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パトリシアのその後
しおりを挟む残虐表現あり。飛ばしても問題ありません。
※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※
【 パトリシアの視点 】
昔、不貞の現場を目撃されて夫に追い出された後 男爵邸に身を寄せた。
王都の屋敷に連れて行ってくれると思ったら違う返事が返ってきた。
『孕んだらな』
だけど3年経っても孕まなかった。
閨は激減。他の愛人を引き入れていた。
そして3ヶ月前に大喧嘩をしてしまった。
男爵には過去に妻2人、妾10人以上、愛人は数えていないらしい。
その誰もが孕まないので別れたという。
なのに、
『畑が干からびているからだ』
私のせいにされて、カッとなって言ってしまった。
『種無しのクセに責任転嫁しないでよ!』
男爵は怒りを露わに、直ぐに私を追い出した。
宿に宿泊すること3泊目、職を探そうと思ったけど既に男爵の手が回っていて、領内で雇う勇気のある者はいないよと鼻で笑われた。
そこで元夫を思い出した。
私にベタ惚れで未だに再婚していない不器用な男を。隣の元夫の領地に移り、子爵邸に手紙を出したが、執事のバートが返事を寄越した。
“ご主人様と会わせるつもりもないし屋敷にも入れない”
使用人のクセにと腹が立ったが、バートはやると言ったらやる。
これ以上宿に泊まることも無理なので職を探すが、面接で落ちてしまう。だって使用人の真似事などしたことがなかったから。
所持金も少なくて、仕方なく娼館に行った。
とにかく町にいれば元夫に会うはずだ。仕事の無い時間は町を歩き遭遇することを狙った。
元夫を捕まえるまでの辛抱だと。
仕事をしているうちに、指名数は少ないのに売り上げが一番良い娘がいた。名前はリタ。平凡な容姿だった。
秘訣を探ろうと古株に聞いてみた。
『領主様のお気に入りよ。処女も領主様のが散らしたの。最近は1日置きに来ては抱き潰すのよ。悲鳴のような喘ぎ声をあげているわ。失神することもあるの。領主様は、自分の後に客を付けなくて済むよう余分に払うのよ。とても激しいようだけど乱暴なわけではないらしいの。
羨ましいわ。失神するほど気持ちよくしてくれて、お金をたくさん払ってくれて、その後は寝ていていいんだもの』
は!? 何よそれ!!
私はリタより遥かに綺麗なのに、男経験があって少し歳が上だからっていい客を充てがってもらえない。単価は安いし、汚らしい客が私の体を使っていく。
時には、
『緩いな。プロなんだから締める練習くらいしろよ』
『愛想よく咥えろよ』
『若い子がいい』
散々な扱いで腹が立っていた。
そんな時にガタイが良く、顔立ちの良い男が客についた。浮かれて下着を脱がせると小さかった。
『これって勃ってるの?』
次の瞬間首を絞められ足が床に付かなかった。
『客を馬鹿にする娼婦か。面白い』
ここで言葉にしてしまっていたことに気が付いた。
しかもよくよく考えてみたら男爵のモノが大きすぎただけで、男のモノは少し小振りなだけだった。
ベッドに投げ下ろされて潤滑油を後方に垂らすと解さずに挿入した。
『嫌!そこは!痛い!痛い!痛い!』
叫んでもどんどん押し込んでいくし、押さえ込まれてびくともしない。
結局そのまま肛門を犯された。
しかも腸に吐精されると腹が痛くなった。
男は金ができると抱きに来た。膣は使わない。解しもしない。いつも腸内に吐精されて腹が痛い。
もし漏らしでもしたら片付けるのは私だし、営業ができないと叱られる。
知ってか知らずか、男は私の髪を掴み 尻を叩き 首を絞めたりして楽しみ、吐精した後は抜かずにのし掛かり じっと待つ。
私はうつ伏せに潰されて身動きが取れないばかりか呼吸も苦しい。窒息しないようには加減をされているのは分かる。
『退いて!お腹が痛いの!』
『まだ射精してる最中だ』
『終わったじゃないの!』
『そうか?』
すると少しずつ、萎えたものが力を取り戻して来た。
まさか!?
『無理よ無理!トイレに行かせて!』
『まだ時間じゃない。時間内はいくら射精しても構わないルールだろう』
ある程度硬さを取り戻すと、のしかかったまま腰を突き上げるように抽送を始めた。
『無理!お願い!』
『ほら、ちゃんと締めろ』
バチーン!!
男は腕を立てると ベッドの弾みも利用しながら激しく腰を動かした。
『ダメ!漏れる!!』
『ああっ!くっ!腰が痛てぇ!』
『なら止めてよ!!』
『勃ったものは仕方ないだろう』
ギシッギシッギシッギシッギシッギシッギシッ
グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ……
『っ! 無理!出る!!』
『いくぞ!出すぞ!!』
男が腰をグイッグイッと吐精に合わせて押し付けた。
お腹はギュルギュルと音を立てている。
『漏れる…』
『汚いから漏らすなよ』
ヌポンッ!
男は2度目の吐精が終わると 直ぐにベッドから離れて股間を濡タオルで拭いてスラックスを履いて部屋を出た。
痛い…起きてトイレに行かなくちゃ…。
起きあがろうとして うつ伏せから四つん這いになった瞬間吹き出した。
ブバババババッ!!
ガスと一緒に吹き出す音と、
ビチャビチャビチャビチャ!!
飛び散る音を立てていた。
臭いが充満していく。
その後は叱られて掃除や洗濯をさせられて。
理由を言っても、“今まで漏らしたことはないじゃないか!”と言われてしまう。
そしてまた男が店に来ると私を指名して 腸を2~3度犯し、漏らして怒られ、片付けさせられる。
こんな辛い日々を送っているのに私の目に映ったのは、溶けそうなほど優しい眼差しで見つめながら若い女をエスコートをする元夫だった。
許さない!
そして何も知らない純粋そうな女に分かるように、リタというお気に入りを処女のときから買っていて、今じゃ1日置きに抱き潰していると教えてやった。
多分平民じゃなくて貴族令嬢のお忍びね。
だったら効果はあったはず。
女は顔が強張った。
身の丈に合わない?平民だったの!?
そして去って行った。
元夫は私を町兵に捕えさせ、追いかけて行った。
私は娼館務めだったから、娼館との話し合いが必要だったし聴取もとられた。
『お願い。私は元妻なの。実家も貴族なのよ!』
町兵は困惑していた。確認を取るまで時間稼ぎができた。その隙に見張りの兵を誘った。
『相手をするから暫くここに置いて』
『牢屋に!?』
『そう』
見張りは仲間と相談して了承すると順番に私の体を使った。戻って来た兵も。
時間が来て交代の兵達に私のことも引き継いで、また兵達が私の体を使った。
疲れたがあの男に後ろを犯されるよりマシだ。
後日、身なりの良い男がやってきた。
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私の上で腰を振っていた兵士は騎士服の色を見て青ざめた。
「町兵を外に出せ」
私は服を整えて跪いた。
「私が誰だか分かっているのだな」
「はい、大公閣下」
「昨日子爵に町で会ったろう」
「…はい」
「お前は娼館通いのことを口にして一緒にいた令嬢を追い払ったな?」
「事実を話しただけです」
「子爵が一緒にいた令嬢は私の娘だ」
「えっ…」
娘!?
「最愛の女に産ませた最愛の娘だ。娘のためならなんだってする。
お前は私の娘を傷付けたな」
公女だったなんて!!
「違います!傷付けてなんて!」
「事実でも、令嬢を連れた子爵にあんな話をすればそうなるのは分かっていたはずだ」
「申し訳ありません、元夫と口論をしただけでお嬢様を傷付けるつもりはありませんでした!」
「いや、お前は私の娘にも話しかけただろう?
聞かれたのではない。聞かせたのだ。
さて、王族に平気で嘘を吐く不敬な女をどうしたらいいだろうか」
「お、お許しください!」
「奉仕が好きなようだから、お前の望みを叶えてやろう」
そう言って大公閣下は去った。
その後、私を相手した町兵はクビになり、新しい兵がやってきた。
数日後、馬車で連れてこられたのは更に奥地で、土地を整備し始めたばかりの場所だった。
そこに木の檻のようなものがあった。
「アレは獣が出たとき、生きていれば入れる檻だ」
ボロ毛布を敷かれた檻の中に押し込まれ、足首に足枷をつけられ鎖で柵と繋がれた。
「奉仕が天職らしいな」
「お願い!置いていかないで!!」
「おい!作業を止めて聞け!
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好きに使ってもいいが替えは無い!長持ちさせろよ!」
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