな行事の時だけ呼ばれるくらいにしておかないと大変そうですから。だからちょうどいいのです」
「髪、切った?」
「少し。本当はバッサリいきたかったんですけど、ノアム様に止められて」
「随分仲良くなったんだね」
「まあ、命の恩人ですからね。あ、お祖父様が隣に座れって合図送っていますから行きましょう」
座ろうとすると閣下が何か言いた気な顔をしていた。ハンドサインを送ると戸惑っている。
「何て送ったんだ?」
レノー王太子殿下が後ろから話しかけてきた。
「あ、適当です。何の意味も持たないサインを送っています」
「プッ…、叔父上が困ってるじゃないか」
「面白いですよね」
彼は私の頭を撫でて陛下の隣に座った。
結果的に皆で無駄話をして、そのまま夕食に突入。私は食べ終わると別棟に移った。
湯浴みが済むと何故か騒がしい。
居間に行くと王子2人に公子2人、大臣の次男がいた。
私「何で?」
レ「従兄妹だからね」
私「お風呂入ったのに」
イ「汚物みたいに言った?」
私「言っていません」
レ「こっちおいでよ」
レノー王太子殿下は自分の隣をポンポン叩いて座れと促す。
私「嫌です」
レ「お・い・で」
仕方なく隣に座った。
すると肩に手を回して抱き寄せた。
私「王太子殿下!?」
レ「違うよね?」
私「…レノ従兄様」
レ「はぁ~可愛い。いい匂いだし」
腕を伸ばして突っぱねようとしても、びくともしない。
レ「肩が細いなぁ」
イ「兄上、嫌われますよ」
レ「だって、うちは王女いないから」
いないんだ。
私「カムール卿は姉妹はいらっしゃいますか?」
ル「姉が1人。私はルイゾンで、姉がルイスンです。もっと違う名前にしてもらいたかった…なかなか皆覚えてくださらないんです」
私「じゃあ、カムール卿はルカでお姉様がルイにしましょう」
イ「どうなってそうなった」
私「ルイゾンのルと、カムールのカでルカ。
お姉様は結婚して家名が変わるでしょうからカムールのカを使うのはルイゾン様の方がいいでしょう。
ね、ルカ様」
ル「姫様っ」
レ「情けない声を出すな。騎士だろう」
私「止めてください。ルカ様はルカ様の長所を探せばいいのです。騎士だっていろんな騎士がいますでしょう?」
ル「長所…」
私「いろいろなことを経験して向き不向きを知っていけばいいじゃないですか。ね」
ル「はいっ」
レ「甘やかさないでくれよ」
私「これは大事なことですよ?
上に立つ者は一緒に探してあげるくらいでないと。
結果的にそれが組織の力を強めることになるのです。
向かないことをやっている部下だらけよりも、長所を生かし、エキスパート化した部下に囲まれた方が良くありませんか?
最初から分かっている人や、直ぐに判明する人もいますが、やってみないと分からない人は挑戦していかないと」
ル「いろいろ挑戦してみます」
私「怪我はしないようにしてくださいね」
ル「はいっ」
サ「姉様、僕は?」
オドオドと話しかけるのは異母弟のサシャだ。
私「ん?」
サ「やりたいことが無いです。得意も無いです」
私「世の中には試せることは無数にあるのよ?まだまだ試していないでしょう」
サ「だって僕は大公家の子だから」
私「だから?」
サ「品格をもって大公家や王家のお役に立たないと」
私「一応跡継ぎではないだろうし、実家がお金持ちなんだから甘えればいいのよ。
わけの分からない何かになろうとしなくても、手に職という場合もあるし」
サ「僕が職人?」
私「例えの一部よ。文官が向いているかもしれないし、弓の名手になるかもしれない。有名な刺繍職人になるかもしれないし、素晴らしい絵を描くかもしれないし、人の命を助ける医者になるかもしれない。商人に向いているかもしれないし、料理人が向いてるかも」
ア「姉上、そんなの大公家では許されません」
そういうのは上の異母弟のアルヴィアだ。
私「閣下がそう言ったの?」
ア「そういうわけじゃ…」
私「誰が決めたの?」
ア「……」
私「向かないことをさせるより向くことをさせる方がいいの。向かないことをさせられる人は心身が疲弊してしまうわ。
場合によっては逃れられないこともあるでしょうけどサシャはそうじゃない。大公家が応援してあげられるわ」
ア「私は跡継ぎになるべく頑張っているのに」
私「跡継ぎの立場をサシャに譲ることだってできるのよ?」
ア「え?」
私「どっちか向いている方がやればいいし。
後継者は縛りがあるけど富と権利を引き継げる。
外を見なさい。無駄に広い敷地。
別棟なのに立派な屋敷じゃない。
富を築くのじゃなくて受け継ぐのだもの。そりゃ犠牲もつきものでしょう。
やりたい人!ってきいたら、どれだけの人が手を挙げると思ってるの?私でも手を挙げるわ」
ア「狙ってるの?」
私「狙ってないわ。空席になるなら手を挙げると言っているの。これだけ裕福ならいい人材を揃えればいいし。自分は監督官になるだけ。まあ、知識は必要になるから勉強しないとならないけど」
レ「いい人材を雇えば何もしなくてもいいんじゃないか?」
私「欲に負けて不正をしたり、判断を誤る場合もあります。でも束ねる者がしっかり監督していれば大きな隙を生まずに済みます。
分かっていらっしゃるのに何で聞くのですか?」
レ「どうかな」
私「ならもっと違う表情を作らないと」
レ「ハハッ、本当に記憶がないのか?」
私「失った記憶は人間関係に関する事だけですから」
私「アルヴィア、サシャ。恵まれた環境に感謝しながら有意義に生きないと。
本当の意味で選択肢が無い人も国中にいるのですよ」
サ「本当の意味?」
私「お金がなくて、親が病気だったら?
治療費を手に入れるために夢も向いていることも放り出して少しでも治療費の足しになる職に就くでしょう。
貴族だって例外ではないのですよ。借金や婚家の援助で凌いでいる家門だってあるでしょうから。
もし、自分が病気だったり、大怪我をして体が不自由になったら?
外交官になりたい!…無理よね?
騎士になりたい!…無理よね?
五体満足で裕福って幸運なのよ」
サ「探してみます」
私「ちょっと待っててね」
私は本邸に向かった。
「何この広さ」
「サラ。心の声が出てる」
ケイン様が苦笑いしていた。
「何かの大きな行事の時だけ呼ばれるくらいにしておかないと大変そうですから。だからちょうどいいのです」
「髪、切った?」
「少し。本当はバッサリいきたかったんですけど、ノアム様に止められて」
「随分仲良くなったんだね」
「まあ、命の恩人ですからね。あ、お祖父様が隣に座れって合図送っていますから行きましょう」
座ろうとすると閣下が何か言いた気な顔をしていた。ハンドサインを送ると戸惑っている。
「何て送ったんだ?」
レノー王太子殿下が後ろから話しかけてきた。
「あ、適当です。何の意味も持たないサインを送っています」
「プッ…、叔父上が困ってるじゃないか」
「面白いですよね」
彼は私の頭を撫でて陛下の隣に座った。
結果的に皆で無駄話をして、そのまま夕食に突入。私は食べ終わると別棟に移った。
湯浴みが済むと何故か騒がしい。
居間に行くと王子2人に公子2人、大臣の次男がいた。
私「何で?」
レ「従兄妹だからね」
私「お風呂入ったのに」
イ「汚物みたいに言った?」
私「言っていません」
レ「こっちおいでよ」
レノー王太子殿下は自分の隣をポンポン叩いて座れと促す。
私「嫌です」
レ「お・い・で」
仕方なく隣に座った。
すると肩に手を回して抱き寄せた。
私「王太子殿下!?」
レ「違うよね?」
私「…レノ従兄様」
レ「はぁ~可愛い。いい匂いだし」
腕を伸ばして突っぱねようとしても、びくともしない。
レ「肩が細いなぁ」
イ「兄上、嫌われますよ」
レ「だって、うちは王女いないから」
いないんだ。
私「カムール卿は姉妹はいらっしゃいますか?」
ル「姉が1人。私はルイゾンで、姉がルイスンです。もっと違う名前にしてもらいたかった…なかなか皆覚えてくださらないんです」
私「じゃあ、カムール卿はルカでお姉様がルイにしましょう」
イ「どうなってそうなった」
私「ルイゾンのルと、カムールのカでルカ。
お姉様は結婚して家名が変わるでしょうからカムールのカを使うのはルイゾン様の方がいいでしょう。
ね、ルカ様」
ル「姫様っ」
レ「情けない声を出すな。騎士だろう」
私「止めてください。ルカ様はルカ様の長所を探せばいいのです。騎士だっていろんな騎士がいますでしょう?」
ル「長所…」
私「いろいろなことを経験して向き不向きを知っていけばいいじゃないですか。ね」
ル「はいっ」
レ「甘やかさないでくれよ」
私「これは大事なことですよ?
上に立つ者は一緒に探してあげるくらいでないと。
結果的にそれが組織の力を強めることになるのです。
向かないことをやっている部下だらけよりも、長所を生かし、エキスパート化した部下に囲まれた方が良くありませんか?
最初から分かっている人や、直ぐに判明する人もいますが、やってみないと分からない人は挑戦していかないと」
ル「いろいろ挑戦してみます」
私「怪我はしないようにしてくださいね」
ル「はいっ」
サ「姉様、僕は?」
オドオドと話しかけるのは異母弟のサシャだ。
私「ん?」
サ「やりたいことが無いです。得意も無いです」
私「世の中には試せることは無数にあるのよ?まだまだ試していないでしょう」
サ「だって僕は大公家の子だから」
私「だから?」
サ「品格をもって大公家や王家のお役に立たないと」
私「一応跡継ぎではないだろうし、実家がお金持ちなんだから甘えればいいのよ。
わけの分からない何かになろうとしなくても、手に職という場合もあるし」
サ「僕が職人?」
私「例えの一部よ。文官が向いているかもしれないし、弓の名手になるかもしれない。有名な刺繍職人になるかもしれないし、素晴らしい絵を描くかもしれないし、人の命を助ける医者になるかもしれない。商人に向いているかもしれないし、料理人が向いてるかも」
ア「姉上、そんなの大公家では許されません」
そういうのは上の異母弟のアルヴィアだ。
私「閣下がそう言ったの?」
ア「そういうわけじゃ…」
私「誰が決めたの?」
ア「……」
私「向かないことをさせるより向くことをさせる方がいいの。向かないことをさせられる人は心身が疲弊してしまうわ。
場合によっては逃れられないこともあるでしょうけどサシャはそうじゃない。大公家が応援してあげられるわ」
ア「私は跡継ぎになるべく頑張っているのに」
私「跡継ぎの立場をサシャに譲ることだってできるのよ?」
ア「え?」
私「どっちか向いている方がやればいいし。
後継者は縛りがあるけど富と権利を引き継げる。
外を見なさい。無駄に広い敷地。
別棟なのに立派な屋敷じゃない。
富を築くのじゃなくて受け継ぐのだもの。そりゃ犠牲もつきものでしょう。
やりたい人!ってきいたら、どれだけの人が手を挙げると思ってるの?私でも手を挙げるわ」
ア「狙ってるの?」
私「狙ってないわ。空席になるなら手を挙げると言っているの。これだけ裕福ならいい人材を揃えればいいし。自分は監督官になるだけ。まあ、知識は必要になるから勉強しないとならないけど」
レ「いい人材を雇えば何もしなくてもいいんじゃないか?」
私「欲に負けて不正をしたり、判断を誤る場合もあります。でも束ねる者がしっかり監督していれば大きな隙を生まずに済みます。
分かっていらっしゃるのに何で聞くのですか?」
レ「どうかな」
私「ならもっと違う表情を作らないと」
レ「ハハッ、本当に記憶がないのか?」
私「失った記憶は人間関係に関する事だけですから」
私「アルヴィア、サシャ。恵まれた環境に感謝しながら有意義に生きないと。
本当の意味で選択肢が無い人も国中にいるのですよ」
サ「本当の意味?」
私「お金がなくて、親が病気だったら?
治療費を手に入れるために夢も向いていることも放り出して少しでも治療費の足しになる職に就くでしょう。
貴族だって例外ではないのですよ。借金や婚家の援助で凌いでいる家門だってあるでしょうから。
もし、自分が病気だったり、大怪我をして体が不自由になったら?
外交官になりたい!…無理よね?
騎士になりたい!…無理よね?
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サ「探してみます」
私「ちょっと待っててね」
私は本邸に向かった。
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