浮気でレベルアップ

鈴木悠大

文字の大きさ
上 下
27 / 36
日本統一編

27.マーリャと夕の解放

しおりを挟む

「はっは、まじか。予想はしてたけどそこまでとはね」
覇李は困りながらも笑った。眼が良すぎること、兄の能力の補助をしてたこと療法に驚いたがそれよりオープンを使ったことに度肝を抜いた。
「すいません、隠してて、」
「大丈夫よ、今は先に進もう」
最上階を制覇した夕たちは二階層目に進んだ。
「次は誰が行くんですか?覇李さん?」
ずっと黙り込んでる覇李に夕が尋ねる。
「ん、あーそのことなんだけどー」
「私ですか!覇李様任せてください!」
「いや、一気に最下層に行こう。っじゃマーリャ渡した紙の課題頼むよ!」
「え、できますかね、。」
「物は試し。やってみな!」
覇李はスカートの布を少し引きちぎって腕に縛った。
「オープン!《扉》」
「我らをこの建物の最下層まで移動させる扉を開け!」
(ばっか、マーリャ。行ったこともない場所行けるわけねーだろ)
扉が現れた。
「嘘!?」
覇李が言葉を失っているのを横目にマーリャが倒れた。
「マーリャ!どうしたの!覇李さんマーリャが、!」
マーリャはものすごい汗をかき過呼吸になっていた。
「慢性過呼吸障害か、!水だ水持ってるか」
覇李が焦る。鳴海が三階層に行き敵を一瞬で一掃し戻ってきた。
「取ってきました!水です、!」
「さんきゅー!夕!手貸して、今能力開花させろ!」
「え、はい!」
できた人は過去に五人。この能力の解放方法は伝説の技だった。
「クローズ!《浮気》」
「一人分!かのものを癒せ!」
『え?』
マーリャの調子が治っていく。呼吸の調子も治っていった。
「え?みんなどうしたの?」
「よかった、!マーリャ大丈夫か!?」
「はい、覇李様!なにかあったんですか?」
(覚えてないか、)
マーリャはオープンを使ったことを忘れていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

天上への反逆

ボール・球・スフェーラ
SF
西暦2058年のある日、ゼウス率いる神々や天使達が人間への全面戦争を引き起こした しかし、技術が進歩し、戦争は拮抗状態となり、2年も経たずして神々は天使を世界に放ち、神々は天界へ姿を消した そして西暦2068年、謎の能力を持った天使対策2課の尾喫根葉子(おきつね ようこ)とその仲間たちが天から舞い降りる天使たちを倒す能力バトル!ここに開幕!

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

異世界無宿

ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。 アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。 映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。 訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。 一目惚れで購入した車の納車日。 エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた… 神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。 アクション有り! ロマンス控えめ! ご都合主義展開あり! ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。 不定期投稿になります。 投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。

処理中です...