443 / 550
終わった?
ドアの向こうから
しおりを挟む
「俺と白斗はもう帰ります。俺達がいたら休めるものも休めないと思いますから。」
梓と信秋が言い合っているのを見て直也がそう言う。
「じゃあ、私も帰ろうかな。私はここに必要なさそうだから。」
それに続けて葉が言う。
「なら、白斗をまた背負って行くよ。」
「・・そうか。なら梓。一つ手伝ってくれ。それをしたら休もうか。」
校長の言葉に梓は「分かった」と嬉しそうな声で言う。
4人は校長室を出て一階に行く。
「あらぁ?まだいたの?もうてっきり帰ったのかとおもったわぁ」
と男性が来る。直也と葉が誰だ?となる。直木は白斗を背負いながらため息をついた。
「全くぅ、この姿じゃわからないかしら?受付ちゃんよ」
その言葉に直也と葉は顔を見合わせる。
「あー!白斗様じゃない。それに直木坊も。」
「受付。うるさい。白斗が起きるだろ。」
「そう言う直木坊もうるさいわよ」
「えっーと」
「帰ろう。」
直木は先に管理施設を出ていく。
直也もチラチラ受付ちゃんを見ながら後にした。葉だけはなんだか話そうとしていた。
「白斗が起きる前に帰りたい。」
直木がそうぼやく。
「お母さんならおいて行って大丈夫・・です」
直木に対して敬語を使うべきかタメでいいのか直也は少し迷った。
「じゃあ帰ろ」
直木はそう一言言いながら直也を見る。見た後鼻で笑う。直也は不思議そうにしている。
少し遅れ直也は駆け足で直木の跡を追う。
家に着いた3人。直也に鍵を開けてもらい、中に入る。白斗の部屋に行き、ベットに寝かした。時計を見ると19時を回っている。
「じゃあ俺は帰るから。白斗に起きたら俺に連絡しろって言っておいて」
それだけ言って直也の言葉も何も聞かずに家を出た。その様子を少しの間ぼけっ立っていたらドアが急に開き我に帰る。
「あれ?直也さん?」
ドアから入ってきたのは梓だった。直也は少し驚いた。
「直木は、帰りましたか?」
「あぁ。」
「白斗が起きるで私はそばにいます。直也さんはどうしますか?」
「俺は・・まだ白斗に会うのは少し・・」
「では、起きたら連絡するので廊下で話を聞くのはどうですか?」
梓はどうです?と首を傾げる。
「そうしようかな・・お願いします。」
「はい。では、」
梓はお辞儀をして二階に上がっていく。
その後連絡が来たのは20時になる前ぐらいだった。直也は足を音を立てずに白斗の部屋のドアに寄りかかった。
梓と信秋が言い合っているのを見て直也がそう言う。
「じゃあ、私も帰ろうかな。私はここに必要なさそうだから。」
それに続けて葉が言う。
「なら、白斗をまた背負って行くよ。」
「・・そうか。なら梓。一つ手伝ってくれ。それをしたら休もうか。」
校長の言葉に梓は「分かった」と嬉しそうな声で言う。
4人は校長室を出て一階に行く。
「あらぁ?まだいたの?もうてっきり帰ったのかとおもったわぁ」
と男性が来る。直也と葉が誰だ?となる。直木は白斗を背負いながらため息をついた。
「全くぅ、この姿じゃわからないかしら?受付ちゃんよ」
その言葉に直也と葉は顔を見合わせる。
「あー!白斗様じゃない。それに直木坊も。」
「受付。うるさい。白斗が起きるだろ。」
「そう言う直木坊もうるさいわよ」
「えっーと」
「帰ろう。」
直木は先に管理施設を出ていく。
直也もチラチラ受付ちゃんを見ながら後にした。葉だけはなんだか話そうとしていた。
「白斗が起きる前に帰りたい。」
直木がそうぼやく。
「お母さんならおいて行って大丈夫・・です」
直木に対して敬語を使うべきかタメでいいのか直也は少し迷った。
「じゃあ帰ろ」
直木はそう一言言いながら直也を見る。見た後鼻で笑う。直也は不思議そうにしている。
少し遅れ直也は駆け足で直木の跡を追う。
家に着いた3人。直也に鍵を開けてもらい、中に入る。白斗の部屋に行き、ベットに寝かした。時計を見ると19時を回っている。
「じゃあ俺は帰るから。白斗に起きたら俺に連絡しろって言っておいて」
それだけ言って直也の言葉も何も聞かずに家を出た。その様子を少しの間ぼけっ立っていたらドアが急に開き我に帰る。
「あれ?直也さん?」
ドアから入ってきたのは梓だった。直也は少し驚いた。
「直木は、帰りましたか?」
「あぁ。」
「白斗が起きるで私はそばにいます。直也さんはどうしますか?」
「俺は・・まだ白斗に会うのは少し・・」
「では、起きたら連絡するので廊下で話を聞くのはどうですか?」
梓はどうです?と首を傾げる。
「そうしようかな・・お願いします。」
「はい。では、」
梓はお辞儀をして二階に上がっていく。
その後連絡が来たのは20時になる前ぐらいだった。直也は足を音を立てずに白斗の部屋のドアに寄りかかった。
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

なんで俺の周りはイケメン高身長が多いんだ!!!!
柑橘
BL
王道詰め合わせ。
ジャンルをお確かめの上お進み下さい。
7/7以降、サブストーリー(土谷虹の隣は決まってる!!!!)を公開しました!!読んでいただけると嬉しいです!
※目線が度々変わります。
※登場人物の紹介が途中から増えるかもです。
※火曜日20:00
金曜日19:00
日曜日17:00更新

越えられない壁で僕らの幸せは・・・
綾瑪 東暢
BL
繋家に産まれた繋 志飛(つなぎ しと)は男だった。残念なことに繋家に男は不要だった。両親は初めての子供だと言うことで志飛を女として育てることにし繋 志綾(つなぎ しあ)と名前を変えた。
繋家と違って女を不要としている要家。要家とはお隣同士の家であり両家の決まりで必ず繋家と要家の子供同士は結婚しないといけなかった。
それは伝統で昔からやって来ていること。誰も変えることの出来ない伝統。
要家の三男として要 荼泉(かなめ とい)が産まれた。
この流れで行くと荼泉と志綾は結婚することになる。が、どっちらも男。
伝統を守り、性別を隠しながら結婚するのか、伝統を破り、性別を明かして追い出されるか・・・

王道にはしたくないので
八瑠璃
BL
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。



ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました
ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。
「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」
ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m
・洸sideも投稿させて頂く予定です

嫌われものの僕について…
相沢京
BL
平穏な学校生活を送っていたはずなのに、ある日突然全てが壊れていった。何が原因なのかわからなくて気がつけば存在しない扱いになっていた。
だか、ある日事態は急変する
主人公が暗いです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる