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11話 新たなる旅立ち
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ソレイユとシナアはギルド長との会談を終え、ゴールドアメジスト級冒険者への昇級を果たした。
オークションで使い果たしてしまったお金も現在ではそれなりに貯蓄ができた。
ギルドを後にするとソレイユが口を開いた。
「お金も集まってきたから、そろそろシナアちゃんの故郷に向かおうか!」
「ほんとに連れて行ってくれるの?」
「もちろん! そういう約束だもん、嘘はつかないよ!」
「……ありがと。」
当初の予定通りシナアの故郷を目指すことにした二人。
砂漠の街ハトラーダからシナアの故郷まではかなりの距離がある。
ほとんど大陸を横断しなければならないほどの距離だ。
なので、数日やそこらで到着するようなことはない。
長旅を覚悟しなければいけない。
「シナアちゃんの故郷まではかなり遠いから途中でいろんなところを経由しながらってことになるね。旅行みたいだね!」
「ソレイユと旅行……」
まずはハトラーダとシナアの故郷のおおよそ中間の位置にある王都を目指すこととなった。
砂漠地帯を抜ければ王都までの街道が整備されているため、比較的楽に行けるだろう。
今のところ砂漠地帯を抜けることが一番大変かもしれない。
「そうと決まればキャラバンが出てないか探してみないとね! 歩いて砂漠を抜けるより格段に楽だから」
こうしてソレイユとシナアはハトラーダの街でキャラバン探しをすることにした。
まずは、ソレイユがハトラーダに来る際に乗せてもらったキャラバンのおじさんを探すことにした。
商業区画に向かい商人の人たちにおじさんのことを聞いて回る。
「あいつなら昨日出てったよ。」
話しを聞くところ、おじさんは商品を卸した後また旅立ったとのことだった。
かなり仕事熱心なおじさんのようだ。
「あのおじさん仕事熱心だな~私も見習わないといけないな」
「まあ、あいつは俺らの中でもかなり働き者だからな。なんでも病気の妹がいるとかで、商いでお金を集めながら各地で薬草とかの情報を集めてるらしいぜ。ほんと尊敬しちまうよ。」
「そんな事情があったんだ、おじさん。すごい優しくてそんな風には見えなかったな」
「他人に頼るのが苦手なんだろうな。俺たちにも弱気なところを見せないし、ほんとに明るい奴だよ。たまには頼ってくれればいいのによ。あと、あいつはまだ30歳にもなってないぜ? お嬢ちゃんとそんなに変わらないんじゃないか?」
「えっ!? 30歳にもなってない!? 確かに私とあんまり歳が離れてない……」
「あっはっはっは! 確かにあいつは老け顔だからな!」
話しを聞いていた商人が大笑いをする。
そしてソレイユは衝撃の事実を知ることになってしまった。
おじさんじゃなく同世代だったという事実を。
(ずっとおじさんって呼んでたから、街に着いたとき食べ物屋さんを聞いたら意地悪されたんだ。ごめん、おじさん……じゃなくてお兄さん。)
心の中で謝罪するソレイユ。
「そういえば、何であいつのことを探してたんだ?」
「あっ! すっかり本来の目的を忘れてた! 実は私たち王都に向かいたいので王都方面に向かうキャラバンがないかなって探してたんですよ。それで、私がここに来るとき乗せてくれた、おじ……お兄さんに頼んでみようかなって」
「なるほどなぁ。それならちょっと厳しいかもな。」
「どうしてですか?」
「ついこの間、王都への街道に続くルートに強い魔物が出たらしくてな、今は王都方面に行きたがる奴が少ねぇんだよ。仮に向かうやつがいてもかなり遠回りのルートを通るだろうからな。お嬢ちゃんたちも今はここに残って魔物が倒されるのを待った方が賢明だと思うぜ。」
砂漠越えをするためには途中途中に点在するオアシスなどを経由する必要がある。
しかし、商人の話しを聞くところ王都へ続く街道への最短ルートに魔物が現れ、通過が困難だということだった。
