265 / 512
やっぱりこの学校は
ボスはそんな人じゃない
しおりを挟む
「神瀬直也。白斗の駒が失礼した。座ってくれ。」
篠秋が直也に落ち着くよう言う。
「荻委御。言葉を選んでから発言するようにな」
「えーっ!だって私は本当のことを言っただけだよぉ~?何か間違ってるかなー?」
「俺が白斗に無理をさせてるんじゃなくてあんたらが・・ゴホン、みなさんが白斗に無理をさせているだろ・・させていると思います。」
時々咳払いを混ぜつ座らず、委御の方を見て言う。
「私達が無理をさせてる?」
唇に人差し指を置いて首を傾げる。数秒考え込んで口を隠して大笑いし始めた。目の前にいる直木が「起きるだろ」と言う。それでも委御は笑い続ける。
「ギャハハはは。いゃ~面白い。うんうん!ギャハハハハウヒャア、息止まりそう~。」
直也は引く。
「・・・こわっ」
一言直也の口から漏れた。その一言に隣の葉がクスッと笑った。
「ねぇ~直直。直直はさ、どうして白白が直直の婚約者になれたと思う?」
「それは、成績だけじゃこの学校にはいられないと判断されたからで・・」
「そうじゃない。そうじゃないよ。成績で判断されるならえっーと誰だっけあ、そそ八重颯とかもここにいられないはずだよ。」
「・・・じやあ、どうして俺は」
直也の顔を見た委御はニヤッと嫌な顔をした。
「まだ内緒~」
「神瀬直也。話を続けよう。」
話の間に篠秋が入る。
「・・・元々は校長先生が白斗を買って、実験して、脅して来たのが悪いのでは?白斗は、怯えていた。でも校長先生に恩があるからと。校長先生は何がしたいのですか!白斗に・・この学校の生徒に。」
篠秋が直也に落ち着くよう言う。
「荻委御。言葉を選んでから発言するようにな」
「えーっ!だって私は本当のことを言っただけだよぉ~?何か間違ってるかなー?」
「俺が白斗に無理をさせてるんじゃなくてあんたらが・・ゴホン、みなさんが白斗に無理をさせているだろ・・させていると思います。」
時々咳払いを混ぜつ座らず、委御の方を見て言う。
「私達が無理をさせてる?」
唇に人差し指を置いて首を傾げる。数秒考え込んで口を隠して大笑いし始めた。目の前にいる直木が「起きるだろ」と言う。それでも委御は笑い続ける。
「ギャハハはは。いゃ~面白い。うんうん!ギャハハハハウヒャア、息止まりそう~。」
直也は引く。
「・・・こわっ」
一言直也の口から漏れた。その一言に隣の葉がクスッと笑った。
「ねぇ~直直。直直はさ、どうして白白が直直の婚約者になれたと思う?」
「それは、成績だけじゃこの学校にはいられないと判断されたからで・・」
「そうじゃない。そうじゃないよ。成績で判断されるならえっーと誰だっけあ、そそ八重颯とかもここにいられないはずだよ。」
「・・・じやあ、どうして俺は」
直也の顔を見た委御はニヤッと嫌な顔をした。
「まだ内緒~」
「神瀬直也。話を続けよう。」
話の間に篠秋が入る。
「・・・元々は校長先生が白斗を買って、実験して、脅して来たのが悪いのでは?白斗は、怯えていた。でも校長先生に恩があるからと。校長先生は何がしたいのですか!白斗に・・この学校の生徒に。」
0
お気に入りに追加
57
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。
嫌われものの僕について…
相沢京
BL
平穏な学校生活を送っていたはずなのに、ある日突然全てが壊れていった。何が原因なのかわからなくて気がつけば存在しない扱いになっていた。
だか、ある日事態は急変する
主人公が暗いです
イケメンに惚れられた俺の話
モブです(病み期)
BL
歌うことが好きな俺三嶋裕人(みしまゆうと)は、匿名動画投稿サイトでユートとして活躍していた。
こんな俺を芸能事務所のお偉いさんがみつけてくれて俺はさらに活動の幅がひろがった。
そんなある日、最近人気の歌い手である大斗(だいと)とユニットを組んでみないかと社長に言われる。
どんなやつかと思い、会ってみると……
異世界ぼっち暮らし(神様と一緒!!)
藤雪たすく
BL
愛してくれない家族から旅立ち、希望に満ちた一人暮らしが始まるはずが……異世界で一人暮らしが始まった!?
手違いで人の命を巻き込む神様なんて信じません!!俺が信じる神様はこの世にただ一人……俺の推しは神様です!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる