今から君を守るのに理由が必要ですか・・?(仮)

綾瑪 東暢

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真実

俺の邪魔を

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 「関係ない、か・・・。」
 白斗はくとが言葉を溢した。
 「白斗様~。俺は関係ないだろ?」
 夕姫ゆうひめはニコニコしながら言う。
 「・・・確かに、関係ない。。僕は少し悲しい・・。夕姫のせいではない。でも、すこしだけ。」

 夕姫は言葉を発さなくなった。驚きの表情で止まってる。

 白斗の隣いる直也なおやが白斗を自分の体に手繰り寄せた。直也は白斗の顔をみんなが見えないように隠した。

 「・・・・正直に言おうと思う。」
 直也が夕姫を強い眼差しで見る。
 「もうこれ以上、俺と白斗の家にいて欲しくない。なんなら一歩でも入っていて欲しくない。俺は我儘だ。1人で白斗を独占したいと。俺だけのだと。思ってる。白斗を誰かと共有することなど俺は絶対にしない。」


 白斗を抱きしめる手に力を込めて言う。

 『
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