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やっぱりこの学校は
静かな部屋
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「真斗さん・・」
「何?同情してくれの?意外~」
「してません!」
「嘘つけー」
真斗からのダル絡みを無視して直也は2階を見上げた。
「やけに、静かだな。」
「俺、見てくるよ。直也君はここで、大人しくしていな」
真斗は階段を上がる。2階から手を振っている。直也にはそれがちょっとウザかった。小さく舌打ちをした。
「白斗?」
真斗は白斗の部屋をノックする。
「白斗?」
返事がないため、ドアノブをに手かけ開けようとしたが鍵がかかっていた。手すりに手を置き身を乗り出し「直也君」と呼んだ。
「鍵、開いてないけど、スペアない?」
「あー、俺の部屋だから、取って来ます」
直也も2階に上がる。
「はい、これ。」
真斗の手に鍵を乗っけた。
「直也君も入る?」
「見るだけ。」
真斗が白斗の部屋を開けた。
「白斗。お邪魔するよ。」
部屋に入ると、誰もいなかった。
「あれ?白斗いない?2階に行った気がしたんだけど」
「・・・窓、開いてる」
カーテンが風で揺れていた。
「どこ行ったんだ?」
頭を掻いてる真斗のよこを通り過ぎる。
「直也君?!どこ行く気!」
「白斗を探してきます!真斗さんは白斗が帰ってくるかもなのでここにいてください!」
玄関が閉まる音がした。真斗は1階に戻る。
「はぁ。さすが直也君だ。白斗。」
「何?同情してくれの?意外~」
「してません!」
「嘘つけー」
真斗からのダル絡みを無視して直也は2階を見上げた。
「やけに、静かだな。」
「俺、見てくるよ。直也君はここで、大人しくしていな」
真斗は階段を上がる。2階から手を振っている。直也にはそれがちょっとウザかった。小さく舌打ちをした。
「白斗?」
真斗は白斗の部屋をノックする。
「白斗?」
返事がないため、ドアノブをに手かけ開けようとしたが鍵がかかっていた。手すりに手を置き身を乗り出し「直也君」と呼んだ。
「鍵、開いてないけど、スペアない?」
「あー、俺の部屋だから、取って来ます」
直也も2階に上がる。
「はい、これ。」
真斗の手に鍵を乗っけた。
「直也君も入る?」
「見るだけ。」
真斗が白斗の部屋を開けた。
「白斗。お邪魔するよ。」
部屋に入ると、誰もいなかった。
「あれ?白斗いない?2階に行った気がしたんだけど」
「・・・窓、開いてる」
カーテンが風で揺れていた。
「どこ行ったんだ?」
頭を掻いてる真斗のよこを通り過ぎる。
「直也君?!どこ行く気!」
「白斗を探してきます!真斗さんは白斗が帰ってくるかもなのでここにいてください!」
玄関が閉まる音がした。真斗は1階に戻る。
「はぁ。さすが直也君だ。白斗。」
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