今から君を守るのに理由が必要ですか・・?(仮)

綾瑪 東暢

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終わった?

気になるのは当たり前

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 「まぁ、気になるよな。休めば良かったのに」

 昼休み、いつも通り空き教室でそうと食べる。
 「白斗はくとは俺に学校優先して欲しいって思ってるから・・。ごめん、休むってなったらショック受けると思う。」
 「うーん、都瀬みやせ君ってちょっと面倒臭いね。」
 「「!!」」

 急に違う声が聞こえ2人は驚く。

 「八重やえ・・。びっくりした・・」
 「八重はやて?」
 「うん、よろしく。円堂えんどう爽君。」
 
 「どうしてここに?」
 「いつも気になってたんだよ。神瀬かみせ君がこそこそどこに行くのかなぁって。後つけちゃった。」
 「・・まぁいいや。逆に八重でよかった。白斗のこと知らない生徒だったらなんって言い訳すればいいか今もう思いつかないから」
 「本気で好きなんだね。言い訳できな程・・」
 「あっ・・」
 
 直也は忘れていた八重はもともと直也が好きだったと。
 「ん?あー、ごめん神瀬君。」
 それを感じ取ったのか手を合わせて謝る。
 「実はね、直也君にアタックしてたのは単に弘人ひろとの気を引こうとしてただけ。利用してごめんね。」

 「それなら良かった・・。」
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