今から君を守るのに理由が必要ですか・・?(仮)

綾瑪 東暢

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真実

それでも

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 「それでも、ここは直也なおやの家。一緒に住むことは出来ない。」
 「はぁ。」

 篠秋しのあきも白鳥の頑固さに呆れてしまう。
 「どうしてわからない。白斗はくとのことになるとほんと頭で考えようとしないな。隣なんだから、見にくればいいじゃないか。神瀬かみせ直也が学校に行ってる間。白斗の世話をすればいいじゃないか。別に白斗は会いに来るなとは言ってない。一緒に住めないと言ったまでだ。」

 頭を抑えながら白鳥に言う。白鳥はだんだん顔が明るくなる。
 「そうします!」


 白斗は何を言っていいのか分からず黙る。
 「白斗。私もこれからは姉を主張せず、私として白斗に接する。」
 白鳥が白斗の近くに来て白斗と目を合わす。
 「だから、白斗も私を私として接してほしい。」

 白斗の手を取って握る。

 「改めてよろしくね。」
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