「困ったな~」
「まあ、俺たち商人も王都方面の商品が売れないのは困りものなんだが、こればっかりはな。そのうち腕が立つ冒険者が倒してくれるさ。冒険者ギルドに依頼も出したしな。」
商人たちにとっても王都方面からの物流が途絶えるのは大打撃だった。
いや、商人だけでなく街全体に影響を与える事態ともいえる。
王都から訪れる人がいなくなってしまえば全ての施設の売り上げが落ちることとなるだろう。
魔物が現れてまだ数日しか経っていないため街の活気は衰えていないが、このままこの状況が続けば衰退の一途を辿ることとなるだろう。
「それなら私たちが倒してきますよ! ねっ、シナアちゃん!」
「まかせて。ソレイユが倒す。」
「お嬢ちゃんたちがかい!? 馬鹿言っちゃいけねぇよ! かなり強い魔物なんだ、お嬢ちゃんたちにはとても……そのドッグタグ、ゴールドアメジスト級か!?」
「そうですよ! さっき昇級したばっかりだけど」
「ゴールドアメジス級ならもしかすると倒せるかもしれないな……」
「まかせてください! しっかり倒してきますから! その代わり、魔物を倒してルートが開通したらキャラバンに乗せてくださいね!」
「それはかまわねぇよ! ルートが開通すればタダで乗せてやる! それから、好きな商品やるよ! あんまり高い奴は遠慮してくれるとありがたいがな!」
「それじゃあ、ターバンください!!」
こうしてソレイユとシナアは冒険者ギルドへと再び足を運び、商人が出した依頼を受けることにした。
「こちらの依頼ですね。砂漠に現れたゴーレムの討伐になります。ゴーレムはかなり強い個体ですのでお気をつけてください。それと、お二人のターバンかわいいですね!」
商人の依頼を無事に受注した二人は、受付のお姉さんが言ったように頭にターバンを巻きイメージチェンジしていた。
ソレイユとシナアのことを気に入った商人が先払いでターバンをプレゼントしてくれたのだ。
ゴーレムとの戦い。
それはハトラーダの街の商業を守るための重要な依頼だ。
果たして二人は依頼を達成し、ハトラーダの商人たちを救うことができるのだろか。
オークションで使い果たしてしまったお金も現在ではそれなりに貯蓄ができた。
ギルドを後にするとソレイユが口を開いた。
「お金も集まってきたから、そろそろシナアちゃんの故郷に向かおうか!」
「ほんとに連れて行ってくれるの?」
「もちろん! そういう約束だもん、嘘はつかないよ!」
「……ありがと。」
当初の予定通りシナアの故郷を目指すことにした二人。
砂漠の街ハトラーダからシナアの故郷まではかなりの距離がある。
ほとんど大陸を横断しなければならないほどの距離だ。
なので、数日やそこらで到着するようなことはない。
長旅を覚悟しなければいけない。
「シナアちゃんの故郷まではかなり遠いから途中でいろんなところを経由しながらってことになるね。旅行みたいだね!」
「ソレイユと旅行……」
まずはハトラーダとシナアの故郷のおおよそ中間の位置にある王都を目指すこととなった。
砂漠地帯を抜ければ王都までの街道が整備されているため、比較的楽に行けるだろう。
今のところ砂漠地帯を抜けることが一番大変かもしれない。
「そうと決まればキャラバンが出てないか探してみないとね! 歩いて砂漠を抜けるより格段に楽だから」
こうしてソレイユとシナアはハトラーダの街でキャラバン探しをすることにした。
まずは、ソレイユがハトラーダに来る際に乗せてもらったキャラバンのおじさんを探すことにした。
商業区画に向かい商人の人たちにおじさんのことを聞いて回る。
「あいつなら昨日出てったよ。」
話しを聞くところ、おじさんは商品を卸した後また旅立ったとのことだった。
かなり仕事熱心なおじさんのようだ。
「あのおじさん仕事熱心だな~私も見習わないといけないな」
「まあ、あいつは俺らの中でもかなり働き者だからな。なんでも病気の妹がいるとかで、商いでお金を集めながら各地で薬草とかの情報を集めてるらしいぜ。ほんと尊敬しちまうよ。」
