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本格的に
寝なさい!
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筒夏は志飛の寝顔を見る。寝ろと強要したが志飛はすぐに眠りに入った。本当に眠かったらしい。でも筒夏はその場を動けない。志飛は物音がしただけで起きてしまう。今の志飛を起こすわけには行かない。だから筒夏は志飛の寝顔を見る。
「はぁ・・可愛い。」
ポツリと呟く。すると「うぅ」という呻き声が聞こえる。ヤバっと口を抑えた。志飛をチラッと見てほっとした。
「筒夏?何やって・・・ごめん・・あ。」
しーっと筒夏が指でやっているのを見てドアで筒夏を呼んだ薫は慌てて手を合わせてごめんと言うポーズをした。そっと足音を立てずに部屋を後にした。
当然、志飛は起きていた。可愛いと言った瞬間、呻き声と共に目を覚ましていた。少し面白くて寝たふりをしていた。志飛は起き上がって着替えて部屋を出た。
「おはようございます。」
「え、し・・と・・・志綾様!なんで起きてきたの?寝てなきゃ。」
「筒夏さん。おはようございます。騒がしくしていたら嫌でも起きてしまいます。」
「あ、あはは・・・ごめんなさい。でも、今からでもまたベットに入って寝なさい!」
「なんでですか?もうきっちり目も覚めました。」
「ダメです。志綾様、最近寝不足でしょう。ほらほら・・ベットに行きますよ。」
「筒夏さん!大丈夫だと・・
「朝から何騒いでいるんですか?まだ六時になっていませんよ。」
「「お母様(芽鶴様)!」」
「お母様・・おはようございます。」
「おはようございます。志綾。早いですね・・いつもこんな時間なんですか?」
「え、ええ・・。騒がしくしてすみません・・・」
「・・いえ、楽しそうでなによりです。私も入れて欲しい限りですが・・まぁ、いいでしょう。朝ごはん作るのでお二人は言い争いを終わりにしといてくださいね。」
芽鶴はニコッと笑い洗面所に行ってからキッチンに向かった。
「志綾様!・・寝ましょう?」
「寝る?」
会話に耳を澄ませていたのかヒョコッと茅鶴が出てきた。
「お母様・・」
「茅鶴様、聞いてくださいよ。志綾様、最近寝不足なんですよ。寝かせてください。」
「筒夏さん!」
服を引っ張って止めようとするだが縋るように筒夏は茅鶴に言う。
「志綾・・・寝なさい!今すぐ・・ベットに行きなさい!いい?私が起こしに来るまで部屋から出ないでくださいね!」
そう言って筒夏に「強制的に連れて行くんだ筒夏!」と敬語を外して言った。筒夏は気にした様子もなく「はーい」と言って志綾の背中を押す。
「待って!待って!お母様!お父様!もしかして今のがお母様の本性ですか!?」
ずっと棒立ちだった薫がすぐに「あぁ、そうだ!そうだよ!」と叫んだ。気にしないで志綾を筒夏は部屋に閉じ込めようとする。
「お母様!」
最後まで叫ぶがふんっと言ったようにキッチンに潜った。
「はぁ・・可愛い。」
ポツリと呟く。すると「うぅ」という呻き声が聞こえる。ヤバっと口を抑えた。志飛をチラッと見てほっとした。
「筒夏?何やって・・・ごめん・・あ。」
しーっと筒夏が指でやっているのを見てドアで筒夏を呼んだ薫は慌てて手を合わせてごめんと言うポーズをした。そっと足音を立てずに部屋を後にした。
当然、志飛は起きていた。可愛いと言った瞬間、呻き声と共に目を覚ましていた。少し面白くて寝たふりをしていた。志飛は起き上がって着替えて部屋を出た。
「おはようございます。」
「え、し・・と・・・志綾様!なんで起きてきたの?寝てなきゃ。」
「筒夏さん。おはようございます。騒がしくしていたら嫌でも起きてしまいます。」
「あ、あはは・・・ごめんなさい。でも、今からでもまたベットに入って寝なさい!」
「なんでですか?もうきっちり目も覚めました。」
「ダメです。志綾様、最近寝不足でしょう。ほらほら・・ベットに行きますよ。」
「筒夏さん!大丈夫だと・・
「朝から何騒いでいるんですか?まだ六時になっていませんよ。」
「「お母様(芽鶴様)!」」
「お母様・・おはようございます。」
「おはようございます。志綾。早いですね・・いつもこんな時間なんですか?」
「え、ええ・・。騒がしくしてすみません・・・」
「・・いえ、楽しそうでなによりです。私も入れて欲しい限りですが・・まぁ、いいでしょう。朝ごはん作るのでお二人は言い争いを終わりにしといてくださいね。」
芽鶴はニコッと笑い洗面所に行ってからキッチンに向かった。
「志綾様!・・寝ましょう?」
「寝る?」
会話に耳を澄ませていたのかヒョコッと茅鶴が出てきた。
「お母様・・」
「茅鶴様、聞いてくださいよ。志綾様、最近寝不足なんですよ。寝かせてください。」
「筒夏さん!」
服を引っ張って止めようとするだが縋るように筒夏は茅鶴に言う。
「志綾・・・寝なさい!今すぐ・・ベットに行きなさい!いい?私が起こしに来るまで部屋から出ないでくださいね!」
そう言って筒夏に「強制的に連れて行くんだ筒夏!」と敬語を外して言った。筒夏は気にした様子もなく「はーい」と言って志綾の背中を押す。
「待って!待って!お母様!お父様!もしかして今のがお母様の本性ですか!?」
ずっと棒立ちだった薫がすぐに「あぁ、そうだ!そうだよ!」と叫んだ。気にしないで志綾を筒夏は部屋に閉じ込めようとする。
「お母様!」
最後まで叫ぶがふんっと言ったようにキッチンに潜った。
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