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日本統一編
34.いざ神奈川支部へ
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「幹太、!なんでDr?」
グリコの能力は鳴海が一番わかっている。それ故に謎だった。
「俺も戦闘向きだと思ってたよ、けどその先があった、。」
「え、?」
まだ知らない先がありそうだ。鳴海が聞こうとする。
「その先って、」
「おーい、もう行くぞ!」
『あ、はい!』
その先は聞けなかった。
空港から支部への距離はさほどなかった。
「一気に攻める。マーリャ頼む」
「はい!あ、でも一般市民に、」
原則としてオープン使用者はあまりの莫大な力故、公の場ではオープン使用を禁じられている。
「おぉ、忘れてた。じゃ人目につかない場所に行くか」
龍雄に着いていくとそこは廃ビルだった。
「ここなら行けるだろう。っじゃ頼むわ!」
「はい!」
「オープン《扉》」
「浮遊空間ver1」
マーリャは考えていた。今までのオープンじゃダメだと、だから発展させた。扉じゃまだ扱いきれないとなれば選択肢は一つ。扉をとにかくたくさん出す。扉は開けない、 囲んで空間を作る。そうすることで扉と同じ役割を果たせる。しかしそれにはある大きな課題がある。
「おい、マーリャ!その技は危険すぎる!」
「そうだ!扉の出す許容範囲を超えすぎてる、!」
能力許容範囲。何かをだす、攻撃をする、誰かを癒す。それぞれ出せる許容範囲は決まっている。
「私はみんなの役に立ちたいんです!」
「平気です!私が癒します!」
相手の動きを見ながら癒すのは至難の業。
「できるか!?」
「はい!」
覇李から夕への信頼はもう確立していた。
「クローズ《浮気》」
「二人分!かのものを癒しつづけろ!」
「おい、お前らもしっかり見てろよ。これがレべリストの真骨頂だ」
一方が行い、一方がサポートする。
「マーリャ!無理しないで、私が癒すから!」
「うん!ありがとう、!」
一つ、二つ、三つ。どんどんと扉の枚数が増え球体を作っていく。
「できました!早く入ってください!」
どんどんと入っていく。
「っあ!マーリャはどうすんの?」
「任せて!私がやる!」
『は?』
「おい、夕!さすがにそれは無謀だ、!」
「クローズ《浮気》」
「人数なし!コピー人形!」
マーリャと同じ背丈、顔、髪、恰好までも同じ人が現れた。
「マーリャ!もう大丈夫!入るよ!」
着いた先は神奈川支部、門前。
グリコの能力は鳴海が一番わかっている。それ故に謎だった。
「俺も戦闘向きだと思ってたよ、けどその先があった、。」
「え、?」
まだ知らない先がありそうだ。鳴海が聞こうとする。
「その先って、」
「おーい、もう行くぞ!」
『あ、はい!』
その先は聞けなかった。
空港から支部への距離はさほどなかった。
「一気に攻める。マーリャ頼む」
「はい!あ、でも一般市民に、」
原則としてオープン使用者はあまりの莫大な力故、公の場ではオープン使用を禁じられている。
「おぉ、忘れてた。じゃ人目につかない場所に行くか」
龍雄に着いていくとそこは廃ビルだった。
「ここなら行けるだろう。っじゃ頼むわ!」
「はい!」
「オープン《扉》」
「浮遊空間ver1」
マーリャは考えていた。今までのオープンじゃダメだと、だから発展させた。扉じゃまだ扱いきれないとなれば選択肢は一つ。扉をとにかくたくさん出す。扉は開けない、 囲んで空間を作る。そうすることで扉と同じ役割を果たせる。しかしそれにはある大きな課題がある。
「おい、マーリャ!その技は危険すぎる!」
「そうだ!扉の出す許容範囲を超えすぎてる、!」
能力許容範囲。何かをだす、攻撃をする、誰かを癒す。それぞれ出せる許容範囲は決まっている。
「私はみんなの役に立ちたいんです!」
「平気です!私が癒します!」
相手の動きを見ながら癒すのは至難の業。
「できるか!?」
「はい!」
覇李から夕への信頼はもう確立していた。
「クローズ《浮気》」
「二人分!かのものを癒しつづけろ!」
「おい、お前らもしっかり見てろよ。これがレべリストの真骨頂だ」
一方が行い、一方がサポートする。
「マーリャ!無理しないで、私が癒すから!」
「うん!ありがとう、!」
一つ、二つ、三つ。どんどんと扉の枚数が増え球体を作っていく。
「できました!早く入ってください!」
どんどんと入っていく。
「っあ!マーリャはどうすんの?」
「任せて!私がやる!」
『は?』
「おい、夕!さすがにそれは無謀だ、!」
「クローズ《浮気》」
「人数なし!コピー人形!」
マーリャと同じ背丈、顔、髪、恰好までも同じ人が現れた。
「マーリャ!もう大丈夫!入るよ!」
着いた先は神奈川支部、門前。
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