今から君を守るのに理由が必要ですか・・？（仮）

真実

嫉妬？

　外はもう暗い。でも家の中も明かりをつけようとしない。暗いまま2人はお互いを見合う。愛を確かめるように2人は唇を重ねる。

　「っ。ん。」

　2人は長い時間愛を確かめ合った。

　「これで、信じてもらえますか？錦さんにしきさん」

　少しカスカスな声で錦の頬に触れる。目には涙が溜まっている。上に跨っている錦が涙を拭う。

　「十分伝わったよ。ありがとう爽そう君。」

　汗が爽の上に落ちる。筋肉質な裸に爽は見惚れている。爽もまた頬に触れる。

　「大好きです。錦さん。」

　手を伸ばし錦の首に回す。

　「あぁ、私もだよ。」
　「あっ・・」

　爽の肩を噛む。歯の隙間から血が流れる。それを錦は舐めた。



　
　「爽くん。迎えに来てくれたのはあの子と一緒にいるのに対して嫉妬？」
　「なっ！そんなわけ！ただまた関係な人にちょっかい出しているのかと・・・・少しは嫉妬も入ってますよ。俺ではなく都瀬みやせ君に悩み事を話すんですもん。錦さん。今度から俺に話してください。」