59 / 281
進学
行きますよ!
しおりを挟む
「しあちゃん。おはよう」
「おはようございます。」
「なんだかお疲れ様だね」
「いつも、二時に起きて筒夏さんと特訓しているんです。」
「そうなんだ!」
「学校があるので準備しましょう」
起き上がり制服を持って部屋を出た。
「おはようございます。」
「おはよう。え、繋!」
「なんですか?」
「ここで着替えるのか?」
顔を赤くしながら秋松が言う。
「部屋には雫さんがいるし、僕は男だ。どうしてそこまで」
「ああ、悪いそうだった。」
「それより、今日だろ?再入試試験。」
「あぁ。」
「何かわからないところあるか?」
「・・・教えてくれるのか?」
「いいから出せ」
「あ、ここなんだけど、やり方はあってると思うけど間違ってて」
「・・・」
秋松のノートを見て志飛は小さく「意外だ」と呟いた。聞こえていたのか「意外?」と帰ってきた。
「字が綺麗だから」
「最初の頃はめちゃくちゃ汚かった。でも、流石に過ごす場所も恵んでもらって更には筆記用具とかも買ってもらったのなら字を綺麗に書かないと恩を仇で返すような感じに思えて、暇な時、茅鶴様に綺麗に書く特訓をしてもらったんだ」
「そうか。お母様は小さい時習字を習っていたからな。で、ここの問題なんだが・・・・」
少しの間、秋松のノートを見て確認の作業してから部屋に戻った。雫も着替え終わっていて一緒に居間に行った。
「Dクラスは私に馴染めるでしょうか」
「雫さんは大丈夫ですよ。」
「おはようございます。」
「「おはようございます」」
「朝ご飯出来てますよ。あ、志綾。薫様、起こして来てください。」
「はい。雫さん、お母様のお手伝いお願いしますね」
「あ、はい」
あぁ、遠くに行っちゃう。ま、待って!私を一人に
「雫ちゃん?」
「え、あ、ごめんなさい。手伝います!」
「じゃあ、これを机に置いてくれますか?」
「はい」
「お、おはぁよう」
「おはようございます。」
「お父様。しっかりしてください!」
「う、うん・・ふぁあ~。あぁれ?まだ夢の中なのかなぁ。ち、づる、二人目いつ産んだのぉ~」
「薫様・・・」
「お父様。この子はクラスメイトです。」
「クラスメイト?しあ、いつ友達できたのぉ?」
「酷いですよ!」
寝ぼけている薫の背中を志綾が叩く。
「は!」
「目が覚めましたか?」
「うん、スッキリした。俺何か変なこと言っていなかった?」
「・・・言っていなかったです」
「目を逸らさないで!不安になるから」
薫に水を軽く何度もかけて目を覚まさせた。
「おはよう」
「おはようございます」
「えーとそれから初めまして繋 薫です。」
「物槨令 雫です。」
「物槨令さん、もしかしてお母さんの名前が日和さん?」
「はい。そうです」
「薫様。知り合いですか?」
「仕事仲間でよく娘のことを教えてくれるよ」
「娘のことですか?」
「うん」
「他、たとえば」
「娘のことが好きなんだけどどう接していいのかわからないとか。私のせいであの子は変な仕事を始めている気がするのとか言っていた。」
「雫さん・・・」
「・・・」
「お父様!今日、学校お休みします。雫さんも電話しておいてくれませんか?」
「え、」
「薫様。今日ぐらいは私からもお願いしたいです」
「茅鶴も・・・分かった。ちゃんと説明してくれよ」
「はい!雫さん、さぁ、朝ご飯食べて行きましょう。」
「え、どこに?」
「内緒です。」
「あ、夏輝斗君おはよう。勉強の方は大丈夫?」
階段の途中で全員の会話を聞いていた。
「おはようございます。大丈夫です。朝、志綾が分からなかったところを教えてくれたので」
「良かった。頑張って来て」
「はい!」
「行って来ます」
「お邪魔しました。」
「また来てくださいね。」
二人は歩いてある場所に向かって行く。
「おはようございます。」
