今から君を守るのに理由が必要ですか・・？（仮）

真実

会議

　会議室には4人高女。1人いないから3人の高女が集まった。
　「おひさー」
　「お、お久しぶりです。」
　「挨拶はそのぐらいで。会議を始めましょうか。」
　百合姫ゆりひめが場を仕切る。
　「天乃あまの～。」
　「なんでしょうか？」
　「今の高女のランキングはどうなっての？」
　別の高女が聞く。百合姫は違う話なってため息をつくが、「いいでしょう。」とホワイトボートに向かった。

　ホワイトボートに1から4まで書き名前を書き込んでいく。
　「1位　桜紅さくらもみ夕姫ゆうひめ　　2位　百合姫天乃　3位　白雪しらゆき登華とうか　4位はまだ決まっていません。以上です。」
　「質問なんですけど」
　さっきも話を変えた3位登華が声を発する。
　「4位ってあそこにいる子じゃないの？名前忘れたけど。」
　「あぁ、忘れていました。千草ちくさ、花盛はなざかり校長先生から何か言われていませんか？」
　「あっ・・・落としますと。言われています。」
　百合姫がまたため息をつく。
　「そう言うことなら、もういいですよ。ご退場を。」
　「・・失礼します。」

　「話を戻します。」
　「ねー、2人だけなんだから座って話そうよー。」
　「登華さん。1位の方の名前ご存知でしたか？」
　「えーー、知らなかった。へぇー。」
　興味がなさそうにホワイトボートは見ないで言う。3位になれたのが体のおかげだと言わんばかりの大きな胸を主張するように机に乗せた。

　「その方、1位を放棄しました。」