今から君を守るのに理由が必要ですか・・？（仮）

最後の選択

大体

　「そうか。」

　以外にもあまりショックを受けていない態度に鵺瀬やせはおどろきつつも、続けた。
　「円堂爽えんどうそうは、坂原さかはらの息子。坂原千秋ちあき。」

　「その名前嫌いだからその名前で言わないで」

　本人登場。円堂爽が顔を見せた。

　「てか、なんで白斗はくと君起きてるの？坂原が睡眠薬飲ませたはずじゃないの？」

　「僕は白斗だけど白斗じゃない。今はそんなことどうでもいい。どうして白斗を傷つけた？」
　「俺の父親は坂原じゃない。坂原も俺が息子とは思っていない。俺の父親は円堂1人だよ。」
　「円堂って昔名乗ってた、俺の偽名なんだよね、白音しろねと離婚した後、付き合っていた女の連れ子だった。女が、そいつ置いて出て行った。そいつには俺しかいないって勘違いしてやがる。俺はお前なんか息子だと思ってねぇし、俺の息子は白斗だけだ。」

　壁に寄りかかっていつの間に来ていたのか話の間に入って言う。