「なんだかお疲れ様だね」
「いつも、二時に起きて筒夏さんと特訓しているんです。」
「そうなんだ!」
「学校があるので準備しましょう」
起き上がり制服を持って部屋を出た。
「おはようございます。」
「おはよう。え、繋!」
「なんですか?」
「ここで着替えるのか?」
顔を赤くしながら秋松が言う。
「部屋には雫さんがいるし、僕は男だ。どうしてそこまで」
「ああ、悪いそうだった。」
「それより、今日だろ?再入試試験。」
「あぁ。」
「何かわからないところあるか?」
「・・・教えてくれるのか?」
「いいから出せ」
「あ、ここなんだけど、やり方はあってると思うけど間違ってて」
「・・・」
秋松のノートを見て志飛は小さく「意外だ」と呟いた。聞こえていたのか「意外?」と帰ってきた。
「字が綺麗だから」
「最初の頃はめちゃくちゃ汚かった。でも、流石に過ごす場所も恵んでもらって更には筆記用具とかも買ってもらったのなら字を綺麗に書かないと恩を仇で返すような感じに思えて、暇な時、茅鶴様に綺麗に書く特訓をしてもらったんだ」
「そうか。お母様は小さい時習字を習っていたからな。で、ここの問題なんだが・・・・」
少しの間、秋松のノートを見て確認の作業してから部屋に戻った。雫も着替え終わっていて一緒に居間に行った。
「Dクラスは私に馴染めるでしょうか」
「雫さんは大丈夫ですよ。」
「おはようございます。」
「「おはようございます」」
「朝ご飯出来てますよ。あ、志綾。薫様、起こして来てください。」
「はい。雫さん、お母様のお手伝いお願いしますね」
「あ、はい」
あぁ、遠くに行っちゃう。ま、待って!私を一人に
「雫ちゃん?」
「え、あ、ごめんなさい。手伝います!」
「じゃあ、これを机に置いてくれますか?」
「はい」
「お、おはぁよう」
「おはようございます。」
「お父様。しっかりしてください!」
「う、うん・・ふぁあ~。あぁれ?まだ夢の中なのかなぁ。ち、づる、二人目いつ産んだのぉ~」
「薫様・・・」
「お父様。この子はクラスメイトです。」
「クラスメイト?しあ、いつ友達できたのぉ?」
「酷いですよ!」
寝ぼけている薫の背中を志綾が叩く。
「は!」
「目が覚めましたか?」
「うん、スッキリした。俺何か変なこと言っていなかった?」
「・・・言っていなかったです」
「目を逸らさないで!不安になるから」
薫に水を軽く何度もかけて目を覚まさせた。
「おはよう」
「おはようございます」
「えーとそれから初めまして繋 薫です。」
「物槨令 雫です。」
「物槨令さん、もしかしてお母さんの名前が日和さん?」
「はい。そうです」
「薫様。知り合いですか?」
「仕事仲間でよく娘のことを教えてくれるよ」
「娘のことですか?」
「うん」
「他、たとえば」
「娘のことが好きなんだけどどう接していいのかわからないとか。私のせいであの子は変な仕事を始めている気がするのとか言っていた。」
「雫さん・・・」
「・・・」
「お父様!今日、学校お休みします。雫さんも電話しておいてくれませんか?」
「え、」
「薫様。今日ぐらいは私からもお願いしたいです」
「茅鶴も・・・分かった。ちゃんと説明してくれよ」
「はい!雫さん、さぁ、朝ご飯食べて行きましょう。」
「え、どこに?」
「内緒です。」
「あ、夏輝斗君おはよう。勉強の方は大丈夫?」
階段の途中で全員の会話を聞いていた。
「おはようございます。大丈夫です。朝、志綾が分からなかったところを教えてくれたので」
「良かった。頑張って来て」
「はい!」
「行って来ます」
「お邪魔しました。」
「また来てくださいね。」
二人は歩いてある場所に向かって行く。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説

