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王子妃にはなれない
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「お許しください、王子殿下」
「君は重圧に負けて間違ってしまったんだね。
大丈夫、君はつけ込まれただけで悪くない。
名前を教えなさい。殺してあげるから」
「検診は誤魔化せません!」
「問題ない。私が今から君を抱けばいい」
「 !! 」
「私が子種を注いで、すぐ、宮廷医を入室させれば、検診せずとも納得するだろう、既成事実が成立していることに」
「王子殿下、それは国王陛下を騙すことになります。
私はもともと王子妃には相応しくありません。資格を失ってよかったのです」
「レティシアナ、言っておくけど、王子なんて辞めてもいいんだ。王族籍に執着などない。
君さえ私のものになればかまわないんだ」
「そんな!」
「私ではない男が、君の体に触れて、膜を貫いたかと思うと腸が煮え繰り返るよ」
「殿下…」
「まさか、膣内に吐き出させていないよね?そんなことをしていたら、楽には死なせないよ?死なないように少しずつ切り刻んであげるよ」
「イヤ!来ないでください!」
「ひとつ刻む毎に、君に見せてあげる。
二度と他の男に抱かれようと思わないように」
「放してください!! キャァッ!」
「口付けの痕を見せつけたかったか!
ははっ!いい度胸だ!」
ビリッ ビリッ
「うぅ、お願い、やめて」
「あぁ・・・美しいな。
レティシアナ、君の泣き顔が私を勃たせる」
「いや!」
「殿下!」
扉の前にいた騎士が悲鳴を聞いて飛び込んできた。
「問題ない。2人に子爵夫妻の所に向かわせて、身柄を確保しろ。
1人は家令か侍女にレティシアナの交友関係を聞き出させろ。残る1人は扉の外で見張れ。誰も通すな」
「しかし・・・」
「大丈夫、婚約者と愛し合うだけだ。
愛しいレティシアナは恥ずかしがり屋で、嬉し泣きしているだけだ」
「殿下、婚前交渉は教会が・・・」
「お前はずっと側にいてくれていたんだから、分かっているだろう?私が彼女無しでは生きられないことを」
「・・・」
「イヤ!助けて!」
「さぁ、早く指示通りにしてくれ」
「イヤ!イヤ!」
「殿下!」
「外に出ろ!! 命令だ!」
「っ! 仰せのままに」
「そんなっ!イヤっ!」
「レティシアナ、もう誰もいないよ。
しっかり、体に刻もうね?」
「イヤ!」
「レティシアナ!!
私をこれ以上怒らせるな!」
「 !!
ううっ・・・」
「ほら、大人しく受け入れてくれれば何もかも上手くいく。言われた通りにしてくれたら優しく愛してあげるよ
まずはちょっとお仕置きしないとね。
その可愛いお口で慰めてくれる?」
「そこまでだ」
「君は重圧に負けて間違ってしまったんだね。
大丈夫、君はつけ込まれただけで悪くない。
名前を教えなさい。殺してあげるから」
「検診は誤魔化せません!」
「問題ない。私が今から君を抱けばいい」
「 !! 」
「私が子種を注いで、すぐ、宮廷医を入室させれば、検診せずとも納得するだろう、既成事実が成立していることに」
「王子殿下、それは国王陛下を騙すことになります。
私はもともと王子妃には相応しくありません。資格を失ってよかったのです」
「レティシアナ、言っておくけど、王子なんて辞めてもいいんだ。王族籍に執着などない。
君さえ私のものになればかまわないんだ」
「そんな!」
「私ではない男が、君の体に触れて、膜を貫いたかと思うと腸が煮え繰り返るよ」
「殿下…」
「まさか、膣内に吐き出させていないよね?そんなことをしていたら、楽には死なせないよ?死なないように少しずつ切り刻んであげるよ」
「イヤ!来ないでください!」
「ひとつ刻む毎に、君に見せてあげる。
二度と他の男に抱かれようと思わないように」
「放してください!! キャァッ!」
「口付けの痕を見せつけたかったか!
ははっ!いい度胸だ!」
ビリッ ビリッ
「うぅ、お願い、やめて」
「あぁ・・・美しいな。
レティシアナ、君の泣き顔が私を勃たせる」
「いや!」
「殿下!」
扉の前にいた騎士が悲鳴を聞いて飛び込んできた。
「問題ない。2人に子爵夫妻の所に向かわせて、身柄を確保しろ。
1人は家令か侍女にレティシアナの交友関係を聞き出させろ。残る1人は扉の外で見張れ。誰も通すな」
「しかし・・・」
「大丈夫、婚約者と愛し合うだけだ。
愛しいレティシアナは恥ずかしがり屋で、嬉し泣きしているだけだ」
「殿下、婚前交渉は教会が・・・」
「お前はずっと側にいてくれていたんだから、分かっているだろう?私が彼女無しでは生きられないことを」
「・・・」
「イヤ!助けて!」
「さぁ、早く指示通りにしてくれ」
「イヤ!イヤ!」
「殿下!」
「外に出ろ!! 命令だ!」
「っ! 仰せのままに」
「そんなっ!イヤっ!」
「レティシアナ、もう誰もいないよ。
しっかり、体に刻もうね?」
「イヤ!」
「レティシアナ!!
私をこれ以上怒らせるな!」
「 !!
ううっ・・・」
「ほら、大人しく受け入れてくれれば何もかも上手くいく。言われた通りにしてくれたら優しく愛してあげるよ
まずはちょっとお仕置きしないとね。
その可愛いお口で慰めてくれる?」
「そこまでだ」
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