踏切 電車 向こう側

相坂 舞雉

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【3】僕

(31)変わり始める日常

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目覚めの悪い夢を見た。

いつも見ていた夢とは違い、昨日見たあの夢は鮮明に残っている。
俗に言う悪夢ってやつで
朝食も喉を通らず、登校中も頭から離れなかった。

きっと彼女に話したら腹を抱えて僕のことを笑うのだろう。

そう思うと夢のことはどうでもよく思えてくる。


早く会いたい。—————

このモヤモヤした彼女への気持ちもいつか夢のように話せたらと


『おし、皆んな席に着け授業だ。』

先生の呼びかけでみんなが席に着き始め、僕も教科書とスケッチブックを開き
いつものように授業を受ける姿勢を、、

『————がまだ来てないけど、』
不意にクラスの誰かが先生に問いかけた。

確かに彼女は授業の1分前には席に着いていることが多いのに。——————


先生はその問いかけに少し顔色を曇らせ、

『———欠席だ。』

返答をした。



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感想 1

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