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シリウス・エストレーヤ(閨教育※)

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胸を揉めば 

「強すぎます。最初は撫でるように、ゆっくり力を入れればいいのです。
先端は敏感です。強めがいい女性もいますが先ずは先程と同じでちょっとずつ撫でたり摘んだり舐めたり吸ったりします」

「では女性器を確認してください。
図でも見ましたが、実物は女性によって違います。形も色も。
男性と同じです」

あぁ、見たくない。近寄りたくない。

「上部の小さな突起は一番敏感です。
最初は上からそっと触りましょう。爪を立てたりしてはいけません。触ってみてください」

早く終わらそう。

「剥くと一層敏感です。濡らして触るか舐めるといいでしょう。この部分で女性は快楽を得ることができます。
次は割れ目をそっと摩ります。
濡れなければ閨用のオイルを垂らさなくてはいけません。いまから垂らしてみますね」

お前に必要ないだろう!

「膣の中に指を入れるときは角度に気をつけてゆっくりと挿入します。
爪を引っ掛けないよう注意を払います。

初めての女性は1本でも痛がる女性もいます。声や表情を確認しながら少しずつ動かします。

慣れたら2本、また慣れたら3本と指を増やします。
舐めたりもします。
陰茎の太さくらいまで慣らしてあげないと、大抵の女性は裂けるような痛みを感じますし、実際に裂ける女性もいます。

また、全然痛みのない女性も稀にいらっしゃいます」

気持ち悪いし汚い!早く指を洗いたい!

「そろそろ性器の挿入ですが勃ってない場合の対処法もお伝えします」

そういって、さっと私の下着を下げた。
体が動かない。

「緊張して反応ができなかったのですね。よくあることですので大丈夫ですよ。
こうやって手で擦り上げてください」

「止めてくれ」

「恥ずかしがらなくてもいいのです。誰も見ておりませんから」

「触らないでくれ」

「お薬に頼る手もあります。
一度成功してしまえば、自信がついて反応するようになりますから。

何回か性交渉をして互いに慣れてきたら、女性にお願いして口で愛してもらうこともできます。
抵抗のある女性もいますが王子妃教育でそのあたりも言い聞かせますので大丈夫かと思います」

女はそう言うと、さっと跪いて何の反応も示さない性器を口に咥え、舌を這わせて動かし始めた。
もう我慢できなかった。
私は女の頭の上で嘔吐した。

悲鳴を聞きつけた護衛騎士が飛び込んできた。


騒ぎになってしまった。
後で事情聴取があったが、最初から実践を嫌がっていたことと、止めるよう言葉にしていたこともあり、女はクビになった。
望まぬ13歳の男の子に強引に口淫をしたからだ。


寝付けない。
あのとき、女の言う通りにしてみて、確かに触ってみないと加減やコツがわからないと納得したから、吐き気を覚えても指を挿れた。
指の感触が、性器への感触が体から離れない。
食欲も失せてしまった。

空気を入れ替えたくて窓を開けた。
夜空いっぱいの星空。
ふと思い出した。あのとき会った少女を。
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