今から君を守るのに理由が必要ですか・・?(仮)

綾瑪 東暢

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やっぱりこの学校は

改めて

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 「改めて直也なおや達にも紹介するね。」
 白斗はくとが立ち上がってテレビの前に立つ。ソファに直也と八重やえが座っていて、横に置いてある椅子に七宮しちみやが座っている。七宮の横に座布団を広げて智寧ともねが綺麗に座っていた。

 ダイニングテーブルには左側に白鳥しらとり向かい側に夕姫ゆうひめが座っていた。

 「まず最初に七宮君のお姉さんで七宮智寧さん。」
 名前を呼ばれて立ち上がってお辞儀をする。スカートを降りもう一度座り直した。
 「それから僕の姉であり、メイド、召使、執事の白鳥あずさ。」
 名前を呼ばれた白鳥も立ち上がりお辞儀をする。最後に直也を睨んだ。直也は首を傾げる。白斗は苦笑いをして次に進んだ。
 「最後に・・・はぁ。」

 夕姫は名前を呼ばれるのを目をキラキラさせて待っている。
 「そこにいるのが・・桜紅さくらもみ夕姫ゆうひめ。女高の高女1位の人だ・・。」

  「ははははあああああい!わわわ、わわたし!私こそが!白斗様の!白斗様の信者でございまぁぁぁすぅぅ!」

 「ゆう。追い出すよ。」
 「白斗様。」
 夕姫が手を広げる。追い出してみろと。
 「っ。」

 「・・・はぁ。夕。大人しくていて」
 「はははあぁい!では、白斗様。白斗様の部屋はどちらですか?」

 ニヤニヤを隠さず白斗に聞く。

 「・・・白鳥。夕と一緒に行動して。一番はじの部屋。」
 「えっ、嫌。白斗。私はあなたと一緒にいた
 「白鳥。白鳥にしか出来ないことだから。ね?」
 最後に「姉さん」とつける。

 白鳥は咳払いをして

 「もちろん。やります。白斗のためとなれば」

と。言って夕を追いかけた。







 その会話にその場にいる全員が追いついていなかった。
 「白斗。説明してくれるんだろう?」
 「・・・八重君。落ち着いたし、そろそろ帰っても大丈夫だよ。」
 白斗が八重に言う。「帰って欲しい」と言う目を向けながら。八重は急に振られて「あ、あえっ?」と反応した。八重は慌てて
 「う、うん。そうだね。友達とも会いたいし、都瀬君。神瀬君。今日はありがとう。」
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