「そんな事情があったんだ、おじさん。すごい優しくてそんな風には見えなかったな」
「他人に頼るのが苦手なんだろうな。俺たちにも弱気なところを見せないし、ほんとに明るい奴だよ。たまには頼ってくれればいいのによ。あと、あいつはまだ30歳にもなってないぜ? お嬢ちゃんとそんなに変わらないんじゃないか?」
「えっ!? 30歳にもなってない!? 確かに私とあんまり歳が離れてない……」
「あっはっはっは! 確かにあいつは老け顔だからな!」
話しを聞いていた商人が大笑いをする。
そしてソレイユは衝撃の事実を知ることになってしまった。
おじさんじゃなく同世代だったという事実を。
(ずっとおじさんって呼んでたから、街に着いたとき食べ物屋さんを聞いたら意地悪されたんだ。ごめん、おじさん……じゃなくてお兄さん。)
心の中で謝罪するソレイユ。
「そういえば、何であいつのことを探してたんだ?」
「あっ! すっかり本来の目的を忘れてた! 実は私たち王都に向かいたいので王都方面に向かうキャラバンがないかなって探してたんですよ。それで、私がここに来るとき乗せてくれた、おじ……お兄さんに頼んでみようかなって」
「なるほどなぁ。それならちょっと厳しいかもな。」
「どうしてですか?」
「ついこの間、王都への街道に続くルートに強い魔物が出たらしくてな、今は王都方面に行きたがる奴が少ねぇんだよ。仮に向かうやつがいてもかなり遠回りのルートを通るだろうからな。お嬢ちゃんたちも今はここに残って魔物が倒されるのを待った方が賢明だと思うぜ。」
砂漠越えをするためには途中途中に点在するオアシスなどを経由する必要がある。
しかし、商人の話しを聞くところ王都へ続く街道への最短ルートに魔物が現れ、通過が困難だということだった。
「困ったな~」
「まあ、俺たち商人も王都方面の商品が売れないのは困りものなんだが、こればっかりはな。そのうち腕が立つ冒険者が倒してくれるさ。冒険者ギルドに依頼も出したしな。」
商人たちにとっても王都方面からの物流が途絶えるのは大打撃だった。
いや、商人だけでなく街全体に影響を与える事態ともいえる。
王都から訪れる人がいなくなってしまえば全ての施設の売り上げが落ちることとなるだろう。
魔物が現れてまだ数日しか経っていないため街の活気は衰えていないが、このままこの状況が続けば衰退の一途を辿ることとなるだろう。
「それなら私たちが倒してきますよ! ねっ、シナアちゃん!」
「まかせて。ソレイユが倒す。」
「お嬢ちゃんたちがかい!? 馬鹿言っちゃいけねぇよ! かなり強い魔物なんだ、お嬢ちゃんたちにはとても……そのドッグタグ、ゴールドアメジスト級か!?」
「そうですよ! さっき昇級したばっかりだけど」
「ゴールドアメジス級ならもしかすると倒せるかもしれないな……」
「まかせてください! しっかり倒してきますから! その代わり、魔物を倒してルートが開通したらキャラバンに乗せてくださいね!」
「それはかまわねぇよ! ルートが開通すればタダで乗せてやる! それから、好きな商品やるよ! あんまり高い奴は遠慮してくれるとありがたいがな!」
「それじゃあ、ターバンください!!」
こうしてソレイユとシナアは冒険者ギルドへと再び足を運び、商人が出した依頼を受けることにした。
「こちらの依頼ですね。砂漠に現れたゴーレムの討伐になります。ゴーレムはかなり強い個体ですのでお気をつけてください。それと、お二人のターバンかわいいですね!」
商人の依頼を無事に受注した二人は、受付のお姉さんが言ったように頭にターバンを巻きイメージチェンジしていた。
ソレイユとシナアのことを気に入った商人が先払いでターバンをプレゼントしてくれたのだ。
ゴーレムとの戦い。
それはハトラーダの街の商業を守るための重要な依頼だ。
果たして二人は依頼を達成し、ハトラーダの商人たちを救うことができるのだろか。
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