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第一章
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はじまりの森。
ここはワーツリを始めたばかりのプレイヤーが集まるダンジョンだ。
出てくるモンスターもほかのRPGでもおなじみのスライムがいる。
どうやらスライムはこのゲームの中で1番弱いモンスターらしい。
なのでクエストを初めて受けるならスライム退治がもってこいなのだ。
あまりにも弱いがなぜかそれがかわいいということでスライム愛好家と呼ばれる人がいるとか何とか…。
世の中色んな人がいるんだなぁ。
このダンジョンで出てくるモンスターはイタズラピクシー、ボスモンスターになるのはゴブリンだ。
イタズラピクシーはそんなに強くはないらしいけど、とても素早いのでステータスの低い初心者は倒すのに苦労するそうだ。
あとたまにせっかく拾ったアイテムを盗んでいくらしい…。
ゴブリンは単純にパワーがありすぎる。
初心者クエスト卒業するにはもってこいのモンスターだ。
「私も早くゴブリン倒せるようになって初心者クエスト卒業したい…」
と奈々子はボヤいてた。
「奈々子って去年くらいからワーツリやってるよね?なんで中級者クエストやってないの?」
と私が言うと奈々子はギクリと言わんばかりの反応をした。
あっ、これは私の聞き方が悪かったかもしれない…。
「あっ…ご、ごめん…!!」
「いいよ、大丈夫。なんて言うのかなー私、ゲームするのは好きなんだけど…下手くそなんだよねー…。マルチプレイ誘われたりするけどまっさきにやられるから…」
そういえばソロプレイしてるところは見ることはあっても、マルチプレイをしているとこは見たことないような気がする。
「今日始めたばっかりの私が言うのもなんだけど…、私はそういうの気にしないからね。なんか協力プレイが必要な時は言ってね。なるべく力は貸すから!」
「奏波~~~!!!あんたは最高の友達だ~~~!!!我が友よ~~~!!!」
「うわっ?!」
奈々子が急に抱きついてきて私はそのまま尻もちをついた。
バーチャルの世界だから尻もちついても痛くないのはなんか変な感覚だな。
私の尻もちの音に驚いてか茂みから1匹のぷにぷにしたものが飛び出してきた。
狙ってたモンスター、スライムだ。
ってか私の尻もちの音そんなにでかかった?!めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど?!
「あー!!スライムだ!!奏波、追いかけるよ!」
驚いたスライムは仲間の元へ逃げていこうとする。
ぴょんぴょん跳ねるその姿は確かに可愛いかもと思ってしまった。
奈々子はスライムを追いかけて先に行ってしまった。
「あっ!奈々子まってよー!」
ここはワーツリを始めたばかりのプレイヤーが集まるダンジョンだ。
出てくるモンスターもほかのRPGでもおなじみのスライムがいる。
どうやらスライムはこのゲームの中で1番弱いモンスターらしい。
なのでクエストを初めて受けるならスライム退治がもってこいなのだ。
あまりにも弱いがなぜかそれがかわいいということでスライム愛好家と呼ばれる人がいるとか何とか…。
世の中色んな人がいるんだなぁ。
このダンジョンで出てくるモンスターはイタズラピクシー、ボスモンスターになるのはゴブリンだ。
イタズラピクシーはそんなに強くはないらしいけど、とても素早いのでステータスの低い初心者は倒すのに苦労するそうだ。
あとたまにせっかく拾ったアイテムを盗んでいくらしい…。
ゴブリンは単純にパワーがありすぎる。
初心者クエスト卒業するにはもってこいのモンスターだ。
「私も早くゴブリン倒せるようになって初心者クエスト卒業したい…」
と奈々子はボヤいてた。
「奈々子って去年くらいからワーツリやってるよね?なんで中級者クエストやってないの?」
と私が言うと奈々子はギクリと言わんばかりの反応をした。
あっ、これは私の聞き方が悪かったかもしれない…。
「あっ…ご、ごめん…!!」
「いいよ、大丈夫。なんて言うのかなー私、ゲームするのは好きなんだけど…下手くそなんだよねー…。マルチプレイ誘われたりするけどまっさきにやられるから…」
そういえばソロプレイしてるところは見ることはあっても、マルチプレイをしているとこは見たことないような気がする。
「今日始めたばっかりの私が言うのもなんだけど…、私はそういうの気にしないからね。なんか協力プレイが必要な時は言ってね。なるべく力は貸すから!」
「奏波~~~!!!あんたは最高の友達だ~~~!!!我が友よ~~~!!!」
「うわっ?!」
奈々子が急に抱きついてきて私はそのまま尻もちをついた。
バーチャルの世界だから尻もちついても痛くないのはなんか変な感覚だな。
私の尻もちの音に驚いてか茂みから1匹のぷにぷにしたものが飛び出してきた。
狙ってたモンスター、スライムだ。
ってか私の尻もちの音そんなにでかかった?!めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど?!
「あー!!スライムだ!!奏波、追いかけるよ!」
驚いたスライムは仲間の元へ逃げていこうとする。
ぴょんぴょん跳ねるその姿は確かに可愛いかもと思ってしまった。
奈々子はスライムを追いかけて先に行ってしまった。
「あっ!奈々子まってよー!」
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