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番外編 (本編とは多分関係ない)
あけおめ
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「志綾。年越しそば出来ましたよ。」
「はーい」
自分の部屋から駆け足で居間に向かった。
まだ0時前。
薫、筒夏、夏輝斗。集まって机を囲む。
薫はチラチラと腕時計を確認する。
居間に入ってきた志綾の耳にイヤホンが付いていた。
「志綾?」
「あ、すみません。雫さんが電話したいと、言っていて」
イヤホンを外しながら薫の顔を伺う。
「年に1回しかない、たまにはいいんじゃないか?」
「ありがとうございます。」
耳にイヤホンを戻して座る。
「ほらみなさん、座ってないで自分のはキッチンに取りに行ってください。私に甘えなでくださいよ!」
茅鶴が呆れたように言いながら居間にきた。
「取りに行ってきます」
みんなそれぞれ取りに行き机に置いた。でも、まだみんな食べ始めない。
時計の時刻が22:59になった。
腕時計を見た薫が顔を上げ、一歩後ろに座り直した。そして手を床につき
「本年度も大変お世話になりました。」
少し時間を置いてから
「・・あけましておめでとうございます。本年度もよろしくお願いします」
と、頭を下げた。
それに続いて茅鶴が、志綾が
「昨年度も大変お世話になりました。本年度もよろしくお願いします」
と、頭を下げた。
そして筒夏と夏輝斗も丁寧に同じことをした。
少し沈黙の時間が続き、茅鶴が手を叩いた。
「伸びてしまうので食べましょう。」
「あぁ。みんなが今年もいい年になることを願っていただいます。」
「「いただきます。」」
みんなそばを食べはじめた。
志綾は食べ始める前にイヤホンに手を置いて
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。雫さん」
と。言った。
「はーい」
自分の部屋から駆け足で居間に向かった。
まだ0時前。
薫、筒夏、夏輝斗。集まって机を囲む。
薫はチラチラと腕時計を確認する。
居間に入ってきた志綾の耳にイヤホンが付いていた。
「志綾?」
「あ、すみません。雫さんが電話したいと、言っていて」
イヤホンを外しながら薫の顔を伺う。
「年に1回しかない、たまにはいいんじゃないか?」
「ありがとうございます。」
耳にイヤホンを戻して座る。
「ほらみなさん、座ってないで自分のはキッチンに取りに行ってください。私に甘えなでくださいよ!」
茅鶴が呆れたように言いながら居間にきた。
「取りに行ってきます」
みんなそれぞれ取りに行き机に置いた。でも、まだみんな食べ始めない。
時計の時刻が22:59になった。
腕時計を見た薫が顔を上げ、一歩後ろに座り直した。そして手を床につき
「本年度も大変お世話になりました。」
少し時間を置いてから
「・・あけましておめでとうございます。本年度もよろしくお願いします」
と、頭を下げた。
それに続いて茅鶴が、志綾が
「昨年度も大変お世話になりました。本年度もよろしくお願いします」
と、頭を下げた。
そして筒夏と夏輝斗も丁寧に同じことをした。
少し沈黙の時間が続き、茅鶴が手を叩いた。
「伸びてしまうので食べましょう。」
「あぁ。みんなが今年もいい年になることを願っていただいます。」
「「いただきます。」」
みんなそばを食べはじめた。
志綾は食べ始める前にイヤホンに手を置いて
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。雫さん」
と。言った。
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