僕のために、忘れていて
ことわ子
BL
男子高校生のリュージは事故に遭い、最近の記憶を無くしてしまった。しかし、無くしたのは最近の記憶で家族や友人のことは覚えており、別段困ることは無いと思っていた。ある一点、全く記憶にない人物、黒咲アキが自分の恋人だと訪ねてくるまでは────

目標、それは
mahiro
BL
画面には、大好きな彼が今日も輝いている。それだけで幸せな気分になれるものだ。
今日も今日とて彼が歌っている曲を聴きながら大学に向かえば、友人から彼のライブがあるから一緒に行かないかと誘われ……?

そんなの真実じゃない
イヌノカニ
BL
引きこもって四年、生きていてもしょうがないと感じた主人公は身の周りの整理し始める。自分の部屋に溢れる幼馴染との思い出を見て、どんなパソコンやスマホよりも自分の事を知っているのは幼馴染だと気付く。どうにかして彼から自分に関する記憶を消したいと思った主人公は偶然見た広告の人を意のままに操れるというお香を手に幼馴染に会いに行くが———?
彼は本当に俺の知っている彼なのだろうか。
==============
人の証言と記憶の曖昧さをテーマに書いたので、ハッキリとせずに終わります。

前世が俺の友人で、いまだに俺のことが好きだって本当ですか
Bee
BL
半年前に別れた元恋人だった男の結婚式で、ユウジはそこではじめて二股をかけられていたことを知る。8年も一緒にいた相手に裏切られていたことを知り、ショックを受けたユウジは式場を飛び出してしまう。
無我夢中で車を走らせて、気がつくとユウジは見知らぬ場所にいることに気がつく。そこはまるで天国のようで、そばには7年前に死んだ友人の黒木が。黒木はユウジのことが好きだったと言い出して――
最初は主人公が別れた男の結婚式に参加しているところから始まります。
死んだ友人との再会と、その友人の生まれ変わりと思われる青年との出会いへと話が続きます。
生まれ変わり(?)21歳大学生×きれいめな48歳おっさんの話です。
※軽い性的表現あり
短編から長編に変更しています

家を追い出されたのでツバメをやろうとしたら強面の乳兄弟に反対されて困っている
香歌奈
BL
ある日、突然、セレンは生まれ育った伯爵家を追い出された。
異母兄の婚約者に乱暴を働こうとした罪らしいが、全く身に覚えがない。なのに伯爵家当主となっている異母兄は家から締め出したばかりか、ヴァーレン伯爵家の籍まで抹消したと言う。
途方に暮れたセレンは、年の離れた乳兄弟ギーズを頼ることにした。ギーズは顔に大きな傷跡が残る強面の騎士。悪人からは恐れられ、女子供からは怯えられているという。でもセレンにとっては子守をしてくれた優しいお兄さん。ギーズの家に置いてもらう日々は昔のようで居心地がいい。とはいえ、いつまでも養ってもらうわけにはいかない。しかしお坊ちゃん育ちで手に職があるわけでもなく……。
「僕は女性ウケがいい。この顔を生かしてツバメをしようかな」「おい、待て。ツバメの意味がわかっているのか!」美貌の天然青年に振り回される強面騎士は、ついに実力行使に出る?!
六日の菖蒲
あこ
BL
突然一方的に別れを告げられた紫はその後、理由を目の当たりにする。
落ち込んで行く紫を見ていた萌葱は、図らずも自分と向き合う事になった。
▷ 王道?全寮制学園ものっぽい学園が舞台です。
▷ 同室の紫と萌葱を中心にその脇でアンチ王道な展開ですが、アンチの影は薄め(のはず)
▷ 身代わりにされてた受けが幸せになるまで、が目標。
▷ 見た目不良な萌葱は不良ではありません。見た目だけ。そして世話焼き(紫限定)です。
▷ 紫はのほほん健気な普通顔です。でも雰囲気補正でちょっと可愛く見えます。
▷ 章や作品タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではいただいたリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。

婚約者に会いに行ったらば
龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。
そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。
ショックでその場を逃げ出したミシェルは――
何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。
そこには何やら事件も絡んできて?
傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる