今から君を守るのに理由が必要ですか・・？（仮）

終わった？

親の喧嘩

　「ごめんなさい。白斗はくと君。」
　「気にしないでください。葉はつさん。いつもお世話になっているんでこれぐらい。」　　
　白斗は自分の部屋でベットのシーツを交換していた。葉はそれを見ながら白斗に謝る。
　「僕は直也なおやの部屋で寝るので気にしないで。寛げると思うんだけど・・」
　「ありがとう。過ごしやすいわ。」
　
　葉が変えたばかりのベットに座る。ふわっと体が一瞬宙に浮く。
　「いいわね・・このベット。」
　「でしょ。ゆっくりして。葉さん。」
　「ありがとう。」
　床に落ちているシーツを持って白斗は部屋を出た。
　「ごめんね、直也。葉さんには床よりベットで寝かせてあげたくて。」
　「うんん。俺は嬉しい。一緒に寝てくれるから。」
　「だって約束したから・・みんながいる時は一緒に寝るって。」
　「うん・・」

　直也は白斗を抱き締める。

　「直也ー、出たぞ！」

　下から弘人ひろとの声がする。直也が邪魔されたと頬を膨らませる。

　「直也。お風呂入って来な。僕はこれ洗濯機入れに行くから。また部屋で待ってるよ。」
　「うん、早めに行く。」


　もう一度白斗を抱きしめて下に降りて行った。

　白斗の少し遅れて下に降りる。そして洗濯機に向かって行った。