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日本統一編
6.意思の合致
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そういい放ったのは櫓とマーリャだった。
「どうしてです?まだ報酬のことや難易度などは聞いてませんが精鋭揃いの僕たちが集められたからには重大任務だと思いますよ」
確かに日本でも指折りの8人が集められたわけだ簡単なわけがない。報酬も高くつきそうだ。
「俺はあのじじいの言いなりになるのが嫌なんだよ」
少し悲しげに櫓は吐き捨てた
「じゃー僕たちの頼みなら聞いてくれますか?会ってまだ2時間ぐらいの関係ですが僕は仲間だと思ってますよ」
「なにキザなセリフ吐いてるんだよ馬鹿馬鹿しい」
「現実でも漫画でもきっかけがあれば何にだってなれます。僕はそのきっかけを大事にしているだけです」
18歳とは思えないほどの喋りで櫓を圧倒した。
「わかったよ、すまん。俺の私情だった。俺も参加するよ」
先程まで騒いでいたはずの櫓をここまで抑えるとはよっぽどの口上手かキザ野郎だ。
「で、マーリャさんは?なんで嫌なの?」
「なんで私が日本なんかのために...」
ロシア人のハーフでもロシアにいた歴が長くロシアに情を置いているらしい。
「じゃぁ、僕のために参加してください」
「なんで、まだ名前しか知らないあんたのためにやんのよ」
これはマーリャが正しい。至極当然のことだ。
「では、仕方ないですね。あなたが好きになりました。マーリャさん付き合ってください」
その場にいた全員が椅子から転げ落ちた
「おいおい、なんでそうなんだよ」
「本当よまだ会って数時間よ?」
幹太と南がツッコむ時夕はマーリャの方を見ていた。
(え、まんざらでもない?)
マーリャの顔は誰が見てもわかるように赤面していた。
「わ、分かったわよ。参加する」
「僕のためにどうもありがとうございます」
「あ、あんたのためじゃないわよ。後付き合わないから」
「それは残念」
こんな茶番をしているように見えて先程まで反対していた2人を賛成まで持って来させた。
(こいつ、ただのヘタレじゃない)
誰もがそう思った。
コン、コン。ドアを叩く音がした。
「自己紹介はお済みですか?」
「はい、たった今全員の自己紹介と日本統一に協力することが決まりました。」
「それは良かった。では最後に役割決めをしてください」
『役割決め!?』
「どうしてです?まだ報酬のことや難易度などは聞いてませんが精鋭揃いの僕たちが集められたからには重大任務だと思いますよ」
確かに日本でも指折りの8人が集められたわけだ簡単なわけがない。報酬も高くつきそうだ。
「俺はあのじじいの言いなりになるのが嫌なんだよ」
少し悲しげに櫓は吐き捨てた
「じゃー僕たちの頼みなら聞いてくれますか?会ってまだ2時間ぐらいの関係ですが僕は仲間だと思ってますよ」
「なにキザなセリフ吐いてるんだよ馬鹿馬鹿しい」
「現実でも漫画でもきっかけがあれば何にだってなれます。僕はそのきっかけを大事にしているだけです」
18歳とは思えないほどの喋りで櫓を圧倒した。
「わかったよ、すまん。俺の私情だった。俺も参加するよ」
先程まで騒いでいたはずの櫓をここまで抑えるとはよっぽどの口上手かキザ野郎だ。
「で、マーリャさんは?なんで嫌なの?」
「なんで私が日本なんかのために...」
ロシア人のハーフでもロシアにいた歴が長くロシアに情を置いているらしい。
「じゃぁ、僕のために参加してください」
「なんで、まだ名前しか知らないあんたのためにやんのよ」
これはマーリャが正しい。至極当然のことだ。
「では、仕方ないですね。あなたが好きになりました。マーリャさん付き合ってください」
その場にいた全員が椅子から転げ落ちた
「おいおい、なんでそうなんだよ」
「本当よまだ会って数時間よ?」
幹太と南がツッコむ時夕はマーリャの方を見ていた。
(え、まんざらでもない?)
マーリャの顔は誰が見てもわかるように赤面していた。
「わ、分かったわよ。参加する」
「僕のためにどうもありがとうございます」
「あ、あんたのためじゃないわよ。後付き合わないから」
「それは残念」
こんな茶番をしているように見えて先程まで反対していた2人を賛成まで持って来させた。
(こいつ、ただのヘタレじゃない)
誰もがそう思った。
コン、コン。ドアを叩く音がした。
「自己紹介はお済みですか?」
「はい、たった今全員の自己紹介と日本統一に協力することが決まりました。」
「それは良かった。では最後に役割決めをしてください」
『役割決め!?』
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