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グロワール
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【 カイザーの視点 】
ゴトゴト揺れる馬車に乗り、ベネットを出て帝国を抜け、グロワールまで辿り着いた。
「やっと着いたのね」
「そのようですわ」
長い馬車の旅に身体が痛むのは分かる。
2人は道中痛がりながら 馬車での長距離移動の旅を甘く見ていたことに若干後悔を滲ませていた。
「ねえ エリー。私のお尻を触ってくれる?」
「ええ!?」
「剣胼胝じゃないけど、馬車胼胝が出来ている気がするの」
「じゃあ、私も!!」
「カレン、エリー。君達のお尻は私が後で確認してあげるから、もう少しだけ頑張ってくれ。
国王に紹介しないとならない」
「ねえ エリー。本気で確認するつもりかしら」
「分かりません。いつもあの微笑みですもの」
先に話は伝わっていたが、友人の雰囲気を出した若いレディを2人も連れ帰ったことに使用人達は驚いた。
しかも一人はあのアーサー王子殿下の第二夫人。粗相は命取りだと緊張が走った。
国王との挨拶を待つ間にお茶を出す上級メイドが普段ならあり得ない粗相をした。
ガチャン
「も、申し訳ございません!!」
カレンは立ち上がった。
メイドは頬を打たれるかと覚悟したが手を引かれワゴンの水差しの中にメイドの手を突っ込ませた。
「え? あ、あの」
「熱い湯がかかったら すぐ冷やす!分かった?」
「え? は、はいっ」
「どなたか、火傷に効くお薬を持って来てもらえますか」
部屋の薬箱から持って来た薬をカレン自ら塗った。
「独自の意見だけど、痛む時はしっかり塗って何かで覆って空気に触れさせない方が楽になるわ。
ラップが無いのは不便よね。
水疱ができる様なら完治まで大人しくしていること。軽傷でもしばらくこっちの手は使わないこと。
あと陽に当てないこと。覚えた?」
「は、はいっ」
「私もよくやったわ。
油ひたひたにした熱したフライパンにそっとお肉を置くつもりが滑って落ちてビチャッて油がはねて、水疱ができるくらい火傷をしたの。
痛いのよね」
そんなことをしている間に準備が整ったと迎えが来てしまった。
カレンは“気にしな~い”と言いながら、怪我をしたメイドの肩と腕を撫でて謁見の間に向かった。
王族である美しく高貴な女性の気さくで優しさあふれる姿を目の当たりにして、彼女達はカイザーのお妃様になってくれないかと期待をしたが直ぐにあのアーサーの妻だと思い出し気落ちした。
カイザーの妻は婚姻から一年経たずに離縁された。
今のカイザーの妻の座は空席だった。
「ラップ??ラップが無いって何??」
「巻くものがないって意味かしら」
「目の前に包帯があったじゃない」
片付けながらメイド達は浮かんだ疑問を口にしていた。
一方。謁見の間に通されたカレンとエリザベスは国王から質問攻めに遭っていた。
さすがに近侍が耳打ちをして、応接間に場を移した。
王「カレン妃、指輪は外してきたのかな?」
カ「私には婚姻指輪も婚約指輪もございませんでした」
王「こ、婚姻の方が早くて指輪が間に合わなかったのだな」
カ「指輪はないのかと聞きましたが、ご自身の身に付けているものをやると言われたのでお断りしました」
王「……」
カ「いくら高級そうなルビーの付いた指輪でも、殿方用の指輪ははめられません」
王「ルビー?楕円形のか」
カ「そうです」
王「昔、グロワールを訪れたアーサーが、緩くて指にはめることが出来なかったルビーの指輪をチェーンに通して首から下げていた。
“形見だ”と言っていた。
発表があった今では、あの指輪は先王の形見という可能性が高い。それを贈るというのなら君はかなり愛されているのだろう。
アーサーは戦神の化身のような子だ。
女性に不器用でも頷ける。
怒りをおさめてやって欲しい」
カ「……はい」
王「しかし珍しい組み合わせだな。
第二夫人と第三夫人が仲良くなり、離縁した後も友人として旅をするなど、この目で見なければ冗談かと思っただろう。
しかもうちのカイザーと友人になっただなんて」
カ「裸は見られましたが お友達です」
私「馬鹿!内緒だって言っただろう!」
王「カイザー?」
私「違います!落馬して泥を落とすために厩舎側のシャワーを使っていたらカレンが後から入って来たんです!」
カ「厩舎掃除で汚れてしまいまして」
王「手は出さなかったと?」
カ「彼は初心な女子のように叫んでおりました」
父上は指を鳴らし近侍を寄せると“予定を全部キャンセルしろ”と言い出して近侍を青ざめさせた。
カ「あの、馬車胼胝の確認がございますので、続きは夕食か別の日にいかがでしょうか」
王「馬車胼胝?」
馬車胼胝の説明を聞いた父上は笑って“気が利かなくて悪かった。休んでくれ”と言って仕事に戻った。
近侍は拝みながら頭を下げて父上と退室した。
私「カレンは扱いが上手いね」
カ「陛下に向かって扱いだなんて」
私「さあ、部屋へ案内するよ。馬車胼胝が出来てないか触診しないと」
カ「先ずはカイザーのお尻の馬車胼胝を確認するけど?」
エ「カイザー様は往復でしたから、私達よりも心配ですわ」
カレンとエリザベスは私の尻の位置に目線を落とした。
私「透視するなっ」
近くにいた兵士の後ろに隠れた。
ニマニマしながら近寄る美女達に兵士はどうしていいのか分からず狼狽えた。
華奢な美少女と、豊満なレディからの迫りに兵士は両手をあげた。
私「警備兵が手をあげてどうするんだよ」
兵「私にこの美女2人からの攻撃を防げと?無理ですよ。尻くらい見せればいいじゃないですか」
カ「判断力のある心優しい兵士さん。お名前を教えてくださる?」
兵「マックスと申します」
私「マックス卿、カイザーは放っておいて、私達をエスコートしてくださいませんか?」
カレンはマックス卿の右腕に絡み付き、
エ「お願いします。まあ、たくましいお身体ね」
エリザベスが卿の左腕に絡み付いた。
兵「もちろんです。レディのエスコートは紳士の嗜み。是非 夢のような大役をお任せください」
私「ちょっと待て!マックス!お前、今までそんな言葉を使ったことがないだろう!」
兵「そりゃありませんよ。お二人のような素敵なレディに会うのは初めてですから」
カ「明日、お城を案内してくださるかしら」
エ「セクシーな指ですわね」
兵「仮病で休みを取ってご案内いたします」
私「マックス!?」
カ「私から陛下にお強請りしますわ」
エ「明日は着飾らないと」
私「カレンもエリーも私の友人だぞ!」
兵「では私は休みの日にレディ達に王都の街を案内して、」
私「聞いていたのか?私の友人だ!」
ゴトゴト揺れる馬車に乗り、ベネットを出て帝国を抜け、グロワールまで辿り着いた。
「やっと着いたのね」
「そのようですわ」
長い馬車の旅に身体が痛むのは分かる。
2人は道中痛がりながら 馬車での長距離移動の旅を甘く見ていたことに若干後悔を滲ませていた。
「ねえ エリー。私のお尻を触ってくれる?」
「ええ!?」
「剣胼胝じゃないけど、馬車胼胝が出来ている気がするの」
「じゃあ、私も!!」
「カレン、エリー。君達のお尻は私が後で確認してあげるから、もう少しだけ頑張ってくれ。
国王に紹介しないとならない」
「ねえ エリー。本気で確認するつもりかしら」
「分かりません。いつもあの微笑みですもの」
先に話は伝わっていたが、友人の雰囲気を出した若いレディを2人も連れ帰ったことに使用人達は驚いた。
しかも一人はあのアーサー王子殿下の第二夫人。粗相は命取りだと緊張が走った。
国王との挨拶を待つ間にお茶を出す上級メイドが普段ならあり得ない粗相をした。
ガチャン
「も、申し訳ございません!!」
カレンは立ち上がった。
メイドは頬を打たれるかと覚悟したが手を引かれワゴンの水差しの中にメイドの手を突っ込ませた。
「え? あ、あの」
「熱い湯がかかったら すぐ冷やす!分かった?」
「え? は、はいっ」
「どなたか、火傷に効くお薬を持って来てもらえますか」
部屋の薬箱から持って来た薬をカレン自ら塗った。
「独自の意見だけど、痛む時はしっかり塗って何かで覆って空気に触れさせない方が楽になるわ。
ラップが無いのは不便よね。
水疱ができる様なら完治まで大人しくしていること。軽傷でもしばらくこっちの手は使わないこと。
あと陽に当てないこと。覚えた?」
「は、はいっ」
「私もよくやったわ。
油ひたひたにした熱したフライパンにそっとお肉を置くつもりが滑って落ちてビチャッて油がはねて、水疱ができるくらい火傷をしたの。
痛いのよね」
そんなことをしている間に準備が整ったと迎えが来てしまった。
カレンは“気にしな~い”と言いながら、怪我をしたメイドの肩と腕を撫でて謁見の間に向かった。
王族である美しく高貴な女性の気さくで優しさあふれる姿を目の当たりにして、彼女達はカイザーのお妃様になってくれないかと期待をしたが直ぐにあのアーサーの妻だと思い出し気落ちした。
カイザーの妻は婚姻から一年経たずに離縁された。
今のカイザーの妻の座は空席だった。
「ラップ??ラップが無いって何??」
「巻くものがないって意味かしら」
「目の前に包帯があったじゃない」
片付けながらメイド達は浮かんだ疑問を口にしていた。
一方。謁見の間に通されたカレンとエリザベスは国王から質問攻めに遭っていた。
さすがに近侍が耳打ちをして、応接間に場を移した。
王「カレン妃、指輪は外してきたのかな?」
カ「私には婚姻指輪も婚約指輪もございませんでした」
王「こ、婚姻の方が早くて指輪が間に合わなかったのだな」
カ「指輪はないのかと聞きましたが、ご自身の身に付けているものをやると言われたのでお断りしました」
王「……」
カ「いくら高級そうなルビーの付いた指輪でも、殿方用の指輪ははめられません」
王「ルビー?楕円形のか」
カ「そうです」
王「昔、グロワールを訪れたアーサーが、緩くて指にはめることが出来なかったルビーの指輪をチェーンに通して首から下げていた。
“形見だ”と言っていた。
発表があった今では、あの指輪は先王の形見という可能性が高い。それを贈るというのなら君はかなり愛されているのだろう。
アーサーは戦神の化身のような子だ。
女性に不器用でも頷ける。
怒りをおさめてやって欲しい」
カ「……はい」
王「しかし珍しい組み合わせだな。
第二夫人と第三夫人が仲良くなり、離縁した後も友人として旅をするなど、この目で見なければ冗談かと思っただろう。
しかもうちのカイザーと友人になっただなんて」
カ「裸は見られましたが お友達です」
私「馬鹿!内緒だって言っただろう!」
王「カイザー?」
私「違います!落馬して泥を落とすために厩舎側のシャワーを使っていたらカレンが後から入って来たんです!」
カ「厩舎掃除で汚れてしまいまして」
王「手は出さなかったと?」
カ「彼は初心な女子のように叫んでおりました」
父上は指を鳴らし近侍を寄せると“予定を全部キャンセルしろ”と言い出して近侍を青ざめさせた。
カ「あの、馬車胼胝の確認がございますので、続きは夕食か別の日にいかがでしょうか」
王「馬車胼胝?」
馬車胼胝の説明を聞いた父上は笑って“気が利かなくて悪かった。休んでくれ”と言って仕事に戻った。
近侍は拝みながら頭を下げて父上と退室した。
私「カレンは扱いが上手いね」
カ「陛下に向かって扱いだなんて」
私「さあ、部屋へ案内するよ。馬車胼胝が出来てないか触診しないと」
カ「先ずはカイザーのお尻の馬車胼胝を確認するけど?」
エ「カイザー様は往復でしたから、私達よりも心配ですわ」
カレンとエリザベスは私の尻の位置に目線を落とした。
私「透視するなっ」
近くにいた兵士の後ろに隠れた。
ニマニマしながら近寄る美女達に兵士はどうしていいのか分からず狼狽えた。
華奢な美少女と、豊満なレディからの迫りに兵士は両手をあげた。
私「警備兵が手をあげてどうするんだよ」
兵「私にこの美女2人からの攻撃を防げと?無理ですよ。尻くらい見せればいいじゃないですか」
カ「判断力のある心優しい兵士さん。お名前を教えてくださる?」
兵「マックスと申します」
私「マックス卿、カイザーは放っておいて、私達をエスコートしてくださいませんか?」
カレンはマックス卿の右腕に絡み付き、
エ「お願いします。まあ、たくましいお身体ね」
エリザベスが卿の左腕に絡み付いた。
兵「もちろんです。レディのエスコートは紳士の嗜み。是非 夢のような大役をお任せください」
私「ちょっと待て!マックス!お前、今までそんな言葉を使ったことがないだろう!」
兵「そりゃありませんよ。お二人のような素敵なレディに会うのは初めてですから」
カ「明日、お城を案内してくださるかしら」
エ「セクシーな指ですわね」
兵「仮病で休みを取ってご案内いたします」
私「マックス!?」
カ「私から陛下にお強請りしますわ」
エ「明日は着飾らないと」
私「カレンもエリーも私の友人だぞ!」
兵「では私は休みの日にレディ達に王都の街を案内して、」
私「聞いていたのか?私の友人だ!」
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